かっちゃんのクラスメートの呼び名がややこしくて禿げそう(小並感)
今回の訓練は「圧倒的な格上の蹂躙にどこまで食らいつけるか」も兼ねています。
あと、「いくら強い個性を持っていても適切に使えなければ宝の持ち腐れ、君たちは経験不足!!」というのも。
互いに与えられた5分間のシンキングタイム、僕はリトル・エイダに頼んで核爆弾(模造品)の設置してあるビルの監視カメラをハッキングしてもらい皆がどういう行動をしているのかを確認するのであった。
核爆弾が模造品なのって幸せだよね………ブライトさんなんて通常のミサイルに混じって愛のこもった核ミサイルをぶっ放してたし………ハザードとへスターに至っては最悪のタイミングでパカパカこっち目掛けて落とすし………
そういえば、確か八百万さんって設計図さえ理解すれば極端な話、核どころか反応弾とかフレイヤ弾とか筆頭にやばい兵器を造れるんだよなぁ………絶対ヴィラン堕ちさせてはならない、お金持ちじゃなかったら国家を挙げて囲い込まなければならない個性の持ち主なのでは?
(閑話休題 八百万さんが超・機神大戰世界行ったらやばいと思う。スキルパーツとか量産し放題だろう!!)
どうやら、クラスメートのみんなは4階建てのビルの内、3階に核爆弾を設置して索敵要員として耳郎さんと障子君を側に置いている。
全体指揮はひとまず同じく3階に待機する八百万さんが担当する事になったようだ、早速インカムを人数分作って配っている。
核爆弾という仮想設定を忠実に守り、火気厳禁のためにかっちゃんは上からの侵入に備えてか4階に1人で待機、1階に焦凍君が待機、後は各々が好きなところに待機しているようだ、まぁ個性把握テストだけじゃあコンビネーションも隊列も小隊もツインも組みようがないだろう。
「というわけで、どうする主?」
「1番脅威になるのはかっちゃんかなぁ………僕の手の内を知ってる訳だし…」
「じゃあ、1階からだね」
そして、僕はリトル・エイダに再び頼んでビルの影に紛れて飛影とカリグラさん仕込みのニンジャステルスで侵入、先ずは警戒しているようだがまだまだ隙だらけの焦凍君の背後をとってアンブッシュで彼の意識を落とした。
「!!」
「轟!?」
「ぐぇっ!」
「ウィ!?」
「ケロッ!?」
「なんと他愛の無い…鎧袖一触とはこのことか」
そのまま流れで1階のメンバーの意識を刈り取ってほぼ完全に気配を消して2階に向かおうとしたが、途中に全裸の葉隠さんがこっそり忍び寄ろうとしていたためキッチリ意識を落としておく、あとガトー語録。
「葉隠さん………君もヒーローの卵だろう!只の兵でないのなら、大局的にものを見ろ!」
「はっ…はい!(ガクッ)」
「なっ…!? 僕はヴィランだぞ!」
ここでOFAの「煙幕」をガンガン発動させて2階より上のメンバーを混乱させておく、閉所で煙幕は効くよね。
そうして視界を奪われて混乱している2階のメンバーの意識を刈り取って行く、敢えて言うならば「暗闘」「狭い場所」での戦い方を学ばないといけないよね、ガンダムファイターやミスリルの皆さんがそういうの上手かったなぁ…
そして3階、超・機神大戰の中でアウグストゥスさんとネロさんが作ってくれた「RPGの道具袋的な何でも入るポーチ」からスタングレネードを取り出してポイっとな。
「「「〜〜〜〜〜!!!?」」」
今の僕はヴィランだしね!個性のみに囚われていると足元を掬われるんだよ、使えるモノはなんでも使わなきゃ。
そうして3階の制圧を終えて、いざ核爆弾にタッチしようとしたところで僕の背後から3人に分身して増えたかっちゃんが現れて僕を急襲して来た。
だが、僕の方が一枚上だ。
「かっちゃん、僕を敵に回すには君はまだ…未熟!」
「!?アトラック・ナチャか!!」
僕の背後に事前に張り巡らされた不可視の蜘蛛糸に絡め取られて動きの止まったかっちゃん×3、分身の術を既に使えるのは流石才能マンだよね。
しかし、僕は易々と核爆弾に触れてこれにてゲームセットだ、最後もガトー語録で締めよう。
「そこまで〜!!ヴィランチームの勝利!!!」
「雄英よ、僕は帰ってきた!」
・
・
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「えー!それでは講評に移りたいと思います!!」
「何が勝敗を分けたかどんどん意見を出してくれたまえ!!」とオールマイトが声を掛ける中、早速挙手したのは八百万さんだ、他の皆も続々と続く。
「やはり、数の有利を活かせませんでしたわ…逆に個性を発動するのに不利になったり、互いの動きを阻害する様に立ち回られたと思います」
「あと、事前にハッキングされてこちらの動きが筒抜けだったから完全にメタられたよな!」
「スタングレネードは反則っしょ…でも、実戦訓練として考えたらアリ…?」
「緑谷君はほとんど個性を使わなかった…派手に個性を使うのがヒーローの全てではないと理解出来ました!」
「有名なヒーローほどヴィランにメタを張られるってのが魂で理解できたぜ…」
「トッププロとアマをいきなり対決させたのは大人気ないと思います!」
口々に意見を出して行く皆………だが、皆の心はある意味で一つであった。
「「「「「「「「「「「「「「「「「まぁ、あの隕石を粉砕した巨大ロボットを出されなかった時点でもう舐めプなのでは…」」」」」」」」」」」」」」」」」」
「HAHAHA!!プロはいつだって命懸け!!!勝てずに守れませんでした、じゃあ話にならないのさ。プロヒーローの厳しさが身をもって理解出来たところで今日の授業はここまで〜」
そう言って良い感じに締めたオールマイト、クラスメート達は一方的にやられたのはショックだった様だけど「有名なプロヒーローほどヴィランにメタを張られる」というヒーロー社会の厳しさを学んだのであった。
そして、放課後。
僕らは皆で改めて自己紹介と今日の授業の反省会をして、ガトー語録についてツッコまれた。
そして、1年A組ではガンダムが流行った。
「吾輩は西博士!」
「私は南博士!」
「我は東博士!」
「僕は北博士!」
「儂は東西南北中央博士!」
「私はバイストン・ウェル博士!」
「うわぁぁぁ!!はっ夢か………でも西博士と南博士は実在するしね…」
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