関係ないですけど偶に一話一話がとんでもない長文の人とかいますけどあれどうなってんの?すげぇよ…
俺もああなりたいんですけどねぇ……まぁフロムゲーを初見ノーデスクリアするのと同じくらいの難易度でしょう
感想とお気に入り登録お願いします
パン ババン バン ドン
レイヴンとセロの戦闘は熾烈を極めた。両者互角の実力であり、常に相手の一挙手一投足に気を配っていないとどこかで足を掬われて負ける
そのため両者ともに無駄口を叩く余裕すらなかった
あっちこっちに動き回り、今は半壊した建物の中で戦っていた
そして、戦況の変化は突然訪れた
「クソッ」
レイブンはそう呟いた。セロの放ったレーザーがレイブンの腕を掠めたのだ
掠めただけとはいえ、戦況が確実にセロに傾きつつある。それは場に居たもの全員が理解していた
理解していたからこそ、セロは余裕を取り戻した
「どうした?たかが掠り傷一つだろ?」
しかし、その余裕が命取りとなった
ヒューン
セロにミサイルが直撃しその上に瓦礫が雪崩のように降ってきた
「……あいつ、いつの間に」
レイヴンとセロ。両者ともに相手の事しか頭になかったためホワイトグリントの事を全く気にしていなかった
そもそもホワイトグリントがまだミサイルを持っていたことをレイヴンは知らなかった
『早く逃げろ。すぐにその廃墟が崩れるぞ』
「待って、死んでるか確認を……いや、流石に死んだか」
ホワイトグリントもレイヴンも直撃したのだ。死んでいるだろう、生きていてもあの瓦礫を退かして出てくるには時間がかかるだろうと思い確認を怠った
セロはレイヴンが背を見せ、数歩進んだところで瓦礫の中から飛び出し組み伏せた
「クソがッ!」
「死んだと思った?残念死ぬときはお前も道連れだよ」
「……そういうことか」
『どうした!何があった!』
「なるほど、お前がレイヴンか噂は聞いていたが…ということは……お前と互角の実力に見えた彼奴はホワイトグリントか」
「まぁ、どうでもいい」
セロはレイヴンの首を絞め始めた
「あ…が……」
(不味い…息が…できな…)
このまま首を絞め続けられると仲良く瓦礫に埋まってしまう前に窒息死する可能性がある。それだけは避けなければならない……いや、生き埋めも窒息もどちらも絶対に避けねばならないが
だが、この状況を打開できる策など酸素の足りていない脳で考え付くはずもない。考えられたものもホワイトグリントに来てもらうという希望論でしかない
(頼む…ホワイト…グリント……)
レイヴンはそのまま気絶してしまった
「死んだか?ならそれでいい、すぐにここも崩れる。生きていても下敷きになって死ぬだろう」
そう言ってセロが廃墟を立ち去ろうとしたとき
「おい」
「ん?」
左から声が聞こえた。見るとそこにはホワイトグリントが居た
見たところ武装を何も持っていない。どこかに置いてきたのだろうか
「今から殺りあおうか?」
セロはホワイトグリントのことを煽ったが見向きもせずレイヴンのいる建物の中へと入ろうとした
「させるかよ」
それをセロは許さず、レーザーを撃った
ホワイトグリントはそれを躱して入ろうとした…そのとき
建物が轟音を鳴らして崩れ落ちた
「………」
「終わったな、あいつ」
「……」
「どうした?あいつがそんなに大切だったか?」
「同じ人間だからか?」
「そうだよ、情が移ったんだ。あいつに」
「へぇ、じゃあお前は傭兵を今すぐ辞めな。情なんて持ってるやつが傭兵をできるわけがない」
「まぁ、今からお前も死ぬんだ。あの世で仲良くやってろ」
「……えだ…」
(?、何か聞こえたような…)
「死ぬのは…お前だ!」
「何ッ!」
瓦礫の中からレイヴンが撃った弾丸が飛んできた
しかし、超至近距離から撃ったにも関わらず弾丸はセロに当たることはなかった
ホワイトグリントは腕から展開されているものを見て気づいた
「……そういうことか!」
「気づいたみたいだな」
「なんも分かんねぇよ!」
「レイヴン、あの腕をよく見ろ」
『……なるほど、そういうことか!』
ファットマンたちも何かに気づいたようだ。腕をよく見ると何か電気がバチバチとしている
「………だめだ、よくわかんねぇ」
「それじゃ、そろそろ答え合わせをしようか。この腕からは電磁パルスを出せる風になってる。だからそれでパルス防壁をつくって攻撃を防いでいた。そういうことだ」
セロはまるで種明かしをするマジシャンのように軽い口調でそう話した
「つまり、ミサイルの直撃はパルス防壁を全身に展開させて守ったのか。市場にはそんなものなかったと思うが…カイザーの新兵器か」
「まぁ…それはまたちょっと違うんだけどね……でもそれの種明かしままたいつか。じゃあね~」
そのままセロは脱兎のような高速で逃げていった
「あ、待て!!」
レイヴンが追いかけようとしたところをホワイトグリントが手で制した
「なんで邪魔すんだ!」
「もう無理だ諦めろ」
「チッ、クソ」
「依頼失敗か……まぁ、死ななかっただけでもお釣りは来るが…」
「それじゃあ、俺は帰還する。次あったときは敵同士だろうが…そのときは本気で殺しに行くよ」
そう言うとホワイトグリントも帰っていった
「……」
一人残ったレイヴンは決心した
「セロ…お前は必ず…俺が潰す」
レイヴンはそう心に決めてへりの中に戻っていった
眠い……ネタが思いつかない…
本当に今更ですがストーリーはAC4要素をふんだんに盛り込んでいます
つまり最後は……