が、シイコさんを描いた小説の頭数が増えたら、
と思って、こちらにも投稿することにしました。
UC0085 サイド6宙域
シイコ「それが、お前の望む全てか」
シイコ「坊や…」
信華「私たちが駆け足で見たシイコさんの生涯、
彼女は最期に自分の1番大切なものに気付けた…それなのに…」
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ビームサーベルにコクピットを貫かれて死んだ筈のシイコは、
気づくと崩れ落ちた街並みの中に居た。
幾つもの建物が崩れ、炎を吹きあげている。
何故まだ生きているのか?
ここはどこなのか?
疑問で思考が埋め尽くされたシイコの周りが、
急に暗くなる。
見上げると100mは有る巨大な怪物がそこに居た。
「アェエエェェーン!!」
信華「こっち!早く!走って」
気を呑まれ、立ちつくすシイコの腕を
突然現れた尼僧が掴んで走り出す。
途中、進路を塞ぐ瓦礫を拳脚で破壊している。
シイコは直ぐに理解した。
目の前の相手が、生身では絶対に勝てない相手である事と、
それなりに短気な人物である事を…
なんとか2人は安全圏に逃げ延びた
信華「はぁ…はぁ…子供とか、お年寄りが逃げ遅れてるかも…って、見回りしてたけど…もう大人でしょ…怪獣警報聞いたら、直ぐに逃げなさいよ…」
もう大人でしょ?
あれ?私10代後半くらいと思われてる?
と、うっすら思ったシイコ(33)だが、先に解決すべき疑問がある
シイコ「カイジュウ?って何?さっきのをそう呼んでるの?」
信華「何その反応?」
シイコと信華は互いの情報を交換した。
この世界には怪獣と呼ばれる脅威が、
一般常識レベルで闊歩している。
ここでは人類まだほとんど宇宙進出出来ていない。
……せっかく生きているのに、
根本的に、坊やが居るのとは別の世界に居る…
シイコは、へたりこんだ。
信華「その…シイコさん(歳上と理解した)…坊やに会えない事は、どう励ませば良いか分からないけど、
とりあえず、今は生き延びようよ。
生きてれば…もしかしたら、帰り方が見つかる日も来るかも知れないし…」
シイコ「…そうね。勝てば問題無いと、あの子を残して戦いに挑んだ女が、
今度は最初から諦めて、踏み潰されて終わり…なんて、そんな情けない話は無いわ。
改めて、助けてくれてありがとう…それで、これからどうするのかしら?」
信華「ん〜、軍人さんが避難誘導してるとこまで行けば、とりあえず水と食糧は分けて貰えるかな?って思ってる。友達が偉くなってるから、飢え死にしそうになったら虎の威を借るつもりで」
悠乃「聞き捨てならないわね。そんな魂胆でこんな危険地帯をウロウロしてた訳?
まるで私が、貴女に無茶する口実を与えてるみたいじゃない!」
信華「あれ?悠乃ちゃん早いね。来るのは軍人さんに名前出してからだと思ってたけど」
悠乃「貴女の服に発信機つけて貰ってたのよ。何するか分からないから…」
信華「え、発信機!?何それカッコイイ!どこどこ?」
阿呆がなんかパタパタし始めた横で、
悠乃はシイコに話しかけた。
悠乃「態とじゃないけれど勝手に話を盗み聞いた事は謝罪するわ。でも盗み聞きの中に、聞き流せない情報が有った…貴女、二足歩行ロボットの操縦に慣れてるのね?」
つづく
シイコさん(版権)
東宝怪獣(勿論版権)
信華(オリキャラ)
悠乃(某所お絵かき掲示板における「よその子」)
・・・もし、この駄文を最終話まで読んで、
使える部分は有るからリメイクしたい・・・とか思った方は、
悠乃ちゃんを別キャラに差し替えてください。
また貸しは、話がややこしくなります。