ンナはここすき欄見るの結構好きなんだけど、一番ここすき数が多いのってどこなんだろって思ってちょい調べてみたンナ
というわけで前書きの枠を借りてTOP3(目視調べ)を発表するワタ。
3位:35話 335票
ライカン「ガチンナ」
※ちなみにヒューゴの「ガチンナ」は301票
2位:53話 428票
セヴェリアン「恥を知れ」
1位:9話 467票
星見雅「嘘をつくな。ぶっ殺すぞンナ」
ガチンナが1位かと思ったてたら当代虚狩りの格の違いを見せつけられたンナ
そして最新話のはずのセヴェリアンが2位なのは何……?
というわけで上級監察官は伊達じゃないということで本編ンナ
「なに? それは本当か?」
『はい。間違いないとのことです』
ある日、セヴェリアンの元に一本の報告が上がった。
それは彼の弟であるセスが、怪しい男に連れられてホロウに向かっていったという話だった。
「目撃があったのはいつの話だ」
『推測ですが、30分から1時間前と言ったところでしょうか。偶然見かけた市民の方が治安局に通報してくださったとのことですが、"わざわざ通報するようなことなのか"としばらく悩んだ末での通報であるらしく、そこから内部での情報連携にかかった時間を考えますと、それくらいかと』
「……なるほど」
日頃から街を巡回していて市民に良い意味で顔を覚えられていたからこそ、念のため通報が上がったのだろうとセヴェリアンは結論付けた。
市民に心配されて通報される……というのは治安官としてどうかという話もあるが、今はそんなことを気にしている場合ではない。
「セス・ローウェル巡査候補とは連絡が付いているのか?」
『いえ。連絡を試みてはいますが、未だ繋がっていません。これまでに彼から何かしらの報告が上がっているわけでもないとのことで、我々の把握していない何かが起きていることは間違いないかと』
「…………」
通常、このような場合はある程度の人員を編成して向かわせるのがセオリーだ。
しかし、治安官であれば本来自分の身は自分で守るもの。市民が連れて行かれたというのならばともかく、治安官が自分から着いていったというだけの現段階の情報で、緊張感を持ってこの件にあたってくれる人物は果たしてどれほどいるだろうか。
そういう意味で言えばセヴェリアン本人が向かうというのが一番良かったりするのだが、上級監察官である彼が直々に動くというのは、それなりの理由が必要となる。
そのため、立場上セヴェリアンは特定の個人を優先するような姿勢を取るわけにはいかない。それが自分の家族であれば尚更だ。
もしそれでもセヴェリアン本人が動くというのであれば、今後はセス以外の誰かが同じような状況になってもその度にセヴェリアンが動かなければ道理が立たない。だがそれは、現実的な話とは到底言えない。
(
(…………ッ)
『──なにっ!? 連絡が付いた!?』
「!」
『上級監察官! たった今本人と連絡がついたとの報告が上がりました! どうやら無事のようです!』
「……そうか」
顔色を変えぬまま、しかしどこか安堵したように息をついたセヴェリアンに向けて、部下は上がってきた報告をそのまま口にした。
『天井に張り付いていたバケモノに助けられたとのことです』
「何だそれは」
セヴェリアンがバカを初めて認知した出来事だった。
「エーテル無刀五の段・
「ごはっ!?」
「なんだテメェ!?」
見張りに突撃してパンチを食らわせると、横にいたもう一人が俺に向けて得物を構える。でも、俺の次の一手の方が早い。
「エーテル無刀三の段・
「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
死にそうな顔をしてもう一人の見張りが倒れた。これでここの見張りは殲滅完了。ヨシ。
「……少しは真面目に戦ってほしいものだな」
「俺はいつだって真面目ですよ?」
「ではその腰に着けている天狗の面はなんだ」
「いやぁ、手に持つのが面倒臭くて」
ミニチョップ大将の使用禁止を言い渡されたのはいいけど、ずっと持ってるのがちょっと手荷物になって面倒だったので、腰の辺りに巻き付いてもらうことにした。これなら俺の手も塞がらないしね。
まあ結果的にクソダサい変身ベルトみたいな見た目になってるけど。別にチョップ大将自体がダサいって言ってるわけじゃないってのは強く補足させてもらいたい。
……ん?
「……? その神妙そうな顔はなんだ」
「今なら特撮ヒーローの変身シーン再現できるかなって思って」
「…………」
うわぁ、ゴミを見るような目で見られてる。なんだろう、カスムーブしたシーシィアを見るときみたいな目だ。
え、てことは俺シーシィアと同じ扱いってこと? 嘘でしょ?
「ま、待ってくださいセヴェリアンさん! いくらなんでもそれは──!」
「──おや、随分と賑やかなお客様だ」
急に現れた第三者の声に視線を向けると、声をかけてきた高そうなスーツを着た男と、その隣に白衣を着た男が立っていた。
「総合商社"アンドレイ"、ミルトン会長だな。横に居るのは……なるほど、讃頌会か」
「御名答、流石は上級監察官様だ。貴方の隣に居るのは──……マジでどなたです? というかなんですかそのお面」
「俺は上級監察官の筆頭助手です。そしてこのお面は助手二号です」
「おい」
「……私が言うのも何ですが、もう少し人を選ぶべきかと思いますよ」
「これ以上ない最適な人事かと。ですよねセヴェリアンさん?」
「後で話がある」
「ごめんなさい」
青筋見えた。ほんとにごめんなさい。
「悠長に話している場合かミルトン。ここまで侵入された以上、無事に帰すわけにはいかんのだぞ」
「えぇ、わかっています。良い機会ですし、
「なるほど。悪くない」
二人は頷くと、お互いにアンプルを取り出した。
「ふふ、我々は長期的に自らの身体に特別なエーテルを摂取しています」
「そして、このアンプルはそのエーテルと反応し、我々を一時的にエーテリアスへと異化させる──要は、安全性を担保された状態でサクリファイスの力を行使出来るということです」
「サクリファイスになれば、人よりも遥かに強力な力が引き出せる!! ここで貴方達は終わりです!!」
自信満々にミルトンがそう言った直後、俺の腰からピチュチュンッという弱々しい音が発せられ、二人が手に持っていたアンプルが撃ち抜かれた。
やべ、ミニチョップ大将の自動迎撃モードオンにしたままだったわ。
「…………」
「…………」
「…………」
「…………」
手に持った壊れたアンプル容器へ無言で目を向ける二人に、その場に飛び散ったアンプル液。そして、その状況をただただ見つめる俺とセヴェリアンさんに、『まいど!また来いよ!』と稀に流れるよう設定したレアボイスを発するミニチョップ大将。
そんなわけのわからない状況に、セヴェリアンさんは大きな溜め息をついて顔を手で覆った。
「……拘束する」
「よくも壊したアアアア!! 壊してくれたなアアアアア!!」
「ふざけるな! ふざけるな!! 馬鹿野郎ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!! 」
……ごめん。あの、本当にごめん。だから大の大人がそんな風に号泣するのはやめてほしい。
拘束した後だんまりになってしまった二人は一旦放っておき、
なんだこれ。もしかしてさっき二人が持ってたアンプルの薬品か?
「何か気になるものでも?」
「あっ、なんか如何にもな薬品見つけたんですよ。これ、さっき二人が使おうとしてた薬品ですかね?」
「……ふむ」
セヴェリアンさんは近くにあった資料や機器に手を伸ばし、その内容を確認すると、僅かに眉をひそめた。
「……なるほど、これはとんでもない代物のようだ」
「えっ、なんだったんですか?」
「これは摂取した人物の体内エーテル濃度を急激に上昇させ、
「はい? なんですかそのゲキヤバ薬品」
「加えて、どうやら少量でも効果があるらしい。たとえば、
「……マジすか」
もしこれがフードフェスなんていう大勢集まる場所で料理に混入されていたら──考えるだけでも恐ろしい。
「どうやら私が来たのは正解だったらしい。こんなものを隠し持っていたとあれば、他の者では手に余る」
「しかも黒幕がサクリファイス化可能な二人でしたしね」
「……それについては、君のお面の功績を認めなければならないというのが本当に悔やまれる……」
そんな困ったような顔されても……。ミニチョップ大将も活躍出来て喜んでるよ多分。
「この件、あとは任せてもらえるだろうか。彼らについては正しく裁かれるよう手続きを進めておく」
「それは勿論、本職に任せるのが一番ですからね」
そう言って、俺は預かっていた立入許可証をセヴェリアンさんに差し出した。
「流石にこの状況で増援呼ばないわけにもいかないですよね? これは返すので、俺は他の治安官さんが来る前に退散します」
「…………」
あれっ、受け取ってくれない。確かにホロウから出るまでは持ってろって言われたけど、状況が状況だし、返せるのは今しかなくないか?
「……ひとつ、君に提案がある」
「はい?」
「それの返却は不要とする。その代わり、引退を撤回するというのはどうだ」
「…………はい!?」
突拍子もない提案に、思わず変な声が出てきてしまった。
「君が全ての関係を切ってホロウレイダーを引退したのは、
「むしろ、フルメットというホロウレイダーを外部の協力者として位置付けても良いと考えている。そうなれば、君の立場は正式なホロウ調査員。犯罪者という肩書きでは無くなるというわけだ」
「そうなれば、過去の素性を隠す必要は無い。過去に許可証を持たずにホロウへ侵入していたことなど、いくらでも言い訳は立つ」
「悪い話ではないはずだ。協力を持ちかけることはあるだろうが、その際にはしっかりと報酬を支払うことを約束しよう。……どうだろうか」
……きっと、セヴェリアンさんは俺のことを気にしてくれていたんだろう。
この立入許可証だって、セスやセヴェリアンさんへの火の粉を払うために用意したという側面はあるだろうが、俺のことも考えて色々と動いてくれたんだと思う。
でも……。
『そうだな。
『
『──はは、ははははははははははははっ!!!』
『ね、ねぇ、あんた……。い、いまのっ……今の、話って……』
『……悪い、ニコ』
『今の話、誰にも言わないでくれないか?』
「…………すみません。気持ちは本当にありがたいんですが、それは出来ません」
「……そうか」
「……何も、言わないんですか?」
「他に大きな理由があるのであれば、無理強いは出来ない。それだけだ」
『だが』と、セヴェリアンさんは俺から立入許可証を受け取りながら言葉を続ける。
「人員は常に募集中だ。君の気が変わるようなことがあれば、いつでも歓迎しよう」
「セヴェリアンさん……」
期待に答えられなくてごめんなさい。そう謝ろうとしたところで──。
「兄貴!!!」
その声に、セヴェリアンさんの目が見開いた。
二人して声のした方向に目を向けると、そこにはセス──だけでなく、朱鳶さんと青衣も一緒にやってきていた。
「……おい、ちょっと待ってくれ。もしかして、オマエ……」
「これは意外な収穫、やもしれぬな」
「──……フルメット、くん?」
三者三様の反応。しかし、誰もが俺の正体に薄々勘づいていそうな、そんな気がした。
・イツキ
正体を隠した理由は他にもあるらしい。
現在開示不可
・セヴェリアン
フルメットへの第一印象:バカ。
フルメットへの今の印象:大バカ。信用出来るヤツ。
・ミルトン&讃頌会の二人組
出オチ
ミニチョップ大将不在だったり生半可な人員で会敵してた場合は全滅必至なくらいには強いはずだった。
・セス
なんでここに居るんだキミは
なんか兄貴の隣に見覚えあるやついるなぁ
・青衣
なんでここに居るんだパート2
なんか上級監察官の横に見覚えあるやついるなぁ
・朱鳶
なんでここに居るんだパート3
あっあっあっあっあっ、居た居た居た居た居た!!!
主人公の相棒枠選手権(今後の内容に影響はないンナ)
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ライカン
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浅羽悠真