ギドラの為の寄り道   作:白戸健多

1 / 8
某所お絵かき掲示板に投稿した小説です。
が、シイコさんを描いた小説の頭数が増えたら、
と思って、こちらにも投稿することにしました。


第1話 「ようこそ怪獣の世界へ」

UC0085 サイド6宙域

シイコ「それが、お前の望む全てか」

 

シイコ「坊や…」

 

信華「私たちが駆け足で見たシイコさんの生涯、

彼女は最期に自分の1番大切なものに気付けた…それなのに…」

 

ーーーーーーーーーーーー

 

ビームサーベルにコクピットを貫かれて死んだ筈のシイコは、

気づくと崩れ落ちた街並みの中に居た。

幾つもの建物が崩れ、炎を吹きあげている。

何故まだ生きているのか?

ここはどこなのか?

疑問で思考が埋め尽くされたシイコの周りが、

急に暗くなる。

見上げると100mは有る巨大な怪物がそこに居た。

「アェエエェェーン!!」

 

信華「こっち!早く!走って」

 

気を呑まれ、立ちつくすシイコの腕を

突然現れた尼僧が掴んで走り出す。

途中、進路を塞ぐ瓦礫を拳脚で破壊している。

シイコは直ぐに理解した。

目の前の相手が、生身では絶対に勝てない相手である事と、

それなりに短気な人物である事を…

 

なんとか2人は安全圏に逃げ延びた

 

信華「はぁ…はぁ…子供とか、お年寄りが逃げ遅れてるかも…って、見回りしてたけど…もう大人でしょ…怪獣警報聞いたら、直ぐに逃げなさいよ…」

 

もう大人でしょ?

あれ?私10代後半くらいと思われてる?

と、うっすら思ったシイコ(33)だが、先に解決すべき疑問がある

 

シイコ「カイジュウ?って何?さっきのをそう呼んでるの?」

 

信華「何その反応?」

 

シイコと信華は互いの情報を交換した。

この世界には怪獣と呼ばれる脅威が、

一般常識レベルで闊歩している。

ここでは人類まだほとんど宇宙進出出来ていない。

 

……せっかく生きているのに、

根本的に、坊やが居るのとは別の世界に居る…

シイコは、へたりこんだ。

 

信華「その…シイコさん(歳上と理解した)…坊やに会えない事は、どう励ませば良いか分からないけど、

とりあえず、今は生き延びようよ。

生きてれば…もしかしたら、帰り方が見つかる日も来るかも知れないし…」

 

シイコ「…そうね。勝てば問題無いと、あの子を残して戦いに挑んだ女が、

今度は最初から諦めて、踏み潰されて終わり…なんて、そんな情けない話は無いわ。

改めて、助けてくれてありがとう…それで、これからどうするのかしら?」

 

信華「ん〜、軍人さんが避難誘導してるとこまで行けば、とりあえず水と食糧は分けて貰えるかな?って思ってる。友達が偉くなってるから、飢え死にしそうになったら虎の威を借るつもりで」

 

悠乃「聞き捨てならないわね。そんな魂胆でこんな危険地帯をウロウロしてた訳?

まるで私が、貴女に無茶する口実を与えてるみたいじゃない!」

 

信華「あれ?悠乃ちゃん早いね。来るのは軍人さんに名前出してからだと思ってたけど」

 

悠乃「貴女の服に発信機つけて貰ってたのよ。何するか分からないから…」

 

信華「え、発信機!?何それカッコイイ!どこどこ?」

阿呆がなんかパタパタし始めた横で、

悠乃はシイコに話しかけた。

 

悠乃「態とじゃないけれど勝手に話を盗み聞いた事は謝罪するわ。でも盗み聞きの中に、聞き流せない情報が有った…貴女、二足歩行ロボットの操縦に慣れてるのね?」

 

つづく




シイコさん(版権)
東宝怪獣(勿論版権)
信華(オリキャラ)
悠乃(某所お絵かき掲示板における「よその子」)

・・・もし、この駄文を最終話まで読んで、
使える部分は有るからリメイクしたい・・・とか思った方は、
悠乃ちゃんを別キャラに差し替えてください。

また貸しは、話がややこしくなります。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。