頑固爺のちゃぶ台返し   作:ニャンニャン丸

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 自分の好きな作品のキャラや能力でをメタ張れる世界に送ってマウントとりたいってぇ安い欲望。
 なおEマグの細かい設定など原典に記載無い部分は筆者の妄想で出来ております。


テイク4の1_ブラッドジャケットでジョジョの世界

 結局その高次の意識体はエッダーと名乗った、まぁ、こっちにあわせた仮の名ではあるのだろうが、というか、エッドア人かよ。

 こっちのレンズマンネタに合わせてくれたんだろうが、敵のほうを選ぶとか。

 

 そこから「レンズマン」の話、「サムライ・レンズマン」と来て、古橋秀之作品からブラックロッドと随分と語った物だ、たとえはアレだがホステスとかのトップ、あ~キャバ嬢って言うんだっけ?の人のような聞き上手でべらべらと大分喋った気がする。

 しゃべり方からジジ臭さもそこそこ抜けたようだしな。

 こんだけ喋ったのは半世紀ぶりくらいか?まだ知人友人とそこまで疎遠じゃ無くてTRPGしたりカラオケとか行ってた頃だから、ヤレヤレ。

 いや、それ以前に神のごとき知性体を相手に古橋秀之は神とか喋ってる時点でもう何をか言わんやだが。

 そのまま、ブラッドジャケットと言う、作中に登場する吸血鬼殲滅部隊(ブラッドジャケット)が如何に吸血鬼に対抗するための最適解かと語っていたら、

 

『なら、それをチートにしよう、ちょっと吸血鬼相手に無双でもしてくるといい』

 

 って話になった。

 何でも歴代○○の全能力とか、強奪や無限□□とか望む奴も他の神(?)の担当には居たらしいが、大体バランス壊れて酷い事になるらしい、増えすぎる能力を扱いかねて自爆したり使いこなせずに原作展開のまんまだったり、増えすぎる能力に自身がつぶされて概念化したり自我が拡散したり、細かいことは説明されてなお理解出来ないことが理解出来ただけだったが、まぁ、人の身で扱える限界を超えてエタッたりぐだったりする、ってことだろう。

 それに比べりゃ大分大人しいと言うが、正直それでもチートというか大概な能力だと思う。

 と言うか、基本セット(梅)の時点で、

 

・前世の記憶を持っての生まれ変わり

・最低限健康に成人出来る(転生)か成人の体(転移)で送られる

・付近で主に使われる言語の上位二つを理解

・ハイエース程度の収納力のあるインベントリ

・ざっくりと名前と効果と1行程度のコメントのある鑑定

・レベルアップ系のステータス。

 

と、割と盛りだくさんというか、これだけでも十分"異常"にチートだが、更にこれに

 

”ブラッドジャケットを再現する程度の能力”

 

 が加わるわけだ。

 能力的に言えば、ネットショップ系の万能な物だが、ポイントは吸血鬼や、効率は劣るが他のモンスターを倒すことでしか手に入らない。

 そして買い物したアイテムや能力で自身を強化出来る。

 ブラッドジャケット以外の、妖術技官やガンボーズ、魔道特捜(ブラックロッド)系も、部隊として協力したり出動を依頼する関係で「商品棚」にはあるが、こちらは2~10割は割高になる。

そして最大限拡大解釈してもらって、古橋作品内の物なら、例えば「サムライレンズマン」の単分子デュレウム鋼のサムライソードとかな。

 あるいは対吸血鬼装備として例えば「僕の血を吸わないで」に出た吸血鬼を人間に戻すワクチンなんてのも選べるが、必要ポイントの桁が二つ三つくらい多いので現実的では無いと言うところか。

 いやまぁ正直、吸血鬼禍(バンデミック)への対処はともかく、みんなの憧れる地獄寝具とか肩月で26~7人位いるって設定の始祖とか、菊池秀行世界の吸血鬼とかの何かもりもりに盛りまくられた相手には正直勝てないから超弩級聖人(スーパードレッドノート)とか機甲折伏隊(ガンボーズ)投入することになるんだろうし、その意味じゃ最初から機甲折伏隊(ガンボーズ)をチートとしてもらった方がむしろ有効なんじゃねと思わなくは無いんだが、そこはホラ、やっぱ格好良さとかそう言う、ね。

 ああ、ついでに初期装備も貰える、赤ジャケにグラサンに銃にナイフ、時計、追加装備や補給は買わなきゃなんないけども

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 到着、夜かな、ちょっと煤煙くさいな。

 さて、どこに行くかは教えて貰えなかったが、あんまりきっついところで無いと良いねぇ、無理か、こんな装備が必要とされる所なんだから。

 

「おれは人間をやめるぞ!ジョジョーーッ!!」

 

・・・・…・…・・・そこかよ!

 

 日本人なら知らなきゃモグリ級の有名な台詞はジョジョの奇妙な冒険の第一部だったか、三部くらいまでは読んでたから何となく覚えてる。

 ここで養父殺してその血で石仮面起動して吸血鬼化して大暴れして逃げて別の何とか言う街で吸血鬼禍(バンデミック)起こす奴だ。

 その後もしつこく復活したり遺物で大惨事起こしたりする面倒な相手だが、この時期はまだ悪のカリスマと言われるようなアレコレって程の影響力はないのでまだ幾分は楽だろう。

 とは言えホットスタートだなおい、自分の体や装備を確認する暇もなく声のした方につっぱし…うぉ。早え。

 流石は何か凄い特殊部隊並の肉体(シリーズによって設定は異なります)、あと実は吸血鬼殲滅隊(ブラッドジャケット)隊員はみんな吸血鬼だった説だけは採用して無くて助かった。

 最善は石仮面破壊しての吸血鬼化とジョナサン父の死亡の阻止、次点で逃亡させずにこの場で狩る(ほろぼす)、それが出来ないと街一つの吸血鬼と戦うってぇ原作ルートで面倒なことになるから避けたい。

 何かいる警官隊をすり抜け館に、アレこのとき警官隊いたっけ?流石にそこまで覚えてないがって、チ、タイムラグがありすぎた、すでに何か吸血鬼化した挙げ句に二次被害者まで出てる。周りが何か言ってるがそっちは思考から外して無視、そんな余裕はない。

 その場で赤ジャケ翻してEマグ抜いて速射、DIO?の心臓に三発、頭に三発。

 いやそれだと簡単すぎるか、その場では一瞬だった話だがちょいと解説しよう。

 

 

 「リード&ヴォーンM92エンチャンテッドマグナム」通称Eマグ、対吸血鬼装備の基本にして最小の銃器。

 とは言えその口径は50口径とハンドガンとしては最大級だし、胴にでも当たれば人間はおろか吸血鬼の頑丈な体でさえ軽く吹っ飛んで上下に泣き別れる。

 その馬鹿げた反動を反動軽減術式で軽減し、銃弾として推奨されるミスリルチップ・ホローポイント弾(クソ高価い)は銃身内に刻印されたエンチャントライフリングを通過時に「強運(ラッキーヒット)」「聖別(エンチャント:ホーリー)」その他諸々の対吸血鬼用に調整された術式を付与される。

 付与や反動軽減に使用される呪力は銃身下部にあるマガジンか持ち手のように見える特徴的なバー「呪力蓄積器(コンデンサ)」から供給される。

 懐かしいなぁ。線条痕を利用して銃弾にエンチャントを行うッてぇ発想には読んだ当時目から鱗がボロボロとこぼれた物だ。

 

 放たれた銃弾は「強運(ラッキーヒット)」の効果で微妙に軌道を調整しつつ目標に突き進む。

 吸血鬼の肉体能力は大抵の場合人間よりも高い、銃弾を見てから避けるどころか指先で軽々と掴む者だって珍しくは無い、そのために掴もうとも指を肉体ごと吹き飛ばす大火力と、回避しても(幸運にも)当たる必中系の術式は必須とも言える。相手が「幸運(ラック)」を使ってもそれごとぶち抜ける高呪力って設定だ。

 いや、原作のランドーにはそれでかわされたけど、日本全体を生け贄にしてうまれたような悪霊の呪力が相手では流石に呪力(ちから)負けする、吸血鬼でも無いし。

 

 幸いそこまでの強運の星は相手には微笑まなかったようだ。血を吸ってグールになりかけの男をとっさに盾にしただけでも割と反応は良い方だろうし、ちょっと軌道がずれるのは流石命汚いラスボス様だったろうが、そのまま犠牲者を貫通し心臓ってか胸の辺り全部を吹き飛ばし、顎から上も消滅させて吹き飛ばす。

 

 対吸血鬼戦の基本は脳と心臓の破壊だ。「心臓を粉砕し、頸骨を切断、脳幹を破壊」ついでに言うなら太陽でカリカリの灰にした上で、念のためその灰も回収してバラバラに封印すりゃまぁ大体何とかなる。

 魔術的というか、そう言う概念や伝承的には脳と心臓と首は急所の象徴でもあるし、脳は意志の在処として、心臓は血を象徴とする吸血鬼のコアのイメージ、首はギロチンなど貴人の抹殺に使われた方法、つまり全部「死ねよ」って意味になってるのと、こっち(ブラックロッド)の吸血鬼の超再生には脳の信号で心臓(人工心臓でも良い)が動くことが起点となるから、そのどっちかか、そこの経路を破壊することで殺す事が出来たって訳だ。

 まぁ、脳や心臓を別なところにコピーして退避させる奴もいるので油断は出来ないし「灰にする」って事も必要になるんだが。

 

 対してこの作品(ジョジョ)における吸血鬼は石仮面なる物で脳のツボを押して吸血鬼化させる

遺伝子的には人間ではあるが、生物としては人間からかけ離れ、吸血衝動やら身体能力の向上に再生不可能な身体部位も再生させる超再生力などを得、さらには体毛を操ったり気化冷凍と称して一瞬で人体を氷結させる超冷却してのけたり目から体液を超高圧で噴出して金属を一瞬で切断してのけたりと割と無茶苦茶なことをしてのける。

 工業用ウォーターカッターとかそう言う物を波紋の呼吸で再現した主人公側と比較しても、桁というか次元の違う物理を超越した超能力だ、いや、オカルトパンク世界のこっちが言ってもブーメランだが。

 心臓は弱点では無く首だけでも割と生きているのは強み。

 弱点は太陽光とそれに準じる波紋など、脳を完全破壊しても良いが普通のピストル弾が当たった程度や、剣で切られた程度なら繋げれば再生する。あと全身焼き尽くしても死ぬ。別に蝙蝠や霧になったりそもそも銃弾が無効だったりはしないので、吸血鬼業界で見ればこれでもまだ滅ぼしやすい方だろう。

 そしてそう言う相手ならば、Eマグの大火力で脳を頭ごと吹き飛ばしてやればまぁ、大体死ぬ。

 

 とはいえ、中にはどこぞの小物界の大物(むざんさま)のように脳や心臓を他の場所にコピーして退避させたりする奴もいるんで念のために遠距離からもう何発か、と、ポイントで弾丸とスピードローダーを買って

 

 ()()()()()()()()()、吸血鬼を狩れば貰えるはずの討伐ポイントが、だ、

 

 左手の抗不死(アンチアンデット)ナイフをとっさに胴体に投擲しつつバラバラ死体のように見える相手に肉迫。

 対アンデット仕様の刃渡り20センチ程のアーミーナイフは、鋼化銀(ミスリル)の刃と死の呪文(デス)の刻印で人狼や吸血鬼といった通常の武器が通用しない不死系の生物にも効果のある最小の武装だ、ま、最小というだけあって威力はお察しだが、相性的には悪くない。

 ジュウともシュウとも付かないナニカの焼けるような音、よし、こっちの吸血鬼にも抗不死ナイフは再生阻害効果を発揮出来るようだ、

 ポイントを確認、わずかながら増えているのはさっき盾にされたなりかけの分か、それで買える物は、と

 

 ああ、本当に退避させてたのか、首無しの胴体が何か生やして、いや血管を触手にしてるのか?逃げようとしているが、ナイフのお陰で動けないようだ。

 何とも生き残らせたいという運命の強制力を感じるが、そう言う面倒事は御免だ、さっきなけなしのポイントで入手した工業用聖水(2リットル)をダバダバとぶちまける。

もちろんいま動いてる上半身とそれをトカゲの尻尾のようにして逃走する()()()()()()下半身の両方に。

 うん、コレも効果があるようだ、流石にもう武器が無くなりつつあるので効果があって助かった。

 動かなくなったところで刺していた抗不死(アンチアンデット)ナイフを抜いて更に死体を切り刻む、猟奇的ではあるが太陽光にさらせない以上このぐらいはしないと安心できない。

 その辺りでがっつりポイントが入ったので、ちゃんと討伐できたらしい、ついでに石仮面も踏み割る。

 

コレが隊長(キャプテンドレイク)なら、『俺は二度は見のがさん』という所なんだがね」

 

 生憎とこっちはDIO(こいつ)の面倒さを多少なりとも知っている、一度だって見逃してやるものか。

 

「ええと、ミスタ?」

 

 そこでやっと周辺を見る余裕が出来た、多分銃を構えてからここまでで15秒程度だろうか、周辺にはこちらに銃を向ける警官と、筋肉質の巨体、ジョジョ、ジョナサンジョースターだ。

 ちゃんと読めたのが3~4部位までって事も有るが、やっぱりジョジョと言えば彼だよなぁと、現実逃避気味に思いつつ。

 さて、コレ、どうここから切り抜けたら良いとおもう?

 

 あ、それはそれとして残骸はちゃんと朝になってから灰になるまで焼きました。

 館も何故か焼けてたがそっちは仕方ない、館ものってそう言う物だし(偏見)

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 結局の所、小難しい言い訳が出来る気の利いた頭は持っていなかったので正直ベースで話すことにした。

 流石に神様とかの話は十字教関連と思われる当時のエゲレス人に言うわけにはいかんが、相手が吸血鬼の一種で在り、それを退治するための専門家が自分の部隊であると、

 

もちろん逮捕されて豚箱に入ることになったが(苦笑)

 その後にツェペリ男爵だっけ?波紋の師匠が来て色々話してくれたお陰でまぁおまけで解放して貰えた。

 装備品は持ってかれたままだが、こちら側の魔術的知識がいるし、そもそも鋼化銀(ミスリル)とかこっちでは手に入らないから再現も出来ないだろう、幸いポイント(ボス討伐ボーナス)はたんまりとあるので安い初期装備はすぐに買い直せる。ステータスとか義眼とかちょっとアップグレードもしたし。

 

 原作面子にうろ覚えの原作知識で石仮面や柱の男なんかの話をふくめて説明。

 自分とこの吸血鬼とは異なるが自分の、過去の英雄や装備を一時的にこの世界に生み出す力と原作知識は役に立つと。

 まぁ、普通に疑われたが。

 その場で装備を購入して見せて何とか納得、とはいかずとも協力体制を取ることは出来た。

 波紋の呼吸とか覚えたら便利そうだったがそっちは才能がないらしく身につかなかった(厳密にはいまのポイントでも変えない程の高額でスキルが売っていた)が、対吸血鬼戦闘法とか意見交換が出来たし、こちら側の装備の供与も出来たから悔しくは無い、きっと有意義だったんだうん、だから悔しくは無い、ないってば。

 まぁ、柱の男対策や他の石仮面の回収なんかは有るにせよ、面倒な奴が初手で削れたから大分楽が出来る。

 

そう思ったのがフラグだったのかもしれない…




ブラックロッド:古橋秀之のデビュー作にして不朽の名作、現在完全版がweb注文限定で発売中(ダイマ)、また作中に登場する主人公の呼称(名前ではない)
吸血鬼殲滅部隊(ブラッドジャケット):シリーズ二作目のタイトルにして対吸血鬼専門の特殊部隊、超かっこいいが残念ながら作中ではやられ役の側面が強い
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