ワイ「雄英の偏差値高すぎワロタ」   作:夜酒見

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今回、騎馬戦の試合描写がくっそ短いです。
あと今話、普段の話よりも全体的に流れが雑だなぁと作者自身思うところがあります。


騎馬戦

「なぁ心操、自分と」

「誰がお前と組むか」

「頼む!知り合いお前しかいぃひんねん!なんでかみんな敵視してくるし!」

「諦めろ」

「そんなぁっ!!」

 

25:イッチ

 誰も組んでくれない件

 

 

26:一般転生者

 しゃーなし。さらに言えば地に足を着けていない時間が30秒までに制限されたから永遠に空飛ぶ戦法使えんし。余計に魅力薄い

 

 

27:一般転生者

 イッチ知り合いもうゼロやんけ

 

 

28:一般転生者

 終わったな。今後の活躍期待しとくわ

 

 

 

——————

 

 

 

 

「問題はあらへん、余り物には福来たる。つまり、いっそのこと誰も選択せずにあぶれものを待つことによってワイという存在はより際立「戦強くんだっけ?僕たちと組むことってできるかな」ほわーい?なぜいに原作主人公?」

 

 どうせ誰と組んでも圧勝できるだろうという軽い心持ちでいる頭弱は腕を組み人王立ちして待つことに決めた。一見すれば強者ゆえの孤高の余裕にも見えるが結局のところは避けられているぼっちにすぎない。

 しかし、そんなところに現れたのは緑色の髪の少年と茶髪のうららかな少女。

 少なくとも入試や1-Aのクラスまでの前世の記憶がある頭弱は2人の素性は把握していた。だからこそ意味不明。あまり物になるはずもなさそうな彼らがなぜこちらに来たのか。

 

 

 それは少し前の緑谷の思考へと回帰する。

 

 

 本来の物語とは異なり3位に落ち着いた緑谷出久。

 一位になり、ワンフォーオールの継承者としてふさわしい戦績を残そうとしたが惜しくもの3位。そもそも1位が埒外の存在であったのが彼にとっての不幸と言えるだろう。

 

 しかしそれでも3位。上位に多いA組の生徒と組めばそのポイントを維持するだけでほぼ突破できるポイントはある。

 つまり考えるべきはポイントの奪取よりかは維持。しかし奪取もできればしておきたいのが正直なところ。

 

 そのように考えると必要なものはやはり機動力。逃げる、攻める、何事にも活用できる。

 麗日と組み、無重力は手に入れられた。しかしエンジンの個性を持つ飯田と組むことができず高い機動力は確保できず。

 

 やはり信頼でき、知らない人物よりもチームプレーも可能なAクラス内で組みたいと思いつつも十分な機動力はすでにあらかた決まっていた。チーム勧誘で一歩遅れたと実感しながらもなにか良い手はないかと思考する緑谷、そんなときその閃きは唐突に現れた。

 A組に限らなければ機動力が約束されており、お茶子の無重力も合わせれば騎馬戦でもそれが可能。飯田を貶すわけではないが機動力を三次元的なものにすらできる。

 更には、普通科が言っていた実技一位は普通科にいるという話。今ならわかるが、あの高い機動力、ロボも平然と突破する破壊力。悩むまでもなくその本人とは彼のことだろう。

 彼と組むには大きな障壁があるが、それを乗り越えられるほどに彼には可能性がある。

 

 その彼というのが———

 

 

「自分ってことね。ええよ、ちょうど組む人おらんかったし。自分は戦強 頭弱。最強を名乗ってるんでよろしく。少し頭弱いから作戦とかは任せてもいい?とりあえず自分のできることの説明で「私と組みましょう!1位の人!」もしようかな……どちら様?」

 

 そして緑谷達に対して少し遅れて現れたのは桃色髪の機械装甲娘。頭弱も知らない先の存在。

 

「ふふふ、私はサポート科の、発目明!」

 

 発目明が頭弱を選んだ理由、厳密には頭弱だから選んだのではなく1位の一千万ポイントは目立つというシンプルな理由である。目立ち自身のサポートアイテムを多くの企業に見てもらう、それこそが発目明の持っていた策略。

 彼女はそれらに続け、自身の魅力として様々なアイテムについて紹介していく。

 緑谷が当初欲していた機動力を上げられるアイテムが多くあった。中にはヒーローを元にしていたものもあり、緑谷と意気投合しながらもしかし、頭弱と組む上でそれらが必要かと思考する。

 頭弱は機械に男のロマン的なものを感じワクワクした。

 麗日は精神的に3人に置いて行かれた。

 

「うん。いいよ、うち入って」

「はい!よろしくお願いします!あなたの飛行能力とこれを組み合わせることでより素晴らしい形で私のベイビィたちをお披露目できるでしょう!」

 

 しかし頭弱の今回の競技に限る来る者拒まずの精神により緑谷の論理的な思考は地に落ち、頭弱と組んだことが正しかったのかと自答自問をすることとなった。

 

 

 

 

 

29:イッチ

 というわけでチーム決まったぜイェーイ

 ついでに緑谷があまりにもなオーラの万能性に一つの個性が疑問持ってたで。ワイは嘘ついてないんやけどなぁ

 

 

30:一般転生者

 常闇ぃぃぃぃぃぃっ!

 

 

31:一般転生者

 原作キャラの立ち位置奪うとか最低

 

 

32:一般転生者

 なんでよりにもよってイッチを選んだ緑谷出久っ

 

 

33:一般転生者

 ところでイッチ作戦は?

 

 

34:イッチ

 逃げる。防ぐ。非常時は奪う。騎手は緑谷。

 

 

35:一般転生者

 単純だなぁ

 

 

 

 

『15分のチーム分け作戦タイムが終了したゼェっ!!!フィールドに12組の騎馬が並び立ったぁっ!!さぁあげていけときのこえぇ!血で血を洗う雄英の合戦が今!狼煙を上げるぅっ!!!』

 

 すでにそれぞれの騎馬組まれた。チームの名前は順位ではなく騎手の名前により決まるので、頭弱が属するチームは頭弱ではなく緑谷チームとなる。

 

 緑谷チーム総勢4名。

 騎手 緑谷

 先頭 戦強

 左側 麗日

 右側 発目

 ヒーロー科2名、普通科特別生1名、サポート科1名による今騎馬戦の最大のキメラチーム。

 頭弱 1000万緑谷200ポイント 麗日130ポイント 発目明5ポイント

 合計10000335ポイント。

 

「麗日さん、発目さん、戦強くん、いくよ!」

「うん!」

「えぇ!」

「ひゃっはー!」

 

 緑谷の呼びかけに対し、それぞれの反応を示す。そのうち1人は返事というより意気を示している。そして主人公の座は原作本来の彼へと帰還していた。

 

「作戦は逃げと防御。まだあまり把握されてない戦強くんの個性で騙し討ち気味の防御。みんな、勝とう!」

 

 

 

 

 

 

 ——————

 

 

 6分後

 

「開けろやコラァぁぁぁあ!!!」

「ふぁーw自分でも開けられん雑魚がなんか言っとるんやが」

「……なんか、うん。戦強くんって本当に強いんだね……ところでこれっていいのかなルール上」

「うん、うち戦強くんっていろんなことがついでにできるだけで、飛ぶの特化やと思ってた……まぁミッドナイト先生からなんも言われてへんしええんとちゃうかな?」

「私のベイビィたちの出番が乏しいのはアレですがここまでのことができる架空のエネルギーとは興味深い。是非とも彼には私のベイビィ作りに協力を……」

 

 オーラの球体状のバリアは騎馬騎手丸ごと、緑谷チームの全員を隙間なく覆い、さらには誰も破壊できず当然鉢巻を取ることもできないという状態へとなっていた。

 現状バリアに張り付く爆豪でさえ全くヒビを入れられていない。

 更には、そのオーラのバリアが受けた最大の一撃でも傷一つつかず。八百万が液体窒素をかけて強化した轟作の氷の槍、それを飯田のエンジンや轟の炎ブーストの合わせ技による超速突進も無惨に防ぎきっており、様々なケースを考慮する緑谷でさえこのバリアは無敵なのではないかと思案してしまったほど。

 

 わざわざ言葉にするまでもないが現状の緑谷チームは絶対に壊れないシェルターに籠っているという、観客的にも見ていてつまらない状態である。当事者としても一部除いてこんなのが許されて良いのかと、チームメンバーですら思うほど。

 轟ですらこれで無理なら無理だと多くのチームは1000万ポイントを諦める始末、それほどにその防御は絶望的だと言えた。

 

 

 なぜこうなったかはまとめればこんな話である。

 

1.飛行を主軸の闘争劇を繰り広げた緑谷チーム。やがて着地狩りが激しくなる。

2.ある時の着地の瞬間に空への出口を轟に氷で塞がれ、更にはその着地をした瞬間にサポートアイテムが破損するというハプニングがおきる。更に体勢も一瞬崩れる。

3.そこを隙ととらえた大量のチームが押し寄せ、緑谷は体勢を整える場合や緊急時に使うことにしていた頭弱のオーラのバリアを展開させる。

4.緑谷の想定外に頑丈だったせいでバリアから出る必要性を見失う。

5.見ててつまらん状態へと移行+爆豪以外諦め戦略的撤退

 

 このような流れを持ってコモリ戦法へと移行した。

 

 

『おいおいおいおい!!轟でも爆豪でも破れねぇんならこれ誰が破れるってんだ!?このまま誰も破れねぇならワンサイドゲームで終わるぞこりゃあ!!』

 

「な、なぁ爆豪。流石にそろそろ」

「うるせぇっ!!!」

 

 もはや観客からの歓声の対象も完全に緑谷チームからは離れている。やがて爆豪も無理があると思考したか数分挑戦した後は舌打ちをしたのち睨みながら去る。

 緑谷と麗日はダメではないけどそれはそれとしてやっていいの?という疑問のもと悶々とし、発目明は競技のことよりも架空エネルギーをサポートアイテムに組み込めないかと思考を始め、頭弱は煽り相手もいなくなり、歓声もこちらに向かないので飽き始めていた。

 なんならチラホラブーイングだってある。頭弱はなんでブーイングされなあかんのやとムカムカしていた。

 

 そのまま5分ほどが経過する。

 

 もはや勝ち確だろうと全員にはある種の余裕があった。

 一応警戒は継続している緑谷、同じく警戒している麗日。

 三層重なる半透明のオーラのバリアは未だ一枚目すら崩壊の危機には遭わずにいるので警戒すら疎かになる一方。

 そんな時、試合も終わり15秒あたりの瞬間、緑谷の目には紺色髪の男がうつる。

 

「なぁ、戦強に3位の緑頭、卑怯だとは思わないか?ヒーローにはあるまじき卑劣さ披露してんなあんたら。ヒーローやめろよ。すばらしいサポートアイテムの数々でも使えばよかったろ?」

「!あ、いや、僕も流石にこれ」

「あー?心操てめぇ何言」

「あなたも私のベイビィの素晴らしさがわかっ」

「え、ちょっ3人とも「あんたもそう思わないか?」え、うち、は」

 

 心操人使

 個性【洗脳】問いかけに応じた人を操る。頭を使うような命令をすることはできず、歩けなど単純なことしか命令はできない。

 

「4位の金髪チームからもらった後、ちょうどお前が近くにいたからな戦強、もらっとくぜ?精々馬鹿な自分を恨め……戦強、個性を解け」




前半描写ほぼほぼカットした理由?緑谷チームがぴょんぴょんしてる様を面白くする技術は私にはないという投げ出しです。お許しいただからと幸いなのです。

まぁ、流れが雑な点については騎馬戦の内容を2話構成にして内容の補足をしてけばよかったのではとも思いますが。
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