裏世界の空と表世界の空と 作:星海
三人称視点やっぱり苦手な気がする
でも私オリキャラじゃないとキャラ視点作れない気がする……
あとタイトルがなんか微妙
「だ、大丈夫……?」
「うう〜ん……」
「……相当、消耗してるぷりね…」
らぁらの状態を見てため息をつくみれぃ。
「とりあえずお疲れ様、ぷりね。」
「大丈夫なんですか?」
ハルの言葉にみれぃが頷く。
「いつもより消耗してるけど、少しすれば動けるようになるはずぷりよ。……ここまで消耗するってことは想定していた特級より強かったか、あるいは……」
『プリパラパンポーン。』
「…ぷ。」
放送の始まる合図にみれぃが空を見上げる。
『異常反応消滅を確認しました!これより全隔壁を開放し、立ち入り禁止を解除しまーす!システムでーす!』
その放送のあとに隔壁が開放されていく。
それを見たみれぃがツナの方を見る。
「ツナさん、今のうちにプリパラチェンジしてきたらどうぷり?」
「え?」
「いつまでもその姿だと目立つぷり。この世界のプリパラには男装の麗人も確認できてないぷりから。」
プリパラに忍び込もうとする男もいないし、と小さく呟いてからめが兄ぃに視線を向ける。
「めが兄ぃ、ライブスケジュールはどうなってるぷり?」
「次のライブはくりむさんですね。その次がクロームさん、さらにその次がみれぃさんになっています。」
「みれぃの出番まで6分……いや、システムチェックも含めて10分から15分くらい時間がありそうぷりね?」
「そうですね……建物や隔壁の修繕もしたいのでそれくらいは欲しいです」
「となると……」
少し悩むみれぃ。
「んー……ハル、ツナさんを入場ゲートに連れて行ってあげてくれるぷり?」
「はひ!?ハルがですか!?」
「みれぃはらぁらを楽屋に寝かせてからゲートに向かうぷりよ。めが兄ぃは外に出られないし……そふぃの話ではプリパラに入るのにも時間がかかっていたらしいし、一人で行かせたら逃げられそうぷりね」
「ぎくっ」
「ツナさん……」
「……とりあえずこれ渡しておくぷりよ」
少し呆れながらもツナに何かのチケットを差し出すみれぃ。
「…これは?」
「2階席の予約チケットぷり」
「え」
「らぁらが取っておいてくれてたぷりよ。ツナさんに、って。」
「……」
「イガイガモンスター出現予報も出てたから大変になるのはわかってたはず……それでも来てもらう以上は楽しんでほしかったみたいぷり」
そう言った所でめが姉ぇがストレッチャーを持って到着する。
「お待たせしましたー!」
「ほら、らぁらのことは任せて私達に任せて早く行ってくるぷり。時間は待ってくれないぷりよ?」
そう言ってらぁらをストレッチャーに乗せ、TV局の中へと連れて行った。
そふぃもそふぃでふらふらとそれについていく。
「私も準備あるから先に行くよ、ボス」
「早めに来なさいよ、ツナ。」
「あ、うん……」
そうして、その場にはツナとハルだけが残される。
「…行きましょうか、ツナさん」
「……分かったよ…」
諦めたようにそう言い、ハルと共にゲートへ歩く。
「そういえば、ハルはライブしないのか?」
「今日は京子ちゃんがいませんから…ペアを組んでいるとあまりソロライブをしなくなっていきますかね」
「そういうもの?」
「人によってそれぞれですけど……ハルはあまり考えに浮かばないですかね」
「そうなんだ……」
ツナがそう言ったあと、ハルが少し慌てる。
「あ、でも!ツナさんがどうしても見たいっていうのなら今からでも……!」
「いやそれはいいよ!流石に今から枠取ってもらうのはハルにもプリパラ側の人にも悪いし……」
「…うぅ、それもそうですね…SoLaMi♡SMILEの皆さんのライブが予定通り終わったら閉園時間も近いですし……」
そんな話をしながらプリパラを出る。
「やっぱりちょっと見た目変わるんだ……」
「ハルはほんの少しですけどね。小学生の子の方が変わりやすいのと……あとみれぃさんはすごく変わりますね」
元の世界だと風紀委員長さん兼生徒会長さんらしいですよ、とハルが言う。
「風紀委員長……ってことは、雲雀さんみたいに喧嘩強いってわけじゃ……」
「ツナさんは風紀委員長を一体何だと思ってるんですか……?」
ハルはそう言うが、並盛中の風紀委員長を考えれば仕方のないことである。
「さぁ、早くいきましょう……と、その前にツナさんってブランド登録されてるんですか?」
「えーと……めが兄ぃ?が登録したって言ってたけど……」
「なら多分大丈夫でしょうか…?念のため調べてみます?」
「うーん……」
「ナツミさんのブランドはすでに登録されていますよー?」
その声の方を2人が向くと、めが姉ぇがいつの間にか受付カウンターから出てきていた。
「えっと…ナツミさん、って誰ですか?」
「どうやら沢田さんのことだそうで……めが兄ぃさんから連絡が届いてました!」
「はひ……」
「あとはプリチケをスキャナーに通せば自動的にプリパラの世界に登録されますよ!」
「……」
その言葉に今さっき通ってきたプリパラへ続くゲートを見つめる。
───ほら、待ってるよ
「…?」
不意に。誰かの声を聞いた気がして辺りを見回すツナ。
「ほら、ツナさん!みれぃさん達が待ってますよ!」
「あ……うん」
ハルに促され、恐る恐るプリチケをスキャナーに通すツナ。
そうして、光に包まれた。
───キミを、待ってた
光が収まると先ほどと同じプリパラの入口に立っていた。
その場所にみれぃとめが兄ぃの姿。
「ん、やっと……ってあれ、見ない顔ぷりね?もしかしてプリパラ初めてぷり?」
「へ?」
まるで初めて会ったように話しかけてくるみれぃに首を傾げる。
「本当は案内してあげたいところなんだけど……ごめんなさい、待っててほしいぷり。」
「……?えっと…?」
その話を聞いているうちに後ろでゲートが輝く。
「プリパラチェンジ完了、ですっ!」
ツナの背後からハルの声が聞こえる。
「あ、ハル。ねぇ、ツナさんどこに行ったぷり?」
「はひ?ツナさんでしたらさっきゲートを通っていきましたけど……」
「ぷ……?この子しか来てないぷりよ?」
そう言ってみれぃがツナの方を見る。
「はひ!?ど、どちら様ですか!?」
「何言ってんのハ、ル……?」
ハルの言葉にゲートの方を振り向き、ハルと視線を合わせた際にプリパラ側のゲートでもある鏡が目に入る。
「……え?」
鏡の中、ハルの奥に見覚えのない姿を見つけ、周囲を見渡すがどこにもいない。
「ちょ、ちょっとハルそこどいて!!」
「はひ!?は、はい!」
ハルが驚いて鏡の前から退く。
ツナがその鏡に近づくと鏡に映っていた鏡の中の何者かも近づく。
もしかして、とツナが自分の顔に触れる。
鏡の中の何者かも全く同じことをし、それが自分自身だと思い至り。
───数秒後。
「え?え??……ええぇぇぇぇぇぇ!?」
プリパラのゲートで、甲高い絶叫が響き渡った。
「う、嘘……これが、
ゲート裏の鏡。
そこには、金髪の少女の姿が映っていた。
性転換タグ追加。
プリパラ内が舞台になる話でもなければあまり機能しない気もしますが。