タイトルはベルリオーズ作、幻想交響曲の第5楽章です。ちなみに第4楽章は断頭台への行進です
正直これといったいいタイトルが思いつかなかっただけです。
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レイヴンがサム・ドルマヤンと会敵する少し前
「降下完了、作戦を開始する」
ホワイトグリントは一人、人目を避けるため路地裏を歩きながら総督府へと向かっていた。路地裏には家庭から出されたであろうゴミが山のように積もっておりそのような衛生環境に配慮する暇もない程追い詰めれれていたのだろうと想像できる
(しかし奇妙だな、あまりに何の気配も感じない…)
ホワイトグリントもレイヴンと同じように敵の気配がないことに違和感を抱いていた。路地裏といえども本来なら見回りの警備員や、ドローンが多少はいるはずである
だが、ここにいるのはゴミに群がるカラスどもにネズミども、それとハエなどの羽虫とウジ虫くらいのものだ
違和感はそれだけではない、日はまだ出ていないが今は朝の3時のはずだ。どこか一つの建物ぐらい明かりがついていてもおかしくはない。少なくともホワイトグリントの住むコロニーアスピナではこの時間なら明かりが多少ついていた
それが余計に状況の不気味さを増大させている
ただ、変に警戒しすぎるのも良くない。大通りに出て総督府へと走るのが一番の安定策だろう。と考えたホワイトグリントは路
地裏から出た
だが、その考えが裏目に出た。路地裏から出たホワイトグリントは突然背後で大きな爆発が起こり、道の中心付近まで吹き飛んだ
「ケホッ…今のはグレネードか?何て威力だ…」
さっきまで立っていた場所にはクレーターが出来ており、近くにあった建造物も瓦礫の山になってしまった。幸いこの付近は大きな建物がないから助かったが、もしあったなら今頃瓦礫の下敷きになっていた
「お前は…ホワイトグリントか。優秀な戦士と聞いている」
そして、その瓦礫の頂上に何者かが立っていた。それが何者であるか、など考えなくても分かる
「ベルリオーズ…やはりお前だったか」
「こちらホワイトグリント、ベルリオーズと接敵した。こちらはベルリオーズを倒してから行く」
「倒してから…か、面白い。ならば実力を示して見せろ!」
ダダダダダダッ
「クッ…」
ベルリオーズとの戦闘、かなり慣れてきた。ベルリオーズの武装は右に銃剣、左にアサルトライフル。そして背部のグレネードキャノンの堅実な構成である
そして、戦闘方法も命中精度に優れる右のライフルと単発火力に優れた左のアサルトライフルによるダブルトリガーで着実に削りつつ、隙あらば背部の高威力グレネードキャノンを叩き込むという、堅実ながらも理に適った戦術を展開するのは流石実力で三英雄に上り詰めた傑物といったところだろうか
実際問題、両手のライフルはどちらも連続して浴びると非常に厄介なのは確か。背部のグレネードも当たれば軽いけがで済まないがそうそう当たることはない
対するホワイトグリントは機動力で翻弄しつつ、レーザーブレードで切りつけたりライフルを撃ったりと単調ながら鬱陶しいと感じるような戦法をとった
今のところ戦況は少しベルリオーズが優勢、ホワイトグリントの傷は浅いが相手とは違い人であるためいつか限界が来る
「ッ…!」
ベルリオーズの撃ったライフルの弾丸がホワイトグリントの頭に命中した
一発で気絶するようなことも、ましてや死に至るようなこともないが、ホワイトグリントの集中が一瞬乱れてしまった
その隙を歴戦の戦士が見逃す訳もなく、脇腹に弾丸を何発も撃ち込まれた
「ぐッ…」
ホワイトグリントは苦悶の表情を浮かべブレードを一振りしながら飛び退いた
脇腹からは血がどくどくと流れ出ている。何発か食らった程度でこれほどの傷を負うとは…とんでもない威力だ
だが、そんな傷など気にかけている暇などない。これくらいの傷ならまだ動き続けられる…と、強がってもどうしようもない。ホワイトグリントの武装はベルリオーズの武装と比べて火力不足が否めない
火力で太刀打ちできないなら手数で勝負すればいい。ホワイトグリントは再びベルリオーズを翻弄しながら撃ち、切り刻んだ
「そんな単調な動きでは、俺は倒せんよ」
この戦法は本来ならすぐに適応するのは困難なものだという自負があるが相手は歴戦の戦士、今までの戦いの経験と勘でホワイトグリントがどこに移動するか、次にどんな攻撃をしてくるか、それにどのような反撃をするのが一番効果的か。を瞬時に判断している
ならば、少し戦い方を変えてみようと考えたホワイトグリントはヒット&アウェイの戦い方から、殴る蹴る、ブレードを主とした近接主体の戦い方へと転向した
ブォン
「ぐッ…!」
予想通りベルリオーズは近接での戦闘が苦手なのだろう
その証拠にベルリオーズはホワイトグリントの殴る蹴るの連撃を受け、さらにブレードの一撃を袈裟掛けに切られ深手を負った
だが、ベルリオーズはホワイトグリントの手を掴み建物の壁に叩きつけた。そして、そこにグレネードランチャーを撃ち込んだ
ドガンッ
ホワイトグリントに命中したかどうかは、爆発の煙で視界が悪くなったせいで確認することはできなかったが、あれを避けれれるとは思えない
そう思い油断仕切った瞬間、煙の中から一筋の光がベルリオーズの胸を貫いた
それは、ホワイトグリントのライフルの弾丸によるものだった
煙が晴れるとホワイトグリントは全身から血を吹き出しながらも立ってライフルを構えていた
この時、両者は早く終わらせたいという焦燥感に駆られていた。ベルリオーズは袈裟掛けに切られた深い傷跡と胸に空いた穴の影響で、ホワイトグリントはここまでの戦闘での負傷と先のグレネードランチャーを受けた影響でどちらも致命傷を負っている
そしてここからベルリオーズが果敢に攻め立てたがホワイトグリントがその攻撃の数々を躱し、防ぎ攻め立てるようになり、ホワイトグリントが攻めれば今度はベルリオーズが躱し、防ぎ攻める側に回るという泥仕合が始まった
一撃、たった一撃、軽い攻撃でもいい一瞬でも相手の気を逸らすことに成功すれば自分の方に戦況を傾けられる。下手に攻撃を仕掛けて反撃され、自分が後手に回ることを両者ともに恐れた結果、今のような泥仕合になった
(このままこんな戦いが続いたら埒が明かない…それに出血死しかねない…)
(ならば、一度賭けに出てみよう)
先に行動を起こしたのはホワイトグリント。ホワイトグリントは前転しつつ手に持っていたライフルをベルリオーズ目掛けて思い切り投げた
「何!?」
ホワイトグリントの咄嗟の奇妙な行動に困惑し、反応が少し遅れたがベルリオーズは投げられたライフルを掴み取りそのまま投げ返した
「無駄な足掻きを…」
コツン…
「?何を…」
瞬間、ベルリオーズの片腕が宙を舞った
たった今投げたのは前転したときに持っていた瓦礫の破片である。ライフルを投げたのはそれに感ずかれないためのカモフラージュであった
ライフルを投げられそれを掴み取り、瓦礫を投げられそれが何かを確認する。とホワイトグリントの一挙手一投足を注視できていなかった
その不注意が仇となり、距離を詰めてレーザーブレードで倒そうとしたが運良くか悪くか、ベルリオーズの腕を切り落とすだけに収まった
「良い戦士だ…感傷だが別の形で会いたかったぞ…」
ベルリオーズはその場で膝をついた
「何を…?」
ホワイトグリントは疑問を抱いたがすぐに理解した。ベルリオーズは腕の損失により、エネルギーの循環が不可能となり機能不全に陥ったのだろう
このまま放っておいてもそのうち倒れるだろうが…それはベルリオーズが自らに示してくれた敬意を裏切る行為だ。そう断じホワイトグリントはレーザーブレードを取り出しその頭部を切り落とした
「はぁ……」
ホワイトグリントは張りつめていた糸がプツンと切れ、崩れるようにして倒れた
(まだだ…こんなところで、倒れるわけには…)
まだ、依頼は終わっていない。総督府の破壊が今回の依頼だ、ベルリオーズの撃破はただの追加目標。総督府を破壊するまでは倒れるわけには…
傭兵ログ5 ベルリオーズ
企業との争いで圧倒的な戦果をあげた、レイレナードの英雄
きわめて優秀な軍人であり、合理主義者
その実力により、特例として企業製武装の使用が認められている
傭兵ログ6 サンドリヨン
かつて各地を渡り歩いた放浪の民の総称
統率者である長老の下、血縁者によって一団を組み、その生涯に渡り移住生活を続けていた。 特定の人種や集団を指している訳ではなく、世界各地に点在していたとされる
ある時、そんな流浪の民を率いて「何か」を目指した者がいたという
記録によれば彼らは辿り着いた後にそこに安住の場を作り出し今のサンドリヨンの礎を築いた
そして、彼らを率いた者は彼らにとある物語を残した。その物語が何かを知っているのはサンドリヨンのトップとサム・ドルマヤンだけであるとされている
さっさと原作キャラ、ストーリー入ったほうがいいですかね
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当たり前だろぉ!
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どっちでもいい…ですかね
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好きにやっちゃえ
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キャラは出せ