我こそは十四番隊隊長(自称) 作:かなりゆっくりめ
空座第一高校一年生。盾舜六花による『拒絶』の能力を持つ。一護への好意を公言しており、朽木ルキアや有沢たつきとは恋のライバルでもある。
黒崎一護
空座第一高校一年生。死神代行兼十番隊隊長代行。現在は現世での虚退治に加え、護廷十三隊の隊務も担当している。
有沢たつき
一護の幼馴染。暗黒魔闘術を使いこなす武闘派の少女。織姫とは親友であり、一護を巡る恋のライバル。
朽木ルキア
十三番隊所属の死神。一護との関係を深めつつあるが、恋愛に関する知識には独特の偏りがある。
石田雨竜
一護の同級生である滅却師。現世組の中では比較的常識的な判断をすることが多い。
ウルキオラ・シファー
第四十刃。織姫との再戦を目的に、頻繁に現世を訪れるようになった破面。最近では現世の娯楽や生活文化にも親しんでいる。
藍染惣右介
かつて護廷十三隊五番隊隊長を務めていた死神。現在は虚圏の虚夜宮を拠点に、崩玉を利用した計画を進めている。
市丸ギン
藍染に同行して虚圏へ渡った元三番隊隊長。周囲の人間関係を観察することに長けた人物。
東仙要
元九番隊隊長。独自の正義を信奉し、現在は藍染と行動をともにしている。
最近、黒崎くんの様子が明らかにおかしいのです。
尸魂界では、「俺が全員の面倒を見てやる」って言ってくれたんだよ? あんなに格好良く! あんなに堂々と啖呵を切ってくれたはずなのに……現世に戻ってきてからというもの、私たちに対して全然手を出してこないの!!
はい、そこ! 私が都合のいい所ばっかり覚えてるとか言わない!
覚えてるよ! 都合がいいんだもん! 好きな人があんなこと言ってくれたら、一生忘れないに決まってるでしょう!?
なのに、現世へ戻ってきたらこれです。
ご飯を食べて、学校へ行って、帰ってきたらお仕事。虚が出たら退治して、お風呂に入って、おやすみなさい。
ねえ、黒崎くん。
私たちのお話、どこに入るの?
宿題の前? 後? 十番隊の書類に一緒に挟んでおけば、ちゃんと目を通してくれるのかな?
『井上織姫との今後について』
承認のハンコを押してくれる? 却下されたら、私、そのパソコンを叩き壊しちゃうかもしれないんだけど!
だいたい、おかしいと思いませんか!?
白哉お兄様からのプレッシャーによって、朽木さんは毎晩黒崎くんと同じ布団で寝かされてるの。
だから私は、さぞかし夜な夜なお盛んな儀式が行われているに違いないと、毎晩こうして幽体離脱して天井の梁に張り付きながら、監視しているのだけれど……。
ふたりは、実に健全に、申し訳程度に背中を丸めて寄り添っているだけで、すやすやと眠りこけているのよ!!
信じられる!?
たつきちゃんに相談したら「年頃の男の子なんて、毎晩お猿さんみたいに盛るのが普通だ」って言っていたのに……!
……落ち着こう。黒崎くんが嫌な人になったわけじゃないの。
お腹が空いたって言えば気づいてくれるし、荷物が重そうなら持ってくれる。
私が帰る時も、遅いから気をつけろよって言ってくれる。
優しいよ。すっごく優しい。
それは前から知ってるの!
優しい黒崎くんのことは、もう十分知ってるんだよぉ!
……というわけで、たつきちゃんに相談しました。
河川敷なら、黒崎くんに聞かれる心配もない。隣に座って事情を話すと、たつきちゃんは深刻な顔で腕を組んじゃった。
こういうお話をする時のたつきちゃんって、頼もしいんだよね。声も低くなるし、真剣に聞いてくれるし。
うんうん、って頷いてもらうと、私も間違ってない気がしてくる。
……たいてい、その後で二人一緒に怒られるんだけど。
「……そこまでお膳立てされてて指一本触れてこねえとなると……一護のやつ、もしかしたら完全に枯れてるか……あるいは、男が好きなのかもな」
男の人。
石田君。茶渡君。
あ、そういえば最近、一緒に修行することも多いよね。
…………なるほど。
「もしそうなら大変だよたつきちゃん!! 今すぐに石田君と茶渡君を殺しに行かないと!! 恋の芽は物理的に摘み取らなきゃ!!」
立ち上がった途端、襟をつかまれた。
ぐえっ。たつきちゃん、苦しい。
「待て待て待て!! なんでそんな方向に思考が跳躍するんだよ!! 落ち着け!!」
「なんで止めるのたつきちゃん!? たつきちゃんだって、黒崎くんをオカズにして毎晩ベッドの上で一人でエッチなことしてるの、私ぜーんぶ知ってるんだよ!?」
ドカァァァッッッッ!!!!
すさまじい轟音が河川敷に響き渡った。
目の前が横になった。
土手を三回転半して転がり、草をつかんで止まる。口に土が入った。ぺっ、ぺっ。何!? 今、何が飛んできたの!?
「あいたッ!!!」
「テメエ…………マジで一回死にてえのかッッッッ!!??」
たつきちゃんの拳だった。
……そっかあ。そこ、触れちゃいけなかったんだ。
言ってくれればいいのに。私も女の子なんだから、お口に気をつけるくらい出来るよ?
今さら遅いってお顔をしてるね。
うん。私もちょっと、遅かった気がする。
「嫌だなあ……たつきちゃん。本気で戦って……この私に勝てると思ってるの……??」
「上等だコラァッッ!! 今日こそは貴様に勝ち越してやるよ!!!!」
そんなことを言った数時間前の私へ。
謝って。
今すぐ謝って。
その子、今日は本当に怒ってるからぁッ!!
◇◇
たつきちゃん、強くなりすぎだよぉ……。
修練場へ移った時には、まだ少し余裕があったの。天井を壊したら白鷹さんに叱られるね、なんて思っていたの。
今は心配をしている場合じゃありません。
拳が来る。避ける。反対から蹴りが来る。盾を張る。盾の横から、もう一発。
ちょっと待って。手、二本だよね?
脚も二本だよね?
さっき、数えたよね!?
昔の死神って、こんなことをしてたの? お知り合いになりたくないなあ!
『魔人烈光殺』を避けたら、後ろで岩が砕けた。
ほっとしたら、その隙に懐へ入られた。
ああ、そうか。飛ばす技を使ったからって、その場で待ってる必要はないんだね。
勉強になります。すっごく痛い授業料を取るんだねぇッ!!
「ふう………『双天帰盾』……潰れた頭と体を再生して……」
ようやく息を吐けた。
私が一回殺す間に、五回はやられた気がする。次におしゃべりする時には、たつきちゃんの拳が届かない所に座ろう。
……それ、どこだろう。
隣町?
そこからじゃ、相談出来ないよねえ。
そうそう! 私、最近の特訓で「死体が相手でも完全に再生できる」ことが分かったの!
「因果の鎖」さえ切れる前なら、どんなにバラバラに消し飛ばされていても、事象を拒絶して元通りに戻せるんだよ!!
もちろん、試してみようって人は来ちゃ駄目だよ。
……まあ、飛び散ったお肉の中で「一番大きい肉片」を中心にして全身が生えてくるから、部屋の後始末と血の掃除がものすごく大変なんだけどね……。
はい、分かりました。床は自分で拭きます。
たつきちゃんも、黙ってモップを受け取っていた。
こういう時は気が合うんだよね。
どっちから謝ろうか、なんて考えている間に、一緒に掃除が終わっちゃうの。
結局、黒崎くんのお話は何も決まりませんでした。
体は元通り。修練場も片づけた。私の悩みは、そのまんま。
……割に合わないなあ!
だから私、別の方法を考えたんだ。
黒崎くんに、少しくらい嫉妬してほしい。
ウルキちゃんとお出かけして、二人で楽しそうにしていたら、ちょっと気にしてくれるかなって。
もしかしたら、どこへ行くんだ、って聞いてくれるかもしれない。
俺も行く、なんて言ってくれたりして。
そしたら私、どうしよう。ウルキちゃんには悪いけど、お休みにしてもらおうかな。
勝負は、ちゃんと付き合うからね!
……なあんて考えていたのに。
事故に遭うなよ。
ウルキオラに迷惑かけるなよ。
はい。心配してくれてありがとう、黒崎くん。
ただ、心配している相手、途中から変わってない?
私、迷惑をかけるほうに数えられてない!?
◇◇
「織姫。今日はどこに行こうか?」
「うーん。どこがいいかなー??」
ウルキちゃんと並んで、駅前を歩いていた。
今日はちゃんと、自分から行き先を聞いてくれたんだよ。
前は、何の勝負だ、どう決着をつける、って質問ばっかりだったのに。
うんうん。お出かけが上手になってきたね。
服も自分で選んできたらしい。
私が褒めたら、そうか、って頷いていた。もう少し嬉しそうにしてくれてもいいのに。
……あっ。黒崎くん!
向こうから、朽木さんと歩いてくる。
こっちを見た。手を上げてくれた。よし、私も笑って――。
「おう、井上! あまりウルキオラに迷惑かけるなよー。……行くぞ、ルキア」
またそれぇッ!?
どうして! どうして私は、お出かけするたびに注意されるの!?
お母さんじゃないんだから! ウルキちゃんもそこで頷かないで!
「迷惑なんかかけてないよ」って言ってほしいんだけど!
……あれ。朽木さん、どうしたの?
「あ、ああ………その、一護……。「恋人つなぎ」というものが、だな……」
「お………こ………こうか……???」
「う………うむ!!」
…………へえ。そう。なるほど。
指を一本ずつ確かめて、そーっと握るんだね。
……私、まだここにいるんだけどッ!!
「むっきーーーーッッッッ!!!! 私の目の前で見せつけるつもり!? ならばッ!!」
私にも、一緒に歩いている男の人がいるんだから!
ウルキちゃんの右腕へ飛びついた。
ほら! ほらほら! 黒崎くん! 私たちだって仲良しだよ!
「ウルキちゃんッッッッ!!!!」
「…………腕を拘束することに、何か戦術的な意味があるのか??」
戦術?えっ。……戦術。
そう来るのね。うん、分かった。ちょっと待って。今、考えるから。
「えっと…………えっと…………そう!! 右腕を取ってるからね!! これでウルキちゃんは斬魄刀が抜けないよ!!」
「なるほど………日常の遊興の最中であっても間合いと抜刀を封じるか。実に見事な警戒感だ。さすがは織姫」
よかったぁ。納得してくれた。
本当にそれでよかったのかな、とは思うけど、今はよかったことにしよう。ありがとう、ウルキちゃん。真面目な人で助かったよ。
さて、黒崎くんは――。
…………見てない。見てないよッ!!
あんなに大きな声で呼んだのに! 腕もつかんだのに! 朽木さんの手から目を離さないの!?
手だよ!? いつもの手だよ!?
さっき私に振ってくれたのと同じ手でしょうがぁッ!!
二人はぎこちなく歩き始めた。
歩幅を合わせようとして、少し止まって、また進む。
ああ、そうですか。大切なんですね。その手が。それはもう、よーく分かりました!
……泣きそう。
嫌だな。道の真ん中で泣きたくない。
分かってくれないんだもん。
ちゃんと分かってほしいのに。
「ウルキちゃん!!」
「なんだ??」
こっちは、呼べばすぐ見てくれる。
今も、私のほうを向いている。
行き先もまだ決めていないのに、腕をつかまれたまま待っていてくれる。
……じゃあ、決めた。
「あのね…………ちょっと、付き合ってくれる?? 一週間くらい!!」
「構わんが……行先はどこだ?」
「それはね………」
◇◇
「井上が……帰ってない??」
たつきの顔を見返した。
もう一度聞けば、何だよ冗談だよ、と言ってくれるかと思った。
言わねえ。
「ああ。部屋にもいなくてさ。カバンと上着は置いてあるから、学校が終わって一度家には帰ってきてると思うんだけど……携帯も繋がらねえ」
自分の携帯を出した。
繋がらねえ、か。
「そういや、放課後に駅前でウルキオラと一緒にいるのは見たな…………」
言ってから、あいつの顔を思い出した。
いつもと同じ、何を考えているのか分からねえ顔だった。
井上も、いつもと同じだった。いや、俺たちのほうへ何か怒鳴っていたような気もする。
何を言ってた?
手をつないだ時に、顔を上げたか?
……覚えてねえ。
「最近、あやつがあまりにも溶け込みすぎていて失念しておったが……あやつは十刃だぞ。大丈夫なのか??」
大丈夫か。
そう聞かれりゃ、大丈夫だと言い切るわけにはいかねえ。
最初に会った時、あいつは俺たちを敵として見ていた。そこは忘れちゃいけなかった。
忘れちゃいけなかったんだが。
あいつが来たら、またかよ、って思うようになっちまった。
危ねえから近寄るな、と何度も言ってたのは俺だぞ。
何で俺が、一番近くで慣れてんだよ。
「いや……あいつは妙に生真面目な男だからな。井上さんとの決着がつく前に、力ずくで連れ去ったりするとは思えないが……」
石田の言い分にも頷けた。連れていく気なら、とっくに出来たはずだろ。
いや、だからって。
……今さら考えたって仕方ねえ。出来ることからやるしかない。
「…………もしかすると一護が、最近まったく構ってやらないから……拗ねているのではないか??」
「それはないだろう」
たつきとルキアと石田の声が、俺の声に重なった。
「むう………………」
悪い。お前が真面目に考えてくれたのは分かる。
だが、拗ねたから携帯も繋がらなくなった、ってのは無理があるだろ。
話を聞くより先に否定しちまったが、井上だぞ?
あいつなら、言いたいことがあれば言うだろ。
……言うよな?
◇◇
ウルキオラが、井上織姫を連れ帰った。
交戦の報告はなかった。現世へ出た時と帰還した時とで、彼の霊圧にも大きな変化はない。強引な手段を使わず、相手の同意を得たのだろう。
悪くない。
不用意に刺激しないよう命じてあった。その上で結果を出したのなら、労うべきだ。
「ようこそ、井上織姫。……虚夜宮(ラス・ノーチェス)へ」
少女は私を見上げている。
怯えてはいない。怒っているらしいが、剣を向けられた時の怒りとは少し違う。
彼の隣で、彼女は立っていた。
……少なくとも、彼の背後へ隠れる気はないようだ。
「………チッ、あの野郎……本当に連れてきやがったのかよ」
グリムジョーの声を聞き、私は二人を見比べた。
彼女の衣服に破れはない。疲れた様子もない。ここへ来る間に抵抗した形跡も見当たらない。
「……………一切の交戦の痕跡もなく、無傷で連行するとは……見事だ、ウルキオラ」
ハリベルの評価はもっともだ。
「へえ……………あれが、ウルキオラのウスノロが毎日現世に通い詰めてお熱になってた人間の女かよ」
「……………これぞ愛。愛ですな」
ノイトラに続いて、ゾマリが妙な感想を述べた。
愛。
今は聞き流そう。任務の成果を確認するほうが先だ。
「織姫」
ウルキオラが立ち上がり、彼女を促した。
そう。まずは本人の話を聞けばよい。
「はいはーい!! 井上織姫! 三界最強の美少女です!! しばらく厄介になります!! ぷん!!!!」
……ぷん。
最後の一言は、私へ向けられたのだろうか。
手で示された指の形には、何か意味があるのかもしれない。
私はその点を問うのをやめた。聞くべきことは、ほかにある。
ウルキオラは報告を待っている。いや、こちらから尋ねられるのを待っている、と言うべきか。
いつもの通り、姿勢は正しかった。
「………ウルキオラ。彼女は……一体どうしたのかね?」
「はっ。黒崎一護がまったく自分に色目を向けず、振り向いてくれないため……当てつけとして我らの陣営に協力してくれるとのことです」
なるほど。彼が関わっているところは、予想通りだ。
続く話は、予想とは少し違った。
……当てつけ?
この少女は、黒崎一護に腹を立てて来たというのか。
報告は終わったらしい。もう少し、話すことはないかね。
「……………私には、とても協力を申し出ている人間の態度には見えないがね……」
「黒崎くんはね、一度思いっきり嫉妬して痛い目を見れば良いんです!! ほら、男の子って『いつでも自分のものになる』って思ってる女の子には雑になるっていうじゃないですか!? だから私、黒崎くんが泣いて土下座して迎えに来るまで、ウルキちゃんに乗り換えちゃうんだからねッッッッ!!!!」
私を指さす必要はないと思うが。
…ウルキちゃん。本人は呼び方を訂正しなかった。
「………………かわいそうやなァ………ウルキオラちゃん。完全に都合の良い当て馬にされとるやん……」
……そうか。
どのような手段を使った、と聞く必要はなくなった。
彼は付き添ってきたのだ。
家出に付き添い、宮殿を行き先として提供した。
少し、言葉を選ぶ時間が欲しい。
「――しかし、手段はどうあれ我らの目的は達成されたのだ……! 男女の痴情のもつれなど、この世の正義の前には些事……! この『全能なる調停者』――東仙要が、公正なる裁きを以て引き受けようではないか……!!!」
本気だ。この少女と黒崎一護の問題に、自ら介入するつもりでいる。
ギンが要から離れた。
その判断については、口を挟まないでおこう。私も今、要へ少女を任せるべきか考えている。
「じゃあ藍染さん! とりあえずお腹空いたから、一番広い部屋と、美味しいご飯をお願いしまーす!!」
……そう来るか。客室を選んでいるのだろうか。
まず、席を外してもらおう。話は、私が考えを整理してからだ。
「………………ウルキオラ。客室へ案内しなさい」
「御意」
ウルキオラも彼女を待たせなかった。
……手際がよい。
誰も、次の話を始めない。
私も、すぐには始められなかった。
井上織姫はこちらにいる。
傷一つなく、自らの足で虚夜宮へ来た。求めていた結果は得られたのだ。
……得られたはずなのだが。
■ 双天帰盾と因果の鎖
井上織姫の能力『双天帰盾』は、対象に起きた損傷を拒絶することで、失われた肉体の状態を回復させる。
本作では、肉体が致命的な損傷を受けていても、魂と肉体をつなぐ『因果の鎖』が完全に断たれる前であれば、事象の拒絶によって肉体を復元できることが確認されている。
ただし、肉体的な損傷の回復と、痛みや精神的負担の解消は必ずしも同一ではない。
■ 黒腔(ガルガンタ)
虚が現世と虚圏など、異なる世界の間を移動する際に利用する空間の通路。
破面もこの能力を利用することで、虚夜宮と現世を往来できる。
■ 虚夜宮(ラス・ノーチェス)
虚圏に存在する巨大な宮殿。
藍染惣右介が現在の拠点としており、十刃をはじめとする破面たちが集められている。
■ ウルキオラの任務
ウルキオラは以前、井上織姫の能力を虚夜宮へもたらすことについて藍染へ進言していた。
その後、本人との再戦を通じて虚圏へ連れ帰るという方針を示している。
ただし、虚夜宮へ同行することと、藍染の計画に全面的に賛同することは同義ではない。
■ 東仙要の正義
東仙要は、自らの判断基準となる『正義』を何よりも重視する死神。
本作では戸川古男に対する強い敬慕も持ち、その思想を独自に解釈している。
藍染の陣営に属している現在も、本人は自らの行動を正義に基づくものと認識している。