「ねぇ、答えてよ、私が連れてきた子達みんな倒れちゃったんだけど、どうしてかな?」
「なぁ、ミカさんや、アンタ、ゲームした事あるか?」
「ボードゲームならしたことあるよ」
「ゲームのルールってさ、覚えなきゃいけない事が多いんだよ、今その情報が頭の中にあるだろ?それに耐え切れなかった結果がそいつらだ」
「ふぅん、みんな情報量に耐え切れなかったって訳ね」
「ゲームなら何でもいい空間を作り出したんだぜ?おかげで疲れたけどさぁ、せっかくだし遊んでいけよ」
「いいよ、遊んであげる」
聖園 ミカが突っ込んでくる。
「銃すら使わなくなったか!」
「撃っても当たらないなら意味ないじゃんね?」
「それはそ「ゴス!」こッ」
「あれ?もうおしまい?つまんないなぁ「残念でした」え!?」
今回俺が選んだゲームは"鬼ごっこ"だ。
え?他にもゲームがあるだろって?ここだけの話シンプルに話体力が持たない。本来なら他のゲームを選択していたが便利で尚且つシンプルに強いのが"鬼ごっこ"だ。
「"鬼ごっこ"が直ぐに終わったらつまんないだろ?」
「それと、ペナルティだ」
「何かな、この白い痣は」
「ルールは分かるだろ?」
間違えたらダメ!ってやつだ。効果はものによるが今回の場合、身体能力が下がる、ただそれだけ。
「その痣が三つまで増えたらお前の負け、三つになる前に俺を捕まえたらお前の勝ち、簡単だろ?」
「痣が増える条件は俺の偽物をタッチするか俺が鬼をタッチすること」
「まぁ、でも偽物はもうー「残念だったな?」え?」
「
「簡単には終わらんのよ俺のゲームは」
「それなら!「コイツも使うかぁ」何、それ?」
「刀だよ」
俺は抜刀する。何故抜刀するのかって?ゲームをより難しくするためだ。
「霧?どこから?」
俺の刀は霧を発生させる。
「タッチ!「出来てないよ」ぐっ!?」
「あ!偽物だった!」
「どこにいるか分からないけどさ、刀で私を切る気?」
「!そこ!」ポフッ
「残念霧で偽物を作れるのでした」
「それと、王手だ」ズバ!
「!?いったい!あれ?でも斬られてない?」
「当たり前だろ、ゲームで死人なんか出す訳ないだろ?」
このルールでは死人は出ない。その代わりダメージが跳ね上がっている。
「
「勝ったのは俺です!」
「でも!逃がさな、い、あれ?」トサッ
「まぁ、気絶するようにルールを設定したからな、本当に疲れさせやがって、クッキー一袋置いといてやるか、ついでに手紙も」
「はぁ、帰ろ」
無事?アビドスに帰還。
「ただいま帰りましたぜ〜」
「あ!シキ君!」「シキ帰ったんですね」
「これ買ってきた」
俺は買ってきてクッキーとケーキを出す。
「俺はもう休む」
本当に疲れた。
フラフラと歩く。
「シキ?」バタン!
「シキ!?」「シキ君!?」
俺は疲れ果てて目を閉じた。
鏡がある。
そこには。
そこには、手が5本あり黒いスーツを身につけ仮面をつけた"ナニカ"がいた。
あぁ、そうか。
これは、
これは、俺だ。
「・・・うぁ?」
「「!」」
「起きたんですね!シキ!」「シキ君!大丈夫!?」
鏡がある。
そこには俺がいた。
「すまん、心配かけた」
「どうして倒れたんですか?」
俺はトリニティに行き何があったかを話した。
その後家に帰った。
「流石に体持たねぇ!」
もう寝よう。
「あ?」
鏡がある。
そこには黒いモヤがいた。
かろうじて人の姿を保っている。そんな感じだ。
おかしいな?映るのは俺のはずだ。
そいつは俺に向かって歩いてきた。
逃げなければ、だが逃げれない。
体が動かないのだ。
鏡の中にいる黒いモヤはゆっくりと近づいてくる。
「ハハッ、初めまして?」
返事は返ってこない。
目の前にきた。
そいつは俺の右手に触る。
俺の手が溶け落ちていく。
「あ゛!?がァ!?なにしやが!?ゲホッ!オエェ!」
体が茹であがるように熱い。血も吐いた。
そいつは俺が苦しむ姿を見て満足したのか鏡の中に帰ってった。
「ハァ、ハァ」
心なしか黒いモヤは頑張れと言っていた気がする。
「俺の右手ェって、あれ?」
溶け落ちたはずの右手がある。それも黒く変色してだが。
「なんか手のひら穴空いてっしマジで何なんだ?」
「今日はもう休もう」
ちなみにシキ君が書いた手紙の内容は「バナナいる?ピンクゴリラ」です。
真逆 シキ君は全力で戦う場合2回名前を名乗ります