頑固爺のちゃぶ台返し   作:ニャンニャン丸

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何か思いついたので
艦娘のラインナップは趣味全開


テイク8の1_艦これ世界に宇宙戦艦って、いやそれも宇宙戦艦だけどさぁ。

 というわけで今回は転生?転移?どこぞの一軒家に気が付いたら立ってました。

 割と若い、たぶんティーンエイジの体でどっかの家に出現しました、オリ主です多分、原作キャラに憑依とかかもしれんけど今のところ不明です。

 なんかの原作のある世界らしいんだけどそっち系の知識とか無しで送り込まれたからまずその辺というかその前に自分が誰かを特定するところから始めなきゃならんという面倒さよ、まぁ、それも楽しんでって事らしいが。

 あ、チート能力は行ってのお楽しみだとか、サプライズ好きやね今回の担当は、ん?今回ってなんやねん、メタすぎる発言は禁止。

 ただ転生者基本セットとしてこの若くて健康な体と、モンスターが居れば倒してレベルアップするときの補正と、言語理解は貰えたのでそれだけでもありがたい、かなう事なら現地の知識と常識も欲しかったが。

 

 さてではここは誰?私はどこ、お、バイクの免許か?提 杜久(つつみもりひさ)ね、誕生日から逆算、いや、そもそも今何年だ?免許持てるから高校以上ではあろうが、微妙に名前が不安をあおるが、気のせいだと思いたい。

 洗面所で鏡を見ればどことなく前世の顔にも似た、ただしAPP(かおのよさ)値が倍はありそうな平均ちょい上位の自称平凡系主人公風の顔、思ってたよりもさらに若いな。

 眉の太く吊り上がり気味なところとか、歳の割にちょっといかついというか威圧感がある感じ。

 部屋は昭和の香り漂う木造モルタル、畳の香りが清々しい、余裕が有ったらゴロゴロと寝っ転がりたくなるね。

 たぶん二階建て、地下室や三階はぱっと見なさそう、でもノートPCやタブレットはある、照明(でんき)は懐かしの環形の蛍光灯っぽいが。

 端末が開けたらいいんだがパスワードがわからん、そして同居人は見つからず、元からいないのか外出中かも不明。

 こういう時は、と、床の間を見れば仏壇に位牌があり、戒名の裏に堤何某とご先祖様だろう名前、上を見上げれば長押(鴨居?あの上に隙間があってフックとか吊り下げられるところ)の上にかけられたさっきの位牌の人だろう、モノクロのおっさんじいちゃん達の遺影がこっちを見降ろしてる、3世代分くらいは飾られてるか、結構年季の入った家だな。

 アパート暮らしとかの人はわからんかもしれんが、実家とか行った時に見たこともあるやろこういうの、アレはアレでいろいろ情報源になるんよ。

 一人、比較的新しい写真の故人(?)が種類はわからんが軍服の礼装っぽいのを着て敬礼してるのが微妙に不吉だ。

 あとは新聞とテレビで…ん?

 

 何か家の雰囲気が技術レベルはともかく全体的に昭和っぽいのに、なぜかソファ(座布団が敷いてあるあたりも昭和だ)の上にちょこん、とぞ鎮座したファンシーなぬいぐるみ、UFOキャッチャーで景品になってそうな大きさとディフォルメ具合は、何かのアニメのキャラだろうか?

 どっかで見たことあるような、いや断定するのは早いな。

 

「なんのキャラだ?タグでもついてりゃなんか書いてあるか」

 

 ひょいと手に取ってひっくり返す。

 

「いやんえっち」

 

「あっすんません」

 

 そっと人形(?)を戻すと家探しにもどる。

 

「待ちな兄ちゃん、今更見えてないとは言わさんで」

 

 にこやかだがどこか迫力と不気味さを感じさせる表情?いや表情なのかあんまり変化がわかんないのになんかそんな気配を感じる。その顔のままふよふよとこっちに寄って来るのはなんかホラーだ。

 まぁ、アレなんだろうなぁ。

 

「もしかして赤紙(ちょうへい)ですか?(おそるおそる)」

 

「Yes!Yes!Yes!」

 

「Nooooooooo!!!!」

 

 失礼取り乱しました。

 そっかぁ、艦これの、それも二次創作系世界かぁ(遠い目)

 嫌な予感したんだよなぁ、軍服の遺影とか名前が提 杜久(つつみもりひさ)とか、「ていとく」って読めるやろ?

 

 賢明なる読者諸氏には説明せずとも理解できているだろうが、ちょっと状況を現実逃避も兼ねて説明させてもらおう。

 艦隊これくしょん、通称艦これというのは、平成から令和ぐらい(多分)にかけて流行した、○○女体化したゲームの類の一つで、文字通り艦隊、第二次世界大戦ごろの、主に日本の軍艦を女体化したキャラをつかう提督となって、当時の敵っぽいモチーフのモンスターと闘うってものだ。

 が、この艦これ、公式では明確なストーリーというか、設定が存在してなかったはずである。

 一応ゲーム中の描写や設定から、赤い海になった世界を敵を倒して開放して取り戻してるっぽいとか、そんな考察はあるが、なんでそうなったのかも敵がなんで出てきたのかも、そもそも艦娘(キャラ)はどういう存在なのかとか、その辺一切言及無し、らしい。

 公式の発言でも、ダブって解体されたキャラ、さっき言った艦娘(かんむす)とやらは装備が素材になるだけで女の子まで「解体」はしませんよって話とか、自爆体当たりする、いわゆる特攻兵器は出しませんって話はあるが、設定系の話はほとんどない、らしい。

 まぁ、ある意味正解だろう、この手のはどんな設定にしても突っ込みが入ったり叩く奴はいるから、逆に設定を絞るだけ絞ってやる人の想像に任せるってのも生存戦略の一つだ、昔のウィザードリィがそうだったように。いや本当は違うのかもしれないが。

 らしいらしいとふわっとした話ばかりで申し訳ないが、ネットミームや二次創作的なもので知ってるだけであれやったことないんだよね、画面の前の賢明なる読者諸氏の方が100倍は詳しいだろう。

 

 で、設定がないから二次創作の類では色々推測や独自解釈があるんだが、そのうちでもたぶんかなり悪意に満ちた世界にの一つが多分ここ。

 艦娘の提督になるには素養が必要で、その識別がこのUFOキャッチャーにありそうなぬいぐるみっぽい生物、生物(せいぶつ)?、なんか生物(なまもの)、確か妖精さんと呼ばれていたはず、それが見えるかどうかで、割と末期戦なのか上が腐っているからなのか、見えてしまったら強制徴用されるパターンが多い。

 で、このパターンを使うときは大概にして、家族の事情やハードワークや上官がくそだとか、とにかくなにがしかの理由が一つあるいは複数あり、地獄みたいなパターンになったり、キャラの自殺で終わったりバッドエンドが多い、中にはそれをチートで振りちぎる話もあるが。

 あと、アスキーアートで展開される場合、往々にして美〇しんぼのキャラを悪人として登場させることが多いのももしかしたら特徴かもしれない。

 作者が嫌いなのかネットミームでいじられた展開が使いやすかったのかは知らないが、そっちは原作知ってるんで、配役ミスだろこんなセリフ言わせてと思うことは割とある、まぁ初音ミクなんかと同様、役者は役を選べないからなぁ。

 まぁ、その選べない役の何某かに自分が入っちゃったら今の状態だとさすがに笑えないが。

 こんなことならそういうのももうちっと読んどくんだったかなぁ?まぁ、なんかあるらしいチートに期待するしかないか、なぁに人生一回大往生したんだ、次が早世でもたぶん平均位の寿命になるさ。

 

 で、困ったことが一つ、わし世界観がわかんない、それもかなりのレベルで。

 ネットミームで余計な情報は出るが、艦娘とやらで見てわかるのはたぶん島風と大和(notヤマトと、あとは・・(数秒沈黙)・・ええと、オカン扱いの、なんか空母が居たような… 

 くっそラブリーエンゼル号とかヤマト(セル画)ならどのバージョンかもすぐわかるのになぁ、でもアルカディア号はちょっとあいまいだ、あれけっこうバージョン違い多くてなぁ。

 敵は当時戦ってた米軍とかのモチーフって話も聞いたが、そっちは正直どこがそうでどれが何のモチーフなのかさっぱりわからん。ああ、ヲ級ってのがエロ漫画によく出てたのは覚えてる。

 

「お~い、そろそろげんじつとうひはおわったか~?」

 

 なんか勝手に金萬(秋田名物)とお茶入れて休憩してるよ妖精さん、あれ相馬焼だろ、高そうな湯のみだ。ってか金萬とか相馬焼とか、ここは東北地方なのかな?

 しかしどっから出したんだろう、慣れてるのかのんきなのか。

 

「アッハイ、お待たせしました」

 

「その手は何やねん、わしらは逮捕状持ってるわけやないで」

 

 似たようなもんです。

 手錠(ワッパ)が嵌められるように両手をそろえて前に出す。これが赤紙なら万歳三唱に日の丸振りまくりで送り出されるし、場所によっちゃ役場で酒一升くらい支給されたらしいがね、そういうのは多分ないだろう、まぁ、手続きやこれからどうなるかは聞くけどさ。

 

~~~~~~~~~~~~~~~細かな手続きとかは省略~~~~~~~~~~~~~~~

 

 というわけで二か月の即席研修を受けて即席提督となりました即席転生者堤です。◎佐とか軍曹とかそういう権力持てる役職はないらしい、義務はあるけど権利としては個人事業主扱いとか、せちがれぇ。

 あと、艦娘が全く分からんせいか、どうも相性が悪い、向こうもこっちは「ピンとこない」らしい、おかげで才能がない扱いだ、もしかして言語理解(チート)のせいで見えて喋れただけで素質はなかったとか?なんてことしてくれたねんチートでバグか。

 ついでに成績も悪いしな、元々大していい頭じゃなかったが、特にこっちの歴史や法律とか、何なら常識も知ってるのとまるで違っててなぁ、こんな偏屈だから非国民扱いもされてる、何だよ非国民って、戦中かよ。

 

 で、さて今はいわゆるチュートリアル、素材を入れて艦娘を召喚(けんぞう)しましょうって奴だな。

 この建造ってのは、女の子を素体に軍艦の言霊を召喚し、その言霊の持つ戦歴や信仰や日本つえーってありたいって願いなんかで付喪神というか、最大公約数的なその船のイメージを憑依(オーバーソウル)させて作るんじゃないか、と推測している、推測?って言うかもしれんが、促成栽培な上に機密機密で挙句に専門用語が多くてさっぱりなんだよ。

 さて、成績がアレなんで最低限の素材、高速建造材(かきんようそ)は使わせてもらえるが、それだって多分いつまでも場所取ってんじゃねぇという意味だろうなぁ、素体となる女の子(これも機密だとかで見せてもらえなかった)も俺の担当となったのは申し訳なく思う。

 ん?その割には気楽だって?なぁにこちとらいじめられっ子と社畜と要介護孤独死間際とま、割と色々体験済みだからなぁ、四十五十のはなたれ小僧の嫌味はへらへら笑って受け流すさ、それこそ山岡◎郎のようにw

 

 さて適当にぶっこんで高速材添加~♪

 

「ケイッ!」

 

 閃光が走った。

 炉(?)から飛び出した、とことなく十字っぽい光はフロア銃と縦横無尽に走り回り、監視役?のおっさんやおっさんの艦娘(多分)も驚いてるのがちらっと見える。

 そしておれの目の前に()りて、いや()ってきた光は、片膝をついて、片手を地に着けての三点で体を支える、いわゆるスーパーヒーロー着地を決めてくれた。

 

 パット見それは銀のスーツに身を包んだいわゆる宇宙刑事スタイルに見えた、少々装甲とか盛られてぎゃぱんというよりはロボコップぐらいの太さだが、デザインは宇宙刑事に近い、やや腰が細く胸が厚いのは女性?なのか?

 胸部には特徴的なハンマーヘッドのようなパーツ、両肩からは三本づつ巨大な釣り針のような、あるいは死神の鎌のようなパーツをマントの様に下げている。

 体を覆う装甲は恐らく隠蔽型武装(コンシール)になっている、ちょっと重装甲(ふとめ)に見えるのもそのためだろう。

 ああ、わかるぞ、これは()()()

 

「強襲捕戦艦ギタニモン、それも初期の試作型…」

「スペースパトロール所属、試作強襲捕戦艦ギタニモン、ただいま着任いたしました!」

 

 その艦娘?と俺の声が被る。

 名乗りを上げるとともに全身のラインとバイザーの奥の目が発光、いわゆるロボの目のような鋭角ではなく、シンプルに丸い発光をする目は、どこか威圧感とコミカル感があり、あるいはスぺパトのメンバーの()の顔を模しているのかもしれない。

 そのまま腕を左右にビシ!(スペース) バシ!(パトロール)と振り、腕を前に突き出してクロス(きょーしゅーほせんかん)、そこから腕を引きつつズバシッ!!(ギタニモン!)と決めポーズ。

 最後にきれいな、しかし陸海軍ではなく、スぺパト式のちょっと立て気味の敬礼に対して、まだ慣れていない海軍式、というかせいぜい海軍風の答礼。

 ワンテンポ遅れて、自分の名前を呼ばれたことに驚いた様子の彼女に挨拶を返す。

 

「よく来てくれました、俺、自分があなたを建造(しょうかん)した(つつみ)です。まさかスペースパトロールの所属艦が来てくれるとは、ここだと日本の所属になりますが大丈夫ですか?」

「まさかご存じの方がおられるとは。所属は問題ありません、艦娘とはそういったものです」

 

 そんな和やかな会話に、監視のおっさんが怒鳴り込むので、彼女について説明を行う。

 おっさんのセリフ?ねぇよ右から左に流してるんだし。

 

「彼女は()()()()スペースパトロール所属の試作型強襲捕戦艦ギタニモン 全長およそ300mとの()()艦ですが、単独での恒星間航行能力を持ち、瞬間最大火力は推定ですがBクラス(アマニ基準)、一斉射で地球を跡形もなく粉砕できるほどの火力を持つ優秀な戦闘艦です」

 

 うん、第二次大戦のころの船の常識からすると色々と言うかもう全ての用語で発狂しそうな紹介だが、まぁ宇宙レベルだとこんなものだろう。

 まぁ、賢明なる読者諸君にも分かるようにもうちょっと詳しく説明すると、彼女は日本スぺオペ(スペースオペラ)の金字塔「マップス」に登場する宇宙船だ。

 所属は秘密結社スペースパトロール、公的にどこかにその捜査権が認められているわけではなく、いわばちょっと大きな(星系を複数勢力圏に持つ)自警団だ、いつかは本当に銀河を守るスペースパトロールになる(=銀河を征服する)ために、いかなる勢力にも属さずに銀河を暗躍している、所属は体の凹凸の少ない人型種族が多く、超能力適正が比較的高めではある。

 そこでギタニモン(初代)は主人公たちの乗る海賊船リプミラ号をその巨大な爪で捕縛し、あと一歩まで追い詰めるという中々の活躍をするのだ。

  武器はその爪のほか、艦内に山ほどの火器を隠蔽内蔵しており、シューティングフォーメーションと呼ばれる砲戦型の十字架のような形状に変形することで、とんでもない火力を発揮することが出来るロマンあふれる機体である、なお、基本フレームが同じなのか、後々爪をオミットしたギタニモンⅡやⅢがスペースパトロールの主力艦として出てくるが、こちらの詳細は不明である。

 全長(全高?)は300m級のリプミラ号とほぼ同サイズであることから300m級の小型艦、いや地上でマップス世界の宇宙船では500mくらい前は小型艦扱いである、地球の海上なら大型の空母や戦艦がこの位ではなかっただろうか、まぁ海と宇宙じゃ条件がまるで違うが。

 でかいのだとガス巨星くらいの船も結構出ているし、惑星丸ごと一個粉砕して鉱石採掘するための超巨大ゆで卵切り(エッグスライサー)みたいなアホな船も出てくる、その程度には技術格差がある、何なら核兵器(さいしゅうへいき)が彼らにとってはインプラントの動力にする乾電池程度の扱いだったりする、装甲に傷もつかないのが戦闘艦なら普通である。

 速度もノットどころか光速のXX%~超光速だし。

 よし、閑話休題(げんじつとうひおわり)

 

 まぁ、相性がいい艦娘が来てくれてよかったと思おう、監視役の人たちは泡吹いてるし何ならなんか憲兵がこっちに来てるっぽいけど。

 

~~~~~~~~~~~~営巣に入ったり研究されたり解体されかけたり~~~~~~~~~~~

 

 はい、色々ありましたが暗い話は省略して、諸々調べてもらった結果、まぁヤバい事になりました。

 

 彼女、()()()()()

 

 スパロボ補正とか聞いた事は無いだろうか、性能の異なる様々な作品を一つに収めるため、実際の設定値そのままではなく、バランスをとった数字に変更するという奴だ、これで2mロボの持つ機関銃も500mくらいある大型ロボのビームも、多少差はあっても同じゲームの盤面で使えるようになるあれ。

 艦隊これくしょんというゲームは、特にこれが強い、まぁ仕方ない、当時の大日本帝国軍そのままの設定では米軍をモチーフにした敵にはいろいろな意味で勝てないのだから。

 だから史実では全く意味のなかった三式弾が対空砲火として通用するし、史実じゃむしろ性能が悪化した改装も普通に強化になる、何て名前の船だったかわからんが無理やり滑走路つけたせいで重心上がって滅茶苦茶になったのがあったらしい、あと俺は知らんが詳しい人によるとあの駆逐艦が戦えてる時点でおかしいとかいろいろあるらしい。

 

 が、彼女(ギタニモン)にはそれがない。

 つまり、第二次世界大戦どころか何百年、下手すりゃ数千年レベル未来の宇宙兵器がバランス調整の弱体化(ナーフ)もなしに顕現してるのだ。

 実際テストでは武装隠蔽中にも使える超小型ビームでテスト用の装甲版を蒸発させていたし、全力火力(フルファイヤー)なんて怖くてとてもできない。

 エネルギーがあればいくらでも撃てるビームだけでも過剰火力だし、肩の爪ならエネルギー消費すら最低限だ、実際試験遠征でなぜか姫級とか言うボスに遭遇して、せっかくだからと爪で抱きかかえて鹵獲していた、そういや二次創作だと敵を鹵獲して味方にするパターンもあったなぁ、公式では絶対あり得ないって話だが。(理由は知らぬ)

 そのエネルギーもよっぽど(うちゅうれべる)の戦闘行為でもない限り転換炉で数百年無補給でも大丈夫だし、地球の質量でも代用可能、何なら宇宙に上がって近所の惑星で補給してもいいらしい、転換炉の原理はわかんないが。

 そして仮に破損しても海中から必要元素を集めて転換して修理可能とのこと、そもそも実験では大和の主砲やなんかの魚雷やちっちゃな飛行機、爆撃機?の爆弾も全部至近距離で喰らって平然としていたし、多分核でも傷つかないけど。

 

 そして俺みたいな落ちこぼれよりは上層部の肝いりの提督に配備すべし、って話にもなったんだが彼女はそれを拒否、というか不可能と回答。

 俺が普通の軍艦との相性が0なように、俺以外と彼女の相性も0だった、というかギタニモンの名前を知ってる提督(やつ)すらほぼいなかった、出番少ないけど稀代の名パトロール艦なんだがなぁ。

 あ、ちなみにマスクの下はスレンダーな美人さんでした、一筆書きの(ニュウ・エイブ)顔じゃなくてよかった。

 

 で、俺の方はその後も何隻か呼び出して試すことに。

 結果、一般的な艦娘は全く呼び出せず、またほかの艦娘からの聞き取りにより、恐らくそちらの素養は全くないだろうとのこと。

 まぁ、代わりに、うん、そうなっちゃったんだが。

 例えば彼女。

 

「ゲドー社所属A級戦艦オルクス、艦齢二世紀越えの老骨でよければ力を貸そうて」

 

 二隻目、ロリババア枠です。ちっちゃい白髪の少女というか幼女が大きめの軍服?ヤマトの艦長とか999の車掌さんが着てるようなあれに身を包んでおり、その周辺には素人目にもぼろぼろとわかる2~3mほどのスクラップの集合体が包んでいる、このメカ部分が艤装と言うらしい。スペースパトロール(ギタニモン)宇宙刑事(メタルスーツ)だったが。

 登場作品はARIEL、全52話かけて地球の抵抗や予算の都合と闘いながら、ゲドー社が地球を侵略する話だ。嘘は言ってない、作者も認めてるし。

 その地球侵略企業であるゲドー社の唯一の戦力が、艦齢二世紀越えの超老朽艦オルクス。

 とはいえ推定で、全長約10キロメートル、全幅最大1.8キロメートル、総重量7億6千万トン以上というばかばかしくなるほどの巨体を持ち、このサイズはさすがに作中の銀河帝国の戦艦でも特に巨大な部類に入る、まぁ200年の間に高性能、小型化が進んできたので今は使われていない骨董艦種(はくぶつかんレベル)だということもあるが。

 火力も桁外れで主砲の全力斉射は太陽に充てればそのまま太陽が爆発して太陽系が滅ぶほど、ヤマトの波動砲もびっくりだ。

 何か動かすたびに不具合が出るし何なら燃料切れで地球に落ちてきたり予算不足でスクラップで侵略メカでっち上げたりするが、それでもなお地球の超兵器ではまるで歯が立たないスペックを有している。

 歴戦の名に相応しく、あらゆる状況に対応できる、何でそんな物がと言うようなマイナー装備までも持っており、地球人のFM/AMなんて古代の通信手段から作中最新の超空間通信まであらゆる通信手段が揃っている様は通信機器の歴史が一隻でわかるとまで言われたり、

 歴戦のコンピューターは下手な銀河中央の最新鋭艦なら手玉にとれるほど、地球側からハッキングしてきたときには逆ハックして次世代スパコンを乗っ取った結果、ウィルス感染しているスパコンの性能が上がった事さえある。

 格納した降下兵、侵略用の怪獣やロボットや自家用車のような扱いのそれは、おんぼろでニコイチサンコイチの共食い整備まで行っていてもなお、単独でもアメリカ艦隊をあっさり手玉に取る。

 勿論危なくてほとんどの性能は試せていない、降下兵をちょっと出して動かしただけである、それでも練習相手をきりきり舞いさせてたが。

 現在は秘書艦として経理や事務仕事の一切を任せている、老朽艦と倒産寸前の侵略企業が存続のために頑張っているだけに、艦内の経理部の能力はぴか一で、その設定が彼女(オルクス)にも反映されているらしく大変に助かっている。少々吝嗇家ではあるが今のところ問題にはなっていない、何しろ無補給で動ける艦娘()がほとんどだし。

 地球の技術じゃ修理どころか素材が何なのかの判別すらもままならないのだが、現在ギタニモンの自己修復能力をどうにか応用して整備できないかと画策中だ。

 

 ほかにも、っと長くなったので他の艦娘()の話は後編でするとしよう。

 

 残念ながらこの手のネタでよくあるヤマトやアルカディアやアンドロメダとか、そういう有名どころは来てくれていない、こう、何だろう、微妙にマイナーというか、メジャーなんだけどジャンル自体がマイナーなんで知られていないというか、そんな艦種ばっかり出てくる、まぁ宇宙戦艦には違いないんだけどさぁw




次は
 チート 必殺仕事人 と
 チート 菊池秀行的ヤバい美形
のどっちか妄想してるけど、
どっちも描写がワシには描き切れん気がする、特に菊池秀行のスーパー伝奇エロスは
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