【昼めし旅】外伝!?昼パンツ旅〜あなたのパンツ、見せてください〜 作:北村 貴之
御陵怜奈(みささぎ れいな)。
いまや日本では知らない者はいないであろう、プロの総合格闘家だ。
現状無敗を誇っており、テレビや雑誌でも数多く取り上げられており、世界各国からも注目されている格闘技界隈の若きホープだ。
東京大学の法学部を卒業しており、卒業後は大手シンクタンクに1年勤務 し、その後にプロ格闘家へ転身したそうだ。
艶のある黒髪をクールかつアクティブなショートボブにしており、切れ長でクールな目元をした美女だ。
黒縁のメガネを着用しており、知的な雰囲気を引き立てている。
意志の強さを感じさせる凛とした表情が、彼女の顔つきからはっきりと見てとれる。
格闘家らしく、引き締まったウエストと、対照的に豊かで女性らしいバスト・ヒップのカーブが強調された、メリハリのあるグラマラスな体型をしていた。
身長は171センチと、女性にしてはなかなかに高い。
特に服の上からでもわかるくらいに存在感を示す豊かなバストとくびれたウエストは見る者の視線を自然と引き寄せた。
今回はそんな彼女の「パンツ」を見せてもらうべく、番組取材陣は今回のお相手・御陵怜奈に取材することとなった…。
御陵怜奈は都内の大型ジムにてトレーニングを行っていた。
取材陣がジムを訪れたころ、彼女は既にトレーニングを終えた様子であった。
黒のラインの入った白一色のジャージを身に纏っていた。
巨乳ともいえる大きな胸が、ジャージの上からもはっきりとわかるほど、その存在感を示している。
また、腰の部分のくびれもしっかりと見て取れるシルエットをしており、プロ格闘家としての実力もさることながら、美人かつモデル並みのスタイルを持ち合わせていることも伺える。
ジム内の廊下を御陵怜奈がこちらに気づき、軽く会釈をする。
「あら、あなたたちは」
怜奈がそう言うと、今日行う取材内容について話をした。
「早速ですが、あなたのパンツを見せてください」と。
それを聞いた怜奈は一瞬だけだったが驚くような表情を浮かべた。
あまりにも衝撃的すぎる頼みごとではあったが怜奈はすぐに冷静な表情に戻る。
「パンツ…。ですか。見せるだけでいいんでしょうか?」
今日の取材内容を聞き所々、不審そうな顔をしながら取材陣に確認した。
それに対して、スタッフは、はい、と一言返した。
「つまらないものかもしれませんが…。それでも大丈夫でしょうか」
クールな表情を崩さない怜奈の顔を見ると、この企画がくだらなそうだ、と訴えているようにも見えなくもなかった。
しかし、自分のパンツを「つまらないものかも」と言っているのを聞くと、テレビに映すには自信がないということなのだろうか。
なんにせよ、そこまで恥ずかしがったりするような印象は感じなかったが、そもそもプライベートの一面については明らかになっていないため、本心がどうなのかは取材陣にはわからなかった。
「では、あちらでお見せします」
怜奈は取材陣を、女子更衣室まで連れていき、そこでパンツを見せることにした。
怜奈がジム内で見つかった時点でカメラは既に回っていた。
テレビのカメラに慣れているはずの怜奈だったが、いざ本当に見せるとなると緊張が芽生えてしまっていた。
当然だが、怜奈はこれまでテレビのカメラの前でパンツを晒したことなど一切なかった。
試合の際に露出度が高い衣装を纏う機会が多いはずではあるが、パンツを見せるとなると話は別だった。
その緊張が少し伝わってくるようだった。
女子更衣室に入り、扉が閉まる。
室内には怜奈と女性アシスタント1名だけが残され、男性取材スタッフは外で待機した。
カメラマンの女性が淡々と撮影準備を整える間、怜奈は静かにロッカー近くのベンチに腰掛けた。
「では…。失礼します」
短い沈黙のあと、怜奈はジャージのズボンに両手を添えた。
カメラの前でパンツを見せるという行為に対する戸惑いや躊躇はあるものの、プロとしての責任感が勝ったのだろう。
一呼吸置いてから、ゆっくりとジャージの裾に指をかけた。
するすると滑るような音と共に、怜奈の脚が少しずつ露わになっていく。
筋肉質でむっちりでありながらしなやかで長い美脚が現れる。
そして――、ついに彼女の穿いているものが画面いっぱいに映し出された。
それは、深みのある艶やかな紫のパンツだった。
繊細なレース生地が施されており、フロントのジャスト中央には小さなリボンがあしらわれている。
知的な顔つきとは対照的な、非常に情熱的で大人びたデザインをしていた。
日頃の鍛錬により作られた美しさすら感じさせる脚には太ももの中間あたりまで伸びる、透け感のある白のニーハイソックスを着用している。ソックスのトップラインが肉感的な太ももに少し食い込んでおり、マニアックな肉体美を強調していた。
足にはパンツの色とマッチしているであろう運動靴を着用していた。
両腕を胸の前でしっかりと組み、仁王立ちのように足を大きく開いて堂々と立つポージングをしてくれた。
下半身がショーツとニーハイソックスのみという極めて大胆な格好でありながら、恥じらう様子は一切感じられない。
プロ格闘家としての自信と強靭なフィジカル、引き締まったウエストと対比される太もものボリュームが全面に押し出されていた。
脱いだズボンは更衣室に置かれた椅子に置かれていた。
上半身がジャージ、下半身がパンティとニーハイソックスという姿は、どこか背徳的な魅力さえ感じさせた。
ふと目を伏せながら、怜奈はぽつりと呟く。
「派手過ぎて、テレビ的には使いづらいと思いますけど…」
その一言にカメラを持ち怜奈を映す女性スタッフが思わず声を漏らした。
「すごく…。似合っていて素敵ですよ」
スタッフの声に、怜奈はほんの一瞬、はにかんだような笑みを浮かべる。しかし、すぐにいつものクールな表情に戻ると、少しばかり誇らしげに言い放った。
「そうですか? 紫、勝負カラーなんです」
その言葉には、リングでの戦いだけでなく、自分自身の魅力に対しても決して引かない彼女なりの矜持が込められていた。
カメラマンが最後にもう一度、レンズ越しにその光景を焼き付ける。
「もういいですよね? …では、元に戻します」
そう言って、怜奈は再びズボンを穿き、何事もなかったかのように服装を整えた。
こうして、最強の女子格闘家のパンツへの取材は幕を下ろした。
彼女の強さの秘密のひとつが垣間見えた、そんな気がした。