感想とお気に入り登録していただけけたら作者が狂喜乱舞鬼人乱舞します
いつも通りキャラのエミュは苦手ですので解釈不一致などはご了承ください
最後にこれから一週間ほど諸事情で投稿がストップします。本当にすみません許してくださいなんでもしますから
酷く頭が痛い…ここは何処だ?
「………!」「………?!」
小さいが誰かが言い争う声が聞こえる。だんだんと声が大きくなってきた
「ですから、何度も言っていますが無駄な出費はしないでください…」
呆れたように言うのは頭に何やらよくわからない被り物をつけた白髪の女性
「無駄ってなんだよ無駄って…俺は毎日散歩しないと死んじまう性分でね」
はっはっはと笑うのは女性よりかなり大きいロボット。そのロボットから老齢の男性の声が出ている
「あの…」
「それは知っています、私が言いたいのはいつものように歩いておけばよかったのでは?ということと何故ヘリを使ったのかということです」
「俺はな偶には空からの景色を見たいんだ」
「そのあたりの建物の屋上でいいのでは?」
「あの…」
「さっきから何ですか……ってあなた起きていたのですね」
「お、ようやく起きやがったか。長いお眠りだったな」
「えっと…あなた達は…」
「すみません、自己紹介がまだでしたね私はエア。ここではオペレーターを務めています」
「俺はファットマンだ。俺のやることと言っちゃあエアと一緒にオペレーターをするか運び屋をするかだな。お前は何て言うんだ?」
「俺は……悪い、わからない」
「記憶喪失…というやつでしょうか?まぁ、あのようなところにいましたしあり得るかもしれませんね」
「あんなところ?」
「お前はな、死体の山の中にいたんだ」
「…なんで」
「そんなの俺たちにも分からねぇよ、お前こそ何か覚えてねぇのかよ」
「わからない…」
「そうか…じゃぁいい。それよりそろそろこいつにやってもらいたいことの説明をするべきじゃないか?エア」
「そうですね、端的に言うと戦場です」
戦場………ああ
「それなら何か爆発音でも聞こえるのでは?」
「戦場という言葉は分かるんですね。なるほど…わからない言葉とわかる言葉があるということですか…なら…」
「おーいエア?戻ってこーい」
「!、すみません。話がそれましたね。それではあなた、単刀直入ですが私たちの仲間…傭兵をしてくれませんか?」
「傭兵…ってなんだ?」
「傭兵というのは…」「なぁ、エア。その話するなら先にここの話をしたほうがいいんじゃねぇか?」
「それもそうですね…先ほども言いましたがここは戦場です。キヴォトスで普通に暮らしている人々は決して知らない場所。知られてはいけない場所」
「普通?ってことは普通じゃないやつは知ってるってことか?偉いやつとか…」
「企業たちはここの事を知っていますが…連邦生徒会はどうなんでしょう…知らないと思います。知っていたら何かしらの対処をしようとするでしょうし」
「そうか?あいつらブラックマーケットのことも見て見ぬふりしてんだ、こっちのこと知っててもおかしくはねぇだろ」
「知ってるか知らないかは正直どうでもいいです」
「話を戻します。そして企業たちはここの事をこう呼んでいます。BFと」
「BF?なんだそれ」
「
「戦場と言われるからにはそれ相応の理由がある。昔からここら辺では企業とここに住んでいる人との間で争い続けてんだ。最低でも100年以上前から」
「……100年」
それほど長い間争い続けていることにも驚くがそれ以上に自らの置かれている状況がいまだに呑み込めていなかった
「はっはっは、まったく続きすぎだよな?まぁそういう事とキヴォトスのほかの地域じゃこれと言って企業の絡む大きな紛争はないからってことでそういう名前になったんだとよ」
「……前々から気になっていたのですが、ファットマン。その知識はいったいどこで手に入れたのですか?」
「昔の知り合いだよ」
「そうですか、それはさておきここで戦っているのはカイザーを筆頭とする企業達とここに暮らしている人々が作ったレジスタンス。そしてその両方に手を貸す傭兵」
「そもそも争いが始まった理由は、どこの学園にも属しておらずブラックマーケットのように頻繁に人がやってくるような場所ではありません。ここでどんなものを作ろうが、どんな研究をしていようが誰にも咎められません」
「ですので、そこに目を付けた企業たちが自分の物にしようとしているのです
「そして、企業に歯向かっている解放戦線だが、もちろん解放戦線も一枚岩じゃねぇ。それぞれ違う思想を持った奴らがいる」
「だがその中で同じような考えの奴を集めてテリトリーを作った。それがコロニーだ」
「今はもうそんな成り立ちなんてだれも気にしてないけどな」
「ひとまず、話すべきことはこれで終わりですかね。何か質問はありますか?」
俺は二人、或いは一人と一体…どっちでもいいか。とにかく彼女たちの口から出てくる情報の数々を理解するのにかなり苦戦した
「……質問だけど傭兵ってどんな奴が多い?あとファットマンは数えるとき一人でいいのか?それとエアが頭に付けているそれってなに?」
「これですか?これは作戦時に使うバイザーです。まぁ、これは実際に使っているところを見てもらったほうが早いですね。それとファットマンのことは一人と呼べばいいですよ。傭兵については今から説明しますね」
「傭兵は企業、あるいはコロニーが戦うときに使う一つの道具です」
「報酬はかなり高いので一攫千金を狙って傭兵になるものもいますし、実力を示せば企業所属あるいはコロニー所属の傭兵になることも出来ます。そうなれば所属の企業、コロニーからの依頼料が上がります」
「一攫千金を狙うやつって言ってもそんな奴は何もできずに死んでいく。今まで生き残ってきてるやつらは戦いしか知らねぇような奴らばかりだ」
「さて、どうでしょう。傭兵になりますか?」
傭兵になれば一攫千金、だが俺は金に興味はない。傭兵にならなければ命を落とす確率は多少低い
それなら答えは一つだ
「わかった、傭兵になる」
「よし決まった!そうと決まれば名前を決めないとな」
「名前?いるのか?」
「まぁいりますね。あるほうが呼びやすいですし、名が売れるような活躍をしても名前がなければそれを伝えるのが困難になってしまいます」
「そうか…」
「名前、何がいいとかありますか?」
名前……鳥…黒い鳥
?今何か…頭に浮かんだ気したけど気のせいか?
「特に…これがいいとかは無いな」
「そうか、じゃあ俺が決めさせてもらうぜ」
「ファットマンのネーミングセンスは最悪ですから私が決めます」
「そんなこと言うんじゃねぇよ。そうだな…髪の毛黒いから…鴉…クロウ…
いやレイヴンってのはどうだ?」
「レイヴンですか…ファットマンにしてはなかなかのネーミングですね」
「俺もこれでいい。名前なんてなんでもいいし」
「そうですか、ではレイヴンこれからよろしくお願いします。けど名前というのは大切なものなんですよ?」
「名前には名付け親からこうなってほしい、ああなってほしいという願いが込められてるんですよ」
「じゃあ、レイヴンは何なんだ?」
「ファットマンどうなんですか?」
「……髪の毛黒いし羽も鴉っぽいって思ってな…」
「…それだけですか?名前の意味はないんですか?」
「ああ」
「やはり私が名前を付けます」
そのあとこのままの名前で行くか変えるかで一悶着した後、ファットマンの運び屋としての仕事と大まかな企業についての説明があった
傭兵ログ1 運び屋
運び屋はミグラントと呼ばれておりコロニーに生活必需品を運び時には企業などにも弾薬や武器を売る商人でもある
主に大型の輸送ヘリで移動し、各地を転々としている
汚染区域内に廃棄された施設からサルベージした物資を売りさばくなど常に危険と隣り合わせの職業であるが、同業者を襲撃して奪った物資を転売する者も多く見られ、ミグラントの間で常に争いは絶えない
その一方で、相互の利益や安全の確保のために連合する者もおり、中には「MoH」(Men of Honor)といった大規模なものや、「ビーハイヴ」のように賛同者を募り目的の為に活動する者達も居る(更には彼らを利用し、私腹を肥やす者も存在している)
また、自らの「戦闘能力」を商品として扱う傭兵もミグラントの一種として数えられており、ACのパイロットや、ACパイロットを擁し組織的に活動する「企業」がそれに該当し、先述のMoHも副業的に傭兵の斡旋を行っている