お稲荷様の自由記   作:春姫眞友

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お待たせ致しました〜それではどうぞ!!


第6話 後日

私は、翌日から妖怪討伐に繰り出す事になった。妖力の応用、能力の応用を確かめながら妖怪との闘いをした。まあ私も妖怪なのだが……妖怪討伐が終わったら永琳の家に帰宅し地下鉄で訓練をした。17時前には台所に入り夕食を作り、永琳が帰宅したら一緒に夕食たべ、その後にお風呂に入り寝るという毎日を過ごした。

 

そんな生活の中で変化が起きた。ある日いつも通りに討伐を終え帰宅している時だった。老婆が私に声を掛けてきたのだ。

 

「あの…貴女様が八意様が仰っていた姫華様でしょうか?」

 

「え、えぇ私は姫華と申しますが、何か御用でしょうか?」

 

私はいきなりの事で驚いてしまった。何か変な事したかな?と思っていたのが表情に出ていたのだろう。老婆は微笑みながら私に教えてくれた。

 

「私は八意様の知己なのですが、この頃よく貴女の事をお話しになるのですよ。それで気になりお呼び致しました。」

 

「えっと私の事は、どれほど知っているでしょうか?」

 

「ふふふご安心下さいませ。貴女が良い妖怪であるのは一目見て分かりました。伊達に年は食っていませんよ。後、貴女が毎日、都市に近づく妖怪を退治している事も耳にしております。」

 

「そんな事まで……えっと私は妖怪ですけど、嫌悪感をいだいたりはしないのですか?」

 

「決してそんな物を抱いた瞬間はありませんよ。失礼な話ですが娘か孫娘の様に思っています。ふふふ恥ずかしいわ〜」

 

「ふふふ、ありがとうございますお婆様♪お暇な時があればお話ししたいです!」

 

「楽しみにお待ちしてます。八意様にお伺いしますね。それでは御機嫌よう」

 

微笑みながら私にお辞儀をしてからお婆様は何処かへ行った。私は暖かい気持ちに包まれながら帰宅したーーー知らず識らずの内に笑みを浮かべていた姫華を見て顔を朱色に染めた男共には気付かずに

 

帰宅した後はいつも通りの訓練より早く終え、夕食の準備をした。今日の夕食のメニューは気分が良かったのでーー日頃から気分の良し悪しで料理をしていないがーー凝った料理を作ろうと思ったが、凝りすぎると時間が足らなくなりそうなのでメイン料理に時間を掛ける事にした。食材は予めに何があるか常日頃から確認しているので迷わず豚肉を取った。先ずは、鍋にたっぷりのお湯を沸かし、豚肉の表面が白くなるまで約2分程度茹でる。茹でた豚肉をぬるま湯でよく洗い、水気をしっかりと切る。フライパンを熱し、豚肉の表面がきつね色になるまで焼く。焼いている際に出た油は取り除く。鍋に焼いた豚肉、ねぎ、しょうがとかぶるくらいの水を入れ、強火にかける。沸騰したらアクと油を取り除く。その間に、野菜炒めを用意する。野菜を洗って適当な大きさに切っておく。先程余らせた豚肉に塩コショウ・お酒をふって下味を付けておく。フライパンに油をいれて豆板醤・にんにく・ウェイパーを油で軽く溶かして弱火で温める。いい香りがしてきたら中火強にし、豚肉を入れ、白っぽくなるまで炒め、玉ねぎ、人参、ピーマンの順に入れて火が通ればキャベツを入れて、薄口醤油を入れる。キャベツが軽くしなっとなれば出来上がり。とりあえず野菜炒めを作り終え、鍋を確認する。落し蓋をして1時間ほど弱火にかけた後、火を消してそのまま冷ます。豚肉を程よい大きさに切り、別の鍋に入れる。かぶるくらいの水と酒を入れ、強火にかける。沸騰したらまたアクと油を取り除く。砂糖としょうゆを加え、落し蓋をし、途中で裏返しながら煮汁が半分くらいになるまで1時間程度煮る。煮ている間にご飯を炊く。そんなこんなで永琳が帰宅するまで40分くらいを切った。時間を確認した後は永琳が帰宅する20分前まで鍋を確認しながら鼻歌を歌う。

 

永琳が帰宅する20分前になったのでみりんとオイスターソースをまわしかけて、ひと煮立ちさせる。ご飯もふっくらと炊けたのを確認してから味噌汁作りに入る。今日の味噌汁の具は、ほうれん草と卵にした。一通り終えた時に永琳が帰って来たので、鍋の火を止め皿に盛る。改めて今日のメニューは豚の角煮とピリ辛野菜炒め、味噌汁(ほうれん草と卵)とご飯である。私がテーブルに料理を置き終え永琳に声を掛けた。

 

「さっ食べよ?今日は少し凝ってみたんだ〜」

 

「真面目にご教授願おうかしら…いえとりあえず頂きます」

 

彼女は、先ず豚の角煮を食べた。

 

「美味しい…何時も思う事だけど姫華、貴女の料理絶対に都市の中で一番の美味しさよ。」

 

「そう言ってもらえて嬉しいよ。さあたんと召し上がれ。」

 

私と永琳は黙々と食事を楽しんだ。

 

 

「そう言えば貴女に言い忘れていたわ。」

 

食事を楽しんだ後、お茶を一服している時に永琳は思い出したとそう言い私に言った。

 

「私と貴女で綿月という方のお嬢様お二人に剣術やら勉学やら教えに行く事になったから。因みに彼方の方々は貴女が妖怪だと知った上でご依頼よ。」

 

「は?え?私に教えられる様な物ないよ⁉︎それ以前に妖怪を認知するって可笑しくないかな⁉︎」

 

そう私はどんなに見目麗しくとも妖怪である。ましてや会った事もない妖怪を招き入れようというのだ驚いて当然だと思う。まぁ永琳の所にいるから大丈夫な妖怪であるとも言えるが警戒して当たり前な話である。

 

「驚き過ぎよ姫華…今日貴女にお婆様が話しかけて来なかったかしら?」

 

「確かに居たけーーーあ!そういう事か!!」

 

「あの方が綿月の現御頭首よ。因みに私の友人ね」

 

あの方が御頭首だったのは驚いた。確かに今思い出して見るとあのお婆様の纏っていたオーラが他の人とは違った。常日頃からの妖怪討伐でそういった事に気付くのが鈍くなってきたようだ。直さないと。私が反省していたら彼女は更に驚く事を言った。

 

「まだまだ遠い話だけど、まあ5年位かしら?貴女の就任式があるから。勿論神のね?」

 

色々有りすぎて大変だ。此れから私はどうなるんだろう?不安に苛まれながら私は少し冷めたお茶を飲んだ。




如何でしたでしょうか?料理の下りは特に何もないので、お気になさらずw次話お待ち下さいませ
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