俺の名前は荒崎鋼牙。
自由と強さを求め世界を旅する男子高校生だ。
今俺は富士山の頂上に来ている。
なぜかって?何となく高いところで叫びたかったからだ。
鋼牙「ウォォォォ!俺は最強だァァァァ!」
俺は人目も気にせず叫ぶ。
すると突然俺は足を滑らせてしまい、頂上から落下してしまう。
鋼牙「ハ…?」
そのまま俺は勢いよく頭を打って死亡した。
そして不思議なことに、俺は見知らぬ白い空間で目を覚ました。
辺りを見回しても平行線が続くばかりだ。
鋼牙「ここは…?」
俺の目の前には白を基調に金の肩パットなどで彩ったいかにも富と名声を持ってそうな男がいた。
「目が覚めたか。」
鋼牙「お前は…?」
ハース「私はハース。君たちの言葉でいうところの神だ。」
鋼牙「神だと!?」
それを聞いた瞬間俺はハースという男に殴りかかった。
鋼牙「オラァ!」
ハース「危なッ!?なんで急に殴ってくんの!?」
ハースはとても驚いた様子でこちらを見てくる。
そんなハースに俺は当然かのように言い放つ。
鋼牙「お前を倒せば俺は神をも超えた強さを手に入れられるかもしれないからな。」
ハース「そんな理由でいきなり神様に殴りかかるの!?フッ、おもしれ―人間。」
ハースが恋愛漫画のイケメンみたいなことになってる間にも俺はファイティングポーズをとる。
鋼牙「さぁ、俺の強さの糧となれ…!」
ハース「まぁ待て。私の話を聞いてくれ。君には転生してもらいたいんだ。」
その言葉を聞いた俺はファイティングポーズを解く。
鋼牙「転生だと…?」
ハース「あぁ。君の人生を見させてもらったがとても面白い人間なのでね。ぜひ私が直々に力を与えてどんな動きを見せてくれるか試したくなったんだ。」
鋼牙「つまり、俺はお前のお人形だと?」
ハース「別にそう捉えてもらっても構わない。ただ相応の力は与えるつもりだよ?」
鋼牙「例えば?」
ハース「まずは卓越した身体能力をプレゼントしよう。分かりやすく例えるならデジモンセイバーズの大門大。戦記絶唱シンフォギアの風鳴弦十郎。呪術廻戦の禪院甚爾などと同じような感じだね。」
鋼牙「なるほど…それはいいな。」
ハース「後はガチャなんてどうだろうか?定期的に手に入るガチャ石を消費して有名なゲームやアニメ、特撮のキャラクターやアイテム、能力を手に入れられる。」
鋼牙「面白そうだな。」
フィジギフに加え定期的に新たな力を得られるようになるのはいいな。
俺はすぐに承諾した。
ハース「さて、それでは初日ということだしソシャゲでいうところの無料ガチャというものでも回してもらおうか。」
鋼牙「何連までできるんだ?」
ハース「15連。」
鋼牙「わ~い。」
俺はハースに渡されたチケットをガチャにぶち込む。
鋼牙「はてさて、一体何が出るのやら…」
『デザイアドライバー』
『仮面ライダーバッファのコアID』
『仮面ライダーギーツに登場するレイズバックル全般』
『ジクウドライバー』
『仮面ライダージオウに登場するライドウォッチ全般』
『ロストドライバー』
『エターナルメモリ』
『アーマナイト(バディファイト)』
『タイラント(バディファイト)』
『ドラゴンロード(バディファイト)』
『竜血師団(バディファイト)』
『アウトレイジ(デュエル・マスターズ)』
『ソニック・コマンド(デュエル・マスターズ)』
『K9(遊戯王)』
『セイバーオルタ(Fate)』
鋼牙「壮観だな…」
ハース「それとこれも餞別にどうぞ。」
鋼牙「おいおいこれって…知ってる奴少ないんじゃないのか?」
俺がハースに渡されたもの…それはヒーローバンク2というゲームに登場するボスキャラ、天王寺龍牙という男が使用するヒーロー着、白虎・ザ・ゴトシだった。
ハース「最近七服神のヒーロー着を全部作ってみたんだけど、君にはそれが似合いそうだからね。残りの六つのヒーロー着も、君が信頼できる者に渡してくれたまえ」
鋼牙「なぜそんなことを…」
ハース「面白そうだからさ!他に理由がいるかい?」
鋼牙「いや、いらんな。」
ハース「さぁ、今与えられるものは全て与えた。それでは行って来てもらおうか。新たな世界に!」
ハースはそう言って手の先から光を放ち、俺を包み込んだ。
目を開けると、そこにはまた別の光景が広がっていた。
先ほどまでいた白い空間との差が激しい。
鋼牙「…ここは…」
俺が当たりを見回すと近くにSD化しているアーマナイト・ケルベロス、デュエルズィーガー、ブラッディ・アイズ、そしてセイバーオルタがいた。
俺の右手の甲には赤い参画の令呪ができている。
鋼牙「そうか…ガチャで得たものはハリボテなどではなかったか。」
アーマナイト・ケルベロス「俺たちがお前のバディだ。よろしくな鋼牙!」
デュエルズィーガー「よろしく頼む、鋼牙よ。」
ブラッディ・アイズ「んま、よろしくな。」
セイバーオルタ「…召喚に応じ参上した。貴様が私のマスターというヤツか?」
みんなが一気にしゃべるせいで処理しきれなくなる。
俺は少しずつ返事をする。
鋼牙「あぁ。俺がお前らのバディであり、マスターだ。よろしくな。」
こうして俺の新たな人生が始まった。
ハース「あ、最近転生者間が物騒だったり別の神とかが転生者を狩る転生者を出してるから気を付けてねっていうの忘れてた…」