十二月十五日、金曜日。
十二月も半ばを過ぎ、冬の空気は一段と鋭さと厳しさを増していた。早朝、五時半を回ったばかりの刻限。街は未だ深い濃紺の夜の静寂の中に包まれ、窓の外からは冷たい冬風がかすかに建物を揺らす音だけが聞こえていた。
日野ハルトの自宅兼スタジオ、その二階に位置する主寝室。クイーンサイズの大きなローベッドの上で、ハルトはふっと瞼を開けた。
意識が覚醒するのと同時に、身体にまとわりつく温もりを感じる。視線を横へ落とすと、隣では黒川あかねが小さな肩を上下させ、安らかな寝息を立てて眠っていた。毛布から覗く頬はほんのりと赤く、普段の知性溢れる鋭い表情からは想像もつかないほど、幼く穏やかな無防備さを晒している。
ハルトの口元が、自然とだらしなく緩んだ。愛おしさに胸が満たされ、彼は伸ばした指先で、あかねの柔らかい前髪をそっと撫であげた。
いくら血気盛んな思春期の男女とはいえ、今日という日は三ヶ月にわたって準備を重ねてきた舞台『東京ブレイド・天魔覆滅編』の初日公演当日である。万全のコンディションで舞台に立つべきこの大事な局面で、
しばらくの間、呼吸の音すら惜しむようにあかねの愛らしい寝顔を堪能していたハルトだったが、ふと視線をずらしてベッドサイドテーブルのスマートフォンを取った。画面のデジタル時計を見ると、目覚めてからすでに十分ほどが経過していた。
(……そろそろ動くか。あかねを起こすわけにはいかねぇしな)
ハルトは息を殺し、掛け布団を静かに持ち上げると、寝返りの振動すら与えないよう滑らかな動きでベッドを抜け出した。スウェットの上下という軽装のまま静歩で寝室を出て、廊下へと足を踏み出す。
瞬間――暖房の効いていた寝室とは打って変わり、廊下に満ちていた冬の刺すような冷気が肌を刺した。
「……っ、寒っ……」
ハルトは首をすくめて小さくぼやくと、一階の風呂場へと足早に向かった。
シャワーの温水を頭からかぶり、昨夜から今朝にかけてかいた微かな寝汗と汚れを綺麗に洗い流す。鏡に向かって朝一番の歯磨きを済ませると、頭がすっきりと冴え渡っていくのを感じた。続いてウォークインクローゼットへと向かい、ハンガーに掛かっていた高校の制服へと手際よく着替えていく。
本日の劇場入りは、一般開場の三時間前に当たる十五時頃の予定だった。
二人は役者であり、ハルトは著名な配信者・アーティストとしても活動しているが、今日はあえて通常通り高校へ登校するスケジュールを組んでいた。午前中の授業をしっかりと受け、昼休みにマネージャーの宮川みやびが手配した送迎車で劇場へ向かう手はずになっている。
芸能活動にどれほど追われていようとも、機会がある限り学校に通って学業を怠らず、学内でもトップクラスの偏差値を維持し続ける――それがあかねとハルトの徹底したスタンスだった。
ブレザーの上着は後で羽織るため手に持ち、暖房のリモコンを持って一階のリビング・ダイニングへ移動する。スイッチを入れ、あかねがいつ起きてきても温かい空間で過ごせるよう設定しておいた。
ダイニングチェアの背もたれに制服の上着を掛けると、ハルトはワイシャツの袖を肘まで捲り上げ、キッチンに置かれたマイエプロンを身に着けた。冷蔵庫を開け、昨晩のうちにあかねが下ごしらえを済ませた具材や新鮮な食材を取り出していく。
他人同士が同じ屋根の下で生活を営む上で、最も重要なのは家事の役割分担である――これがハルトの持論だった。
『どちらがどの家事を行うか』というガチガチなルールで縛るのではなく、できる方がやる、気づいた方が自然と手を動かす。ハルトの両親もそうして互いを尊重し、助け合って生活していたし、ハルト自身も実家でそのように躾けられて育った。あかねはよくハルトのことを『どこか大雑把でだらしない』と呆れ顔で評するが、ハルト本人としては綺麗好きであり、整理整頓や料理も含めて細やかに生きているつもりだ。奉仕的・献身的で、世話を焼きたがるあかねに合わせてそう振る舞っているにすぎない。
長ネギと豆腐を丁寧な手つきで包丁で切り、出汁の香りが立つ鍋へと投入していく。ハルト自身は食に対してそこまでのこだわりを持たない、極論、栄養が摂れれば何でもいいタイプだったが、あかねの手料理によって胃袋が完全に掴まれている自覚はあった。現に、今味噌汁に使っている味噌は、あかねが「これが美味しいから」と実家から取り寄せたこだわりの銘柄だった。
トントン、とリズム良い包丁の音が静かな室内に響く。
時刻が六時四十分を回った頃、カチャリと静かな音を立ててリビングのドアが開いた。
「おはよぉ……ハルトくん……」
「おはよう、あかね。まだ眠そうだな」
振り返ると、そこには制服に身を包んだあかねが立っていた。髪もしっかりと整えられ、薄く身だしなみも整えられている。女性の朝の準備には相応の時間がかかるものだが、あかねは手早く身支度を済ませてきたようだった。
「ふぁぁ……ぁふ。うん、ちょっとね……昨日すごくリラックスできたから、熟睡しすぎちゃったかも」
「しっかり休めたなら何よりだ。ほら、朝飯できたぞ。座りな」
「はぁい、ありがと……」
テーブルの上に並べられたのは、炊きたてをすぐに冷凍保存しておいた白米、ネギと豆腐の熱々のみそ汁、香ばしく焼き上げられた塩鮭のホイル焼き、ふっくらとしただし巻き卵、そして色とりどりの野菜の漬物。
湯気が立ち上る食卓を囲み、二人は向かい合って箸を進めた。
「ついに、今日が本番だね」
「ああ……準備はいいか?」
「もちろん! 稽古でやるべきことは、全部やりきったから」
「頼もしいね。まあ、その前にまずは学校に行かなきゃだけどな」
「ふふふっ、そうだね。私たち、まだ高校生だものね」
「あかねは、学校に行くの好きか?」
「好きだよ。だって、ハルトくんと一緒に登校できるし、同じ時間を過ごせるから。ハルトくんは?」
「俺も嫌いじゃないな。あかねと一緒だからさ」
互いに目を合わせ、照れくさそうに微笑み合う。
素早く食事を平らげると、二人で協力して食器を洗いに回し、洗面台に並んだ黄色と青色の歯ブラシで食後の丁寧な歯磨きと最終的な鏡の前でのチェックを済ませた。通学鞄を手に取り、玄関へと向かう。
「そろそろ行くか」
「うん!」
「「行ってきます」」
ドアを開け、一歩外へ踏み出す。
ハルトがあかねの手を包み込むように握ると、あかねも自然と指を交差させ、二人で恋人繋ぎ」をして冬の朝の街へと歩き出した。
☆ ★ ☆
朝の通勤・通学ラッシュを迎えた東京の電車は、相変わらずのすし詰めの満員状態だった。
ホームに滑り込んできた電車に乗り込むと、ハルトはその恵まれた大柄な体躯を最大限に活かし、迫り来る人波からあかねを守るようにしてドア際に立ち塞がった。
過酷な押し合いへし合いの結果、ドアとハルトの身体の隙間にあかねがすっぽりと収まる格好となり、客観的に見ればまるで密着して抱きしめ合っているかのような体勢になってしまった。
「……あはは、完全な密着事故だね」
「すまん、押されてこれが限界だ。苦しくないか?」
「ううん、ハルトくんの体温が温かくて、むしろ心地いいくらいだよ」
あかねはハルトの胸元に顔をうずめ、クスクスと嬉しそうに笑った。お互い、今さら抱き合っている程度の距離感で恥ずかしがるような初心な関係でもない。
「ねぇねぇ、ハルトくん。あの中吊り広告見てみて」
あかねがハルトの肩越しに、上方の吊り革付近を顎で指し示した。ハルトが視線を上げると、そこには色鮮やかなポスターが幾重にも並んでいた。
「おっ……『東ブレ』の広告か。すげー量だな。雷田プロデューサーの奴、派手に予算を投じてマーケティングしてんな」
「自分の顔が電車の中にずらっと並んでるのって、なんだか恥ずかしくなっちゃうね」
「おいおい、何を弱気なこと言ってるんだ。あかねは将来、誰もが知る大女優になって、街中の大型ビジョンや街頭広告にバンバン顔写真が打ち出されるようになるんだぞ? これくらいで照れてたら身が持たないぜ」
「そ、そうかな……? ハルトくんにそう言われると、本当にそうなれる気がしてくるから不思議だね」
あかねは恥ずかしそうに頬を染めながらも、ハルトの胸の中で愛おしそうに目を細めた。
最寄り駅を降り、校舎へと続く通学路を進む。
このエリアまで来ると、二人と同じ制服を着た生徒たちの姿が急激に増えてくる。ハルトとあかねが交際をオープンにしてから半年ほどが経過しており、二人が手を繋いで並んで歩く姿は、校内ではもはや日常の光景と化していた。
しかし、今朝の周囲の視線はいつもとあきらかに異なっていた。
「……みんな、すごく見てくるね」
あかねがハルトの袖を引っ張り、小さな声で囁く。
「今日が『東京ブレイド』の初日公演だからな。演劇界やネットでこれだけ騒がれてりゃ、ウチの学校の生徒も興味津々ってところだろ。さすがは超人気コミック、原作の影響力が段違いだな」
ハルトは澄ました顔で周囲の視線を軽くあしらいながら、堂々と歩を進めた。
教室のドアを開けた瞬間、待ち構えていたクラスメイトたちが怒涛勢いで群がってきた。
「ハルト! あかねちゃん! いよいよ今日初日だろ!?」
「PV見たよ! ハルトくんの波旬めちゃくちゃ格好良かった!」
「新曲も聴いたよ! 『ファタール』ヤバすぎ!」
話題はもちろん、今日開幕する舞台『東京ブレイド』一色だった。ハルトは「ありがとな」「本番観に来てくれよ」と適度に爽やかな笑みを振りまきつつ、慣れた手つきでファンサをこなしながら自分の席へと着く。一方であかねは、クラスの女子たちに取り囲まれ、その熱量に圧倒されてタジタジになりながらも真面目に応答していた。
やがて予鈴が鳴り、授業が始まると、二人は一転して真剣な表情でノートを取り始めた。
四時限目までの授業をトラブルもなくスムーズにこなし、待ちに待った昼休みのチャイムが響き渡る。
ハルトとあかねはクラスメイトたちに「行ってくるよ」「頑張ってね!」と温かく見送られ、職員室へ向かった。担任の教師へ早退と下校の挨拶を済ませ、校舎を出ると、校門の前にはすでに宮川みやびが手配した黒塗りの送迎車が待機していた。
車に乗り込み、自宅に寄って私服に着替えた後、都心の喧騒を抜けること約一時間。
車窓の外に、巨大な全周囲型劇場の雄姿が見えてきた。
到着時刻は十三時半頃。正式なキャスト入り時間の十五時まではまだかなりの余裕があったが、裏口の搬入口付近にはすでにスタッフや一部のキャストの姿がチラホラと見受けられた。
「お疲れ様です!」
「おはようございます!」
すれ違うスタッフ陣とハキハキと挨拶を交わしながら、二人はキャスト用の大部屋楽屋へと足を踏み入れた。室内にはすでに仕出しの豪華なお弁当が用意されていたため、二人は並んで座り、少し遅めの昼食を摂ることにした。
お弁当を味わっている最中も、楽屋のドアが次々と開く。
星野アクア、有馬かな、鳴嶋メルト、姫川大輝といったメインキャストたちが、続々と姿を現した。全員、入り時間よりも一時間以上早い到着だった。その表情には、初日を迎えた緊張感と、それを上回る圧倒的な気合がみなぎっている。
「みんな早いな。気合入ってんねぇ」
ハルトが弁当の箸を置きながら声をかけると、メルトが照れくさそうに頭を掻いた。
「そりゃそうだろ! 家でじっとしてても落ち着かねぇんだよ!」
「ふん、私は別に緊張なんてしてないわよ。ただ、念には念を入れて発声練習しておきたかっただけなんだから」
かなが腕を組んでツンと鼻を鳴らすが、その指先がわずかに震えているのをハルトは見逃さなかった。
食後の休憩がてら、ハルトとあかね、アクアたちは自然と集まり、本番での殺陣の位置確認や殺傷シーンにおける演技プランの最終チェックを始めた。
最初は真面目な確認作業だったものの、時間が経つにつれて「メルトのあのセリフの噛み方は酷かった」「有馬さんのあの顔芸はヤバい」といった稽古場での思い出話に花が咲き、最終的には和気藹々とした雑談会へと発展していった。
この一ヶ月半に及ぶ過酷な稽古の日々の中で、ぶつかり合い、認め合い、支え合ってきた彼らの中には、言葉にせずとも確固たる熱い絆が芽生えていた。
☆ ★ ☆
時刻は十五時。開演三時間前。
楽屋全体、そして廊下や舞台裏を飛び交うスタッフたちの足音がにわかに慌ただしくなり、空間全体にピリッとした緊張感と高揚感が漂い始めた。
キャストが大部屋に全員集合すると、プロデューサーの雷田、演出家の金田一、脚本家のGOA、そして原作者である赤坂アビ子らスタッフ陣が一同に介した。
「いよいよ、本日初日を迎えます。ここまで様々なトラブルがありましたが、皆さんの熱意のおかげで最高の舞台が完成しました。怪我なく、全力で駆け抜けましょう!」
雷田の熱い訓示に、関係者全員から割れんばかりの拍手が湧き起こる。
十六時。開演二時間前。
メイク室での準備が本格的に始まった。和装であり、かつ銀髪のロングウィッグや特殊な眉メイクを施す必要があるあかねは、時間のかかるキャストとして真っ先にメイク室へと呼び出された。続いてハルトの番もやってくる。
漆黒に金の刺繍が施された重厚な衣装へと着替え、専門のスタイリストによって白髪のウィッグと妖艶なメイクを施される。瞳にゴールドのカラーコンタクトを入れると、鏡の中に完璧な『波旬』が降臨した。
隣を見ると、すっかり『鞘姫』の姿となったあかねが立っていた。白い和装に身を包み、銀色の美しい髪をたなびかせ、マロ眉や白粉、チークなどのメイクを施した彼女の姿は、息を呑むほど幻想的で美しかった。
稽古が始まった当初は、劇中最強の敵である『波旬』と、その囚われの姫である『鞘姫』の格好をしたハルトとあかねが、舞台裏で仲睦まじく手をつないだり肩を寄せ合ったりしている姿に周囲のスタッフもぎょっとしたものだった。しかし今では誰もが「いつもの光景」として生温かい目で見守り、スルーしていた。
十七時。開演一時間前。
キャスト陣は各自、最終準備に入る。発声練習のために廊下で声を張る者、入念なストレッチで身体をほぐす者、小道具の刀の感触を何度も確かめる者。
ハルトはあかねと軽いウォーミングアップを行いながら、長年の習慣として周囲の共演者たちの様子を観察していた。
アクアは有馬かなから低音の発声についての細かなアドバイスを真剣な表情で受けており、メルトは女性キャスト陣に囲まれて「頑張ってね!」と励まされ、主演の姫川大輝は壁際に一人座り込み、深く集中して精神を研ぎ澄ませていた。それぞれの方法で、全員が本番という戦場へ向けて魂を燃やしている。
開演三十分前。
「キャストの皆様、舞台裏へご移動ください!」という呼びかけがかかり、一同はゾロゾロと舞台裏の暗がりへと移動した。
客席側からは、すでに満員となった観客たちの期待に満ちたざわめきが、ぶ厚い緞帳を通り越して地鳴りのように響いてくる。開演の瞬間は、すぐそこに迫っていた。
静まり返る薄暗い舞台裏。
本番直前の極限の緊張感が漂う中、誰が合図を出したわけでもなく、自然とキャストやメインスタッフたちが円を描くように集まり始めた。本番前の円陣だ。
「姫川さん、座長として締めの声掛けをお願いします」
ハルトが軽い調子で声をかけると、姫川はハルトの目をじっと見つめ返し、静かにかぶりを振った。
「いや……日野。ここは、お前がやってくれ」
「ええっ? 俺ですか? 座長は姫川さんでしょう」
「俺たちキャストをここまで引っ張り、熱量を引き上げてくれたのは、紛れもなくお前だ。なぁ、そうだろう、みんな」
姫川の言葉に、真っ先にアクアが「異論はない」と頷いた。かなも、メルトも、アンサンブルの役者たちも、口々に「日野がやれ!」「ハルトくんお願い!」と同意の声を上げる。
そして、ハルトの隣に立つあかねが、満面の笑みを浮かべてハルトを見つめた。
「ハルトくん、お願い。みんなハルトくんの言葉を待ってるよ」
ハルトは一瞬驚いたように目を丸くしたが、すぐに観念したように苦笑いを浮かべた。
「……たく、分かったよ。それじゃあ、僭越ながら――」
ハルトは腰に差した『波旬』の愛刀のプロップを、サッと鮮やかな動作で抜き放ち、頭上高く掲げた。
その意図を瞬時に察したあかねが、自身の太刀を抜いて重ねる。続いて姫川の『ブレイド』の刀、アクアの『刀鬼』の刀、かなの『つるぎ』の刀、メルトの『キザミ』の刀――次々とキャストたちのプロップ刀が抜き放たれ、ハルトの刀を中心にして、宙で交差した。
様々な形状、様々な色彩の刀剣が、カチンと心地よい音を立てて組み合わさる。
それはまさしく、ここに集まった個性の異なる天才や努力家たちが、ぶつかり合い、高め合い、ひとつにまとまった絆の縮図だった。ハルトが子役時代に失い、ずっと渇望し続けていた「仲間と共に創り上げる最高の世界」が、今まさにここにあった。
ハルトは周囲を取り囲む役者たち、そして陰で支えてくれた裏方のスタッフ一人ひとりとしっかりと目を合わせた。
そして、自信と覇気に満ちあふれた不敵な笑みを浮かべる。
「俺から言うことは、たった一つだ!」
ハルトは掲げた刀にさらに力を込め、お腹の底から力強い声を響かせた。
「みんな、最高に楽しんでいこう!!」
『『『おおおおおおおおっっっ!!!!』』』
腹の底からの咆哮が、舞台裏の闇を突き破り、天井へと響き渡った。
開演を告げるブザーの音が、重厚に鳴り響き始める――。
そろそろ書き溜めが切れる頃合いです。3章完結後の連載形式はどうしたらいいですか?
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書き溜めてから連載再開
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週一回の更新で連載を維持