アレに乗ってもらうしかない。
悠乃は、信華を寺に降ろすと、シイコを軍の施設に連れてきた。
白銀の巨獣が3体屹立している。
悠乃「メカゴジラよ。現在、活動中の怪獣は、4種…その中で最も強いゴジラ。ヤツを倒す為に作った我々の切り札よ。」
シイコ「なるほど…二足歩行ね…尻尾も有るけど」
悠乃「スペック上、ゴジラと互角以上の格闘戦が出来るわ。
更に重武装ユニットを追加した3号機」
シイコ「3号機の援護を受けつつ、1号機と2号機が肉薄したり、
1号機と2号機が抑えた的に3号機の全火力を集中したりする訳ね」
悠乃「ええ…ただ、思ったより操縦が難しくて、二人は動かせるのが居るんだけど…
無理を言うようだけど、三人目をお願いできないかしら?」
シイコ「どの道、行くアテもないし、私の知ってる稼ぎ方なんて戦う事くらい。
天然っぽい信華ちゃんに甘え続けるのも怖いし…その話、お引き受けします。」
悠乃「ありがとう。それじゃあ。メンバーを紹介するわ」
悠乃はシイコを連れて会議室を目指す。歩きながらチームの構成を説明する。
悠乃「メカゴジラの乗員は、基本的には一機あたり三人、
操縦と通信&レーダーとメンテ&出力調整、
そして3号機の重武装ユニット用の火器管制担当…貴女を入れて計10人のメンバーよ。
隊長は、3号機の通信&レーダーを兼任」
シイコ「そのポジションが1番落ち着いて、3機への指示を出しやすいからね?」
悠乃「そう、そして彼らが貴女以外の9名よ」
シイコが9人分の自己紹介と挨拶をしている間に、
視点を宇宙に移す。
太陽系外から、黄金の怪獣が地球を目指していた。
3本の龍の首、巨大な翼、200mは有る
キングギドラだ。
「キロロロロロ」
その3対の瞳には、獲物を見つけた邪悪な笑みが浮かんでいた。
信華「シイコさん、パイロット就任おめでとー!」
信華の寺で、シイコは信華にプチパーティーされていた。
悠乃も居る。そして
シイコ「さっきから疑問なんだけど…なんで2号機メンテの彼が居るの?
他の8人は居ないのに」
白戸「それは、俺と信華が恋人どうしだからさ!」信華にハグ
信華「こんな時ばかり、積極的にセクハラしようとすんな!」
白戸「ぐえっ!」
悠乃「私達、高校からの付き合いなの…信ちゃんが途中で転向してきて、
イジメられてた私を助けてくれて、イジメはしなかったけど、
他の悪さはたっぷりしてた白戸くんを信ちゃんが叱ってる内に、こんな感じに…
そうそう、発振器を付けてくれたのも彼よ」
信華「あ、そうだ!結局どこに仕掛けたのよ。全く見当たらないんだけど」
悠乃の雰囲気が柔らかいのは、オフだからだけでなく、
親しい友人に囲まれているかららしい。
シイコ「3人とも仲が良いわね…私もこの中に入って良いの?」
信・悠・白「「「勿論!」」」
宴もたけなわなとこまでやっても良いけど
次回に続く
酒嫌いが、宴会をうまく描写できるわけないじゃない。