魔法少女あま☆マギカ〜親戚のお兄さんがヴィランじゃなくて魔女を追っかけていた〜   作:紡縁永遠

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第貮拾伍話 個性社会、貮

Side星夜

 

 「昨日、個性について話したじゃん」

 「そうね、」

 「なんで翌日にヴィランの襲撃受けてるの?それで、星夜はなんで、ヴィランにマジって交渉してるのさ?」

 

 

 「いい加減にしろ!!」

 「身代金はまだが!志筑家の令嬢がいるのに金は集まらねぇのか!」

 「さっさと助けに来い!クソ親父!」

 

 「本当に何やってるの?!」

 

 出久を含めた個性の改善について話た月曜日の翌日。見滝原中学校はヴィランに襲撃を受けていた。

 まぁ、いざとなれば、個性でほかの人達を回収できるからいいんだけど、問題はヴィランの人数が多いことだ。どうするかな、それに、親父と母さんが、グラウンドで拡声器片手に無茶振りを言ってくる。

 一人でヴィランを殲滅しろって、人質いたら無理だろうが!

 

 「情けないぞ!」

 「そうだそうだ!」

 

 「なぁ、お前。あれ本当に親なのか?」

 「え?まぁ、はい、すいません、アサルトライフル貸してくれませんかね?」

 「………だめだ」

 

 無理か〜、揺動しろって、子供にやらせるようなことじゃないだろうが、そういや、犯人が子供に金を持たせろって言った場合どうすんだろ、オールマイトは別の事件で動けない前提でな、あの人は治外法権みたいなもんだから。

 

 「無理だった」

 「大丈夫なの?!」

 「まぁ、うん、」

 

 さてと、これからどうするかって話なわけだけど、隠密特化のヒーローが制圧を進めているのを待つしかないんだよな。

 

 「………逃げるか、」

 「どうやって?」

 「俺の個性で窓から飛び降りる。定員は二名、俺の分を考えてあと一人だな。竹箒の操作も慣れたから、自由落下を相殺できるくらいにはなったぞ?」

 「結界使いなさいよ」

 「いや、ヴィランがこの教室以外にもいるから、現状、顔も知らない他学年まで同時に結界に入れようとすると、ヴィランも入れちゃうから無しかな」

 「結構考えてたんだな、」

 

 暁美と杏子が案外冷静で助かった。一番狙われていた志筑は俺が結界で隔離してるから、まぁ、多分大丈夫だろうと思う。

 

 「あ、親父がキレた」

 「どうなるの?」

 「木刀が飛んでくる」

 

 窓ガラスが割れて、ヴィランの持っていた拾に突き刺さった。一応言っておこう、木刀はちょっと頑丈なだけの普通の木刀だ。

 

 「ったく、情けねぇなぁ、一人で殲滅しろよ」

 「できるか!戦闘系の個性じゃねぇんだぞ!てか、ここ二階!」

 「締め出されたときは二回からと、相場は決まっているだろうが、」

 「いや、そういう問題じゃない」

 

 既にヴィランは捕縛されているようで、真正面から来たのは親父だけだった。いや、あんた自衛隊だろうが、なんで母さんじゃなくて親父がヴィラン討伐やってんだよ。

 

Side????

 

 「魔法少女はあくまでも未成年の少女、ヴィランに対しては動けない。久しぶりに行かれた姿が見れたところで、次のお話からは、魔性の物語の再開だ、楽しんでくれたまえ」

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