カメンライダー!マケナイデー
「マジかよ、まだあんのか!?」
デッドエンドブッチャーとの交戦中
トドメを差したかに思えたが、デッドエンドブッチャーの最後の抵抗により突然変異を遂げた
もとよりあった手に加え、さらにもう2本の腕をコア付近から生やしている
その変化により、機動力と攻撃性を増したデッドエンドブッチャーに対し、邪兎屋とマッドホッパーは苦戦を強いられていた
「くっ...!」
絶え間なく繰り出される大きな爪による攻撃をクロックアップでなんとか躱していく
というのもマッドホッパーは他のライダーに比べてクロックアップの性能がやや劣っている
今のデッドエンドブッチャーはクロックアップの速度に近づきつつあるため反撃のタイミングが掴めないでいるのだ
「なんなんだ!!」
「さっきよりスピードが上がってる!気をつけて!」
「これじゃ近づけないじゃない!」
デッドエンドブッチャーの速度は止まることを知らず、ついにクロックアップの速度に追いついた
そのスピードに今度はマッドホッパーは追いつけなくなり
右腕を大きな爪が切り裂いた
「っ──!」
激痛が襲い、動きが鈍る
次の瞬間、デッドエンドブッチャーの拳が腹に突き刺さり、吹き飛んだ
「──シン!」
「──クウガ!!」
コーカサスの異次元的なスピードにクウガは一方的に押し込まれていた
赤い外殻は傷だらけになり、血がどくどくと流れている
(このままじゃマジで死ぬ....!)
もしそうなれば猫又も住民も無事では済まないだろう
怒りを地面に叩きつけ、ふらふらの足で立ち上がった
「まだ立ち上がるか。私の前では無駄だとわからないのか?」
「無駄かどうか決めんのは、お前じゃねぇ...」
「...」
満身創痍のクウガはもう一度拳を握り締め、ファイティングポーズをとった
戦いの意思を相手に見せなくては猫又に狙いが移ってしまう
「ぅおおおおおおおお!!!」
右の拳に全身の力を集め、コーカサスに向かって走り出す
【HYPER CLOCK UP】
コーカサスの姿が一瞬にして消え、決死の覚悟で繰り出したクウガの拳は空を切る
ふと視界を落とすと
クウガの脇腹にゼクトクナイガンが刺さっていた
刺さった脇腹から大量の血が吹き出し、クウガは膝をついた
視界がだんだん霞んでいく
「がぼっ....」
血が逆流し、口から溢れ出していく
【HYPER CLOCK OVER】
「クウガ、期待はずれだ」
クウガは力無く倒れ、地面には流れ出した血の円が広がっていく
「クウガ...!クウガ!!」
ヴィジョン戦闘員に連れて行かれるクウガに駆け寄ろうと、猫又はかけ出すも、コーカサスが行手をふさいだ
「次は貴様だ」
ゆっくりと後ずさる猫又を無情に追い詰めるコーカサスが、意識の薄れていくクウガの目に映った
(猫又...逃げてくれ...)
猫又は足がもつれ後ろに転んでしまう
それでも逃げようとする猫又の首をコーカサスが掴んで持ち上げ、拳を握った
(やメろ...猫又ヲ離セ...!退ケ...ジャマダ...!)
必死に抵抗しようとするも、今のクウガでは力が入らない
(モット力がアレバ...!!!)
そう思った時
全身の血管が浮き上がり、全身の筋肉が急速に発達していく
クウガはその場で戦闘員を投げ飛ばしてコーカサスを見つめながら立ち上がる
その姿はまるで悪魔のようで
全身の赤い装甲は生物らしく歪み、金色のツノはいびつに伸びている
今まで感じたことのないような全身に力が漲っていくような感覚が駆け巡っていく
脚に力を入れ、コーカサスの方に跳躍した
蹴った地面は抉れ、大きな爆発のような音と共に
超人的なスピードでコーカサスに接近
頭を掴み地面に叩きつける
「がっ...!けほっけほっ...クウガ...!?どうして!」
猫又の言ったことがうまく聞き取れない
体制を立て直そうとするコーカサスの首を掴んでもう一度地面に叩きつけ
首を掴んだまま地面に引きずり、戦闘員の方に投げ飛ばした
「バカな...!そんな能力、旧都時代のデータには無かった...!」
やはり他人が放った言葉はモヤがかかってうまく聞き取れない
コーカサスはボディについた砂を払いながら立ち上がり、空手を思わせる構えをとり、挑発するように手招きをした
「ア゛ア゛ア゛ア゛アァァァア!!」
その挑発を今の理性が欠けているクウガは無視できず、エーテリアスのように吠え
殺意をむき出しにして殴りかかった
殴り飛ばされたマッドホッパーは体制を立て直し、デッドエンドブッチャーのほうへ視線を向ける
紫色に光るエーテルエネルギーの塊を掲げ、こちらを見ているデッドエンドブッチャーと目があった
「マジか....!」
極太のレーザーはマッドホッパー右の空間に放たれ、段々とこちらに向かってくる中、クロックアップシステムは許容使用時間を超えたため、ロックされてしまった
レーザーから逃げるために反対側に走り出すが、そうはさせまいとデッドエンドブッチャーが地面を抉り取り、それを投げつけた
避けられる速度ではないその巨岩を処理するので手一杯のマッドホッパーにレーザーが追いついてくる
両腕を使って最大限防御に努めるマッドホッパーだったが、大量のエーテルエネルギーを浴びたことによって変身が解除されてしまった
アァ!マケチャッタァ!!(泣)
ここまで読んでいただきありがとうございます!!
もし感想などありましたら書いていただけると活動の励みになります!!
オリジナルライダーについて
-
出してもいい
-
出さない方が好き
-
出してほしくない
-
好きにせぇ