pixivFANBOXシリーズから出張奈落家
■キャプション
しんどくも仲良く三人はキノコ採り。
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■まえがき
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
※ 奈落家のいつもの設定確認
・設定は戦国時代なのになぜか現代の要素が入る。
(今回、戦国時代っぽいですが、
最後はやっぱり現代要素が入ります)
・奈落家の服装は、原作通り。
・奈落さんと分身たち皆生存していて
人見蔭刀に仕えて
皆一緒に人見城に住んでいる設定です。
・季節は特に記載が無ければ、
投稿された日と同じです。
キノコの始まりの季節なので、
一応、9月中旬から10月頭くらいを
想定しています。
ストーリーのジャンル:コミカル・しんどい・ほのぼの
(pixivにも同時に投稿)
では、このまま下へスクロールして本編どうぞ。
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秋が深まり、キノコが生える季節。
奈落は神楽、神無、白夜の三人を
外が夜闇で真っ暗な中、朝3時半に
叩き起こし、朝ごはんに
栄養があって安くて腹持ちが良い
バナナを一本ずつ食べさせ、
さらに牛乳も一杯ずつ飲ませて
キノコ採りに向かわせる。
キノコが生え始めた頃、
朝早くに行かないと
他の人に採られてしまうらしい。
その後、自身は二度寝する奈落。
「ったくこんな朝っぱらから!」
肌寒い空気の中、
空を羽飾りに神無を乗せて
飛行する神楽は超不機嫌だ。
「まぁまぁ」となだめる白夜は
白い折り鶴で少し後を飛び行く。
だが、こんなに朝早くに
労働させられて
時間外手当も出るかどうか
わからない状況下では
励ましも意味を為さない。
しかも目的地の山は
人見領の遥か遠くに見える山の
隣の隣の隣の山だ。
長時間飛んで行くだけでも疲れる。
そして数時間後になんとか目的の山に到着した。
朝日が出て少し明るくなるくらいの時間。
奈落に教わったキノコの山の秘密の入口から
背中にカゴを背負って入山する。
*
「神無がカゴ背負うとMAOの夏野に見えるねえ」
とキノコを採りつつ話す神楽。
「…夏野の方が年上」
冷静な神無。黙々とキノコを探す。
「姉さん、話してんのはいいんだけど、
そのフォートナイトに出て来るみたいな
キノコ、ぜってえ採っちゃダメだぜ?」
「そう?」
「そう」
「…うん」
神楽は意外と危ないので白夜と神無は大変である。
まぁ、あとでちゃんとしたキノコかどうか、
奈落が選別するらしいが。
「でもこれ、自分らで食う訳じゃねえんだろ?」
自分の利益に一切ならないと
神楽でなくともやる気は出ないだろう。
「ああ。売るみたいだぜ」
事情はよく聞いている白夜が答える。
「あーしんどい」
神楽はもう完全にやる気無し。
「…しんどい」
さすがの神無も。
「まぁなー」
そう言いつつも白夜は意外と奈落の命令には
ドライに忠実である。
だがやはり、いろいろやる気の無い三人。
*
キノコを採って数時間後。
昼もとうに過ぎたが、
道中、クマに出会ったり、
滑落したりすることもなく、
三人は無事に山を出た。
さすがに三人ともお腹が空いたと
町で山から一番近くにあった山田うどん食堂に入る。
昼食代はさすがに奈落が出してくれるらしい。
白夜が奈落のクレジットカードを預かって来ている。
グーグルマップなど見ないで入った店だったが、
意外にも山田うどん食堂のうどんは
キノコの出汁が効いていて
温かくてとてもおいしかった。
姉弟たちの間に"ちいかわの三人"のような
ほんわかとした空気が流れた。
おわり
■あとがき
普通、お昼ごはんに大きいおにぎりとか作って
持たせると思うんですが、
それをせずクレカを持たせる辺りが
奈落さんの手抜きですw
優しいように見えるけれども……。
でも若い人はクレカで好きな物食べる方が
うれしいかもしれませんね。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。