ワイ「雄英の偏差値高すぎワロタ」   作:夜酒見

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あれ、雄英体育祭が5話構成になりそう。2度目の予定変更と計画性のない作者です。


騎馬戦終わり後

騎馬戦終わりと〜

「戦強、個性を解け」

「……」

「……?戦強、個性を解除しろ」

「……」

 

 

45:イッチ

 なんか体動かんくなった件

 

 

46:一般転生者

 見事に洗脳されてんなイッチ、あわれあわれ

 

 

47:一般転生者

 同じクラスやのに心操の個性把握してなかったんかお前

 

 

48:一般転生者

 まぁ原作からして普通科のやつ把握してなかったっぽいし隠してたんやろ

 

 

49:イッチ

 あ、体は動かんけどオーラの制御ならできるわ。魂ごと洗脳できんとか心操雑魚乙

 

 

50:一般転生者

 そういやオーラって転生由来やから魂付属の力なんか?

 

 

51:一般転生者

 魂からも脳からも両方向から干渉できるってだけやね。そもそも魂を明確に認識してる奴の方が珍しいねん。普通は洗脳されてる間の意識はないもんやで、緑谷とか特殊ケース除いて

 

 

52:一般転生者

 てか心操が根本的なところ間違えてるせいで命令できてない件について。オーラは個性ちゃうねん。謎能力やねん。

 

 

53:一般転生者

 洗脳されようが、イッチは脳筋を解除することはできない。なぜなら脳筋という名の異形型だから。異形型が解除できるもんなら異形差別なんてありゃしねぇよ

 

 

54:イッチ

 てかこの洗脳どうやって解除するんや。いっそのことこのままオーラでぶっ飛ばしたろうかなこいつ

 

 

55:一般転生者

 身体への衝撃で解除できるで

 

 

56:一般転生者

 哀れ心操。油断してる奴らを初見殺しで仕留める作戦は良かったものの、命令の内容を間違えた……あれ、魂からもオーラへの干渉できるなら結局ダメだったんじゃ……哀れ心操

 

 

 

 

『タイムアーーーップ!!!!』

 

「ちっ、どういうことだ」

 

 心操は洗脳することができたというのに命令が効かなかったことを疑問に思う。そもそも洗脳できていなかったならばまだわかる。この馬鹿が例外的な存在と言われても理解はできてしまいはする。

 だが、効いた結果、命令は効かないという点に関しては理解できない。

 命令の内容が悪かった、そのはずはない。洗脳による命令で不可能なのはそもそも実行が不可能な場合と頭を使う場合の二つ。

 個性の解除という命令は、個性を使えという命令に対して頭を使わずに行える。個性は体の機能の一部なのだ、個性の解除というのは体の力を抜けと命令したに等しい。

 つまり、不可能な場合の二つに該当しないわけだ。だというのになぜできたのか。

 

「……まぁいい。4位には入れているわけだからな。そもそもこいつを落とそうとしたのはついで「ひゃっはー!よみがえったぞーー!!!」……は?」

 

 そしてなんの衝撃もなかったはずであるのに目覚めた。かかるところまでは順調だった分、こうにまで続くイレギュラーに自身の個性に対して疑念を持つが、他の生徒が目覚めてないことから見るに頭弱がおかしいのだろうと結論をつけ、無言でその場を立ち去っていく。

 

『第二種目騎馬戦終了ぉぉぉぉぉぉお!!!』

 

『んじゃ早速上位4チーム順位見ていこかー!!!1位!緑谷チーム!!!!』

 

 歓声はない。残念ながら当然である。誰がイモリ戦法を行なった奴を応援するというのか。ひきょうだぞー!はずかしくないのかー!というブーイングすらとんでいる。

 

「はぁ!?正当な自分の実力ですゥゥゥゥ!!文句言ってる奴はかかってこいやこるぁぁあ!」

 

『2位!轟チーム!!!』

 

 歓声が広がっている。順当に強く、さらには炎と氷に雷で派手で更には早く、移り変わる道具類とおそらく今競技上1番飲みどころと言えたチーム。さらにはイケメン轟に美女八百万が揃い立っている意味でも見どころがあると言えた。

 

『3位!爆豪チーム!!!』

 

 こちらはこちらで歓声が広がる。最終的に轟チームが勝ちはしたが、ラスト1分の間は皆の視線が轟チームと爆豪チームの競い合いが主軸になっていたと言えた。

 爆豪は悔しさを露わにしている。

 

『4位!もの、はぁ!?心操チーム!?いつのまに逆転してたんだぁ!?』

 

 心操は最後に思うところもあったが突破はできたのでよしとして忘れることにした。やはり馬鹿には関わらない方が精神的にも良いと片付ける。なお、原作では緑谷チームにいた常闇はここにおりダークシャドウごと洗脳されていた模様。

 

 

『それじゃぁ一時間ほど昼休憩挟んでから午後の部だぜぇ!じゃあなぁっ!!』

 

「……あ、三人起こさんと」

「おい戦強」

「?あ、紅白頭……えーと名前はぁ」

「轟だ」

「あ、そうだそうだそうだった。何か用?」

「話したいことがある、少しこい」

「ん。おっけーいくいく」

 

 

 

 

 

 

「ひとつ聞くが、俺の兄、轟燈矢って奴を知らねぇか?青い炎の個性を使う奴なんだが」

「……?……どちらさま?」

「そうか、知らないならいい」

「そいつがどうしたん?なぜ自分に話したん?流石に気になるんやけど」

「いや、兄が昔山で救われたって言ってる奴の個性がお前の個性と似ててな。もしそうなら話してみてぇと思っただけだ」

「はえぇ。すまんが知らんね」

「そうか、ならいい。悪かったな呼び出して」

「いやいやえぇよ」

 

 去っていく轟を見送った頭弱はそのまま昼飯を食べにいく。なお、緑谷がなんとか自力でワンフォーオールの皆様にたどり着き目覚めたのはその15分後である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 休憩時間終了後。

 最終種目、十六人によるトーナメント形式一対一のガチバトル。

 しかし、4位である心操チームのうち尾白、庄田二連撃、常闇は洗脳されていたことがあり自力での突破ではないと辞退したことにより、その枠に直前まで4位であった物間チームから物間、円場、回原の3名が出場することとなった。

 なお頭弱の1回戦の相手は物間である。

 

「へぇ、彼かぁ。1-Aじゃないことは残念だけど、まぁ1-Aじゃどうしようもなかった彼を僕が倒すことで圧倒的差を見せつければいっか」

「ん?あんたあれに勝てる気でいるの?そりゃコピーすれば勝ち筋あるかもしれないけど、そもそも触れなくない?」

「ふっ、僕にも考えってもんがあるのさ」

 

 

 

 

 

 

 

「レクリエーションかぁ、どうしようかなぁ」

 

 戦強は対戦相手のことについて何も考えることなく次行われるらしい借り物競走に参加するかを思案していた。体力的には問題なし。ただ借り物競争に興味があるかと言われればまた話は別。やっぱ楽しそうだし参加しようと決める。

 

「おーい!戦強くぅーん!!」

「ん?お、緑谷か。どないしたん?」

「いや、ちょっと聞きたいことがあって、その、最後気づいたら試合終わってて、あと君もいなくて気になってさ。心操くんの個性か何かだとは思うんだけど」

「……あ、すまん起こすの忘れてた」

「あ、大丈夫大丈夫。僕もなんやかんや自力で起きれたし、でも聞きたいことがあって」

 

 頭弱が完全に忘れていたという反応に緑谷は天然気味なのかなと思考しながらも気になっていたことを聞き始める。なお、次の緑谷の対戦相手は心操なので情報収集の一環である。

 

「その、心操君の個性、多分会話することで相手の意識を奪うってものだと思うんだけど」

「洗脳らしいで?なんか命令してきてたし」

「え?……そ、そうだったんだ。戦強君も知らなかったの?」

「知らんかった。あいつ隠してたし」

「なるほど。初見殺しを最大限発揮するため自クラスのみんなにも、か。ヒーロー科じゃないからこそできる戦法かも……なら一つ聞きたいんだけど、戦強くんはどうやって洗脳を解除したの?」

 

 そう、緑谷が聞きたかった1番のことはここにある。

 緑谷は自力で起きたのであれば知っているのではと思われるかもしれないが、あれは緑谷でもなかば無意識的なもの。ワンフォーオールの歴代継承者と会合した結果に由来するものである。

 つまりワンフォーオールがあったからこそできたことなのだ。その上で洗脳の突破に成功法があるのであれば知っておきたいというのが緑谷の考えである。

 

「ん?魂までは洗脳されてなかったからオーラで体に衝撃加えた」

「た、魂!?」(……オーラの特性的ななにかかな。それとも実在していたのか?歴代継承者ももしかして魂も受け継がれて)

「おーい」

 

 唐突に顎に指を当て考え出した緑谷に疑問を抱きながらも頭弱は手を振って起こす。

 それに気づいたのか緑谷は顔をあげ、魂については目の前の彼に聞くことで結論を出すことに決めて謝罪する。

 

「っ!あ、ごめんごめん。その、一つ気になって、それってオーラの特性かなにかかな?」

「ん?あー、オーラの特性って言えるな」(洗脳解けたのは)

「なるほど……うん、ありがと戦強くん」

「ん。どういたしまして……そういや指怪我しとるやん。なぜに?自分の完全無敵オーラバリアーが実は破られてたとか?」

 

 納得を示した緑谷に対し、戦強はあることに気づく。それは緑谷の指先、その包帯。少なくとも試合前にはなかったもの。

 つまりは試合中、もしくはその後に負傷したものと考えられ、なぜそのような事態になったかと考えれば試合中になったと考えるのが当然であろう。

 そうなると防御も担当していた自身の落ち度となるので由々しき事態である。

 

「あ、これは洗脳から脱する時にちょっとやっちゃって」

「つまり自分が忘れたせいやん、ちょっと指貸して」

「あ、だ、大丈夫だよ。リカバリガールに治癒かけてもらったし。もう直ぐ治るから」

「それでもまだ治っとらんやろ。このままじゃレクリエーション参加できひんやろ?それにオババ式回復やと体力も減るし……ほれ、治った。これで起こし忘れてたことは堪忍してくれるとありがたいわ」

「え……な、治ってる!?戦強くんこれって!」

「すまん!借り物競走始まる!またあとで!」

「あ、う、うん……行っちゃった……オーラ、架空のエネルギーの具現化。空を飛んだりバリアにしたりするだけじゃなく他者の生命力にまで具現化できるのか?まるで複数の個性を持っているような……本当に凄まじい個性だ。ますます彼がヒーロー科でなく普通科に行った理由がわからない。なにか大きな決断があったのかな」




二話で雑にたてた伏線を雑に回収。オーラは個性ではない、脳筋が個性である。

大きな決断(校長の決断)
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