ゼンレスゾーンゼロ×仮面ライダー   作:トンファーエッジ

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夏休みの補習忘れてた⭐︎(8月17日)


第10話 普通の子?

 

デッドエンドホロウ内部

 

fairyが算出したルートに沿ってクウガと猫又はホロウの中を進んでいく

 

その道中

 

『ホロウエリアの活性が変化している...みんな気を付け──』

 

 

 

ドゴォオン!

 

 

かなり近くで大きな音が鳴りひびき、地面が揺れ始める。

 

『警告。極めて危険な個体を検出。直ちに回避してください』

 

 

「うわぁ!ビリーが言ってた化け物だ!」

 

2人はトライチェイサーを降りて物陰に隠れ、デッドエンドブッチャーをやり過ごす。

 

「要警戒エーテリアス、凄まじい迫力だ...」

 

「ねぇクウガ、トルーパーじゃないライダーならあのくらいちょちょいって倒せちゃうよね?」

 

 

「あのなぁ...トルーパーじゃないライダーが対処できないからヴィジョンは手こずってんだろ?いじるのもいいとこにしといたほうがいいぜ...」

 

『はいはい、喧嘩しない喧嘩しない』

 

 

もう一度トライチェイサーにまたがりエンジンをかけ、ホロウの中を進んでいく。

 

 

 

『制御室付近に到着しました。線路の制御を取得しました。お望みの方向に線路を変えることが可能です。線路上には減速装置が一箇所あります。そこで乗車することをお勧めします。』

 

「よし、早速進路を変えてしまおう」

 

 

一つ目の進路を変更したところでまた地響きが起こった

 

「なんだ!?またあのエーテリアスか?!」

 

『いや、電車が来ているんだ』

 

「そっか、なら早くしないと」

 

二つ目の線路を変更しようとしたところでfairyが声をかけてきた

 

『マスター、前方に大型の障害物を検知。計画通りに列車を阻止するためには、この障害物を超えていく必要があります。』

 

「ん?この電車、プロキシ?あたしたち道を間違えてない?」

 

「君たちの道は間違ってないよ。見たところ、車両は外的な力によって破壊されている。おおかたエーテリアスが投げたんだろう。」

 

横たわっている電車はそこらじゅうがベコベコへこんでいる。

 

「うにゃっ!恐ろしい馬鹿力だ...」

 

『次の目的地は、車両の向こう側だ。なんとかしていけそうかい?』

 

「あたしとこのボンプちゃんは通り抜けられるかもだけど、クウガは...」

 

「無理だな。」

 

即答するクウガを猫又はじっと見ている

 

「ねぇクウガ?この電車、壊せないの?」

 

「できないことはないだろうけど...中の人はどうなるか...」

 

 

「──?中に誰かいるのか?」

 

クウガには人間の何倍もの視力と聴力がある。その力で壁が薄いところまでだが壁越しにも人の存在を感知できる

 

「ふえぇっ!?どうしてカリンがいることがわかったんですか?」

 

「ほんとにいたぞ!案外すごいなクウガ、見直したぞ!」

 

「案外ってのが余計だけどな...」

 

「あのぉ....皆様は、ホロウ調査協会の方々ですか?」

 

「いや──」

 

「あー!あ、相手の名前を聞く前にそっちから名乗るのが業界のルールだよ」

 

(あっぶねぇ...)

 

見ず知らずの人に自分の情報を渡すとことだったリョウジは、さえぎってくれたリンに感謝しつつ胸を撫で下ろした。

 

「えっ?そ、そうなんですか?ごめんなさい。そのようなルールを....存じ上げませんでした」

 

 

(ごめんよ、俺のせいでホロウ調査協会に変なルールができてしまった)

 

「えっと、私はカリン、家事代行会社の従業員です。星座は双子座、血液型はRh-、好きなことはお掃除です。市民ナンバーは...」

 

「待った待った、そんなに細かくなくていいよ...ごめん...」

 

 

どうやら、高危険度エーテリアスを避けて通ろうとしたら、仲間とはぐれてしまったらしい

キャロットも持っていないためどうすることもできず、途方に暮れていたようだ

 

 

「調査協会の方々ならきっとホロウから脱出するルートをご存知ですよね?」

 

「ホロウに迷い込んだ一般人、か」

 

「なんで家事代行がホロウにいるのかは知らないけど、助けててあげたほうがいいんじゃないか?」

 

『助けたくともそれは向こうに行けたらの話だからな...それが無理なら今すぐここを引き返して、他のルートをいくべきだ』

 

「あ、あの!勝手に聞き耳立てちゃってすみません!も、もし私が、皆様を車両のこちら側までお招きいただければ...そのまま調査員様について行ってもよろしい、ということでしょうか?」

 

「にゃ?あたしたちがそっちにいく方法があるのか?」

 

「だ、だいたいそんな感じです!ちょっとだけお待ちください!すぐに済ませますので!」

 

 

すると突然電車の中からエンジンをふかす音が聞こえてきた。

 

「にょわぁ!!やな音だ!」

 

一瞬エンジンの音が止んだかと思ったら

 

電車から丸いチェーンソーが飛び出してきた

 

「いやぁ!!──」

 

「うおぉお!!」

 

猫又とリョウジは電車から即座に離れて尻餅をつく

 

チェーンソーが電車の壁を切り刻んでいく

 

その様子を、猫又とリョウジは抱き合いながらブルブル震えて見守っている

 

「何くっついてんだ!?離れろ!」

 

「そっちが抱きついてきたんでしょ!?」

 

ドアの周りが切られたことによって、支えのなくなったドアはリョウジと猫又の方へ倒れる

 

「「うわぁあ!!」」

 

音がしてもぶつかってこないドアに違和感を覚え、目を開けると

 

「んしょ──!うん、破れてない...」

 

そこにはチェーンソーを持ってメイド服をきた少女、カリンの姿があった

 

「あ...!お、お待たせいたしました!初めまして!調査員様!カリン、ただいま電車を潜り抜けて参りました!」

 

 

 




カリンチャンカワイイヤッター

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