円卓の間。
ナザリック地下大墳墓に存在するその広間に、すべてのNPCが集められていた。
巨大な円卓を囲むように配置された四十一脚の椅子。
そのすべてが、今は埋まっている。
NPCたちが続々と集まってくる中、モモンガはふと、自分だけが椅子に座っていることに気づいた。
「私だけ座っているのもなんだ。皆も座ってくれないか」
その言葉に、NPCたちは一斉に困惑した。
「そ、そのような……」
「恐れ多いことでございます」
「この椅子は至高の御方々にのみ座すことを許された、尊き椅子……」
「私如きが座るなど、とても……」
NPCたちは口々に辞退しようとする。
モモンガは思わず苦笑した。
「これからの話は少し長くなる。それに、今後のことにも関係する重要な話だ。いいから座れ」
「しかし……」
「座れ」
「はっ!」
有無を言わせぬモモンガの言葉に、NPCたちは渋々と椅子へ腰を下ろしていく。
ただし、モモンガが座らせたのは適当な椅子ではない。
それぞれのNPCを創造した者がかつて座っていた椅子。
NPCたちはまるで宝物に触れるかのように、恐る恐る、そして仰々しく椅子へと座っていった。
椅子の数が足りず座れなかった者たちは、自身の創造主の椅子の近くに立ち、静かに話を聞くこととなった。
全員が揃ったことを確認すると、モモンガはゆっくりと口を開いた。
「まず、急な呼びかけにもかかわらず集まってくれたことに感謝する」
その瞬間、円卓の間にざわめきが広がった。
「至高の御方に集まれと言われれば、集まるのは当然のことでございます」
「その通りです」
「我らが御方の命令に従うことこそ、我らの存在意義でございます」
NPCたちは、本当に当然のことのように口々に答えていく。
モモンガは、その反応を見ながら改めて確信した。
――本当に、全員が絶対的な忠誠を誓っているんだな。
同時に、ほんの少しだけ憂慮を覚える。
俺はただのサラリーマンなんだけどな。
全てを見通しているかのように扱われても困る。
守護者たちの忠誠の儀のときにも思ったけど……忠誠心が凄すぎるんだよ。
少しくらいハメを外してもいいんだぞ。
そんなことを考えながら、モモンガはNPCたちを見渡した。
そして、ゆっくりと話し始める。
「まず、ユグドラシルとは何なのか。そして、私たちが何者なのか。それについて説明しておこう」
モモンガは語った。
ユグドラシルとは、人間が作り出した仮想世界。
そして、自分たちはそこで生きていたプレイヤーとNPCであったこと。
自分自身もまた、元々は人間として生まれた存在であること。
何らかの因果によって、ゲームとして存在していたユグドラシルが現実化したこと。
そして――。
「だから私は、至高の御方などという大層な存在ではない」
モモンガは、はっきりと言った。
「ただの人間だ。凡人に過ぎない。たまたま運が良く、強大な力を手に入れただけだ」
NPCたちは騒然となった。
それは当然だ。
今まで自分たちが神にも等しい存在として崇めていた『至高の御方』が、実は人間だった。
しかも、その本人が自らを『凡人』と称している。
最初は誰も信じられなかった。
自分たちがゲームのNPCだったなどと言われても、実感など湧くはずがない。
だが、モモンガの表情は真剣だった。
冗談を言っているようには、とても見えない。
やがてNPCたちは、それを事実として受け入れるしかなくなっていった。
モモンガは、NPCたちが話を理解したことを確認すると、次の話へ移った。
「――ユグドラシルと、私たちが何者なのかについては理解してもらえただろう」
モモンガは一度言葉を切る。
「ならば、もう一つ伝えなければならない」
その声は、先ほどより少しだけ重かった。
「おそらく、もうギルドメンバーが戻ってくることはない」
静寂。
「だから、それぞれの創造主に形見と言える物を渡す」
モモンガはそう告げた。
「形見と言っても、ギルドメンバーたちはリアル世界で生きていると思うがな」
その言葉に、泣き出す者がいた。
話の途中から、すでに自分の創造主とはもう会えないのだと理解していた者たち。
自分たちは捨てられたわけではなかった。
創造主たちには、それぞれの人生があった。
それでも自分たちを大切にしてくれていた。
その事実を知り、涙を流す者もいた。
モモンガは、まず一人の少女へ視線を向ける。
「まずは第一から第三階層守護者――シャルティアからだな。前へ」
「はいでありんす」
シャルティアが立ち上がる。
モモンガは、その手に一つの武器を持っていた。
「ペロロンチーノは、お前のことを物凄く可愛がっていた」
モモンガは少しだけ笑う。
「課金額からも、そのことが窺い知れる」
「そんなお前こそ、この武器を持つのに相応しい」
モモンガが差し出したのは――黄金の弓だった。
「これは……」
「ゲイ・ボウだ」
太陽の力を宿した黄金の弓。
シャルティアの創造主、ペロロンチーノが愛用していた神級の武器である。
ペロロンチーノは、ユグドラシルにおいて『爆撃の翼王』と呼ばれていた。
太陽の力を込めた矢を放ち、それを幾つにも分裂させて広範囲を焼き尽くす。
その圧倒的な火力は、ユグドラシルでも有名だった。
さらに、黄金の弓に十分な力をチャージしてから放つ一点突破の一撃は、アインズ・ウール・ゴウンでも最上位に位置する火力を誇っていた。
バードマンという種族で空での高速移動を得意としていた。
そして遠距離からの圧倒的火力。
開けた場所であれば、ワールドチャンピオンともまともに戦えるほどの実力者だった。
「これは……ゲイ・ボウ!」
シャルティアの声が震える。
「ペロロンチーノさんがゲームを引退したとき、私に託してくれた神級の武器だ。大切にしてくれ」
「はい、モモンガ様」
シャルティアは両手で黄金の弓を受け取る。
「大切に……大切にするでありんす。一番の宝物です」
そして、シャルティアは弓を胸に抱きしめる。
「ああ……ペロロンチーノ様……!」
涙を浮かべながら、シャルティアは呟いた。
「会いたいでありんす……。わらわは……ペロロンチーノ様を愛しています」
モモンガは、そんなシャルティアを静かに見つめていた。
黄金の弓を大事そうに抱える姿を見ていると、胸の奥が少しだけ暖かくなる。
「次は――コキュートスだな。前へ」
コキュートスが立ち上がる。
そして神聖な儀式に臨むかのように、モモンガの前で片膝をついた。
「お前の創造主である武人建御雷さんは、ユグドラシルでは強さを求める人だった」
モモンガは語る。
「ギルド最強のたっち・みーに匹敵する猛者だった。ライバルであるたっち・みーの打倒を掲げていたが……それは叶わず、引退してしまったわけだがな」
モモンガは一振りの武器を取り出した。
「お前が、その意思を受け継いでほしい」
そして差し出す。
「この建御雷八式に恥じぬ武人として、さらなる強さを求めてくれ。私は、お前の成長を期待している」
コキュートスの全身が震えた。
「ハハッァァ!!」
大地を震わせるような声が響く。
「モモンガ様! コノ、コキュートス! 必ズヤ、武人建御雷様ノ意思ヲ受ケ継ギ! 至高ノ武人ニナレルヨウ、精進シテマイリマス!」
あまりの迫力に、モモンガは少しだけ引いた。
だが、それでも大切な仲間の武器を託すことができたことに、満足していた。
その後も、モモンガは順番にNPCたちへ、それぞれの創造主が残した遺産とも呼べる品を託していった。
武器。
防具。
装飾品。
思い出の品。
それぞれが大切に保管されていた物を、一つずつ。
しかし――。
デミウルゴスは、混乱していた。
――なぜだ。
なぜ私だけ呼ばれない?
何かしてしまったのか?
何か、モモンガ様を怒らせるようなことをしたのか?
落ち着け。
もしかすると順番が最後なだけかもしれない。
落ち着け。
モモンガ様は悪魔である私の精神を、いったい何度揺さぶれば気が済むのだ。
デミウルゴスは他のNPCたちが粛々と遺産を受け取っていく様子を眺めながら、必死に思考を巡らせていた。
だが、モモンガが自分を呼ばない理由には、どうしても辿り着けない。
そして――。
「パンドラズ・アクター」
「Ja!」
呼ばれたパンドラズ・アクターが立ち上がる。
「お前の創造主は私だから、形見を渡す必要はないと思うが……」
パンドラズ・アクターの表情は変わらない。
何しろ埴輪顔だ。
だが、どこか悲しそうに見える。
モモンガは少し考えた。
「……お前には可哀想なので、私が以前使っていた伝説級のローブを授けよう」
モモンガが取り出したのは、漆黒のローブ。
「簡単なローブだ。だが、私が使っていた物だ。お前の部屋に飾っておいてくれ」
パンドラズ・アクターは恭しく頭を下げる。
「Wenn es meines Gottes Wille」
――我が神のお望みとあらば。
「……さて」
モモンガは咳払いをした。
「円卓の間に集まってもらった目的の一つ目は終わった」
モモンガはNPCたちを見渡す。
「私たち至高の御方の出自と、今の謎すぎる状況については、なんとなく理解できたかな?」
その瞬間、モモンガは自分の過去の設定を思い出した。
――マズったな。
なんであんな設定にしちゃったんだろう。
恥ずかしい。
モモンガは、意図的にスルーすることにした。
だが――。
「……私、何かしちゃいましたか?」
パンドラズ・アクターが呟く。
「モモンガ様……なぜ、私を無視されるのですか?」
「……」
「どうして……なぜ……」
モモンガは聞こえないふりをした。
これ以上パンドラズ・アクターと話していたら、頭がおかしくなりそうだった。
そして、話を本題へ戻す。
「ギルドメンバーが戻ってくる可能性は、限りなく低い」
NPCたちの表情が引き締まる。
「だから形見となる物を渡したわけだ」
モモンガはそこで一度言葉を切った。
「それと関連して――NPC全員を、ギルドに加入させる」
NPCたちがざわめいた。
「新生アインズ・ウール・ゴウン、といったところかな」
「そ、そんな恐れ多いです!」
「アインズ様!」
「私如きが至高の御方と肩を並べるなど……!」
「どうか、ご再考を!」
NPCたちが必死に詰め寄ってくる。
モモンガは、少し頭痛を覚えた。
そして――。
「騒々しい。静かにせよ」
低い声が円卓の間に響いた。
NPCたちが一斉に静まる。
――あれ?
なんか、魔王ロールをしていたときの言葉が自然に出ちゃったよ。
俺って、本当に魔王の才能があるのか?
内心でそんなことを考えながら、モモンガは続ける。
「俺はな……対等な仲間が欲しいんだ」
その言葉に、NPCたちは黙って耳を傾ける。
「かつての仲間の意思を受け継ぐお前たちこそ、相応しいと思っている」
モモンガは頭を下げた。
「どうか、私の望みを叶えてくれ」
NPCたちは息を呑んだ。
ずっと神のように崇められてきた存在が、自分たちに頭を下げている。
その切実な願いに、NPCたちは心を打たれた。
何度かの問答が繰り返された。
それでも最後には――。
NPCたちは、渋々ながらもギルドへの加入を受け入れた。
モモンガはホッと息を吐く。
自分の気持ちを伝えることができた。
そして、ほぼ無理やりではあるものの、NPCたちをギルドメンバーという地位にすることもできた。
少しずつでいい。
いつか、気の知れた友人のように軽口を言い合える仲になれればいい。
そう。
かつてのギルドメンバーたちのように。
モモンガは、次の話へ移る。
「最後に、これからの方針だ」
NPCたちの視線が集まる。
「さっきも言った通り、私は元人間だ」
モモンガは続ける。
「そして外には、おそらく人間がいる」
そこで、守護者たちの何人かが僅かに表情を変えた。
「皆は、どこか人間を嫌っている節があるだろう」
モモンガはナザリックの過去を思い返す。
「ナザリック地下大墳墓に侵入した千五百人の討伐隊。あれが影響しているのかな?」
NPCたちは黙って聞いている。
「だから、私たちの行動指針を決めておかなければならないと思った」
モモンガは静かに告げる。
「そうしなければ、たっち・みーさんに顔向けができなくなるような状況になってしまう可能性がある」
その言葉に、何人かのNPCがドキリとする。
――もしかしたら。
モモンガ様に忠告されていなければ、自分は御方の意に反することをしていたかもしれない。
そんな思いが、それぞれの胸をよぎった。
モモンガは続ける。
「私が目標とするのは、理不尽がない世界だ」
その声には、強い意志が込められていた。
「リアル世界には、理不尽が多くあった」
「強者が難癖をつけて弱者をいじめる」
「そんな理不尽を、俺は絶対に許さない」
その言葉に、大悪魔デミウルゴスは僅かに震えた。
――理不尽。
それは、自分がナザリックの利益という免罪符のもとに行いそうな行為だ。
何の罪もない者を利用し、苦しめ、実験の材料にする。
その行為を、当然のこととして考えていた。
私は、どうすればいい?
モモンガはさらに続ける。
「ただし、私は聖人でも偽善者でもない」
「祭り上げられたいとも思っていない」
「賢いとも思っていない」
「私は至って平凡だ」
「そんな、こと……」
小さな声が響いた。
マーレだった。
「そんなこと、あるはずありません」
オドオドしながらも、マーレは力強く言葉を続ける。
「モモンガ様は偉大です。そして、最後まで僕たちを見捨てないでくださいました」
モモンガは苦笑する。
「そう言ってくれるのはありがたいがな」
するとデミウルゴスも続ける。
「端倪すべからずとは、まさにモモンガ様のことであります」
――そんなわけないだろ。
そんなことを考えながら、モモンガは話を続けた。
「それでだ」
「私は、敵対者には容赦しない」
「理不尽な行為をしている者にも容赦しない」
モモンガはNPCたちを見渡す。
「つまり――皆は適材適所に能力を発揮してくれ」
「例えば、デミウルゴス!」
視線がデミウルゴスへ向く。
「何の罪も犯していない者を、遊び半分で拷問するなどは決してするな」
デミウルゴスは静かに頷く。
「ただし――」
モモンガの目が鋭くなる。
「理不尽な行為をしている者」
「何の理由もなく、意図的に他者を傷つける愚か者」
「そういう者には――地獄を見せてやれ」
デミウルゴスの目が輝いた。
だが、モモンガはすぐに続けた。
「……といった感じで宣っている俺だが、頭が悪いので前言撤回をするかもしれない」
NPCたちは少し驚いた顔をする。
「新生ギルドの誰かが理不尽な行為をしても、私がそれを正しく罰せないかもしれない」
モモンガは真剣な顔で言った。
「どうか、失望させないでくれ」
「判断に困るなら、私に指示を仰げ」
「俺たちは仲間だ」
「対等な関係だ」
「遠慮なくメッセージをよこしていい」
モモンガは一人一人の顔を見る。
「新生アインズ・ウール・ゴウンの基本方針は――理不尽の撲滅だ」
そして、最も重要なことを告げる。
「だが、優先されるのは新生アインズ・ウール・ゴウンのメンバーの幸福」
「そして、ナザリック地下大墳墓に属する者たちの幸福だ」
デミウルゴスが僅かに目を見開く。
「わかったか」
「……」
「デミウルゴスあたりは、世界征服なんて言い始めたりするかもしれない」
デミウルゴスの肩が僅かに揺れた。
「私は、それを望んでいない」
「世界の情報は欲しい」
「だが、何よりも優先されるのは――お前たち仲間だ」
「なんと……!」
誰かが思わず声を漏らす。
モモンガは続けた。
「そうだ」
「仲間が一番重要なんだ」
「だから、お前たちが傷つくような行為は許されない」
「だから世界征服はダメだ」
「必ず死者が出る」
「世界の情報が欲しいと言っても、ゆっくりでいい」
「もちろん、リスクばかりを考えて何もできないのも問題だ」
「後手に回れば取り返しのつかない可能性もある。時にはリスクを取るべきだ」
「だが、その後に何が起こるのかを考えろ」
「常に考えて、皆の幸福を追求するんだ」
モモンガは静かに告げる。
「幸福には、安全も必要だろう」
「だから情報が必要なんだ」
そして最後に、はっきりと宣言した。
「わかったか、皆!」
「新生アインズ・ウール・ゴウンは、皆の幸福を求める組織だ」
「そのことを、ゆめゆめ忘れるな」
デミウルゴスは、その言葉を胸の奥へ刻み込んだ。
モモンガ様は、私たちを最重要人物として考えてくださっている。
ならば――。
私は、今までの考え方を改めなければならない。
スクロールの供給。
そのための実験。
その過程で拷問を楽しむという夢想。
モモンガ様に世界そのものをプレゼントするという野望。
それらすべてを、デミウルゴスは一度忘れた。
犠牲者を出してはいけない。
なぜなら――。
モモンガ様の真の目標は、私を含めた新生アインズ・ウール・ゴウンの幸福なのだから。
これほど嬉しい言葉があるだろうか。
デミウルゴスの思考が変わっていく。
ならば私は――。
この御方の野望を叶える悪魔となろう。
モモンガ様の野望を阻む悪が現れたなら、その悪よりもさらに強大な悪となって捻り潰そう。
その瞬間だった。
――これは?
――ウルベルト・アレイン・オードル様……?
創造主。
自らを生み出した存在。
その意思。
その魂。
デミウルゴスは、創造主の意思を受け継ぐことを決意した。
そして、その変化を――。
モモンガは見逃さなかった。
デミウルゴスの表情。
目の奥に宿った決意。
そこに、かつてのウルベルト・アレイン・オードルの面影が見えたような気がした。
モモンガは、ニヤリと笑った。
――これで安心だ。
そして――。
「あ」
モモンガは、突然思い出した。
「そうだった!」
円卓の間にいた全員の視線がモモンガへ集まる。
「最後に――デミウルゴス」
「はっ!」
「お前の創造主、ウルベルトさんの形見を渡していなかったな」
デミウルゴスの目が見開かれる。
「前へ」
「――はっ!」
デミウルゴスは、心を入れ替えた清々しい表情でモモンガの前へ進み出る。
そして跪いた。
今の私なら――。
ウルベルト様の意思を継げるかもしれない。
モモンガ様は、私を試しておられたのだ。
あえて考えさせることで、私自身の成長を促してくださった。
なんと慈悲深い御方なのだ。
私は、この御方にどのようにしてご恩を返せばいい?
答えは一つ。
これからの行動で示すしかない。
モモンガ様の目指す理想郷。
その完成形の創造。
その崇高なる目標の一助となれるよう――。
日々、精進する。
デミウルゴスは、深々と頭を下げた。
こうして、円卓の間での会議は一つの大きな転換点を迎えた。
ナザリック地下大墳墓のNPCたちは、ただのNPCではなくなった。
彼らは、新生アインズ・ウール・ゴウンの一員となったのだ。