ワイ「雄英の偏差値高すぎワロタ」 作:夜酒見
それは雄英の食堂の話。頭弱は緑谷に誘われたことでランチラッシュの飯を同じ机で食べていた。
ちなみに頭弱が食べているのはカツカレー。
「ん?ワイがどんな傷まで治せるんかって?」
「うん。戦強君に治してもらってから気になってて」
「理論上はだいたい治せるで。脳みそは知らんけど。少なくとも心臓潰れても再生できるよ?人にもよるけど」
「えっ」
緑谷はとある興味やとある人に使えないかなどという思いから聞き込みを行っていた。治せるのが自然治癒の範囲なのか、逸脱した範囲も治せるのか、治せるならどの範囲なのか。
その結果自然治癒を逸脱したものも治せるということが判明したが、妙に具体的な返しにまた疑問が生まれる。
「そ、それはすごいけど、できるって断言するってこと……したことあるの?」
「ワイの心臓は何度か破裂しとるよ。いやぁ懐かしいなぁ、オーラの制御がまだいまひとつやった頃やなぁ。4歳くらいとか」
「そそそ、それは大丈夫だったの!?」
「生存本能か知らんけど意図しないうちに治ったったね。1番昔やと赤ん坊の頃に全身から血を吹き出したりもしたらしいで」
「え、えぇ」
緑谷はあまりにも強大な力は体への負担が大きいということを実感する。緑谷自身ワンフォーオールで何度も体を壊したりしていたが、頭弱の場合は再生能力があったからどうにかなっただけで下手をすればワンフォーオールよりも危険性が高い。
「その、オーラってそんな危険なの?」
「雑魚が使おうと思ったら危険やね。今のワイならそもそも破裂しようが肉体そのものをオーラで構築もできるし、ワイの場合はその上で再生すればええだけやし。慣れてないやつに大量のオーラ注ぐと破裂するんよなぁ。そして重症なほど治すにも多量のオーラがいるから、それに精神と肉体が十分耐えれるやつしか再生できん」
「そ、そうなんだ」
緑谷はオールマイトの肉体がオーラに耐えられるのかと疑問を浮かべる。すでに弱りきっているあの体でオーラに耐えられるのか。精神的にはオールマイトなら十全に耐えれるだろうが。マッスルフォームならいけるか?と
「んで、誰か治して欲しい人とかおるんか?みた感じ緑谷は治すようなところないけど、変な風に治ってるとかそういう話なら一度その部分ぶっ壊してからになるけど」
「あ、ううん!ただちょっと興味があってね?」
「?そうか。まぁワイ……自分に興味持つのはえぇことよ」
「……そういえば戦強くんって自称を自分にしてるけどワイにしてることもあるよね」
「それについては聞くな。癖や」
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それは雄英高校の会議室。校長から職員陣にとある考えが述べられていた。それは、夏休み始まり数日後に行われる予定の林間合宿にヒーロー科以外の生徒らを連れて行くか。
本来、ヒーロー科でない生徒を連れて行くことはない。それは毎年そうであり、たとえ来年ヒーロー科に入るということがあれ、基本的にはないことになっている。特別生も例外ではなく林間合宿のカリキュラムは設定されていない。
なのでわざわざ話をするまでもないものだが、今回開かれているのにはとある存在が関わっていた。
「僕は戦強くんに協力を募るべきだと思うのさ。僕たちは敵連合という存在を第一に警戒しているからね、特にあの黒霧と呼ばれるワープの個性。あの個性はどうにか対策しないといけない」
「だから空間の歪みを感じ取れる戦強を林間合宿に連れて行こうと?」
「そうなのさ。彼の感覚が確かなのは保須の件で十分に理解したからね。それに、前と状況も変わった」
プロジェクターに映し出されている映像が切り替わり、ショッピングモールの監視カメラの映像となる。そして緑谷出久がフード姿の男に首を掴まれている姿。
死柄木弔である。
「以前までなら、あくまでも奴らの目的はオールマイトだった。それ自体は今も変わっていないかもしれないけど、奴らの手の向かう先はおそらくオールマイトのみではない。事実ショッピングモールで緑谷くんが死柄木に遭遇したことでよりそう認識したよ」
「だから戦強を連れて行こうと。生徒を便利なワープセンサーとして利用するつもりですか?」
「濁さずに言えばそうなるのさ。無論、こちらが一方的に利用するのみにならないよう彼にとって最大限有意義な時間にするつもりだけどね」
「そもそも警戒しすぎじゃねぇの?合宿場所だって変えるとかいう話じゃねぇか。ワープ個性持ってようが場所分からなくちゃワープのしようがねぇって」
「警戒するに越したことはないのさ。もしもと言うこともあるからね、前回こちらの授業内容を把握されたように、どこに奴らの情報網が張り巡らされているか。我々は常に最悪を考えないといけない」
各教師陣から上がる意見を聞き入れ、そして校長は自身の考えを述べていく。
事実、根津校長の言うことは生徒の利用。実際の強さはともかく、ヒーロー科ですらない一般生徒をヴィランを警戒する場に連れ出すと言うことである。
無論ヴィランが来ないように最大限対策していると言うのは会議の場にいる皆はわかっているが、その対策の一つとしてつれていくというのであれば対ヴィランとして連れて行くことに変わりはない。ヴィランが実際に来るかは関係なく。
「それに、ヴィランのこと関係なくこのことは元々考えてはいてね。彼はヒーロー科にはいる予定になっている以上、補習の内容の一部はヒーロー雑学や個性訓練になっているけど、その数は依然少ないのさ。本来は二学期のうちにその数を増やすつもりだったけど、正直学科の伸びがよくないからこれ以上学科の補習量を減らすこともできない」
「そういえばあの子、学力は今どれくらいの位置にいるの?」
「偏差値で言えば50もないね、暗記問題はそこそこできるようだけどだけど、応用や理解が必要となってくるものは苦手らしい。だからこそ、合宿で一通り個性訓練など含めて済ませておきたいのさ。まぁ、僕からお願いする以上、もちろん行くかどうかを決めてもらうのは彼によるのさ!」
今更感ありますけど、キャラの崩壊させるべきか考えてるんですよ。キャラの信念が捻じ曲げられる形で。
トーヤニキとはまた違う方向で、キャラとしての魅力や根本的なあり方を変えてしまうようなこともすると思います。
映画って見たことある? なお、仮に物語にするとしても番外にする予定
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ない
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見たことある
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全部見たことある