少女は魔法使いのキセキを見るのか?   作:わたぬき※

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いつもお読みいただき、ありがとうございます。

今回は乾紗寿叶が魔法少女に成れるか?ということについて独自設定、解釈で解説する内容となります。


後半はコスプレ撮影画像からSNSを背景に、日常回のような気軽なノリで乾姉妹との会話を掘り下げてみました。

あらかじめご了承の上、お読みください。


第5話:その日彼女は可能性を見出される

居酒屋の個室。

プリティアーナが放った言葉に、その場の空気は一瞬でひっくり返った。

 

 

「えっ、えええええーーーっ!? ジュジュ様が魔法少女に……なれるんですか!?」

 

「お、お姉ちゃんが……っ!?」

 

 

海夢が身を乗り出して興奮気味に声を上げ、心寿は驚きのあまりオドオドと姉の顔を見つめる。新菜は二人の喧騒を余所に、一般人がそんなに早々と順応できるものなのか、という現実的な疑問に眉をひそめていた。

そんな周囲の反応を余所に、眞緒はいぶかしんだ目をプリティアーナへ向けた。

 

 

「何をもってスカウトしたんだ?」

 

 

問いかけに対し、プリティアーナは微笑を浮かべた。

 

 

漢女(おとめ)の直感ね。マオちゃん、試しに紗寿叶ちゃんを視てみなさいな」

 

 

促され、眞緒は紗寿叶へ向けて目を凝らした。彼女の身体を巡る生命力の流れが視える。

普通の人間であれば体外へ放出され、発散していくはずのエネルギー。

だが彼女のそれは、外に出ないよう、内側に抑え込まれているような流れ方をしていた。

原因を絞り込むため、眞緒は乾姉妹が答えられる範囲で遺伝や環境による現実的な要因を潰そうと質問を始めた。

 

 

「乾。父親か母親、どっちかが小柄な人か?」

 

「は? なんでそんなこと……」

 

「いいから。妹の乾、お前の姉は、お前と比べて普段の食事量に極端な差はあるか? あとは……姉が激しい運動をして、供給した栄養をすべて消費してるなんてことは?」

 

 

いきなり家庭環境や食事、運動量のことまで聞かれ、戸惑う紗寿叶の横で、心寿が慌てて両手を振った。

 

 

「あ、お姉ちゃん、私より少し少なめですけど普通に食べます……っ。お父さんもお母さんも普通の体格で……。運動も、普通の体育くらいで、部活もやってなくて……っ」

 

「…そうか」

 

 

遺伝でも、栄養不足でも、激しい運動による消費でもない。

確信を得た眞緒は告げた。

 

 

「おそらく、お前の中にある『魔法少女への憧れ』――その願いの力で、無意識に肉体の成長を…止めて、いや幼い時からからということは…遅滞…させてるんだと思う」

 

「な、そんなことあるわけ……!」

 

 

突飛すぎる持論に、紗寿叶は顔を強張らせて即座に否定しようとする。

だが、目の前にいるプリティアーナたちの存在が非日常そのものであることに気づき、それ以上の言葉を喉に詰まらせた。

 

眞緒はその様子を見て、一枚の古い集合写真をテーブルに置いた。

大勢の大人たちや、マオ自身を含めた十代半ばの少年少女、さらにそれより幼いの子供たちを中心に並んで写っている。

眞緒は、写真の中で自分のすぐ近くに立つ、金髪ツインテールの少女を指さした。

 

 

「こいつ、いくつに見える?」

 

「え? うーん、中学生くらいじゃない?…もしかして、小学生だった?」

 

 

海夢が身を乗り出して覗き込む。新菜も同じぐらいの年齢を予想している。

乾姉妹も似たような年代を答えた。

 

 

「御年五十七歳だそうだ」

 

「「「「は?」」」」

 

海夢だけでなく、新菜も乾姉妹も一斉に目を丸くした。

 

 

「本人曰く、長い年月この写真のようになりたいと願い続けて、気付いたらこうなってた、だと。原理なんかは分からんと言っていた。…あと任意で本来の体格に戻れるそうだ」

 

 

そう言われて、面々は写真をまじまじと見つめる。

その中で、新菜がふと疑問を口にした。

 

 

「あ、あの……じゃあ、この写真に写っている他の人たちは……?」

 

「ん? 他の連中は見た目相応の年齢だ」

 

 

新菜たちはマオの言葉を聞き、写真に写る大勢の大人や少年少女たちの顔を改めて見回した。

他には異様な年齢詐称の人物が混ざっていないらしいと分かり、一様にホッとしたように胸をなでおろす。

 

 

「ちなみに本来の姿、ここにいるプリティアーナとどっこいの体格だ」

 

「「「「「「はぁッ!?」」」」」」

 

 

直後に落された二度目の爆弾に、個室にいた六人の声が完全に重なった。対面に座る四人だけでなく、隣のプリティアーナと奥のキューティまでが目を剥いて写真とプリティアーナを見比べる。

 

 

「ちょっと待ちなさい! その理屈なら私もプリティな真の魔法少女……そう、パーフェクトプリティアーナに成れるってことじゃない!? お教えなさい!? その方法を!!」

 

 

突然、プリティアーナが身を乗り出して眞緒の肩を激しく揺さぶり、猛烈に取り乱し始めた。

 

 

――パシィン!

 

 

「暑苦しい!」

 

 

眞緒の容赦のない手の平がプリティアーナの顎に炸裂し、その巨体がどさりと長椅子の背もたれに沈み込んだ。

完全に気絶して動かなくなったプリティアーナを視界の端に追いやりながら、眞緒は呆然としている紗寿叶へと視線を戻す。

 

 

「強い思いが、無意識のうちに自分の肉体の成長に影響を与えて、姿を変えてしまう。……乾、お前の身体もおそらくその類だ。その願いの力を扱えるようになるなら、可能性はあるんじゃないか?」

 

 

眞緒の言葉に、紗寿叶は信じられないといった顔で己の身体を見つめた。

 

 

「となれば、誰が紗寿叶ちゃんを指導するかよね? ……まあ、紗寿叶ちゃん自身の回答待ちではあるけれどね?」

 

 

即座に気絶から復活したプリティアーナが、真面目な顔で言葉をこぼした。

 

 

「は? お前じゃないのかよ?」

 

「私は今、キューティちゃんの指導中よ。進捗が違う二人を同時に見るのはさすがに無理だわ。他に指導者の空きもないしね」

 

 

プリティアーナの視線が、じっと眞緒を捉える。

厄介事に巻き込まれたくない眞緒は、すっっと目をそらした。

 

 

「ちょっと眞緒ちゃん? こっちみなさいよ」

 

 

隣に座るプリティアーナの手が伸び、眞緒の頭を鷲掴みにして無理やりこちらへ向かせる。

 

 

「なんで好き好んで男の顔凝視しなくちゃいけねーんだよ。だいたいお前らの教育方針なんて知らんぞ? お前ら協会員がほぼ魔法で肉体強化してからの殴りあいだろ?手札の多い俺の遣り方と真逆なんだよ。せめて飛び道具を覚えろよ脳筋魔法少女が!」

 

「誰が脳筋魔法少女ですって? その脳筋魔法少女の自慢の肉体強化魔法、じっくり味わってみる?」

 

 

プリティアーナの目が据わる。

鷲掴みにされた頭へ、魔法による肉体強化の力がみしみしと込められ始めた。

 

 

「いだたたたたた――――――っ! 止めろ! 潰れる!!」

 

 

頭を掴まれた状態で藻掻く眞緒の返答を聞くため、プリティアーナがわずかに力を緩めた。

 

 

「……じゃあ、指導の件は受けてくれるかしら?」

 

 

その問いかけが響いた瞬間、眞緒は先ほどまでの苦悶の表情を綺麗さっぱり消し去り、何の痛痒も感じていない真顔に戻って言い放った。

 

 

「それとこれとは話が別だ」

 

 

直後、プリティアーナの手へ再びみしみしと力が込められる。

 

 

「あ゛――――――っ!? やる! やるから離せ!!離して下さ、あ゛ぁぁ―――っ!?」

 

 

結局は涙目でしぶしぶ了承させられる眞緒を、対面に座る心寿、紗寿叶、海夢、新菜の四人は、ただただ哀れみの目で見守るしかなかった。

介抱された眞緒はその場で横倒しに倒れ、頭を抱えて暫く痛みで動けなかった。

 

 

 

 

 

「それじゃあ、今回の件も含めて一度みんなで『魔法少女協会』へいらっしゃいな」

 

 

眞緒を解放したプリティアーナが、何事もなかったかのように居住まいを正して提案した。

 

 

「え、私たちも見学に行っていいんですか!?」

 

「ええ、もちろんよ。今回みたいな特定の一般人に協会の安全性を周知する意味もあるからね。海夢ちゃんも新菜くんも、乾姉妹と一緒にいらっしゃい」

 

 

海夢の前のめりな問いかけに、プリティアーナは微笑みながら頷く。

各自の予定をその場ですり合わせた結果、見学のスケジュールは「来週の土曜日の午後から」に決定した。

時計の針はすでに夜の遅い時間を指しており、宴席はこれでお開き、それぞれ帰り支度へと移る。

 

 

「じゃあ、女の子たちを夜道に一人で帰らせるわけにはいかないから私たちが送っていくわ。方向の同じ海夢ちゃんと新菜くんは私たちが送るわ。方向の違う紗寿叶ちゃんと心寿ちゃんは、マオちゃんお願いね」

 

「おい待て。俺んちは新菜の家の近くだぞ? 俺が新菜と一緒でいいじゃねーか」

 

 

眞緒は露骨に嫌そうな顔で不満を漏らした。

だが、プリティアーナはそんな文句を笑みで受け流す。

 

 

「いいじゃないの。駅まで二人を送り届けた後、そこから飛んだら、電車より早いでしょ? 一応活動の一環として処理しておくから、送ってあげなさいな」

 

「……なら、送る時も飛べばいいじゃねーか。その方が一瞬で済むだろ」

 

 

面倒な手順を省こうとする眞緒の提案に、プリティアーナはきっぱりと首を横に振った。

 

 

「あら、それはダメよ」

 

「どういう理屈だよ?」

 

「協会員になる前に、安易に魔法に触れさせるべきではないわ」

 

「……まあ、それならしゃーないのか?」

 

組織としての筋の通った理屈を提示され、眞緒はそれ以上の反論を諦めてしぶしぶ了承した。

 

 

 

居酒屋を出て駅へと向かい、乾姉妹と共に夜の電車へと乗り込む。ガタゴトと揺れる静かな車内、乗客の姿もまばらな中、紗寿叶は黙ったまま小さくなって俯いていた。

すぐ隣では、心寿が緊張のあまり体を強張らせてオドオドと視線を彷徨わせている。

 

 

「そんなキョドらなくてもいいぞ?」

 

 

見かねた眞緒が、普段より少し優しめのトーンで心寿に話しかけた。

 

 

「あ、は、はい……っ。すみません、なんだか、色々すごすぎて……っ」

 

「まあな。今回のスタジオの件、悪かったな。せっかく若菜と色々準備してたのに、俺が追い込んだ怪異のせいで台無しにしちまった、あのとき場所聞いておけばよかったよ」

 

 

眞緒の言葉に、心寿は慌てて首を横に振った。

 

 

「そ、そんなことないです……っ! 私たちを助けてくださったのに……っ」

 

そのやり取りをじっと見ていた紗寿叶が、怪訝そうに眉をひそめて二人の間に視線を挟んだ。

心寿が身内以外の男性と普通に話せているなんて……やはりどう見ても不自然だ。

 

 

「……ちょっと待って。あなたたち、前から知り合っていたの?」

 

「ん? ああ。前に新菜の家に遊びに行ったら、乾妹がいたんだよ。新菜が喜多川以外の女を連れ込んだかと思ってガッツリ事情を聴いた。その時に乾妹から、フラワープリンセス烈の颯馬コスをする事を聞いたんだよ」

 

 

眞緒がサラッと答えると、紗寿叶が顔を赤くして縮こまる妹を見つめ、納得したように息を吐いた。

 

 

「……そう、だったのね」

 

 

事情が完全に腑に落ちたらしい。

そんな二人を見ながら、眞緒はふと疑問を口にした。

 

 

「いつもあんなスタジオを借りて撮影してるのか?」

 

「あ、いえ……っ、いつもは自宅のお庭で撮ることがほとんどなんです。今回は、あの廃病院のシーンの写真を撮りたくてスタジオを借りたんですけど……お姉ちゃんのお財布から出して、海夢さん側も半分出してくれたんです」

 

 

一生懸命に説明する心寿に、眞緒は「へえ」と呟いた。

 

 

「…そういう写真って、やっぱりSNSに上げたり?」

「あ、はい! お姉ちゃんの素敵なお写真をたくさん上げてます……っ」

「アカウント名は? 見てみるわ」

「あ、ありがとうございます……っ! あ、あの……眞緒さんもSNSに、この間見せてもらったアレとか上げてないんですか?」

 

心寿に尋ねられ、少し視線を彷徨わせた。

それまで大人しく聞いていた紗寿叶が、心寿の言葉にピクリと反応して割り込んできた。

 

 

「アレって何のことかしら?」

 

「ん? ああー。ざっくり言うと光の剣」

 

「光の剣?」

 

 

いぶかしげにオウム返しをする紗寿叶に、眞緒は自身のスマートフォンを取り出しながら説明を付け足す。

 

 

「どんなものなの?」

 

 

身を乗り出してきた紗寿叶に、眞緒は少し意外そうな目を向けた。

 

 

「ん? 珍しいな。女の子が反応する要素ないだろ?」

 

「な、何よ。悪い?」

 

少し顔を赤くして言い返す紗寿叶に、眞緒は苦笑しながらスマートフォンの画面に件の「光の剣」の画像を表示した。

そこには、眞緒が制作の進捗や、その光の剣をはじめとする様々な造形物の写真を上げている制作用のアカウントが映し出されている。

心寿と紗寿叶はその画面を覗き込こんだ。

 

「SNSには上げてはいるけど、更新頻度とか低いぞ? 趣味レベルでやってる、制作活動記録用に画像を上げてるだけだからな、鍵垢で誰かフォローしてるわけでもないし」

 

「あ、あの……見てみたいです……っ!」

 

心寿がそう言って端末を差し出してきたため、眞緒は苦笑しながらスマートフォンの画面を表示した。

アカウント名は『M.A.O』。画像には人物は一切写っておらず、アイコンすらフリー素材の動物の画像で制作した造形物の写真と簡潔な説明だけが並ぶ非公開の鍵アカだ。

心寿は目を輝かせながら、その場でフォローボタンを押し、眞緒は端末でそのフォローリクエストを承認した。

心寿は嬉そうに画面に映る画像を眺め始めた。

 

眞緒の制作物の話をしていて少し経った頃。眞緒のポケットの中で、スマートフォンが激しく震え始めた。

 

――ブブブブブブブブブブブブブブブブブブブッ!

 

「……ん? なんだこれ」

 

取り出した画面を見ると、狂ったような速度でフォローリクエストの通知が文字通り滝のように流れ落ちていた。

 

「ちょっと、どういうこと……?」

 

いぶかしげに覗き込んできた紗寿叶が、ハッと自分のスマートフォンの画面を見て息を呑む。

 

「あ、これ……ジュジュのフォロワーの仕業かもしれないわね。今まで誰もフォローしてなかったから……『ジュジュがフォローしたのはどんな奴だ?』って、あなたの鍵垢にリクエストを送りつけてるんじゃないかしら……」

 

「それ、どうなるんだ?」

 

眞緒が怪訝そうに眉をひそめると、紗寿叶は心底同情を込めたような顔で肩をすくめた。

 

「当分、鳴り止まないでしょうね」

 

「えー……それは、うっとおしいな」

 

眞緒は盛大に顔をしかめると、誰に言うでもなく淡々と呟いた。

 

「ヘルメス。今来ているフォローリクエストのアカウント、全部ブロックして。その間、リクエストに関する通知のバイブも切っておいて」

 

――Yes,master.

 

耳慣れない機械音声が端末から返ってきた瞬間、狂ったように震えていたスマートフォンが、完璧に動きを止めた。

乾姉妹は驚きで目を丸くする。

 

 

「……な、何よ今の。どうやったの?」

 

「ん? 別に?通知きっただけだぞ?」

 

SNSの話題を強引に打ち切るように眞緒がスマートフォンをポケットへと戻そうとした。

今度は、聞き覚えのある通常の着信音が鳴り響いた。

特定の処理として設定されている五条新菜からの着電。

 

「新菜? あいつ、もう家に着いたのか?」

 

『ちょっとマオ君!! なんで私のフォローリクエスト速攻でブロックしたのぉーーー!!?? ジュジュ様が誰かフォローしたって流れてきて、流れてきた垢見に行ったらマオ君のアカだと思ったからフォローしようとして! 鍵垢だからリク送ったら一瞬でブロックされたんだけど!! 酷くない!? ガチで酷くない!!??もーーーマジ無理なんだけど!?』

 

首を傾げながら眞緒が通話ボタンを耳に当てた瞬間、新菜のスマートフォンを強奪したであろう海夢の、鼓膜が破れんばかりの怒号がレシーバーから飛び出してきた。

あまりの音量と剣幕に、眞緒は思わずスマートフォンを耳から遠ざけた。

 

「……あ」

 

先ほど処理させた【今来ているリクエストを全部ブロックしろ】という指示が、クラスメイトのギャルまで綺麗に巻き添えにしていたことに気づき、眞緒は電車内で己の失策を呪った。

 

(―――これ面倒くさいヤツだ…)

 

眞緒は海夢の怒号に一切応答することなく、そっと通話を切った。

そのまま淀みのない手つきで主電源のボタンを長押しし、スマートフォンの画面を完全に真っ暗にする。

コレで充電が切れたという言い訳は成立するが、相手が納得するかはまた別の話。

 

(―――面倒事は明日の俺に任せよう…)

 

プシュー、と小気味いい音を立ててドアが開き、電車が目的の駅へと滑り込んだ。

 

眞緒は一連のやり取りを完全にぶっちぎると、隣にいる乾姉妹へと向き直った。

 

「降りるのこの駅だろ? いこうぜ」

 

先ほどまでの苦虫を噛み潰したような顔はどこへ行ったのか、何事もなかったかのような朗らかな笑顔で二人を促す。

そのあまりに鮮やかな切り替えの早さに、乾姉妹はただただ呆気に取られながら、眞緒に続いてプラットホームへと一歩を踏み出すのだった。

 

 

 

 

 




最後までお読みいただき、ありがとうございました。

当初はコンパクトにまとめる予定でしたが、日常会話の内容が膨らみ、落ちまで書いたら最終的に6,000文字を超えてしまいました。

SNSとか鍵垢とかは、ほぼ見るだけの使用をしているので、仕様に間違いがあってもそこは大きな心で生暖かく見守っていただけると…。


【蛇足っぽいモノ】
【美少女コスプレイヤー】ジュジュ様 雑談スレ★742

312.名無しのカメコ
   今回の新作のコス写真、マジで神がかってない?光の当たり方といい表情といい、美少女の暴力がすごい。

313.名無しのカメコ
   本当にそれ。いつも写真の構図のセンスが天才すぎるんだよな。
   素材自体は普通の市販品のはずなのに、ジュジュ様が着てカメラの前に立つと2.5次元にしか見えん。

314.名無しのカメコ
   ……って、おい!!! 雑談してる場合じゃねえ!!!ジュジュ様のホーム画面監視してたんだけど、フォロー中が0から1に動いたぞ!!!

315.名無しのカメコ
   >>314 マジじゃんwwwww 歴史が動いたwwwww

316.名無しのコスプレイヤー
   フォロー欄開いたけど何も表示されん。相手鍵アカか?

317.名無しのカメコ(特定班)
   ツールで動いた瞬間のAPIログ拾ってたからID割れたわ。
   ジュジュ様がフォローした相手、この鍵アカな。
   ID: @mao_1712


318.名無しのカメコ
   >>316 仕事早すぎwwwよし、お前ら突撃(フォロリク凸)するぞおおおお!!!

319.名無しのカメコ
   ……いや待て、フォロリク送って1分も経ってないのに即ブロックされたんだが?

320.名無しのコスプレイヤー
   俺もだわ。画面更新したら「ブロックされています」になってて草。
   今このスレから一斉に何十人も凸してるはずだろ?それを1人ずつ1分未満で手動ブロックしていくの物理的に不可能じゃね?

321.名無しのカメコ
   >>316 これどうなってんだ? 相手のログとか見れない?

322.名無しのカメコ(特定班)
   >>321 手動かツールかは知らんが、フォロリクが届いた瞬間にコンマ数秒で弾かれてる。
   ……っていうか、なんかさっきから俺のPCのファンが異様に爆音で回り始めたんだけど。
   何も重い処理してないのに。

323.名無しのカメコ
   ツール回しすぎてPC熱暴走してんじゃねえの?www

324.名無しのカメコ(特定班)
   いや、自作のハイエンドだし冷却もガチガチにしてる。
   待って、部屋の電球が妙に明るいっていうか、チカチカして……PCのファンから異音が聞koe

325.名無しのカメコ
   おい特定班?

326.名無しのカメコ
   急に静かになったな。

327.名無しのカメコ
   ……消えた?なんで?

328.名無しのカメコ   
   特定班、熱暴走でPC本当にブッ壊れたか?w

329.名無しのカメコ   
   部屋の電球がチカチカとかホラー映画の見すぎだろ。   
   それより結局、その『@mao_1712』って誰なんだよ。
ジュジュ様がフォロー1に選ぶような相手だぞ?

330.名無しのカメコ   
   ID的に名前はマオだよな。   
   ジュジュ様の身内のレイヤーか? それとも専属カメコ?

331.名無しのカメコ   
   >>330 専属カメコだったら俺たちブチ切れ案件なんだが。   
   でもさ、コスプレ界隈の「マオ」で有名どころっていたっけ? 1712って数字も気になる。誕生日か?

332.名無しのカメコ   
   誰か鍵かけられる前のマオのキャッシュ(過去データ)持ってないの?

333.名無しのカメコ   
   ググっても何も出てこん。完全な一般人の裏垢(リアアカ)っぽい。   
   ジュジュ様のリア友か、あるいは……本命の彼氏とか……。

334.名無しのカメコ   
   >>333 彼氏とかやめろ鬱になる

335.名無しのカメコ   
   結局、特定班が消えたからこれ以上調べようがないな。   
   突撃した奴らも全員ブロックされて全滅だし、マジで何なんだよこのアカウント……。

画面の向こう側で、本当に何が起きていたのかを誰も知らぬまま、掲示板での結論の出ない議論は終わらない…。
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