【昼めし旅】外伝!?昼パンツ旅〜あなたのパンツ、見せてください〜 作:北村 貴之
蒼井梨夏(あおい りんか)。
都内屈指の進学校に通いながらプロゲーマーとしても活動している高校2年生の少女だ。
FPS(シューティング)や戦略系ゲーム(RTS)で世界レベルのランクを持つ。
相手の弾数、スキルのクールタイム、移動速度などをすべて頭の中で計算して戦うのを得意としている。
大会の緊迫した場面でも表情を変えず、淡々と勝利を積み重ねるその様子は、多くのゲーマーやファンたちを魅力していた。
そんな彼女だが、成績は常にトップ。
ゲーマーとしての活動をしながらの
学業は難しそうに思えるが、梨夏は難なくそれをこなしていた。
都内にある企業の社長をしている親を持っているようで、集中できる環境を提供されていたのだろう。
そんないま注目中の現役女子高生ゲーマーの蒼井梨夏が、今回パンツを見せてもらおうと思う相手だ。
取材陣は、彼女の通う高校へとやって来た…。
校内の廊下に、今回のターゲット、蒼井梨夏はいた。
そしていま、取材陣は梨夏の前にいる。
クールな表情で、梨夏はぞろぞろとやって来た取材陣を、どこか興味なさ気な眼差しで見つめていた。
髪型は肩上の長さの黒髪ショートボブ。
鋭くクールな眼差しの赤い瞳で取材陣を見ている。
学校にいるということで白のワイシャツに鮮やかな青のネクタイ、そして黒のプリーツミニスカートと黒のハイソックスを着用していた。
その上に鮮やかなブルーのパーカーを羽織っている。
首元には赤色のヘッドホンをかけていた。
パーカーのポケットに両手を突っ込んでいる。
そんな蒼井梨夏に向かって取材陣は、この企画の内容を説明する。
最初は少し驚いた表情を見せたものの、すぐにふっと無表情に戻った。
「そんなこと、どうして気にするのか理解に苦しむけど…。まぁ、別にいいですよ」
クールな声でそう答え、視線は前を向いたままだった。
ぶっきらぼうな雰囲気が若干ながら漂うが、喋ると丁寧な口調であった。
興味なさげな眼差しはカメラのレンズを見つめていた。
梨夏は気づいてはいたが、カメラはもう回っている。
敢えてカメラが回っていないことを言わない梨夏。
「ここは少しまずいんで、別の場所でいいですか」
そう取材陣にお願いをする梨夏。
確かにいま、廊下には他の生徒がいるため、こんな場所で堂々と晒すのはよろしくはなさそうだ。
だが、他の生徒たちは遠くから梨夏たちの様子を眺めている。
「あっち行け」と言うかのような視線を、遠くのギャラリーたちに向ける梨夏。
パンツを見せるのを了承した梨夏だが、流石に大勢の目の前で出すのは恥ずかしかったのだろうか。
「じゃ、あちらへ」
梨夏がそう言い、とある空き教室を案内する。
梨夏が先導し、その後ろを取材陣がぞろぞろとついていく。
空き教室の中に入っていった梨夏。
取材陣も、続いて入る。
教室のド真ん中に、梨夏は立っていた。
「…」
無言で取材陣を見る。
何も言わなかったが、恐らく緊張しているのだろうか。
梨夏は少しばかり困惑した表情を見せた。
「これだけの人数必要なんですか?」
「もちろんです。それに、他の誰にも聞かれることはありませんから」
「そうですか…」
それ以上何も言わず、また無言で取材陣を見ている。
だが、心の中では「やっぱり嫌だなぁ」という気持ちがあったのかもしれない。
しかし、それは表には出せなかった。
「パンツを見せる」と言ってしまった以上、もう後戻りがでかなかったからだ。
自分の発言を一瞬だけだが後悔した。
ただじっとしている。
「じゃ、お願いします」
スタッフが催促するように言った。
「…わかりました」
梨夏はゆっくりと息を吐くと、スカートのホックに手をかけ、片方の手で裾を押さえながら、そっと押し下げていく。
顔は真っ赤になり、目はうっすらと潤んでいる。
「そんなに見ないで…」
その声はかすかに震えていた。
普段のクールさとは裏腹に、明らかに羞恥を感じている様子が伝わってくる。
そして、ついにスカートが完全に下ろされた。
カメラの前で脱いだものの、まだパンツは見えていない。
白いワイシャツが邪魔をしているために、たくし上げるなりしなければ拝めない。
だが、スカートを脱いだパーカーを羽織った女子高生という絵面は、たまりないものであった。
ワイシャツとソックスの間の生脚・太ももが、艶やかに存在感を放っている。
日焼けしていない肌で、雪のように白い肌をしていた。
ゲーマーということであまり外に出ていないのだろうか。
それでも脚も太ももも無駄な肉は一切なく、美しい引き締まりを見せていた。
「…っ」
梨夏がワイシャツの裾を両手で握る。
その両手は、どこか震えているようにも見えた。
どうやら本当に緊張しているようだ。
無理もない。
地上波に、自分の下着が晒されてしまうのだ。
今か今かと待ち構える取材陣。
梨夏の姿だけが映されていても十分であるが、やはり欲しいのはそれではない。
「うぅ…」
梨夏が低い唸り声を出す。
頬がほんのりと赤い。
白い肌のために、その赤らみがはっきりとわかる。
ゆっくりと、梨夏はワイシャツをたくし上げていった。
プルプルと震えている手。
手汗はかいていなかったものの、緊張は隠せていなかった。
だがここまで来てしまっては、もう後戻りはできない。
腹を括り、梨夏はスッとワイシャツを巻き上げた。
ついにお披露目となった梨夏のパンツ。
それは、淡い青色のパンティであった。
全体的に紺色の星柄が複数散りばめられている。
フロントのウエスト部分に、可愛らしい紺色のリボンがあしらわれていて、ウエストのラインや足ぐり(太ももの付け根部分)に、繊細な水色のレースが施されていた。
女子高生にしては珍しい、星柄パンツだ。
クールな雰囲気漂う成績優秀なゲーマー女子のパンツは、なんとも可愛らしいパンツであった。
困惑の表情を浮かべながらも恥じらいを感じる顔つきでパンツを晒す梨夏。
青色のパンツというわけで、青色のネクタイとパーカーとのお揃いであった。
「んんっ…」
梨夏が思わず漏らしてしまったかのように、微かな喘ぎ声を出す。
顔は真っ赤で、恥じらい満載な表情だ。
自分ではそのことに気づいていなかったが、手の震えは止まらない。
恥じらっている仕草が逆にセクシーさを感じさせた。
梨夏が見せた意外な一面という感じである。
クールな印象であった彼女からは想像できなかった姿だ。
「こ…。これで大丈夫…、ですか?」
クールな目つきは崩していないが、声に恥じらいがある梨夏。
カメラのレンズは、星柄のパンツを晒す梨夏をしっかりと映していた。 恥ずかしさからか梨夏は視線を泳がせている。
「ありがとうございました。大丈夫ですよ」
梨夏に向かってそう告げるスタッフ。
その瞬間、梨夏の体から一気に力が抜けた。
「…良かった」
スタッフからそう言われたあと、安堵した表情を見せた梨夏は、たくし上げていたワイシャツを戻した。
(恥ずっ…。なんなのよ昨今のテレビ業界は)
脱いだスカートを拾い、それを履きながら心の中で文句を言う。
(でもまあ…。今どきのコンプラ事情に立ち向かおうとしてるしこれはこれでいいかも)
と、梨夏は思った。
あまり興味なさそうな表情や態度をしていたが、内心はちょっと嬉しかったようだ。