参考にしてる動画がリン主人公だから結構めんどくさい...
「お前、まさかライダー機密重要指名手配の、クウガか...!?」
おそらくあの日のことだろう。多くの人を殺したのだ、指名手配になっていてもおかしくない。
“ライダー機密重要指名手配”
それでも聞き馴染みのない物騒な単語に、リョウジの頭の中には宇宙が広がっていた。
「らいっ、指名、手は....ん?」
「ともかく俺はお前をとっ捕まえて治安局に突き出せば、一生遊べるくらいの金を貰って、一生ウハウハな訳だ」
黒いライダーがこちらに向かって歩いてくる。クウガも警戒し、臨戦体制に入った。
【CLOCK UP】
クロックアップで急接近、クウガは反応しきれず殴り飛ばされた。殴られた勢いで倉庫の外壁を突き破り外へ出される。
「ちょっとアンタ!いきなり何なの!?」
ニコの抗議の声を聞かないふりして黒いライダーも外に向かう。
そうはさせないとビリーが発砲するが、クロックアップ状態の黒いライダーには当たらない。
「速すぎんだろ!?これじゃ攻撃が当たらねぇ!」
「──っ!サンダー!!!」
アンビーが刀身に雷をまとわせて切り掛かる。当然攻撃は当たらない。
それでもアンビーは剣を振るうことをやめない。
「チッ、しつこい...俺はクウガと戦いたいの!」
黒いライダーは振り下ろされた剣を片手で受け止め奪い取る。奪い取った剣を遠くへ投げてしまった。
剣を奪い取られたアンビーは拳を握り、殴りかかろうとする
まだ反抗を続けるアンビーに黒いライダーは呆れたような仕草を見せ、拳を振り上げる
「クソバッタ男!こっちよ!!」
黒いライダーがニコの方を見ると「シュガーボム・サンド」のフルチャージを完了させ、発射していた。
「ブラフか....!」
正面からシュガーボム・サンドを直撃させることを成功し、黒いライダーは外に放り出される。
【CLOCK OVER】
外ではクウガがマイティキックの準備を済ませている。
「これで決まりだ!」
黒いライダーに向かいダッシュ、キックを放つ。
が、軽々と止められてしまった。
足を掴んでいる手を振り払い、攻撃を仕掛けるも、全て読まれているかのように見切られてしまう
「うーん...」
戦闘中にも関わらず何かを考えるのに夢中になっている。いい加減頭に血が昇ってきたクウガがもう一度仕掛けようとしたところ
「よわああああああああああああい」
「───!?」
突然の大声にその場にいる黒いライダー以外は固まってしまう。
「弱い!楽しくない!お前ほんとにクウガなんか!?」
なぜか怒っている黒いライダーの暴言は止まらない
「前のクウガはもっと強かったぞ!はぁ、このまま治安局に突き出してもいいけど...それじゃ面白くないよなぁ...」
黒いライダーは頭をガシガシと掻きながらぶつぶつ何か言っている
すると突然向きを変え、歩きだす
「あ!クソ!逃げんな!!」
クウガが頭を引っ叩くも振り返ることなくそのまま歩いていってしまった
「...何だったんだ...?」
「とにかく、一難去った...のか?」
「がううぅ.....ホロウに侵食されてバケモノになったー、ガジガジ」
「おいアンビー、手ぇ噛むのはやめろ...つーか歯は大丈夫なのかよ!?」
「ごめんなさい、ニコを笑わせようと思って。私はこういうことに向いていないと再確認した」
黒い謎のライダーが去ってしばらく
邪兎屋とクウガの状態はかなり終わっていた。
「どうしよう...ここでもう死ぬしかないのかしら...うぅ..」
「いやまぁ、大丈夫だって!兄ちゃんならぜってぇ戻ってくるから!何てったって「パエトーン」だぜ!?伝説のプロキシだぜ!?」
リョウジもそれくらいしかかける言葉が見つからない。
「でも確かに、ずいぶん長くホロウの中にいるよな、俺たち、エーテル適応体質だって言っても、バケモノになるスピードが遅いだけで──」
「ハァ、アタシらしくないことをしたわ...金銭至上主義の邪兎屋...自分のこと以外はどうでもいいのがアタシの信条だっていうのに」
『ニコは意外といい人なのかもな』
「ハハ、いい人、ね...こんな四文字のためにホロウで命をかけるなんて、アタシってほんとバ──」
「いやああああああ!」
「うおあああああああああ!」
『ニコもリョウジも、もうちょっと嬉しそうにしてくれてもいいのに』
『お待たせ、実はさっきからいたんだけどね。アンビーとビリーが騒いでたのに、ニコは感傷に浸っていたし、リョウジはそれを励ますのに必死だったしで気づかなかったみたいだね』
「ってことは全部...聞かれて...────!!!!!!」
「俺らも付き合い長いんから、恥ずかしいとか情けないとか、そういうのもういいと思うんだけど。そんで兄ちゃん、何があったんだ?」
「恥ずかしいだなんて──」
「いいから」
アキラとリンはことのあらましを説明した。
「──なるほど、店長との連絡が途絶えたのは、店長の設備がハッカーに乗っ取られたのが原因だったんだな」
「ニコが依頼料をケチったことに怒った訳じゃないんだ」
「そんな血も涙もないプロキシじゃないよ!」
「ふふんっ、私の目に狂いはなかったわね!それで、プロキシの話を聞く限り、一番怪しいのはパスワードが保存されてたメモリディスクよね。そのハッカーは、それを介してアンタを見つけたのかしら?」
「H.D.Dの脆弱性診断を行ったけど、確かにその可能性が一番大きい」
「それじゃ、赤牙組の連中も誰かに依頼されて金庫を奪ったってことになるわね...」
「俺たちと一緒だな」
「プロキシ先生の介入がなかったら、私たちが正体不明の黒幕と対峙することになっていたはず」
「やっぱ店長は頼りになるぜ!まるでスターライトナイトの相棒犬、メテオマットみてぇだな!」
「犬って...それ褒めてんのか?」
「リョウジはどちらかというとネコよね。」
「え?急に何?」
「さっきのはビリーにとっての最上級の褒め言葉なの。」
「さっきの急に何!?」
「ニコ、ホロウでの捜索を急ぐ必要がある。私たちに滞在時間がエーテル適応体質の限界に迫ってる。」
「おーい」
「侵食の影響で戦闘力が下がったりしたら、金庫の捜索中に起こり得るアクシデントに対応できなくなると思う」
上手く(?)話題を変えられてしまった。
確かにかなりの時間ホロウの中にいる上2回の戦闘を経て体は限界が近いだろう。ホロウから出ることも考えれば早く行くべきである。
リョウジとしては自分がネコということに納得いかないが甘んじて受け入れよう。
「アクシデントって言うとあの黒いライダーみたいな奴らのことか?」
「いいえ、あの様子だとその線はないわ。私が言っているのはあの上級エーテリアス「デュラハン」のことよ。おそらく今も「デュラハン」はホロウの中で私たちを探している」
「え?黒いライダー?」
「それは後で報告しに行くから、今は捜索を急ぎましょう」
「アンビーの言う通りよ、あの化け物より早く金庫を回収しなくちゃ!プロキシ!引き続きガイドをお願い!」
『方向的にはそんなにずれてないはず。調子はどう?ってリョウジいつのまに赤くなったんだ!?』
「それも後で家に帰ったら報告する」
『後で後でって...まぁいいけど、金庫はその先だよ!』
一行は金庫ののある座標に向かう。
エーテリアスの防波はあったが、プロキシが戻ったおかげもあってあっという間に金庫が転がっている場所についた。
「見つけた!」
「今日はツイてるぜ!!」
「私の金庫!」
各々が金庫を見つけはしゃいでいる中、クウガとアンビーは後ろからの異様な殺気に気づく。
「「構えろ(て)!!」」
上級エーテリアス「デュラハン」が不意打ちを仕掛けてきた。
アンビーが「デュラハン」の剣を防ぎ、その隙にクウガが足払いで転ばせる。追撃を狙うが「デュラハン」は即座に体制を立て直し、盾で攻撃を防いできた。
「見つけた」
「今日はツイてるぜ...」
「アタシの金庫!!」
アキラとリンのダブル主人公ってことにするか!
ここまで読んでいただきありがとうございます!
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