裏世界の空と表世界の空と 作:星海
今更な話ですが結構キャラ崩壊注意(?)で……
タグはあとで追加しておきます
「それではプリチケをお預かりします。」
めが兄ぃに案内されたのは地下。
「……あ、あの!その前に気になるんですけど」
「はい?」
「プリチケって本人の名前以外で届くことってあるんですか?」
「というと?」
「コレ、オレに届いたプリチケなんですけど……」
そう言って出したピンク色のプリチケに刻まれていた名前は綱吉でもなくツナでもなく───
「“ナツミ”……ですか。」
「本当にオレに届いたのかなって……でも、あの時いたのはオレとリボーンとランボ…それから説明に来てくれた3人だけで……」
「ふむ……」
プリチケを受け取って少し沈黙するめが兄ぃ。
「…普通はありませんが。そのあたりも調べてみましょう。」
「お、お願いします…!」
「お任せください。…と、そうだ。らぁらさんからライブを見せてあげてほしいと言われていましたね。映像を繋げましょう。」
それを聞いて少し縮こまるツナ。
「あの……本当にいいんですか?」
「調査が終わるまではここで見ることになりますからプリパラの外とそこまで変わらないと思いますよ。調査が終わって正常であれば会場に行っても問題ありません。」
その場合はプリパラチェンジして行くのをお勧めしますが、と言ってからめが兄ぃがスクリーンを出現させて作業を始める。
用意してもらった映像の方に目を向けるとちょうどそふぃのライブが始まろうとしていた。
流れる曲は“太陽のflare sherbet”。そふぃが身に纏うはほとんどが白と黒で構成された衣装。
「このコーデ、なんだっけ……」
「ん……」
ツナの声にめが兄ぃがスクリーンから視線を外し、ツナに用意した映像に目を向ける。
「あぁ、“ホワイトスワンコーデ”ですね。そふぃさんの使用ブランドである
「なるほど……」
答えためが兄ぃはスクリーンに視線を戻し、作業の続きに戻った。
ライブは進みメイキングドラマへと移行する。
「……そういや、そふぃのソロメイキングドラマってあんま見たことないかも」
「“解放乙女ヴァルキュリア”も基本は皆さんでやってますからね…」
「でもこれってそのメイキングドラマじゃないですよね?」
ツナの言う通り、通常は鍵を使い開けて脱出するはずの檻を剣で叩き斬って脱出していた。
「そうですね。“解放戦姫ワルキューレ”……こちらの世界に来てから作ったメイキングドラマらしいですよ。」
「この世界に来てから……」
そんな話をしている間にサイリウムチェンジへと。
「らぁらさん曰く……どのような障害が現れたとしても斬り伏せて道を開いていく、という思いが込められているんじゃないか、と……」
「障害……?」
「……まぁ、いろいろありますので」
そうめが兄ぃが言ったところでそふぃのライブが終わる。
「ふむ……大体分かりましたよ、沢田綱吉さん。」
「え……っと、どうですか?」
スクリーンを消してメガネを拭き、少し息を吐くめが兄ぃ。
「システムに異常はなく、改変された痕跡もありません。あなたには正式にこちらのプリチケが届いております。よって、あなたを処罰する理由はありません。」
ブランドも登録しておきましたのでお返しします。と“ナツミ”の名が入ったプリチケがツナに返却される。
「正式に……」
「適正ブランドは“
「……えっ」
「……というより、京子さんの使用ブランドの派生ブランドですね。京子さんのライブをご覧になったことは……?」
「ないない、ないです!!」
「では簡単に。」
そう言ってめが兄ぃがメガネを光らせ、その場に衣装を出現させる。
「“
「はぁ……」
理解しているのか分からない返事のあと、別の衣装が出現する。
「こちらは綱吉さんの“
「褪せた…?」
「古びた、とでも言いましょうか。Remainという言葉自体が“残る”という意味を持ちますので……何かに取り残された童話、あるいはお菓子。そのようなモチーフになっております。」
実際に着替えてみたほうが早いかもしれませんね、と言ってめが兄ぃが立ち上がる。
「ゲートまで───」
『プリパラパンポーン♪ご来場の皆さんに緊急のお知らせを行いまーす!』
「……おや?」
天井部のスピーカーから聞こえてきた声に不思議そうな声を上げるめが兄ぃ。
『現在、高密度の異常反応が検出されました!これよりプリパラ入退場ゲート前への通行を禁止しまーす!全来場者速やかにプリパラTV付近まで避難してくださーい!』
そんな警報が、響き渡った。
2階席と悩みましたが地下に。
そふぃさん関連で思い出したのが私立パプリカ学園校則“突然クールなキャラで現れて人々を惑わせてはならない”。
何らかの原因で超死ぬ気モードになって学校に現れたツナさんにも適応されそうだなぁと。
メイキングドラマはオリジナルというよりは改造です。