「 ここか。思ったよりゴテゴテしてないもんだな。 」
翌日。ここのところエロいことばかり起こるので、一度初心を思い出そうと悟は世話になった恩師の一人の墓を訪れていた。
この墓場は瀞霊廷内にある、貴族階級のものたちの墓だ。
この墓石には、『鹿取家之墓』とある。
自身に、地の底で武術を叩き込んでくれた方は、ここに弔われている。
線香を焚き、花を備えた。
八番隊の隊花、極楽鳥花である。
花言葉は、『 万能 』『 寛容 』『 誠実 』『 すべてを手に入れる 』などがある。
煙が漂い、悟は両掌を合わせて、"彼女"を拝んだ。
こちらでは、もう帰らぬ人である自身の師の一人を。
尸魂界に戻って来て、もう数年だ。
現世の人間にとって、死後の世界とも言える、この世界に於いても、魂魄のすることは変わらない。
生きて、生きて、生き抜いて、死して、残されたものは死したものを想う。
メメント・モリである。
その為墓参りの文化は尸魂界にも存在しているのだ。
魂の循環を司る死神でさえ、その理には背くことはできないのだ。
最も、例外も存在するのだが。その一端が、悟に術技を教えてくれた者たちだ。
「 ・・・誰がいるのか・・・!? 」
その時、誰かの霊圧を感じた彼は、その方面を見ることにした。
しかし、その選択を即座に後悔するとととなる。
『 緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真緋真・・・すまぬっ! 』
「 ・・・ 」
反応に困る。しかしその表情はただただ、その死神の何ともいえぬなにかに対して、どうともつかぬような奇妙な感情に起因するものだ。
朽木白哉。五大貴族の一つ、朽木家の当主。
そして六番隊隊長。その奇行を目の当たりにした悟は悟られぬようにその場を後にした。
その晩。悟の自室でのことだ。
「 ということが、今朝あったんですよ。吾輩驚きました。あの朽木白哉ともあろう方に、まさかあのような一面があるとは。 」
「 その節は、兄様がご迷惑を・・・ 」
「 いえいえ。朽木さんに負い目なんてないじゃないですか。 」
いつものように、非日常じみた光景がそこにある。
彼のもとに、大人になる為に女を磨こうとする者が密かに足を運ぶ。
そうして生まれたばかりの姿になった彼女は、同じ状態の悟に胸に手を当てられ、マッサージを受ける。
そこにやましいものはあるにはあるのだろうが、酷く薄く感じられた。
「 しかし、緋真というのは・・・? 」
「 兄様の亡くなられた奥方です。流魂街で会って兄様が一目でお気に召され、そのまま細君として迎えられたと。
・・・私によく似ていたそうで、兄様はやはり、緋真様を未だに思っておられるのでしょう。
瓜二つの私を、ご自身の妹とした位なのだし。 」
「 それで、傍からは後ろ指を差されてきたと。 」
「 私は朽木家に迎えられたことで、試験を免除されて護廷に入りました。
それ故に、快くは思われなかったのでしょう。
ただ当主の細君と顔が似ているだけで五大貴族の養女として召し抱えられた私を、余人は"飼い猫"と称していました。 」
「 飼い猫、か。 」
酷い言い方があったものだとこの男には感じられた。だが、それ以上に、腑に落ちないことが一つ。
「 嫁の墓前で己を慰める位なのだから、朽木隊長はよほどその緋真という方を愛しておられたんでしょうが、どうも分からない。 」
「 分からない、とは? 」
「 吾輩に、白打を教えてくれた方が以前仰っていたことを踏まえると、どうにも腑に落ちない。
途方もない尸魂界の歴史において、五大貴族は現在の死神の基礎を築いた者たちの末裔。
なかでも朽木家は、世界を盤石とするための規律を求めた者たちです。
その流れは今も受け継がれています。そんな朽木家の当主が、ただ奥方に似ていたというだけで、流魂街の出の者の血筋を受け入れる筈がない。
掟に厳格であるという、一族代々のアイデンティティに、当代の当主が背を向けるとは到底思えない。
あんなことをしているが、死神の規範たろうと尽力しているのが、朽木という家系だ。 」
「 つまり・・・ 」
「 ただ似ていたというだけが、貴女を迎え入れる理由にはならないということだ。
別の事情を、あの男は抱えている。
吾輩にはそう思える。あぁまで一途であっても、他者は奥方とは違うことが分からぬほどの愚者では決してないはずなのだから。 」
「 悟殿・・・ 」
「 それはそうと朽木さん、最近オッパイ出てきはじめましたね。 」
「 そ、そうだろうか?私はそんな実感沸かないが? 」
「 変化は目に見えぬところから起こるんです。急にボンとでるよりも、徐々にでてくるほうが自然ですし。
このまま揉み続ければ、松本副隊長ほどとはいかずとも、魅力的な女人に慣れましょう。 」
「 そう、ですか。では、今宵も。 」
「 ええ、参ります・・・ 」
悟はルキアの以前よりもほんの僅かにでてきた乳をひたすらに揉み始めた。
「 あ、あぁ・・・! 」
その高揚感は、彼女のうちから孤独感を排し、一時ながらの高揚感を齎した。
ルキアのナイチチは、確実に成長している。
悟はそれを感覚で感じていた。
そして、それを物陰で聴いていたものが一人。
「 ・・・皆、何かを抱えているんですね。 」
七緒は眼鏡が曇っていた。
その眼に、脳裏に映るのは――――
檜佐木悟
過酷な緋真ニーをしていた兄様をことをルキアに話し、彼女の過去の一端を教えられる。
朽木ルキア
最近胸がでてきた。現在Cカップ。
朽木白哉
過酷な緋真ニーを余人に見られてしまう。
おいたわしや兄様。
朽木緋真
故人。夫が自分の墓の前でオ◯ニーしてる。
伊勢七緒
悟に胸を揉んでもらおうとしていたら、ルキアの過去を聞いてしまう。
白打の師匠
悟に白打を叩き込んだ人。五大貴族のことも教えていた。
山爺とも面識がある。
松本乱菊
なにも知らないが、みんな彼女に憧れている。上官が馬鹿やったせいで色々忙しくなっているが、それでも仕事をこなせるのはやはりいい女なのだ。
今日も松本のオッパイが江戸い。