透き通る世界で羽撃く鴉   作:ドヴァキン

9 / 20
お気に入り登録が10人突破しました!やったぜ


地獄の尋問

やあ、みんな俺だ。今俺はよくわかんないところにいる。まぁいつものことだけど

 

なんでそんなところにいるのかというと、知らないとしか言えない。滅茶苦茶撃たれまくったのは覚ええるけど…

 

まぁ大方あの廃墟でまたあの時みたいによくわからない状態になって、また変なところに来たというわけだろう

 

あそこからどうやって逃げ切ったのかは知らないが、助かるのはいいけど、変なところで目が覚めるシステムやめてくれませんかね…

 

今回は周りは更地だが遠くに薄っすらとさっきまで居た建物らしき建造物が見える

 

「あっちにあの建物が見えるってことは…家と逆方向じゃねぇか…」

 

「二度とあそこにはいかないようにしよう…」

 

そういえば、結局新居を見つけるという目的は叶わなかったな…まぁ、後日探すことにして

 

「……って、そんなこと言ってる暇はねぇ!さっさと帰らねぇとって痛!」

 

突然脇腹から酷い激痛が走った。脇腹を見てみると傷ができており血が流れ出ていた

 

「……まじかよ」

 

俺はガチでビビった。家に帰ったときにこの傷のことがバレてみんなに質問攻めされるのが恐ろしかった。だが皆の安否が心配だ。脇腹は後回しでいい

 

俺は急いで家に帰った

 

……………

 

「ねぇ、ショウドこの傷は何?」

 

「これはですね…えーっと…」

 

「わかっているだろうが嘘はつかないほうがいいぞ」

 

…帰宅早々早速だが俺はみんなに尋問されている

 

こうなったのには理由があり俺が家に帰ってくるなりみんなが俺に飛びついてきて「よかった、よかった…」って感じで涙を流していた

 

ここまでは普通に理解できる。正直この時は言っちゃ悪いけど最高だったよ。脇腹がバレないかずっとハラハラしてたけど

 

そしてその後、ミサキが案の定俺の脇腹に傷があることに気づいてしまい「ねぇ…これ何…?」とハイライトオフの目で訪ねてきた。後から気づいた二人も同じようにハイライトオフになってしまい、今のこの地獄に至るわけだ

 

まあ何となくそんなことになる気はしてたよ。でもさ、こんな鬼詰めしてこなくていいじゃん!たかが脇腹から血がドバドバ出てただけだよ?今は見ての通りそこまで血は出てないよ?大丈夫だって、死なないって…多分

 

「早く答えて」

 

「ひぃ…」

 

「これはですね、みんなと別れた後に何とか敵を撒こうとしたのですが中々撒けなくてですね…仕方なく応戦することにしたんですけどその時にちょっと撃たれまして…」

 

「ほんとに?」

 

「ああ、本当」

 

俺は別に嘘はついていない。ただ実際に起きたことをオブラートで10回くらい包んでから伝えただけだ。決して嘘はついていない

 

「…わかった、じゃあそういうことにしておく。それはそれとして鉄パイプに赤いの付いてるけどその赤いの血でしょ?もしかして…殺したの?」

 

「…いや、別に殺してない」

 

「本当に?それならいい」

 

よかったー、この子たちが普通は銃弾一発で傷つくほど脆くないって知らなくて。知ってたら俺多分一生雁字搦めにされていたかもしれない

 

「話は変わるけど…なんでみんな銃を持って帰ってきてるんだよ」

 

「そんなの決まっているだろ。ショウドとこれからも一緒に生きていくんだ。ずっとショウドにばっか苦労を掛けるわけにはいかない私たちも戦えるようじゃないと」

 

「いや、でも…まぁいいや」

 

みんなには出来れば戦ってほしくない、傷ついてほしくないと思うが、それ以上に俺の身勝手でみんなの覚悟を台無しにするようなことはしたくない。そう思い、喉まで出かかっていた言葉を飲み込んだ

 

 

「そういえば、あの時助けた子はどうなったんだ?」

 

「あの子ならもう傷も大分治ってきたようで今は眠っています」

 

「そうか、みんな治療ありがとう」

 

俺はそう言って頭を下げた

 

「い、いいよ別に私たちがやりたくてやたんだし」

 

「そ、そうですよ!頭を上げてください!」

 

「おい、みんな声が大きい!起きてしまうだろ!」

 

などといつものように皆でガヤガヤしていると

 

「う…ん…」

 

「あ、起きた?良かった…傷がかなり酷かったから心配してたんだ」

 

「ここは…?」

 

「えーっとだな、ここは俺たちの家。君があの兵士たちに連行されて殺されかけてたから連れてきたんだ」

 

「薄っすらとだけど…覚えてる。ありがとう、助かった」

 

先ほどまで寝ていた子が起きてきた。…にしても綺麗な白い羽だな…そういやこんな羽のアリウス生が一人いたような…

 

「単刀直入で悪いんだけど、俺たちと一緒に暮らさない?」

 

「一緒に…暮らす?」

 

「そう、前居たところがどんな所かは分からないけど、殴られたり殺されかけたりはしないってことともっとずっと楽しく暮らせるってことは保証する」

 

 

「ショウドさん、それ勧誘になってますか…?」

 

「…分かった。これからよろしく」

 

「うそ…」「あの酷い勧誘でOK出すなんて…」

 

後ろ、普通に聞こえてるからな?泣くぞ?

 

「じゃあ、自己紹介を俺は黒鴉ショウド6歳」

 

「年齢言うんだ…戒野ミサキ7歳…」

 

「わ、私は槌永ヒヨリ、7歳…です」

 

「錠前サオリ、8歳だよろしくな」

 

「白洲アズサ…7歳」

 

白洲アズサ!そうだ、この子アリウス生なんだった。記憶がだんだん薄れてきてるな…つーか

 

「俺最年少かよ、分かってたけど…」

 

「そ、そんなに気にしないでください。私はショウドさんのことをお兄ちゃんみたいだって思ってますから」

 

……フォローになってないんだよなぁ……

 

アズサが家族になり色々と話を聞いた。まず、なぜあのとき殺されかけていたのか

 

アズサが言うにはアズサが居た野営地では食料が底を尽きはじめたため足手まといにしかならないとして老人や女、子供を殺そうという話になったらしい。とてつもなく頭の悪い話だ

 

さらにその殺害を兵士たちに頼んでいたそうだ

 

自分たちの手は汚したくない。とか殺したのは俺たちじゃない、原因を作ったのは俺たちじゃないとして自分たちが罪悪感から逃げるための手段だったのだろう

 

つまり俺たちが倒した兵士はとばっちりを受けたということだ

 

完全に悪くないわけでもないからそうとも言えないか

 

まぁ…でもなんかごめん。俺たちの前に立ったのが悪いから




関係ない話ですけし長くなりますけど一護の月牙天衝と王虚の閃光の合わせ技みたいな奴の名前って月虚閃って言うんですね…かっこよすぎない?あとシロちゃんもクソカッコいいやないか

そしてジェラルド…お前は何なんだ?光の戦士みたいなのとか神の権能とかよくわかんねぇよ
というか神赦親衛隊の奴アスキン以外おかしいやつしかいない…特にリジェ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。