私は、自分の能力の応用性や妖力の応用性をどう確認しようかと考えていた内に都市の門に着いた。門の前には永琳がいて少しそわそわしていた。私と目線があった時に彼女は安堵したようで小さく「よかった……」と呟いていた。
「ただいま、能力ただ行使しただけで応用性の確認忘れたよ。心配掛けたみたいでごめんね。」
「い、いえ姫華が無事ならいいの。討伐は毎日来ると思うからその時に確認して来て。さっ、家に帰るわよ?」
討伐は毎日来るという言葉を聞き、次は妖力の確認だなと決めながら永琳と一緒に歩いて家に帰った。
その後は永琳と能力や妖力の確認した後に夕食を済ませて今、風呂場の前にいる。初日の
問題は、そう…湯船に浸かって安らいでいると彼女は突然私の尻尾や耳を触ってくるのだ。彼女の家の風呂場はでかい。純和風の家屋に何故こんな大きい風呂場があるのか疑問に思うくらいに。そんなこんなで今私は、自分に迫りつつある危険にどう対抗するか考えていた。
「姫華〜どうしたの?さっさと入るわよ〜」
「わっ、ちょっと待って!また湯船に浸かってたら触ってくるんでしょ?」
「ええ触るわよ。だって気持ち良いのだもの。触らない訳にはいかないわ。」
彼女は、何を当たり前の事を聞くの?とでも言う様な顔をしながら平然と言い切った。この間は腰が抜ける程に尻尾を触られて風呂場から出るのに1時間掛かったのだ。本当にどうしようと困っていたら彼女は私の手を無理矢理引っ張って風呂場に連れていった。
「本当にやめてよ?お風呂はゆっくり寛ぎたいの。頭洗ってる時とかもやめてね!身体洗ってる時もね‼︎」
私が必死に訴えていたら彼女はしぶしぶ納得した。だが、私の耳や尻尾を凝視するのをやめようとはしなかった。凝視されている耳や尻尾が痒くなってきたのは気のせいだと思いたい。とりあえず私は頭を洗う事にした。髪が長い所為で洗うのに時間は掛かるが自慢の髪だ。先ずは髪を温めの温度のお湯で丹念に
「随分と綺麗に洗うわね。私も真似しようかしら?」
「髪を綺麗に保ちたいなら洗い方教えるけど?」
「お願いするわ……んっ、中々気持ち良いわ〜頭皮を揉む様に洗うのね。勉強になるわ。」
永琳は、ほえ〜と普段聞かない奇妙な声を出していた。私はクスリと笑いながら彼女に洗い方を教えた。
「で、何でこんな事になったの?いい加減タオル解いてくれない?後、はっきり言うけど目が血走ってて怖い。」
「怖がらなくていいのよ?私に身を委ねなさい。」
何故こんな事になったのか…私が洗い方を一通り教え終わり、身体を洗おうとしたら永琳が「私が洗ってあげる」と言いタオルで私の両腕を縛ったのだ。
「それにしても扇情的で綺麗な身体……甘い匂いもするし…ふふふ…身体を洗うわね?」
彼女は
「ひぅっ!ね、ねえ永琳、何で腕を縛ったの?」
「貴女程の美少女を縛ったら興奮するかと思って……というのは冗談だから泣かないで⁉︎私が悪かったわ本当にごめんなさい!!」
よほど酷い顔になったのだろう彼女は直ぐに謝り土下座までしてきた。
「土下座はしなくていいから解いて…こういう事するの本当に止めてね。本当に嫌だからさぁ……。」
私がそう言うと即座に彼女はタオルを解き頭を下げた。
「本当にごめんなさい。貴女の嫌がる事は金輪際しません」
「許します。だけど一つだけ聞かせて。永琳って同性愛者なの?もしそうなら私ここをーーー」
「はあ⁉︎」
「うわっいきなり何。というか驚き過ぎ。」
「そりゃあいきなりで驚くわよ⁉︎とりあえず私は、今まで男なんか眼中に無かったし興味もないけど同性愛者ではないわ‼︎健全よ‼︎多分!!!」
「不安要素をたくさん残さないでよ…はぁ」
あの凛々しくも美しかった永琳は何処に行ったのだろう?風呂場の永琳はスキンシップが激しく私の身体に対して綺麗ね、本当に美しい等と毎回行ってくるのだ。極め付けは耳や尻尾をくすぐるかの様に触るのだ。本人はただ触っているだけらしいが。
あの後も結局は彼女に耳と尻尾を触られた。ただまあ湯船にはゆったり浸かれたから良しとしよう。徐々にではあるが耳や尻尾を触られても以前よりはマシになってきた気がする。早くあのくすぐったさに慣れないかな?と願いながら私は布団に入った。
如何でしたでしょうか?次話お楽しみに!