ゼンレスゾーンゼロ×仮面ライダー   作:トンファーエッジ

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特別劇場 第2話 目的の正体

 

 

 

「ターゲットのシグナルがロストした」

 

 

「....?」

 

それと同時にアンビーとシンのスマホから警報が鳴った

 

 

『付近でホロウの発生を確認しました。付近の市民の皆様は直ちに避難して下さい』

 

 

「...やべー」

 

「ホロウ発生の直前にシグナルが消えた...妙ね」

 

 

「ホロウが発生した座標とも被ってる、本当にただの記憶素子か?」

 

「とにかく、目的はターゲットの破壊よ。早くいきましょ、プロキシを探さないと」

 

「まぁ焦んなよ、ここに期限ギリギリのキャロットがある」

 

「こういう時に役に立つのは心強いわ」

 

「まぁな」

 

 

2人はホッパーゼクターβで呼び出した旧型のマシンゼクトロンにまたがり、ホロウに向けて出発した

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

突如発生したホロウの中に突入し、記憶素子の捜索を続ける2人

 

まだ発生して間もないホロウの中には街並みがそのまま残っている

 

 

「アンビー、ターゲットまであとどれくらいだ?」

 

「おかしい、ターゲットが移動してる...?」

 

 

「ん?ごめん、今なんて?」

 

「これを見て」

 

 

シンがバイクを止めてアンビーが持っている追跡端末の画面を見た

 

そこに表示された赤色の球が、波紋を出しながら少しずつ移動している

 

 

「こいつは、確かに移動してる...それも人間が歩く速度と変わらない」

 

「そう、もしかしたらもう誰かが持ち出したのかも」

 

 

「着いてみないとまだなんとも言えない、とにかく急ごう」

 

 

もう一度アクセルを全開にして、ホロウの中を駆ける

 

幸い、そこまでホロウが広がってないおかげでそこまでの距離は開いていない

 

 

やがて、ターゲットの位置が見えてきた

 

そこには

 

 

「なんだ?あのガキ」

 

 

そこにいたのは1人の少年

 

フラフラと辿々しい足取りで、どこかへ向かっている

その手には一本のドーパントメモリが強く握られている

 

 

「ハァ...ハァ...この力で...僕は...!」

 

 

 

「おい!ここで本当に合ってんのか?」

 

「合っているはずよ、移動速度もターゲットと一致してる」

 

 

確かに追跡端末に表示された赤い丸は、少年の位置で間違いない

 

 

「俺たちが探してるのは記憶素子だろ?」

 

「そのはずだけど...」

 

 

すると、こちらに気づいた少年が立ち止まった

 

 

「うわぁこっち見たおーい、そこの少年!手に持ってるもの譲ってくれないか?」

 

「ど、どうしよう...これがバレたら...退学...!?」

 

 

「様子がおかしいわ、あまり刺激しないで」

 

「チッ、俺が1番嫌いなことだ」

 

 

2人はバイクから降りて、ゆっくり少年の方へ歩み寄る

 

 

「それ以上近づくな!それ以上近づいたらこのメモリでお前たちを殺してやる!」

 

「あー...とにかく話そう。君、名前は?」

 

 

「ロム...」

 

 

「あぁ、ロム...いい名前だ、わかるぜ?ぼっちで家族もいない、俺はどっちも失ったその気持ちはよくわかる」

 

 

「...僕はどっちも失ってない」

 

 

「アンビー、交渉は失敗だ」

 

 

静寂に遠くから救急車のサイレンのような音が響く

 

おそらく治安局員が救助活動を始めたのだろう

時間が迫ってきた。申請を通しているシンとは違い、アンビーはただのホロウレイダーだ。活動がバレれば問題になる

 

 

「まずいな、治安局の奴らがくると面倒だ」

 

「少し手荒になるけれど、ロムからメモリを奪うしかなさそうね」

 

 

 

その言葉に目に見えて戸惑うロムの後ろから、何者かが話しかけた

 

 

「そこのお前、そのメモリを捨てろ...」

 

「──! お前、誰だよ!」

 

 

そこにいたのは白いスーツを着た見るからに“ハードボイルド”な男

 

渋い顔に白いハットを深く被り、ロムを睨んでいる

 

 

「二度は言わない。メモリを捨てろ...」

 

 

(今あいつメモリを取られんのはまずい...!)

 

 

 

「僕は...!僕は!」

 

 

 

 

【ホロウ‼︎】

 

 

 

 

そのメモリに内包された記憶は『ホロウ』

 

少年がホロウメモリを腕に挿し込む

 

「ぐっ、あぁっ!」

 

 

生体コネクタのない少年の体に、メモリが痛々しく挿さっていく

 

体が変化し、エーテリアスの核のようなものが体に現れる

いびつに体が歪み、結晶が全身を包んでいく

 

そして、ついに『ホロウドーパント』へと変貌を遂げてしまった

 

 

 

「マジか!バチくそヤバみ」

 

「待って、様子がおかしいわ」

 

 

ホロウドーパントは悶え苦しみ、頭を抱えている

 

あたりに結晶が形成されていき、次々と割れる

ホロウの裂け目があちこち開いたり、閉じたりを繰り返す

 

まるであたりのエーテルを操る能力が暴走しているようだ

 

 

 

「ロム、今楽にしてやる...!」

 

「そうね、早く片付けましょう」

 

 

「あ、あぁアあ!アァァァアアアアアアア!!」

 

 

開いた大きな裂け目からさまざまなエーテリアスが次々と出てくる

 

「ガルルル...」

 

「ガァァアア!」

 

 

そのうちの何匹かは白いスーツの男に向かっていく

男が懐から一本のバックルを取り出して腰に装着した

 

 

「ガイアメモリを仕事に使わないのが俺のポシリーだったんだが、やむおえん...」

 

 

 

【スカル!】

 

 

 

「変身...」

 

 

 





俺の好きなライダーを、☆守☆備☆表☆示☆!☆


ここまで読んでいただきありがとうございます!!

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オリジナルライダーについて

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