「マリンさん、そっちに3機行ったのだわ!」
「了解〜!
…気分は対空砲台ってな!」
高層ビルの屋上に陣取ったわたしは、こちらに向かってくるユニオン・フラッグ3機に両肩のインパルス砲を放つ。
3機のうち2機に避けられてしまったが、今度は背中のコンテナからミサイルを斉射、確実に撃破する。
「ふぅ、とりあえず普通のフラッグはこれで終わりやな。
あとはオーバーフラッグ14機…って、もしかせんでもオーバーフラッグス隊やん…。
難易度の都合でグラハム機はおらんみたいやけど。」
「マリンさん、言っていたら来たのだわ!」
「マジか…。」
連戦ミッションのフェイズ1、フェイズ2と順調にクリアしてきたわたしたちは、今フェイズ3の市街地のステージまで進んでいた。
あとは、今まさに編隊を組んでこちらに飛んできている、『ガンダムOO』に登場する超国家群の一つであるユニオンが誇るエースパイロット用の可変MS、オーバーフラッグの部隊を倒せばフェイズ3クリアとなる。
「これが終わったらインターミッションエリアで補給やし、もうひと頑張りしますかぁ。
カノンちゃん、申し訳ないけど斬り込み役頼むで!」
「任せてほしいのだわ!」
「よし、じゃあまずはこれでぇ!」
わたしは接近してきているオーバーフラッグの部隊目掛けて、レヴィアタンに積んでいる武装をフルバーストする。
運良く2機ほど撃墜出来たものの、大体は避けられてしまったが、わたしの目的はあくまでオーバーフラッグたちの体勢を崩すことである。
「カノンちゃん、今や!」
「了解!
いっけえぇぇぇ!!」
カノンのクスィーがビームライフルとミサイルを撃ちながら、わたしの攻撃からすぐに体勢を立て直したオーバーフラッグたちに突撃する。
高層ビルの上に陣取っているわたしの方にも、カノンから離れていた5機が迫ってきていた。
「最初のフルバーストでもうちょっと墜とせれば楽やったんやろうけど、そう簡単にはいかんよね…。
まぁ、何とかしますよっと!」
わたしはこっちに来ているオーバーフラッグを、インパルス砲とロングブレードライフルで迎え撃つ。
当然ながら相手もわたしの攻撃を回避しながらリニアライフルで反撃してくるが、わたしもシールドでガードしつつ、今足場にしているビルから離れる。
「…めっちゃ今更やけど、やっぱり空飛べへんのって難儀やな…。
良い加減、強化せんとあかんなぁっ…と!」
隣のビルに飛び移るとミサイルとインパルス砲を斉射し、着地の隙を狙って距離を詰めてきた2機を撃墜する。
さらに、今墜とした2機の間から突撃してきたもう1機のプラズマソードの斬撃をロングブレードライフルで受け止め、右側のインパルス砲の接射で葬る。
ゲッカとGBNをやらなくなって以来、日々のメンテナンスはしていたものの、改修等はせずずっとそのままだったので、そろそろレヴィアタンも強化してやらないといけない。
そんなことを考えていると、カノンが放ったであろうファンネルミサイルが飛来し、残っていた2機のオーバーフラッグを撃墜した。
「遅くなってごめんなさい、マリンさん!
こっちは片付いたのだわ!」
「いや、大丈夫よーって、もう終わったんかいな…。」
「うん!
前のフェイズ2で出てきたAEUイナクト?よりも強かったけど、何とかなったのだわ!」
「そっかぁ…。」
「とにかく、これでフェイズ3もクリアなのだわ!」
「そ、そうやね。
この次のエリアで補給があって、その後はいよいよボス戦やな。」
「楽しみなのだわ!」
わたしが相手していたよりも数が多かったのに、もう全部倒してしまったうえにこっちの分まで取られてしまった。
やはり、もうとっくにわたしなんて追い抜いているんじゃないだろうか。
フェイズ3を無事クリアしたわたしたちは、次のステージへ向かった。
レヴィアタンも、そろそろパワーアップさせないといけない…。