東方好きの優斗と大妖精と   作:ゆう12906

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第十八話 月世界での攻防~優斗視点~ パート1

 作戦決行の当日、みな緊張した面持ちだった。(ルーミアとかはいつも通りだったが)

 

「じゃあみんな、別れたか」

 

 この作戦を行うにはクラスのみんなをいくつかのグループに分ける必要がある。俺が率いるのはバカルテット+雛だ。えっ?なんでこんなメンバーかって?それは後でのお楽しみってことで。

 

「よしいくぞ!」

 

 最初に3つのグループがスキマに入る。―――瞬間、月の世界に着いた。非常に壮麗な光景だ。しかし、そんな月に待ち構えていたのは、

 

「来ましたね」

 

 予想通り。いきなりラスボス級の相手をぶつけてきた。そう、依姫だ。

 

 さすがというべきか、強そうなオーラがビシビシ伝わってくる。少し気を抜いただけで気絶してしまいそうだ。

 

「1人も通しませんよ」

 

 霊夢達の時と同じく、ここでストップさせる作戦だろう。―――しかし、今回は人数が違う。

 

「頼むぞ第1グループ」

 

「「よし!」」

 

 ここはフラン、お空、お燐、大妖精、小悪魔に抑えていてもらう。大妖精と小悪魔を入れたのは、フランとお空が暴走したときに止めるためと、もう一つある。

 

「爆符『ギガフレア』!」

 

「いくよー! 禁忌『レーヴァテイン』!」

 

「私も! 猫符『キャッツウォーク』!」

 

「全力で行くよ! 魔符『フェアリーズマジック』!」

 

「スペルないけど……えいっ!」

 

 誤認の弾幕が依姫めがけ襲う。とてもきれいだが、見ている暇はない。依姫の動きが一瞬止まった今、中へと入る。

 

 月世界の中は、SFで出てきそうな雰囲気だった。まさに未来都市、表の世界よりも科学が進歩してそうだ。

 

「よし、別れるぞ」

 

 ここで2つのグループに分かれる。一つは俺と一緒に行くグループ。もう一つは椛とアリス。二人には別れてこっそりと移動してもらう。

 

俺たちに目を向けさせ、その間に捜してもらうという作戦だ。

 

「いくぞみんな」

 

 俺たちが進むときに活躍するのがミスティアとリグルだ。ミスティアの声で惑わせ、リグルの虫で驚かす。その間にこっそりと通り抜けるのだ。

 

 今いるのが2面ボス3人、1面ボス2人、そして2面ボス並みの実力の俺。これでは正面から戦うのは無理だ。下っ端らしい兎一人でもうどんげ並の実力だし。

 

 そんなわけで隠密行動だ。以前幽々子がしたように。

 

 そんなわけで大都市のほぼ中心部まできた。これから俺たちも探すのだ。でもおそらくここには……

 

「あら、よく来たわね」

 

 やっぱりいたよ……もう一人のラスボス……そう、豊姫だ。

 

「まあ、ここまで来たことは褒めてあげるわ。―――でもね、」

 

 次に放たれた言葉は、俺たちの作戦が壊滅的であることを知らせるものだった。

 

「あなたのお仲間。アリスと椛といったかしら? ばっちりカメラに映ってたわよ」

 

 さすがは月世界。高性能なカメラはいたるところにはりめぐらされている。

 

 俺たちは手分けしてカメラを探し、よけてきた。しかし個人行動の2人では……

 

「あなたたちはうまく死角に入ったのだろうけど……もう2人とも捕まえておいたわ」

 

「い、いやしかしフランたちがまだ……」

 

「そーだそーだ! それにここにはあたいがいるもん!」

 

 いや、それはあんまり関係ない。

 

「ああ、それももうすぐ決着がつくわ」

 

 そしてとどめの一言。

 

「この勝負、私たちの勝ちよ」

 

「いいや!まだ終わってない!」

 

 いや、もういいよチルノ……―――しっかし、永琳先生に情報を挙げたの間違いだったな。だって……、

 

 

 

 

「―――こうあっさり引っかかってくれるとは思わなかったからな」

 




第十八話でした。 

次回、いよいよ決着です。優斗の最後の言葉の意味とは!?少しだけ期待してお待ちください!

ではまた!
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