先生視点
「はぁはぁはぁはぁはぁ、うぅ、おっほ、ゲッホ」
「せ、先生?大丈夫?」
「た゛い゛し゛ょ゛は゛な゛い゛!」
「先生、あと少しです、頑張ってください」
「ん、先生を担ぐ」
「シロコ先輩!?「お願いするよ」それでいいの?先生」
おかしいなぁ?最近動き続けてるはずなのにもう疲れた。運動量増やそうかな?やっぱやめよう。仕事が終わらなくなっちゃう。
「先輩はすぐそこにいるはずです!」
「ん、壊れない・・・もう一度」
「ここは私が、ナキじゃなかったシキ直伝の飛鳥文明アタックでも」
「「「「やめなさい!」」」」
「はぁい」
そんなにダメかな?飛鳥文明アタック。
「ってアヤネちゃん!?どうしてここに!?」
「シャーレに貸して貰ったヘリで来ました!ホシノ先輩は!?」
「チャリで来たみたい」
「先生?二度と口を開けなくしますよ?」
「すいませんでした」
「多分この先!」
「こんのっ!」
ドカアアアアァァァン!
ガチャ
「「「「ホシノ先輩!!!!」」」」
「ホシノ!!!!」
「みんな?どうして?どうやってここまで・・・」
「ホシノ」
「あぁ、そっか」
「みんな、先生が、」
「ふふっ、そっかぁ、大人がね」
「・・・お、おかえりっ!先輩!」
「あぁっ!?セリカちゃんに先を越されてしまいました!恥ずかしいから言わないっていったのに、ずるいです!」
「う、うるさいうるさい!順番なんかどうでもいいでしょ!!」
「無事で良かった」
「ホシノ先輩、おかえりなさい!!」
「おかえりなさい、です!!」
「おかえり、ホシノ先輩」
「あはは・・・」
「なんだかみんな期待に満ちた表情だけど」
「求められてるのはあのセリフ?
「ああもうっ!分かってるなら焦らさないでよ!」
「うへ〜」
「全く、可愛い後輩達のお願いだし、仕方がないなぁ」
「ただいま」
「ホシノ、ちょっと会わせたい人がいるんだ」
「?だれかな?先生の恋人かな?」
「私にそんな人居るわけないでしょ」
まったく、面白い事を言う生徒だ。
「さっきの場所で合ってる?先生」
「そうだね、シロコお願いね?」
「?」
「ん、分かった、先生舌を噛まないようにね」
「先生?何してるの?」
「あはは、私が君達に合わせて走ったら、ね?」
「あ、なんかごめんね?先生」
ホシノ視点
私に会わせたい人ってだれだろう?ユメ先輩かな?最近会えてないし。
「おーい!えっと、シ、じゃなかった!ナキ!」
黒い霧を纏った人が居る。亡霊さんだね?
「先生!対策委員会!そっか、良かった」
聞いた事ある声だ。
いつもなら亡霊さんはヘリウムガスを吸ったような声のはず。あれ?でも、この声って。
顔以外の黒い霧が晴れ、見覚えのある制服姿が見える。
そんな筈はない、だって、だってシキは!
顔に掛かった黒い霧が晴れた。
「久しぶり、ホシノ」
「う、あぁぁ、シキなの?」
「じゃなかったら怖くね?」
「そう、だよね、うん」
「あ!ホシノお前泣いてんな!」
シキだ。間違いなくシキだ。こんな馬鹿らしい返し方はシキしかやらない。
「久しぶり、ホシノ」
「う、あぁぁ、シキなの?」
「じゃなかったら怖くね?」
「そう、だよね、うん」
「あ!ホシノお前泣いてんな!」
「、グス、それはそうと」
おっとぉ?なんか嫌な予感がするぞぅ?
「何で」
「何で帰ってこなかったんですか?」
「ハハッ」
俺は笑う事しか出来ない。
「ちょ、ちょっと待って?ずっと気になってたんだけど、真逆 シキって誰なのよ」
「それは私が答えるよ、セリカちゃん」
「真逆 シキはね?2年前に死んだはずの私の同級生なんだよ〜」
「「「「!?」」」」
「亡霊さんじゃなかったシキさんは本当に先輩?」
「おん、2年前に死んだとされた真逆 シキさんだぞ?後輩」
「えっじゃあ、本当に亡霊?」
「いや、全然生きてるぞ?」
「じゃあ、失踪?」
「まぁ、俺がホシノとユメ先輩の下から去ったから合ってるね」
「何で!何で私達から下から去ったんですか」
「だってさ」
「俺はもう、"人"じゃないんだよ」
「俺は、ほとんど死んでた」
「いや、もう死んでるのかもな」
「まぁ、そんなこんなでとある戦いでこんな姿になったのさ」
「でも!」
「俺は怖かったんだ」
「"人"をやめた俺が2人の下に居てもいいのかなって」
「別にそんなの!」
「化け物が"人"と一緒にいれる訳ないだろ?」
「だからって!」
「じゃ、俺は帰るよ」
「どこにですか?」
「どこってどこだろうね?」
「は?」
もう、一緒に居るわけにはいかないんだよホシノ。
「お前は"人"で俺は化け物、それだけだ」
「それだけで充分なんだよ、ホシノ」
「充分な訳ないでしょう!?シキ!」
「あなたはあなたです!そして私は私!そこに人も化け物も関係ないに決まってるでしょう!」
「さっきから思ってだけど俺話すときは昔の口調でいいのか?」
「いいんですよ、そんな事!」
「ホシノ、お前は俺を引き留めるんだな?」
「えぇ!」
「俺はここから去る」
「お互いの主張はわかった、後は示すだけだ」
「昔みたいに、ですか」
「それが、一番楽だろ?」
「みんな、邪魔しないでね」
「
「なに?今の・・・」「なんか、ノイズが走ったみたい」
「後輩共ーちょっと下がってろ」「みんなーちょっと下がっててね」
「こっからは」「今からは」
「「ちょっとした喧嘩が始まるだけだから」」