かっこいいんだけどその世界以外に持ち出されても、ってのはある。
シンカリオンやマイトガインを他の世界に持ち出されても現地の鉄道管理局と絶対ぶつかるしまともに運用できないだろう、とかそういうの。
見えるし触れるし立てるし飛べるし、なんなら好きなイメージ作れるけど基本は認識できない謎空間にて、結局イメージで周囲固めるのも面倒なので謎空間のままで話を進めていく。
話はまぁ大体まとまり、じゃぁどういう設定で行こうかという話になったときに、彼?彼女?はあっさりと爆弾を投下してくれた。
『と言うわけでチート付き転生、そうだな、リリカルなのはの世界なんかどうだろう』
「無理ゲ」
思わず声が出る、どうせ心を読むんだから発声の必要もないんだがな。
(筆者も)原作知らんぞ、二次創作くらいしか。むしろ
知ってるかい?エロゲ版ではスピンオフ主人公なのはのエロシーンが公式からでてるんやで。
『大丈夫魔法的なチートを上げるから。好きだろ。ブラックロッド』
「無理ゲ」
思わず声が出る。(二度目)
ええと、それはブラックロッドという伝説の書籍に記載された能力とか、かの魔道書にちなんだ能力とか、いや大好きってか聖典だけどさ。
『タイトルのネタになった魔道特捜の装備と能力を上げよう』
「無理ゲ」
思わず声が出る。(三度目)いや、何故無理ゲなのかは知ってる人では無いと分からないと思うが。
ちなみにおたずねしますが
『公安に設置されてるね』
黒杖特捜官としての身分や権力は?
『公安が保証してくれるよ』
その公安は?
『行き先の世界に無ければ無いですね』
恐くて可愛い
『降魔局に申請して貸し出してもらって下さい』
神託版の情報や妖物魔物の分析については?
『降魔局と情報連携して下さい』
その
『行き先の世界に無ければ無いですね』
最大の能力である名前のない状態については?
『自我が無くなってよいのであればどうぞ』
せんたくしはあるんだ、わーやさしー
「って無理ゲやねーか!!」
思わず声が出る。(四度目)
『
最低限公安と連携しねぇと真価を発揮しねぇよ!!
せめて転生先の場所とシリーズは?うろ覚えだが二次創作ネタなら確か後期の海とか陸とか空とか権力争いしてた時期なら、一般魔道探偵としていける可能性がワンチャン
『そこにも行けるよ、ちゃんと無印の最初からだからあとはがんばり次第』
地獄かな?
と、さすがにわからん読者(?)のために、簡単ではあるが解説しとこう。
魔道特捜官、もしくは黒杖特捜官、通称ブラックロッドは、同名の小説、ブラックロッドに登場する主人公の一人(一本とも言われる)である。
舞台となるケイオスヘキサにおいてはトップクラスの権力を持つ、いや、権力そのものである。
彼(?)らは自分を持たない、戸籍からその存在は抹消され、更に名前に関しては徹底的に削除され、公安が管理のために便宜上つけている番号さえもコードΩ、トップシークレットに位置づけられている。
コレは世界崩壊の可能性を持つ危険な魔神や呪物と同等の扱いである。
更にその装備と体内に刻印された多重の精神拘束によって徹底的に、そして執拗なまでに「自分」を消され、公安の捜査のためだけに存在し、活動する、人の形をした司法で裁判で処罰である。
彼らは自身の恣意を持たず、ただ必要によってのみ活動する、ゆえに絶対に間違えない。
彼らは自分を特定しない、何本(人)集まってもブラックロッドはブラックロッドである。
彼らは個人を定義しない、ゆえにあらゆる呪術、魔術によって補足されず、魅了も混乱も恐怖も高揚も持たない。
自分が無い事が最大の特徴であり武器である、ゆえに個体名は存在せず、手に持つ象徴的な杖、
なのにそれ
更にその装備にも言及しよう、
制帽の額には
額の松果体には
右手には権力と権威の象徴であり、名前の無い彼らに対する代名詞としての呼称である巨大な
コレは魔法の杖であり、魔力呪力を増幅する補助具であり、同時に言霊を脳から組み上げ高速詠唱する言霊のテープレコーダーで在る。
公安に設置された作中で最高性能を持つ
つまり警察官の手帳で在り一瞬で装備(呪文)を変えることが出来るストレージでもあるのだ。
左手に刻印されたディスプレイフィルムである
オプションとして
他にも細かな装備は多々あるが、主だった物はコレだろう、そしてこのうち
作中の描写を見るにこちらの呪文。
通常弾でも半物理、半霊体の属性でおよそほとんどの存在に有効性が期待され、多様な属性や分裂拡散誘導と、公安のサポートがあれば属性変更などで多少は相手へのメタになるのだが、それでも多分出力が違いすぎて厳しい。
Q:要するに?
A:転生前に詰んでる
呪術とか
いや、ブラックロッド自体は作中では恐るべき捜査官で在り暗殺者でもあるかなり強いキャラ(?)なんだよ。
多重
他者からの賄賂も脅迫もハニートラップも一切が無効、ゆえに感情や欲求では無く必要と法によってのみ行動するため「絶対に間違えない」
戦闘能力そのものも上記のように必要に応じて装備の設定と呪文を差し替えることで高いしアデプト(達人)以上の能力が保証されている。つまり戦術レベルでも「絶対に間違えない」
捜査能力も
そして高い魔術、呪術的知識による対応能力。
ソシャゲ辺りなら人権キャラ確実だ。
仮に逆、
逆であるのなら、だが。
まぁ要するに、
「無理ゲ」
再確認して思わず声が出た。(五度目)
『まぁそんなわけで頑張ってねー』
うぉいもちっとなんかこうないんかってか無理ゲだってゆ~とるやろぉぉぉぉぉ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~ソレカラドウシタ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
頑張りました。
マイコンと電卓とそこらの廃材を使って低速だけど
街中フル装備で動いてるところを見られて通報されたり。
もらったもん全部なかったことにして一般人として生きれたら良かったのかもしれないが、こういうのはたいてい巻き込まれるからなぁ。ってかなんか見たことある幼女(俺も当時は幼児だったが)居るし、なんか二次創作でよく見た喫茶店とかあるし。
でも街がきれいで明るいのはアニメ世界だからかね、ぶっちゃけ
勿論巻き込まれた、頑張った、でも基本は役に立たなかった。そらそうだ。
ちょっと役に立ったのは、なんか不治の病っぽい魔女さん助けたあたりか、なんであんな不幸が降りかかるのかと思ったが、
今は魔力や霊体を見ることが出来る目や、彼らからすれば超古代の魔術/呪術体系からの発展の可能性、ってことで研究所のようなところにオブザーバーとして所属してる。
技術的には古臭いが、その分彼らにはない発想とかでいろいろ便利なものが出来てきたらしい、こっちの装備もバリアジャケット化して、死に能力だった公安とのアクセスの代わりに時空管理局と連携できるようになったし。
あ、才能自体はあったらしいがね、これでもAランクだ、
まぁ、原作キャラとは離れてしまったが、何とか軟着陸は出来たんじゃなかろうか。
チートとか俺つえーとか原作キャラとイヤンバカンな事とかそういうのは全くなかったんで、二次創作だとしたら没だろうけどな。
というわけで、メタを張ってないとそうなるよね、という話。