イカれたゲーマーが銃社会に来ちゃったよ・・・   作:晴謡

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5話!決着、からのォ!クソゲー

辛い。

 

「ハァ、ハァ、ハァ」

 

戦闘開始から何時間たった?いや実際にはそこまで経っていないだろう。

何十分?何分?どれぐらいたったのか、わからない。それぐらいキツイ戦いだ。

 

「たとえあなたが殴り掛かろうとも」

 

「チッ」

 

「蹴りかかろうとも」

 

「クソ!」

 

「私にはダメージはありません」

 

「カウンターをしてくるのは酷くはないか?」

 

「避けてるくせに」

 

「当たったらまずいんでな!」

 

「もう、よくないですか?これは私とユメ先輩の喧嘩なんです、それなのに何であなたは無理矢理にでも関わってくるんですか?」

 

「ハァ、ハァ」

 

「2人が」

 

「はい?」

 

「2人が喧嘩してバラバラになるのが嫌なんだよ!」

 

「バラバラって、ただ仲が悪くなったそれだけでしょう?」

 

「それでもさ」

 

「俺は2人が仲良くしてる姿を見たいんだよ」

 

「そうですか」

 

「どっちが悪いとかじゃないんだよ」

 

「確かにな!ユメ先輩は少し、いや、結構楽観的だけどな!」

 

「それでも諦めずに頑張ってきたじゃねぇか」

 

「・・・」

 

「で!ホシノ!お前もだ!」

 

「具体的な内容は知らんがな!お前はなんか言い過ぎたんじゃないのか!」

 

「それは!・・・そう、ですけど」

 

「俺目線からしたらな!どっちもどっちで悪いんだよ!」

 

「それに」

 

「それに?」

 

「ユメ先輩も何かやる時教えてくれよぉ!」

 

「何も言わないから毎回俺らが苦労すんだよ!」

 

「ハハッそれもそうですね」

 

ホシノはまだやる気のようだ。それなら、切り札を使うか?でもどうするか。

 

「なぁ、ホシノ確認したいんだがな?まだ、やる?」

 

「決着が着くまでやりましょう」

 

「だよなぁ」

 

「どうしたんですか?もう限界なんですか?」

 

ダメだダメだダメだダメだダメだダメだダメだダメだダメだダメだダメだダメだダメだダメだダメだダメだダメだダメだダメだダメだダメだダメだダメだダメだダメだダメだダメだダメだダメだダメだダメだダメだ

 

それは使うべきではない。

 

その手は使ってはいけない。

 

"人"でありたいなら尚更だ。

 

「ホシノ、今からお互いに全力の攻撃を一発ずつやろう」

 

「お互いに?」

 

「先にホシノからでいいぞ」

 

「分かりましたが、どちらも倒れなかったら?」

 

「引き渡しにしよう」

 

「武器使っていいからな?ルールで死なないようにしてるからさ」

 

「じゃ、遠慮なく」チャキッ

 

「え?」

 

ホシノの銃の銃口が光る。

 

「!!お前ェ!容赦ねぇな!?」

 

「ほら、あなたの番ですよシキ」

 

腹が痛い。それも吐きそうなぐらい。

 

「ふぅ〜痛いな」

 

「ほとんど不意打ちだったんですがね」

 

「食うって決めてたから別にいいけど、全然避けれたからな?」

 

「あれですら、避けれるんですか・・・ちょっと引いてます」

 

「ハハッ、はぁ〜痛ぇ」

 

黒いモヤとの一件を思い出す。これは腕のようなものになった。

今回はそれを使う。多分これも"遺物"になったよな?

違うなら違うで別にいい。勝ち目のない戦いを終わらせられる。

え?お前が挑んだんだろって?それは言わないでください。

 

「これで殴る」

 

「全力で殴る気じゃないですか!」

 

結果は。

 

「まぁ、耐えるよな!お前なら!」

 

引き分けだ。

 

「とりあえずゲホッはぁ、ユメ先輩探しに行くぞ」

 

「わかりました」

 

暗くなってきた。

 

今はホシノと別行動をしユメ先輩を捜索をしている。

 

「町にも居ないし、本当にどこい、あら?」

 

電話が鳴っている。

 

「ホシノ、じゃない?」

 

非通知から来たようだ。

 

「切るか」

 

また鳴った。

 

また切った。

 

また鳴った。

 

流石に出るか。

 

「あーもしもし?」

 

「ようやく出て頂けましたか」

 

「ご注文は冷やし中華ですか?」

 

「出前を頼むわけではないのですが・・・」

 

「じゃあ、チャーハンセッ「梔子 ユメの居場所を教えましょうか?」・・・何?」

 

「アンタが攫ったのか?」

 

「いえは私が攫ったわけではありませんよ?ただ、性格の悪い方に騙されただけですよ」

 

「怪しさ満点だな」

 

「おっと、私としたことが自己紹介を怠っていました」

 

「私の事は、黒服とお呼びください、かなり気に入っていますのでね」

 

「俺の名前は「真逆 シキさんですよね?」知ってんのかよ」

 

「梔子 ユメの居場所を教えてあげましょう」

 

「その代わり」

 

 

 

 

「本当だな?それは」

 

「はい、私は嘘をつきませんので」

 

「分かった」

 

「おや?受けてくださるようで?」

 

「受けなきゃ見つけだすのは難しいだろうしな!」

 

怪しさ満点の奴と契約しちゃったよ!

 

「ではこれについて行ってください」

 

「?ドローンか?」

 

「まぁ、行くしかないかぁ」

 

で今は砂漠を爆走中だ。どうやらユメ先輩は噂に釣られたようだ。その噂は砂漠には鯨が出ると言うものだ。砂漠に、ねぇ?怪し過ぎない?だって砂漠に鯨だよ?いる訳ないじゃん。

 

「誰が流した噂なんだが、馬鹿らしい」

 

「ですが、噂としてある以上何かがあるんですよ」

 

「まぁ、私は噂の正体を知っていますがね」

 

「そうかよ」

 

そんなくだらない話をしていると、俺は見つけた。

 

「あ、」

 

砂漠には合わない緑の色。

 

俺は速度を上げて走った。

 

「ユメ先輩!!」

 

倒れている。もしかして死んでしまったのではないかと不吉な事を考える。

 

だが、杞憂だった

 

「あぁ、良かった、呼吸は、してる」

 

ただ眠っているだけのようだ。

 

「後で起こせばいいか」

 

今はとにかくユメ先輩を安全な所へ。

 

噂の正体が来る前に。

 

その時後ろから爆発したような音がした。

 

俺はユメ先輩を抱えたまま空を飛んでいる。

 

あぁ、コイツが、噂の正体か。

 

「ゴハッ!砂があって良かった」

 

無ければ死んでいただろうな。

爆破を食らった為背中が痛い。

さらに背中に衝突した衝撃が走る。

 

逃げなければ。だが、黒服との契約が俺を縛る。

 

「ユメ先輩!」

 

「・・・」

 

「起きろ間抜け!」

 

「ひゃあい!?あれ?シキ君?どうしたの?」

 

「後ろ!やばい!」

 

「え?後ろ、え!?何あれ!」

 

「噂の鯨だとよ」

 

ユメ先輩を逃さなければ。

 

「ユメ先輩、俺はアイツを戦わなきゃいけない」

 

「どうして?一緒に逃げようよ」

 

「俺はユメ先輩の場所を教えてもらう代わりにアイツと戦わなきゃいけないの!」

 

黒服との契約内容。

 

噂の鯨の破壊。そして俺の力を見たいとの事だ。

 

「私の、せい?」

 

「だから逃げてくれ」

 

「でも!」

 

「でもじゃない!それとも俺が負けるとでも?」

 

「いや、でもぉ、逃げようよぉ」

 

ユメ先輩が泣いている。

 

逃げれるなら俺も逃げたいよ。死にたくないし痛い思いをしたくない。

 

もし、俺が逃げたらどうなる?

 

多分あの鯨が街まで追いかけて来ると思う。そうなれば、俺はもう。

 

「ユメ先輩!頼むから逃げてくれ」

 

「でも!「逃げてホシノと仲直りしてくれ」あ、」

 

「はぁ、投げるからまぁ、頑張って逃げてくれよ?ユメ先輩」

 

「待って!シキ君!ねぇ、お願いだから!」

 

俺はユメ先輩を投げた。出来るだけ遠くに、そして優しく。

 

「はぁ、孤独な戦場だな」

 

黒服のドローンは一定の距離をとっている。

 

「やってやるよ!ガラクタァァァ!」

 

瞬間大量のミサイルが飛んでくる。

 

全身が痛いし避けきるのは難しいかもな。

 

あぁ、俺死ぬかもな。

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