ゼンレスゾーンゼロ×仮面ライダー   作:トンファーエッジ

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戦闘描写って難しい...
キーボードでの誤字が多すぎてたまにアンビーがアンブーになるんやが


第6話 焦燥

 

上級エーテリアス「デュラハン」

 

 

人間の2倍以上の体格、右腕には鋭い大きな刃、左腕にはエーテル結晶でできた大きな盾を持っている

 

「デュラハン」は人間だった頃の面影など残していない。あるのは金庫に近づくものを逃さない殺意のみだ

 

 

「こいつがデュラハンか...!」

 

「いくわよ、クウガ」

 

 

アンビーとクウガはデュラハンに向かい、果敢に走っていく。

 

 

「───っ!!っぶねぇ!!」

 

 

緑色の刀身がクウガの胴めがけて振り下ろされる。クウガはすんでのところでそれをかわした。

 

アンビーは怯まずデュラハンに攻撃を仕掛けている

 

 

『大丈夫!?』

 

「問題ない、ギリかわしたから...。にしてもあの剣、厄介だな。リーチで負けてちゃ攻撃が届かねぇ...」

 

 

『リョウジあれになれないの?あの青いクウガ!』

 

リンが言っているのはドラゴンフォームのことだろう。

 

 

 

「クウガ!手を貸して!」

 

 

アンビーの方を見ると、デュラハンと鍔迫り合いをしていた。

 

ビリーやニコが後ろから火力支援を行ってはいるが、デュラハンはそれをものともせずアンビーを押し込んでいく

 

 

「やってみるしかないか...!」

 

 

クウガはアークルに両手をかざし、肘でサイドバックルのボタンを押した

 

 

 

「超変身!!」

 

 

 

体が青く変化し、クウガ ドラゴンフォームに変身した

 

 

「で、できたっ...!よし...!」

 

 

素早い動きでデュラハンとの距離を詰め、

 

 

「オラっ!!」

 

腕に生えた剣を掴み

 

 

ベキっ!!

 

 

その一飛び30メートルを可能にする脚力で容易くへし折る

 

面食らったデュラハンは後ろに後退りし、体制を立て直した

 

クウガの手から白い光が溢れ出し持っているデュラハンの刃が青色の武器、ドラゴンロッドに変化した

 

 

「グギギ...」

 

「コイツァいい、んじゃ、金庫は貰っていくぜ」

 

 

挑発しながらドラゴンロッドをクルクルと回し、デュラハンに向ける。

 

 

「グォォォォォォオオオ!!!」

 

 

その挑発にデュラハンは腹を立て、大声を上げながら盾を構えて突進してくる。

 

突進してくるデュラハンの盾をドラゴンロッドで弾き、その隙にビリーとアンビーが畳み掛ける。

 

 

「スターライト、ここに輝く!」

 

「殲滅する...!」

 

 

ビリーとアンビーによる攻撃で盾のついた腕が切断され

完全に攻撃の手段を無くしたデュラハンはガクンと膝をつき下を向く

 

「これで決まりだ」

 

 

クウガがドラゴンロッドを勢いよくデュラハンの胸に突き当てる。

 

デュラハンは後ろに吹き飛ばされ壁に当たった後、体に紋章が浮かび上がり、爆発した後消滅した。

 

 

 

「やっと....!」

 

ニコが手を広げて近づいてくる

 

 

「やっと...!」

 

アンビー、ビリー、クウガはその意味を理解して手を上げる

 

 

「やっと手に入れたわ!アタシの金庫〜!!」

 

3人の間をすり抜けてニコは一直線に金庫を抱きしめる。

3人は行き場をなくした手を見ながら各々怒ったり呆れたりしながらニコをジト目で見つめる

 

 

『水を差すようで悪いんだけど、喜ぶのはまだ早いよニコ!』

 

金庫の上にイアスがぴょんと飛び乗り

 

リンがハッカーに脱出用のデータを消されたことをニコに説明する

 

 

「ここから出られないー!?!?!!」

 

 

それを聞いた途端、ニコは空気の抜けた風船のようにヘナヘナになってへたってしまった。

それをアンビーがキャッチし、便乗してくっついてくるビリーを抑える

 

 

「はは...こんなに苦労して、やっと元通りになったと思っら、まさかこれで終わりだなんて」

 

「くっそ、モニカ様とデートもしたことねぇってのに、悔しいぜ、けど...なかなかいい人生だった....」

 

 

「落ち着いて、他の手がないか考えてみる」

 

 

「こんだけ重要なこと黙ってたってことはなんか策があるんでしょ?姉ちゃん」

 

『うん!とっておきの切り札があるんだ!ニコの同意が必要なんだけ───』

 

 

それを聞いてニコは手を高く上げ起き上がり

 

 

「同意する!」

 

 

「──いやまず話聞けよ」

 

 

「あの悪玉ハッカーが言ってたの。金庫にはあのロゼッタデータほどのものが入ってるって。それがあればホロウを自由に出入りできるみたい」

 

「なるほど、それでホロウから脱出するわけだ....結構博打な気がするけど...」

 

 

『そうゆうわけだ、リョウジ今日は冴えてるね』

 

『それで、ニコの同意が必要なわけで...』

 

「同意する!さっきから言ってるじゃん!」

 

 

『え?そんなアッサリ?依頼人の方はどうするの?』

 

 

「生きるか死ぬかの瀬戸際なのよ!だいいちアタシがここから出なかったら、誰が金庫を渡すって言うの?開けちゃっていいわ!」

 

早速金庫にパスワードを入れて金庫を開ける。開けてみると記憶素子チップのようなものが入っている

 

 

「さっきもリョウジが言ってたけれど僕たちも何が入ってるかわからないんだ。強制的に中を読み取った結果何が起きるかは──」

 

「待って、質問があるんだけど」

 

 

全員の視線がアンビーに集まる

 

「あなたの本体はホロウの外でしょう?そのまま立ち去ることもできたのに、どうして危険を冒してまで私たちを助けにきたの?他に何か企みでも?」

 

 

「アンビー!」

 

「変なこと聞くな、アンビー、2人は」

『変な質問だね、私たちは』

 

 

 

『君たちのプロキシだ!』

「お前らのプロキシだろ?」

『アンタたちのプロキシだよ!』

 

 

 

「パエトーン」3兄妹弟の声が重なる。

 

 

『リョウジ、今度は乗り遅れなかったね!』

 

「.........」

 

 

『連れていくと約束したんだから、絶対に連れ出してみせる....!』

 

『うん!』

 

 

『あと、あまり考えたくはないけれど、もし僕らが失敗したらH.D.Dシステムがインターノットで救助依頼を出してくれるようになってる。その時は───』

 

 

「安心して!ここを脱出できたら何があっても店まで助けにいくから!」

 

 

イアスがボンプの眉間あたりにチップを差し込む。

 

 

『ふふ、そんなこと言っても、依頼料はチャラにしてあげないからね!』

 

 

イアスの眉間にチップが沈んでいき、それを読み取った瞬間

 

 

「ンナナーーーー!!」

 

イアスの体が突如光だし、リン、アキラとの通信が途絶えた。

 

液晶には見たことのないマークが表示され、イアスは動かなくなってしまった

 

 

「ちょっと、どうしたのよプロキシ...」

 

「.......失敗しちまったのか..?」

 

「兄ちゃん!姉ちゃん!聞こえる!?.......返事しろ!」

 

 

イアスを激しく揺さぶってみるが返事はない。

 

 

「リョウジ落ち着きなさい!きっと大丈夫よ!とにかく今は救助を待ちましょう?」

 

「落ち着いていられるか!」

 

 

家族の身に何かあったら、そんなことは考えただで震えが止まらない

 

 

『システムを起動。Ⅲ型総順式集成汎用人工知能 fairy です。利用規約に同意が成されたため、マスターのお手伝いをさせていただきます。』

 

 

イアスから突然女性の声が聞こえてくる

 

 

「なんだお前!2人をどうした!!」

 

「だからまずは落ち着きなさい!」

 

 

『進行中の依頼を確認。進捗、89%。残りのタスク、「ホロウからの脱出」。単独での依頼成功率、99.78%。案内を開始します。』

 

 

突然のことにリョウジは頭の処理が追いつかない

 

 

『目の前の人物の情報を検索。インターノット上での有力情報ヒット数、0。このボンプの視覚記録を検索。検索完了。仮面ライダークウガ及び人物名リョウジ。こんにちは、私はⅢ型総順式集成汎用人工知能 fairy です。これよりホロウ内のガイドを開始します。私から離れないようお願いいたします。』

 

 

「なんだコイツ...」

 

 

何が何だかわからないが今はついていくしかない

 

 

 

 

 


 

 

 

 

いくつも裂け目を抜け、足はヘロヘロだ。

 

 

 

ついにホロウの外へ出た。

 

今は何より兄と姉の安否を確認しなければならない。

 

 

『ホロウからの脱出を確認。ガイドを終了いたします。お疲れ様でした。よろしければご自宅までのガイドも───』

 

「必要ない!!」

 

 

イアスを抱え変身を解いて走り出す。ここから一番近い駅は十四分街の駅である。早く行かなければ間に合わないかもしれない。

 

 

「リョウジー!乗ってけ!車で行った方が幾分か早いだろ!」

 

「!!ああ!助かる!」

 

 

車でR値255の青信号を通って六分街のビデオ屋まで向かう。

途中治安官に見つかっていたような気がするがきっと気のせいだろう。

今はそんなことより安否確認が最優先だ。

 

 

「お願いだから....!無事でいてくれ...」

 

「リョウジ、プロキシ先生はきっと無事よ。信じましょう...?」

 




もう2人ともイアスと感覚同期してることにしてしまおう

ここまで読んでいただきありがとうございます!
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