今回投稿する作品が記念すべき人生初投稿になります。
出来るだけ温かい目で見守っていただければ幸いですww
投稿スピードは不安定です。あらかじめご了承ください。
それでは、また後書きでww
「・・・・・・さみぃ。」
自分でも爺くさいと思うほどゆっくりと俺は呟いた。
季節は一月。通例なら今頃コタツの中でみかんを食べながらぬくぬくしている頃だろう。
しかし、今の俺はその正反対だった。
見渡す限りの木、木、木・・・・。
「明らかに森だよな。ここ・・・」
ため息交じりに俺は呟く。
「なんでこんな目に遭ってんだ・・・・俺・・・・」
そう・・・なんで俺がこんな目に遭っているのか。それは・・・
特徴的な日傘を持った金髪ロングの女性。
名前は、「八雲 紫」(やくも ゆかり)という女性のせいだった。
さかのぼること数時間前。俺は朝食を買いに行く為、近くのコンビニへ向かっていた。
前は歩いて2分と掛からない場所に「タンクス」というコンビニがあったのだが、消費税が上がったせいか、ヒッソリと潰れてしまった。
そのせいで俺は毎回歩いて15分掛かる「フェミマ」か「レーソン」まで行かなくてはいけなくなった。
いつもならレーソンに行くんだが、その日は無性にフェミマに行きたくなって、フェミマへの道を歩いた。思えば、ここから俺の最悪の1日の始まりだったんだ。
「ふぅ、ふぅ・・・・うん、美味い!!」
俺は帰り道に肉まんを食いながら歩いていた。
実際、フェミマの肉まんは上手いのだが、寒い中コンビニまで歩いてきたせいで身体が芯まで冷え切っており、肉まんの美味さを倍増していた。
肉まんのありがたさを身に染みて感じている時、ふとこちらに歩いてくる女性に目が行った。
腰までのびる綺麗な髪。
今どきの服では無さそうな紫を基調にした不思議な服装。
冬場で紫外線も少ないであろうこの時間帯に広げられた日傘。
なんというか、すべてをひっくるめて
神秘的、という言葉に相応しい女性だった。
・・・でも、1つ気になることがあった。
なぜ、こんなにも目立った服装をしているというのに
『誰もあの人に気づかないんだ?』
そう・・・まるで俺だけが見えているような・・・
「そう。貴方だけにしか見えないのよ」
「!?」
落としそうになったビニール袋を慌てて取り直す。
「こんにちは・・・いえ、はじめましての方がいいかしら?狼守 想夢(おおがみ そうむ)さん」
「!!」
コイツ、何で俺の名前を知っている。一度も会った覚えは無いし、名乗った覚えも無いぞ?
「お前・・・・何者だ?」
いつでも動けるように構えて聞く。
すると彼女は笑顔でこう言った
「私の名前は八雲 紫(やくも ゆかり)。スキマ妖怪よ」
「・・・・・はい?」
いや、待て。聞き間違いかもしれないだろ?焦るな俺。
流石に妖怪とかないって。
軽く深呼吸して再度質問する。
「今、なんて?」
「だから、八雲紫、スキマ妖怪よ。呼び方は紫でいいわ。何度も言わせないで」
呆れ顔で言ってくる紫さん。俺か?俺がおかしいのか?
そんな事を考えてながらふと前を見ると・・・
紫さんは肉まんを食っていた。
もしやと思い袋の中を恐る恐る覗いてみる。
袋の中にあったはずの肉まんがいつの間にやらイリュージョンしていた。
「何勝手に人の肉まん食ってんだよ!」
「頂くわ」
「おせぇよ!いや違った、言ったらいいって問題でもねぇよ!」
突っ込みどころが多すぎて突っ込む場所を間違えてしまった。
「いいじゃない。肉まんの1つや2つ」
「突っ込みどころ違うけどあえて言うからね!?アンタが食ったの4個だよ!!」
ここは流石に突っ込まずにはいられなかった。
「私はそんな話をしにここに来たんじゃないのよ。話を逸らさないでくれるかしら」
口元に食べかすを付けながら言ってくる紫さん
「俺だって公衆の面前で人様の目線に当たりにきたんじゃねぇよ!」
もうやだこの人。
さっきまでの神秘性は何処へやら、今ではパクパク肉まんを食べているただの女性だ。
「あぁ、もういいわ。さっさと幻想郷に連れて行った方が早いわね」
気だるそうに言いながらいきなり指を振り下ろす紫さん。
「何言って!?」
何言ってるんだ。そう言おうとした俺が感じたのは。
異常なまでの浮遊感だった。
「幻想郷1名様ごあんな~い」
その一言を聞いて、俺の意識は暗転した。
そして、現在の今に至る。というわけなんだが・・・・
「あの人どこ行きやがった・・・」
謎の浮遊感をともなった気絶の後、紫さんの姿はなくなっていた。
あの人ホントに妖怪なのかな・・・
などと考えている時
「何をしているのだ?こんな夜中に、しかも森の中で」
澄んだ声で後ろから訪ねてくる人。この時点で、俺は嫌な予感しかしなかった。
だが、このままいても仕方ないので恐る恐る振り返る。
そこには・・・
9つの狐の尻尾を生やした金髪の女性が立っていた。
・・・・・・また訳わからん奴が出てきやがった。
今回はここで終了です。呼ばれてないのに出てきました、春崎ですww
周りの文章構成の上手な方々と比べられると、とても見せられるようなものでは無いのですが、それでも一生懸命やっていくのでよろしくお願いします。
コメントとかも書いていただけると喜びます。
それでは、次回をお楽しみに(してくれる人がはたして居るのだろうか・・・・