元人差し指、現ゲヘナ風紀委員会、副委員長です 作:あーるひと
休みなのでアビドス砂漠に来てます、
なんでかって?さっさと鳥どもを見つけないと都市が何個か壊滅するからだよ
最後に目撃された場所を中心に探し回っているが結果はあまりよろしくない、
相当放置しているのに被害が何もないのが怖い
被害にあったやつがもういないから確認されてないだけなのか、
本当に被害にあった奴がいないだけなのか、
あいつらのことだから確実に問題を起こしているはずなんだが、
………話が変わるが実は1ヶ月ほど前から視線を感じる、
こちらを見極める感じの視線、
何か危害を加えるならば隙をさらせば尻尾を出すかと思い放置しているが、
なかなかの切れ者なのか、それとも危害を加える必要はないのか、
やっと休みが取れたので1人になった途端にそいつが仕掛けてくるか確かめる意味でのアビドス砂漠訪問でもあったが、あてが外れたか?
それとも疲れがありすぎて変な幻覚でも見てるのか………そっちな気がしてきたな、
最後にこっちからアクション起こして何もなかったら…………ただの恥ずかしい思い出にしとこう
「ずっと見られているのも気分が悪いから、出てきて欲しいんだが………」
『おや……バレていましたか、さすがは雷帝の遺産の適合者にして人差し指唯一の失敗作といったところでしょうか、』
雷帝の遺産?
ヒナが最近なんかやったって聞いたことがあるぐらいしか知らん、最近なんか記憶にモヤみたいなのがかかってるんだよなぁ、
まあそれはいいとして
「雷帝の遺産とか知らん単語出てきたのは一旦置いておこう、
なぜお前は人差し指を知っている、
この世界にはないはずだぞ、あの組織は」
俺は目の前の黒スーツの骸骨みたいな異形の男に向けてすごんで言い放った
『あんまり警戒はなさらないで欲しいですね、フレイアさん
私はあくまであなたに言われたから出てきただけなのですから、』
「わざと警戒されるような単語を出すのが悪いだろう」
『あなたはやはり面白い、井戸に落ちた人間がなぜそうも正気を保っていられるのか、今すぐにでも研究したい気分です』
こいつ、わざと警戒されるように言葉を選んでいるな?何が目的だ?
今更だがこいつの体の構造はどうなっているんだ?頭割れてるの?正直少し怖いぞ?
「………お前はどこまで知っている?」
『都市のことを少しと、旧L社の研究所の資料はあらかた目を通しています、おそらく今あなたが疑問に思っていることはある程度答えられるぐらいには、』
「質問には答えてくれるか?」
『質問によりますが基本的には答えましょう、答えられないものも条件次第で答えましょう』
「………じゃあお前、鳥どものいる場所知ってるか?」
『三匹とも同じとこにいますよ』