私は病に倒れ、短い人生を全うした筈なのだが…
「ここは何処なんだ?というか癌で死んだはずだが…」
何故か私は見知らぬ綺麗な草原にいた。日本にこんな綺麗な草原はあっただろうか。いや私が知る限りこのような綺麗な幻想的な美しさを持つ草原はない。それよりも自分の状況を確認しないと。自分の身体を確認して見てみたら上半身は、
死んで目が覚めて見れば性別変わって巫女服着てるって一体どうなってるんだ?
「ここは何処だか分からないし女に変わってるし一体何なんだ…当たり前だが声も変わっているな…はぁ」
声は生前?のような低い声では無く、綺麗でどこか艶めかしい声に変わっていた。
「森に入ってかれこれ1時間は経っているはずなのに……何故人っ子一人見つからないんだ⁉︎」
そう未だに人に会えていないのだ。森を見つけて人が通った跡がありそこを辿って来たのだ。あの足跡の感じだとそれ程日は経っていないようだった。1時間も歩いたというのに!
唯一の救いが、今、川に出会えた事だ。あまり疲れは感じていないが小休憩を入れないと後が辛くなるかもしれないと思い私は休む事した。周りに転がっている石であまり座っても痛くなさそうな石の上に座った。
「本当にここは何処なんだ?頬抓ってみたけど夢では無いようだし、身体は前より遥かに軽く感じるし。早く人に合わないと…はぁ」
溜息を吐いていたら身の前の茂みに目線が行った。茂みが大きく揺れているのだ。まるで何がいるように。人かなと思ったが人なら何故声をかけて来ないんだ?
「おーい!そこの茂みにいる者出てきてくれ!私は怪しい者ではない。聞きたい事があるのだがーーえ?」
茂みから出て来たのは体長2メートルはありそうな狼だった。
「グルルルゥッッ!!ガァァァ!!!」
「うわぁぁッ⁉︎」
何とか間一髪で噛みつかれる前に避けれたが少しでも遅れてたらと思うと血の気が引いた。逃げないと確実に殺される!
そう感じてからはさっきの足跡のあった道に全速力で走って戻っていったーー少しでも生き残れるように。
「はぁはぁ…いつまで追って来るんだよあの狼!人にも合わないし…流石に少し疲れて来たし!!わッ⁉︎」
在ろう事か転んでしまった。狼は転んた私に気づいてゆっくりと近づいて来た。なかなかに嫌らしい狼だ。
あぁ訳の分からない内に死ぬのか。
「グルルルーーアグゥァァ!?」
「え……?」
目の前の狼はいきなり倒れた。その額には矢が深々と刺さっていた。
「助かった…?」
「助かった?じゃないわよ。今の時期は特に危ないから外に出るなって言ってあったでしょ?とりあえず間に合って良かったわ…さぁ離れずついてきて?帰るわよ。」
そう言って助けてくれたのは長い銀髪を後ろに三つ編みにし、赤と青のツートンカラーの奇妙な服を着た綺麗な女性だった。
如何でしたでしょうか?これからもっと文字数を増やしていこうと思っております。ご覧下さりありがとうございました٩(ˊᗜˋ*)و