ロスカリファ舞台のところを書こうとすると地上組が非常に書きにくくなるという罠があって手ェ出せないンナ
なので今のところはたまに出す感じで進めてるンナけど、どうにかしたいワタね。
あと真面目な話をすると、乗っ取り目当てなのか個人情報抜き取りが目当てなのがわからないけど、DMにそれらしい変なメッセージが届いたンナ。運営には勿論通報済みンナ。
今のところ公開している作品を非公開や削除するつもりはないから、もしそんな状況になったら乗っ取りを疑ってほしいンナ。
じゃあ本編行くンナ。
「イツキ。ひとつ言わせてもらいたいことがあんねんけど」
二人してベンチに座り、屋台で買い食いしたクレープを食べていると、隣の男が神妙な顔で口を開いた。
「何だよ改まって」
「ジブン、僕らみたいな疎まれ組と関わるような変わり者やん? そのせいで理不尽な扱いを受けることもあると思うねん。なんなら、僕らと関わりがあるってだけで、危害を加えてくるような奴がこの先現れんとも言い切れん。せやけど──」
男は俺の全身に目を向けると、呆れたような表情になった。
「なんやそのなよなよボディは!? いくらなんでも自覚が足りないんと違うか!? もーちょい鍛えやジブン!!」
「き、鍛えろったって……。急にそんなこと言われても……」
「そんなんじゃやってけんでジブン! せめて護身術くらいは身に付けぇや!」
「……だったら」
ちらと、俺は男の横にある刀を見る。
「だったら、お前が俺を鍛えてくれよ。剣の心得、あるんだろ?」
「……あんなぁ、忘れたわけやないやろな? 僕の親、連続殺人犯の人斬りやぞ? そんな親から剣術を仕込まれた僕に習ったとこで、人殺しの技術が身に付くだけやぞ?」
「そんなことない。だって、お前は誰も殺してないだろ?」
「そら、そうやけど……」
「じゃあいいんじゃんか。料理に使う包丁だって、使い方を誤れば誰かの命を奪う凶器になる。どんなモノだとしても、大事なのは
「……はぁ。相変わらず、ジブンには敵わへんなぁ」
「よっしゃ! 実は前から剣術ってかっこいいなぁって思ってたんだよ!!」
「子供かいジブン。……いやまあ、僕もおんなじ歳やけど……」
渋々といった感じで、男はクレープを口に含む。
「教えるんはええけど、あくまで基本だけやで。やっぱりこの剣術は、イツキには似合わへん。それに、ジブンならきっと、いつか誰かを守るような剣に辿り着けるはずや」
「……てことは、いつかは俺がお前を守ってやれるってことか?」
「──は?」
一瞬目を見開いたかと思うと、次の瞬間腹を押さえて笑い始めた。
「あっはははははははははっ!!!!! ジブンが!? 僕を守るん!? 無理やろそんなん!! はははははははっ!!!」
「ちょっ……! そんなに笑うなよ!! いつかそんな日が来るかもしれないだろ!?」
「当分そんな日来んて!! そういうのはせめてもうちょい強くなってから言いやジブン!!」
ひーっ、ひーっ、と腹を押さえながら涙を滲ませるくらい笑う男に、俺が少し拗ねたような視線を向けると、『ごめんて! 堪忍してや』と言いながら、男は指で涙を拭った。
「それに、そんなん気にせんでも、僕らもうとっくに助けられとるんよ。これ以上イツキに助けられたら、いよいよ足向けて寝れんわ」
「助けられてる? それって、どういう──」
「っし! そうと決まればまずは剣を手に入れなアカンな! あの店なら売ってるやろし、バカ二人も誘って見に行こうや!」
「お、おい!? まだ話は──!」
「……夢、か」
随分懐かしい夢を見た。
結局あのあと店を見に行ったけど、学生が買うには高すぎて諦めたんだっけ。それでもアイツらは『誕生日の前借り』だの、『先行投資』だの意味のわからないことを言って、三人で金を出し合って俺にサプライズでプレゼントしてくれた。
その刀も、それを俺にプレゼントしてくれた友も、
「……お前が言った"誰かを守る剣"ってやつに、俺は辿り着けたのかな?」
「それで、ヴェリナにナイショで呼び出しとはどういう用件なのだ?」
急に呼び出されたノルムーがそう尋ねると、彼女を呼び出した張本人であるクラレッタは溜め息をついた。
「はぁ……あんたもわかってるでしょ? ヴェリナよヴェリナ。なんだか知らないけど、最近話しててもどこか上の空なことが多くて、会話にならないのよ。なんとかならない?」
「ゔっ……! それは、その……」
「つまりお嬢様はこうおっしゃっているのです。『なんだかヴェリナ様の様子がおかしくて心配だわ。なんとかしてあげたいけど、何か私に力になれることはある?』……と」
「ロクシー!!!!!!」
「会う度に背中から刺されてる気がするのだ……」
どう伝えたものかと思っていたノルムーだったが、まあこの二人なら構わないだろうと、実情を伝えることにした。
「んーと。言葉を選ばずに言うと、ヴェリナの推しが引退したのだ」
「は?」
クラレッタが口を開いて固まった。そりゃそうなる。
「お、推しが引退ってなによ!? どういうこと!? 理由を聞いても意味が分からないわよ!?」
「は、背景から説明すると長くなるのだ!! それでも良ければ──」
「こんなの気になって仕事が手に付かないわよ!! 長くても構わないから説明しなさい!!」
「が、合点なのだ!」
コホンと、ノルムーは咳払いをして話し始める。
「知っての通り、ヴェリナは市民ボンプからの風当たりが強い立場なのだ。それでも、ロスカリファやボンプ達を守るために、ヴェリナは辛さを顔にも出さずにずっと頑張ってたのだ」
「そんなとき、地上に居るボンプのメモリーからとある映像データが発掘されたのだ。その映像には、ボンプを助ける正体不明の男が映っていて……」
「その後も度々その男の映像がボンプのメモリーから発掘されて、どれもこれもボンプを助ける場面ばかりだったのだ。その数々の映像を見て、ノルムーは思ったのだ」
「これを公開すれば、ボンプ達が地上に向ける印象の悪さが改善するかもしれない。そしたら、ヴェリナへの風当たりも少しはマシになるかもしれないって」
「そしたら作戦は大成功なのだ! 地上への評判の悪さは相変わらずだけど、確かにヴェリナや外計局への風当たりの強さに改善が見られたのだ!」
「でも、その……ヴェリナが、思った以上にその男を気に入ってたみたいで……」
「だ、大体わかったわ……。確かに、ヴェリナからすればその男はボンプ達を守ってくれた印象の良い人物で、しかも自分達への風当たりの強さを和らげてくれたってことだから……まあ、ヴェリナが気に入るのもわからなくはいないわね……」
『でも引退ってどういうこと?』とクラレッタがボヤいていると、その横でロクシーが口を開いた。
「しかし、そんなにもヴェリナ様が気に入っていると聞くと、少しその人物に興味が湧いてきますね。一体どのような人なのですか?」
「それなら丁度持ち歩いている映像があるから、今からそれを見せてやるのだ!」
「持ち歩いてるって……もしかしてあんたも結構気に入ってるってワケ?」
「ノルムーも好印象は持ってるけど、ヴェリナほどじゃねぇのだ! それよりも今はインターノット上で密かに噂されてる"殺戮戦士・キラーボンプマン3号"への興味が止められないのだ!」
「何よそのパワーワードを適当に繋げたような雑ネーミング!?」
「ちなみにひょっとこボンプとかいうのも地上に居るらしくて、そっちも気になってるのだ!」
「……地上って、よくわからないわ……」
「お嬢様と地上文化の邂逅……これが噂に聞くカルチャーショックというものなのでしょうか」
クラレッタが顔を手を当てて頭の痛そうな表情をしている間に、ノルムーは映像を再生する準備を整えた。
「ではでは刮目するのだ! これがヴェリナの推し、"フルメット"の姿なのだ!」
「何よその名前──って!」
流れ始めた映像を見て、クラレッタは画面に釘付けになった。
「……なっ、なんでこんなところにこれが映ってるのよ!?」
「──これ、先代が代金踏み倒された
・イツキの友人達
イツキと知り合わなければ、きっと今も新エリー都のどこかで生きていた。
旧都陥落で亡くなった。
・友人に買ってもらった刀
イツキにプレゼントされた刀。イツキが鍛え始めたキッカケであり、とても大切にしていた。
旧都陥落で失った。
・今持ってる刀
なんか適当に買ったらフリンツ工房製だったらしい。草。
多分店に出してた店主も自分の元に流れ着いた刀を適当に売ってただけで価値わかってない。
・殺戮戦士キラーボンプマン3号
ビームも出るらしいのだ! つえーのだ!(おめめキラキラノルムー)
なお中に人が居る。
・ひょっとこボンプ
ンナンナ喋るらしいからきっとボンプなのだ!(おめめキラキラノルムー)
なお人そのもの。
・イツキ
中の人。
友人達と知り合っていなければ旧都陥落の時に死んでいた。
主人公の相棒枠選手権(今後の内容に影響はないンナ)
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ライカン
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浅羽悠真