魔法少女あま☆マギカ〜親戚のお兄さんがヴィランじゃなくて魔女を追っかけていた〜   作:紡縁永遠

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第貮拾肆話 個性社会

Side????

 

 「とうとう契約してしまった美樹さやか。この物語では、周りからの支援を受けながら、初陣を終えて今後の魔法少女としてのあり方を話そうとしたのだが、久しぶりの登場だね、緑谷出久。………ああ、それと、今回はギャグと下ネタが多いから規制線が目立つかもね」

 

Side星夜

 

 「なぁ、おい、いい加減にしろよ、出久」

 「い、いや、だって!女子だよ!?!!」

 「だからなんだ!どんだけ人間関係拗れてんだよお前は!あと、お前が無個性だからとかは通用しないからな、八人全員無個性何だから」

 「それとこれとは関係ないよ!」

 「いい加減にしろ!」

 

 現在、天星神社の地下の温泉(男湯)に籠城する出久をどうにかして外に出せないか考えていた。

 

 「………どうするかな………」

 「なに?出久ちゃん、結局引きこもってるの?」

 「そう、親父が御守りを渡して、自由に生き来できるようになったのはいいけど、こんな感じでさ、全員優しいのに」

 「そうね、鹿目ちゃんは?あの子優しいから呼び出すのには向いてるんじゃない?」

 

 母さんの案は、確かにいいのだが、それは対面している前提だし、この後の殺伐とした話に巻き込むわけにはいかないだろう。

 

 「まどかは駄目だろ、この後の話についていけないし」

 「そっか、」

 「俺が話すから狐縁は下がってろ」

 「は〜い」

 「どうすんだ?親父?」

 「腹割って話すしかないだろ」

 「どんだけガチなんだよ」

 「出久、なんで出てこない」

 「だって!女子と話すとか無理だよ!」

 「オールマイトがいても?」

 「いるの?!」

 「いない」

 「………」

 「………面倒くさい、扉から離れろ」

 「え?あ!おい!」

 

 男湯の扉が吹っ飛び、俺の右足に激痛が走った、

 

 「痛でえぇぇぇぁぁぁぁ!!!!」

 「煩い」

 「忘、れてた、だろ、天星神社は傷つくと俺にダメージがはいるんだぞ!」

 「悪い、でも、逃げ場はなくなったな」

 「はい…」

 

 大人しく、地上の応接間に改造した空間に行くと、一合枡と一升瓶で、神酒を飲み、酔いに酔って、下ネタを連呼しまくり、待機していた魔法少女に何も言わせない、酷い姿の母親がいた。

 

 「それれぇ〜?彼ひいるの〜?星夜?星夜?それとも星夜?みきちゃんみきちゃん、さっきの男の子とはどうなの?男選ふなら、やっぱり、―――とか―――とか、あほは〜一緒にいて幸せより、らのしいとか〜、でも、―――はあったほうら良いし〜」

 

 隣でふすまを開ける前に、こんな声が聞こえては、俺たちは部屋に入れない。なまじおふざけではなく、生々しいので、余計に男子禁制というやつになっている。

 

 「どうする?」

 「行きたくないんだが」

 「………」

 「うわ、出久が、怯えてる」

 「親父、責任持って逝ってこい」

 「お前がいけ、子供ならまだ、和むぞ」

 「いやいや、親父が愛した人間だろうが」

 「あの状態の狐縁は人間じゃない。女狐で、鬼女で、怪異だ」

 「ひでぇ、言い草だな」

 「まったく、何をしているんだい?」

 「キュゥべえ!良いところに来た!」

 「まったくだ」

 

 父子会議をしていると、キュゥべえがやってくるので、問答無用で掴む。

 

 「何をする気だい?」

 「ボール(キュゥべえ)を相手のゴール(狐縁)にSHOOOOOT!!!!!」

 「ふぇ?」

 「「「「「「「「え?ええええええ????」」」」」」」」

 

 八人の少女達の驚きの声が響いたところで、親父が母さんを回収して、隣の部屋にぶん投げる。

 

 「いやぁ、ごめん。酔ったら、下ネタ製造気になること忘れてたよ………本当に、すいませんでした」

 

 土下座して謝ると、全員青い顔をしていたが、許してくれた。

※ここからキャラが多いので台本形式です。

 

朱音麻衣「最初は真面目に、聞いてくれてたんだけど」

人見リナ「お酒を飲んでいく内に、変になっていき」

佐木京「とうとうあんな感じに」

佐倉杏子「酒、弱いのか?」

巴マミ「いや、飲み方のせいじゃない?」

天宮星夜「飲み方もあるかな、母さん、個性の影響か酒には強いんだけど、神酒を、一升枡三本空けたらね、そりゃ酔うよ。吐かないだけマシかなって…本当にすいませんでした」

暁美ほむら「それはいいのよ、それよりも、そっちの子は?」

浅古小巻「そうね、初めて見るけど」

緑谷出久「えっと、あ…う…あ……」

天宮星夜「コミュ症なんだ、個性について詳しいから呼んだ」

美樹さやか「私はどうするの?」

天宮星夜「そっちは、実戦あるのみだね。それよりも、いい加減、俺の影に隠れるな出久。そういう性格も原因だぞ」

緑谷出久「だって、女子だよ?!」

天宮星夜「お前にとって女子は、ヴィランなのか?違うだろうが。思春期にもほどがあるぞ」

緑谷出久「星夜兄さんが異常なんだよ?!なんで普通に話せるの?!」

天宮星夜「幼馴染の女の子でもいたらマシになったか?」

巴マミ「それは違うと思うわ、それにしても兄さんって?」

天宮星夜「同い年だけどな、遠縁なんだよ、大体三代前が一緒だったらしいんだが、まぁ、そこはいいんだよ。それで、レポート見てくれたのか?」

 

緑谷出久「えっと、星装神殿・天津甕星に神楽殿を追加するんだよね?ある程度見て、わかったけど、神社において神様に神楽や舞楽、奉納芸能を捧げるための独立した舞台や祭場だよ?なのに、神様、祀る存在がいないから後回しってのはどうかと思うし。急に強くなりたいって、星夜兄さんが言うのも気がかりだし。でも、祀る神がいないのに、拝殿と鳥居はあるんでしょ?だったら、蓮夜さんの、西行妖の分社を建てるのも手じゃないかな?あ、でも、そうすると、信仰則りになっちゃったりするのかな?そうなると逆に個性が弱くなる可能性があるし。星夜兄さんが()()()()()()()()()()に手を出すのは?」

 

 喋り始めたら止まらない、流石オタクである。

 

天宮星夜「ストップ。言いたいことは大体わかったが、祀る神がいないのは、親父との方針なんだ。八百万の神々って、寛容な日本だけどさ。これに関しては、一生物になるから今すぐ決めるなって話で。俺が耐えられなかった奴は、今は使えない。普通に、無理」

巴マミ「詳しいのね、びっくりしたわ」

緑谷出久「え、あ、すいません」

浅古小巻「なんで謝るのさ、」

人見リナ「そうだな、無個性なのに、あそこまで調べられる意欲は素晴らしい」

緑谷出久「その件なんですけど、なんで、無個性なのに、この個性の話を聞いているんですか?」

暁美ほむら「必要だからよ、今後に」

佐倉杏子「私は養子になったから、今後がなくとも聴くけどな」

美樹さやか「あんたら、そんなに仲良かったの?」

佐倉杏子「一食一飯どころか、一生を保証してくれたしな、必然的にそうなるよ」

巴マミ「へ〜」

天宮星夜「でだが、代案はないか?」

緑谷出久「じゃあ、どういうモノを祀りたいかじゃない?」

天宮星夜「どういうモノ、か」

天宮蓮夜「手に入るかどうかはともかくとして、自分が何を願う奴なのかってことは、知っておいたほうがいいと思うぞ。何を欲しいと思い、どうなりたいと思う、どんな人なのか、それを知っておかないとあっさり道に迷っちまう」

緑谷出久「原点、オリジンですね。ヒーローを目指すなら重要って話だけど………」

天宮蓮夜「いつでもここに来れるようになったんだ。冬桜を使えるようになって、それを個性とすりゃいい、」

天宮星夜「俺には教えてくれねぇのに」

天宮蓮夜「必要投資ってやつだ。お前はまだ別のものがある」

 

 

巴マミ「部外者の言葉って、結構発見があるわね」

暁美ほむら「客観的な意見だからよ」

人見リナ「それでも使えるだろう。あの早口は少々怖かったけど」

佐木京「うん………」

 

 

天宮蓮夜「そろそろいい時間だ。解散だ。夜道が不安なら送っていくが?」

朱音麻衣「お願いする」

浅古小巻「私も一応、」

天宮蓮夜「星夜、ほかの奴送ってやれ」

天宮星夜「わかった、」

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