東方想夢翔   作:春崎 羊太

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どうもお久しぶりです。土下座をしながら許しを請うダメダメ作家の春崎羊太です。
理由(言い訳)は後書きの方に書きますので
本編を、どうぞ


俺の最高に最悪な一日 4

「想いを紡ぐ・・・・ですか」

怪訝そうな顔で藍が呟く。

 

「そうだ、『想いを紡ぐ程度の能力』・・・・・・まぁ、要約すると

相手が強く想うもの・・・『願い』を聞くことができるだけの、全くもって有用性の無い能力さ」

苦笑しながら想夢は言う。実際問題、本当にこの能力が使えたことなど皆無に等しかった。

ただ願いが聞けるだけ・・・・叶える事も、手助けをする事も出来ない。そんな苦痛から逃げ出すために、想夢は必要最低限以外は部屋から一歩も出ることは無かった。

それでもなお聞こえてくる願いの濁流。聞きたくないのに聞こえてしまう。そんな毎日を送っていた________

 

「・・・・貴方は、あの世界に居て楽しかった?」

 

そんな事を思い出していると、唐突に紫が俺に問いかけてきた。

心を読まれたかのような発言に、言葉が詰まって出てこない。

 

「・・・もう一度聞くわ。

______貴方は、自分の保身に回るだけの、あの世界が楽しかったの?」

 

まるで、俺の事を試すような言い方に少しドキリとする。

 

「・・・・・・どうだろうな。まぁ、少なくとも退屈はしていたな。

でも、それが俺の歩かなきゃいけない道だからな、仕方ないと思ってるよ。

それに、周囲の奴らに狙われやすいなら俺が出ていけばいい話だろ?だからさ、俺は元の世界に帰るよ」

 

自分でも驚くほどに素直に、自分の思っていることを言葉に出来た。

あの時の俺は・・・元の世界に帰る『はずだった』。そう『思い込んでいた』

そう・・・・

 

紫がもう少し傍若無人な妖怪じゃなければ。

 

「そうね・・・・・うん、貴方、幻想郷で神主をやりなさい」

 

・・・たっぷり15秒掛けて、紫の言った言葉を飲み込み、咀嚼する。

その5秒後、俺が放った言葉。それは

 

「・・・・・・はぁ!?」

素っ頓狂な叫び声だった。うん、当たり前だろ。

選択肢を出されて、それに答えたのに無視&否定だもん

 

「お前、俺が言ってた事ちゃんと聞いてた!?」

身を乗り出して紫に問いかける。

 

すると、紫はあっけらかんとした調子で

「えぇ。聞いていたわ。貴方が元の世界に帰るという話よね?

                  ダメに決まってるじゃない。」

などとのたまった。

 

「なんでだよ。俺の能力なんか高が知れてる。元の世界だって上手くとは言えないが、何とかやってきた。他に理由も見当たらない」

そう俺が言うと、紫はクスリと笑ってこう答えた。

 

「そうねぇ・・・・理由を付けるのだとすれば________]

 

息を飲んで紫の返答を待つ。

・・・・少しの静寂の後、一言。

 

「理由を付けるのだとすれば、『私が貴方を気に入ってしまった』。それだけの事よ」

ニコリと笑って言い放つ。

 

 

 

つまりは・・・俺に選択肢など無かったらしい。




理由付け(イイワケ)タイム

そのですね・・・・・
恥ずかしながら、スランプに陥りまして書くのが大変遅くなってしまいました・・・

これからもできる限り早く書くように努めますので、よろしくお願いします。
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