俺達のヒーローアカデミア〜召喚"獣"って何だっけ〜 作:牙螺
名前:召喚 獣魔
個性:召喚獣
身長:153.6cm
体重:38.2kg
好きなもの/こと:爬虫類/自分を着飾ること
大切なもの:実母/
嫌いなもの:人を嘲笑うやつ/父方の伯父(こちらもプロヒーロー)
趣味:爬虫類観察/服選び/鍛錬
名前:万里 断
個性:断絶
身長:178.8cm
体重:67.8kg
好きなもの/こと:武器の手入れ(特に何もなければ自然とやっている)/鍛錬
嫌いなもの:幼馴染達を侮辱する奴/マス■ュ■■
誕生日は二人とも上鳴と同じ6月29日。どうやら同じ病院で同じ時間帯に産まれたらしい…………運命かな?
入学試験から数日、登校初日になった俺達は余裕を持って登校していた。
「どうなってるかな、クラス分け」
「出来れば全員揃ってると嬉しいんだけどな〜」
「多分別れてると思うけどな…………」
そんなことを言いながらクラスと教室を確認する…………と。
『いや全員同じクラスかよ!!』
まさかの全員同じクラスだった。いや、普通もっとバラバラになるだろ…………と言うか扉デカすぎないか??
「まぁ良いか、おはようございます」
「おはようございま〜す!」
「おはようございます」
「机に足をかけるのをやめたまえ!先輩方への失礼だとは思わないのか!?」
「思わねーよ!
……………………
『失礼しましたー間違えましたー』
「待て待て待て待て、合っているからはやく席につけ」
………先生、で良いんだよな?
「担任の先生でしょうか?」
「あぁ、担任の相澤消太だ………よろしく」
『よろしくお願いします』*1
そんな感じで初対面を終えると、相澤先生は「体操服に着替えてグラウンドな」とだけ言い残した………
「コレ多分入学式出ないな???」
「あの感じ、大方テストか何かだろ」
「ぽいなぁ………」
――――――――――――――――――――――――――――――
「んじゃ、これから個性把握テストを行う」
『個性把握テストォ!?』
やっぱりかぁ………聞いた感じ個性ありの体力テストだが………
「入試の1位は召喚だったな。中学のソフトボール投げの記録は?」
「確か………80mぴったりだったかと」
「元が高い記録だな………まぁ良い、じゃあ個性を使って投げてみろ、円の中なら何をしてもいいぞ」
何しても、か…………
「………
そう呟くと、緑色の光を纏った巨大な爪が現れた。
「何だアレ!?」
「でっかい………爪?」
「…あ、なるほど」
「確かに飛ばすならアレが一番だな」
俺の個性を知らぬ者は驚愕・困惑を示し、理解している断と電気は納得していた。
(頼むぞ)
『任せなさい♪』
「それじゃ…………ぶっ飛べ!!!」
そう言って顕現させた爪で殴るようにしてボールを飛ばす………見えなくなったな
「………先生、記録どうします?」
「あー………測定不能としておく」
『測定不能!?!?!?!?!?』
しくじったな…………数字として見れた方が先生楽だったろうに………
「でも個性思いっきり使えるんだ!さすがヒーロー科!」
「何だこれ!すっげぇ面白そう!!」
…………ふぅ…
「先生、あれヒーロー目指す奴が持つ感性じゃないと思うんですけど」
『同じく』
「………どうやらお前らは大分分かっているらしいな。その通り、ヒーローになる為の3年間をそんな腹積もりで過ごす気なら………」
そこまで言うと相澤先生は少し考えこみ………
「よし、それじゃあこうしよう。トータル成績最下位の者は見込みが無いと判断し………除籍処分といこうか」
『はぁぁぁぁぁあ!?!?!?』
「やっぱりコレぐらいの緊張感がないとな」*2
「そもそもヒーロー科に来たんなら学生気分は捨てるべきでは???」*3
「そう簡単に割り切れんのはお前らだけだっての…………」
「生徒の如何は先生の自由……これが雄英高校ヒーロー科だ」
………よし、
「1から3位独占するか」
『賛成』
…………やけに切れ散らかしてるやつがいるのは、気にしない方が良いのか?
【第1種目:50m走】
「よっと………足だけならこんなもんか」
上鳴 電気、1秒09。
『いや速すぎんだろ!?!?』
「………あいつスタートミスったな」
「だな」
「………全然ミスったようには見えなかったけど、そうなの?」
『………』
「………あっ、急にごめん!!ウチ、
「あぁ、俺は万里 断。それでこっちが………」
「召喚 獣魔だ。よろしく」
「万里に召喚ね………二人ともさっきの………上鳴とは知り合いなの?」
「………知り合いと言うか」
「幼馴染と言うか…………」
「へぇ…………あ、次万里の番だよ」
「そうか…………なら行ってくる」
「あぁ、今日こそ電気に勝てるといいな」
「速さなら負けねぇ!!」
コイツいつ戻ってきたんだ…………
「フッ………!ッチ、まだ届かないか」
万里 断、2秒24。
『十分速いだろ!?!?』
「………目標があんたなら、大分理想高そうだね」
「いやぁ…………別に勝ち負け気にしなくていいと思うんだけどなぁ」
「分かりきったことだろ、俺達が負けず嫌いなのは…………それじゃ、行ってくる」
「おう、頑張れよ!」
「フゥ………バハムート!………よし、自己ベスト!!」
召喚 獣魔、1秒22。
「うぇ、獣魔のやつまぁた速くなったよ………」
「アイツだけ成長限界が無さすぎるんだよなぁ………」
「………さっきは巨大な爪、今度は翼………アイツの個性って何なの?」
『………本人に聞いてくれ』*4
「???分かった………」
(ありがとうな、バハムート)
『お安い御用だ』
【第2種目:握力】
ベキィ!!*5
ゴキィ!!*6
ドゴシャァ!!!!*7
『…………』
「………お前ら一体どんな鍛え方してたんだ??」
『………No.1を超える修行?』
「ハァ…………聞いた俺が馬鹿だった。取りあえず測定不能で記録させてもらう」
………次からもっと制限するk………いや逆に怒られるか
【第3種目:立ち幅跳び】
「………もうバハムートだけでもいい気がしてきた」
『おっ、そうするかぁ??』*8
召喚 獣魔、記録:∞
「お前ならそれでもいい気がするな………」
万里 断、記録:∞
「なぁ!俺だけ不利過ぎない!?!?何この個性格差!!」
上鳴 電気、記録:932m59*9
『いや全員化け物だろ!!!!』
【第4種目:反復横跳び】
「………おっ、記録伸びた」
召喚 獣魔、記録:759回
「まぁ………いつも通りだな」
万里 断、記録:853回
「同じくいつも通〜り!!」
上鳴 電気、記録:測定不能
『………腹立つ』
「ブーメランって知ってっかぁ!?」
【第5種目:ソフトボール投げ】………だが。
「………まぁ、うん。分かりきってたよ」
測定不能を出したから免除されました★…………もう一回投げれるんなら投げたいよ?先生………ちなみに電気と断はそれぞれ測定不能と892mだった。調節ミスってボールが燃え尽きた時の電気の顔面白かったなぁ……wさて、
「緑谷くんはこのままだとマズいぞ……?」
そう、緑谷 出久。クラスメイトのもじゃもじゃ頭の彼の記録が、どれもこれもかなり低いのだ。
「ったりめーだ!無個性の雑魚だぞ!!」
…………無個性、ねぇ…………多分、何かあるな。なら…………
「緑谷」
「っ!?あ、召喚君………?」
「君が自分の個性をどう思ってるかは知らないが………少しだけアドバイスだ」
「アドバイス………?」
「あぁ………流れる電流が小さい豆電球って、スイッチ入れるとどうなる?」
「?それは………っ!」
掴んだかな?
「………
コレで良くなるとは思うけど………
「豆電球…………個性を少しだけ………出口を狭めるように………ブツブツブフ」
…………うん、大丈夫そうだ。
――――――――――――――――――――――――――――――
…………うん
「アドバイスしなくても良かったかもしれない」
緑谷 出久、結界……723.7m
「それにしても、かなりの超パワーだな」
「あぁ……鍛えたらイフリートといい勝負するんじゃないか?」
「イフリートといい勝負してもその後に化け物が八体くらい待ち構えてるっていうクソゲー」
「誰がクソゲーだ!!」
『お前だよ!!!』
……いや、それより……
(なぁガルーダ、緑谷の個性って……)
『えぇ、彼以外に
やっぱりか…………やけに似ていると思ったら……*10ん?
「どーいう事だコラァ!!ワケを言え!!デクてめえ!!」
『…………』
そうやって荒れている…………確か爆豪だったか?そんな声が聞こえた2秒後には俺、電気、断の三人が爆豪を止めていた。
『!?』
「……除籍されたいんだったら止めねぇけどさ、それで周りを困らせんなよ」
「右に同じく」
「すいません先生、うるさくして……」
「……いや、良い。止めたことに関してうるさいというほど、俺は鬼じゃない……ありがとう」
流石にコレで除籍にはならないか……さて、続きだ
【第6種目:上体起こし】
「まぁ、コレぐらいか」
万里 断、記録:204回。
「そうだな」
上鳴 電気、記録:428回。
「だな」
召喚 獣魔、記録:369回。
「………もう俺驚かねぇよ」
『うん、皆そう』
………どういう覚え方されてるんだろうなぁ………
【第7種目:長座体前屈】
「………あぁ〜、その………元気出せ?」
万里 断、記録:94cm。
「そ、そうそう!!他が高いしさ!」
上鳴 電気、記録:83.7cm。
「…………」
召喚 獣魔、記録…………36cm。
『いや身体硬っ!?』
ナンデ………ドウシテ………
【第8種目:持久走】
『畜生!!また引き分けだ!!』
上鳴・万里・召喚、記録:9秒16。
これにて、全種目終了。
「んじゃ、パパっと結果発表」
1位 上鳴 電気
2位 万里 断
3位 召喚 獣魔
4位 八百万 百
5位 轟 焦凍
6位 爆豪 勝己
7位 飯田 天哉
8位 常闇 踏影
9位 障子 目蔵
10位 尾白 猿夫
11位 切島 鋭児郎
12位 芦戸 三奈
13位 麗日 お茶子
14位 口田 甲司
15位 砂藤 力道
16位 蛙吹 梅雨
17位 瀬呂 範太
18位 耳郎 響香
19位 葉隠 透
20位 峰田 実
21位 緑谷 出久
クソォ、やっぱり駄目か………長座体前屈で稼げなかったからかねぇ
「ちなみに除籍はウソな」
『!?!?!?』
「まぁ、でしょうね」
「まだどうしようもねぇやつはいなかったもんな」
「でも俺爆豪の言動はマズイと思う」
『それはそう』
「んだテメェらぁ!!!」
「あの、御三方。"どうしょうもないやつはいなかった"と言うのは………」
「そのままの意味だ、先生の除籍発言は嘘ではない。見込みなしって判断されてたら、その場で除籍だったと思うぞ」
「あの感じだと俺も同意見かなぁ………」
電気が断の言葉に同調している横で、俺は知り合いから聞いた話の真相を確認することにした。
「ちなみに先生、今のニ年生一クラス丸ごと除籍処分にしたってマジですか??」
俺がそう聞くと周りの目が全て相澤先生に向けられる。
「………まぁ、事実ではある。良かったな、お前らの方があの頃のあいつらより見込みがある」
その発言に、何人かのクラスメイトが顔を青くするのだった。
「なぁ、お前らの個性って何なんだ?」
着替えが終わった後、ツートンカラーのクラスメイト………轟が俺と断を相手に質問してきた。
「それ!すっごい気になる!!」
「上鳴の個性は何となく分かるんだけどよ、お前らの個性がなんにも分かんなくてよ!」
それもそうか…………よし。
「じゃあ………断。お先にどーぞ」
「ハァ…………まぁ良いか。俺の個性は"断絶"。有機物・無機物問わず、ありとあらゆるものを切断することが出来る。勿論、空間もな。50m走や立ち幅跳びでやったのがそれだな」
「強っ!?」
「並大抵の個性では対処のしようがありませんわ…………」
「それで、召喚の個性は!?」
「説明が面倒くさいんだけどね…………俺の個性は"召喚獣"、簡単に言うと………俺の中に色々な力を持った沢山の獣を住まわせて、その力を使うことが出来るってところ………か?」
『なんかすげぇ!!!』
「規模が違いますわね………」
「…………まぁ、見た目が人型のやつもいるから獣って何?って何回もなるんだけどな…………」
「お前それずっと言ってるよな………」
「仕方がないだろ?お前らなら分かるだろうけど、オーディンとかただのデカい人だぞ?」
『いやデカすぎるだろアイツは』
そんな感じで、俺達の入学初日は終わりを迎えた。
先の展開はある程度思いつくのにそこに繋げるまでの展開が思いつかない…………どうしよ