怪物蔓延る異世界を征く幼きヒーロー   作:ぽるんが爆死王

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どうも!ぽるんが爆死王です!第3話です!最近忙しいので書きだめ放出になるかもです…あと今回長いです。

※SP//drは太陽光かなんかで勝手に充電されます!!(使えなくなったらストーリー書けないから許して…)

マーベルのネタバレはほとんどないけどモンハンワイルズのネタバレを大幅に含むため、まだ未視聴の方は閲覧を控えられるのを推奨します。
(字幕の説明)
ペニーちゃん ペ SP//dr S
アルマ    ア
オトモアイルー アイ→チャ  ここ変更します。
ジェマ    ジェ
ナタ     ナ

出てくるモンスターや登場人物は誰か分かるようにして都度追加で行きます。


森の生態調査 シャバダエです!

翌日、目が覚めたペニーとチャチャは、緋の森に向かいドシャグマの調査をするべくサッと身支度を済ませてアルマと合流しに向かった。

ペ「アルマさんおはよーっ!いつでも行けるよ!」

ア「おはようございますペニーさん。新たな地域に行くからには十分に準備しましょう。ジェマさんとナタは後から合流するそうです。」

3人は一度ベースキャンプから出てジェマとナタを待つためにベースキャンプから少し行った場所で待機することになった。少しすると遅れて2人がやって来た。

ジェ「ごめん!待たせたね!」

ア「大丈夫ですよ。皆さんそろいましたね。」

チャ「森かぁ。きっと木がいっぱいだよね。森!って感じで。」

ジェ「いやいや。森森!って感じじゃない?」

ペ「てことは?自然豊かで面白そうってこと!?」などとはしゃぐ3人。緋の森にはあまり詳しくないためワクワクしている様子である。

ア「では、この目で見に参りましょうか。」それぞれ自らのセクレトに乗り森に向かって走り出した。(ペニーはSP//drで)道中では森は砂漠よりもさらに自然豊かで草木が生い茂り、それを食べる草食獣、さらにそれを食べる肉食獣も多そうだという憶測を立てたり、その環境で人々がどのように暮らしているのか思案して時間を潰した。

森は砂漠からそう遠くないところにあったようでセクレトのスピードならすぐに到着した。

ア「見えてきましたよ!」

チャ「わ!森森森!って感じ!」

ナ「フフフ。」

ペ「早く行こう!」まだ森には入りかかっているだけなのに砂漠とは比べ物にならないほどの豊かな自然を目の当たりにし、ペニーたちはワクワクの絶頂であった。

さらに少し歩き、本格的に森に入ると大きな木々がそびえ立ち、草が生い茂り、虫があちこちに飛び回っていた。そして何より、川を流れる水が赤いことに対して興味を示していた。

ア「すごい。多様!」

ジェ「でっか…。」

チャ「赤いよ。」

ペ「ホントだ!赤いね!」一行は一面の大自然に心を奪われていた。

ジェ「なんでだろ?」

ア「成り立ちが気になりますね。」そう話していると後ろから声をかけられた。

???「おい!」ペニーたちは声の方を向く。

オリヴィア「こっちだ。」声の主は先に緋の森に向かっていたオリヴィアだった。ペニーたちはそのままオリヴィアの後ろをついて行った。

森のベースキャンプに着くと、砂漠のベースキャンプのような活気を感じた。しかし、砂漠と違って少し薄暗い環境なので明るい照明がよく大自然に映えていた。ペニーたちは持って来た荷物を運び入れた。あらかた荷物を運び入れ終えるとオリヴィアとジェマが話していた。

ジェ「そういやオリヴィアさん達って今までどんな活動を?」

オリヴィア「オリヴィアでいい。そうだな。ギルドには特殊な任務を請け負うチームがいくつかある。私達は、そのうちのひとつだ。」

ジェ「それって筆頭チームの?」

その問いに対しオリヴィアは頷く。続けて後ろで昆虫が入った瓶を楽しそうに眺める生物学者のエリックを紹介した。エリックはどうやらアルマが知っている人物のようで同じ学術院所属でエリックはその名を轟かせていたようだ。

さらに続けてオリヴィアは技術畑のヴェルナーの紹介もした。ガンランスの代表的な技である竜撃砲の原理の開発者の一人だとしれっと凄い人だった。もちろんジェマは

ジェ「後で話を聞かせてくださいよ!」と興味津々だった。話がひと段落したところで荷物を運んだ後SP//drの置き場所を探していたペニーとチャチャが合流した。ペニー達がついた頃アルマたちはドシャグマについて話し合っていた。ドシャグマの調査をする上で簡易キャンプを建てて調査することになった。もちろんペニーが調査(狩猟)をするので簡易キャンプを立てるために一度エリックのもとに集合し向かうことになった。

オリヴィア「ああ、来たか。」

エリック「準備はいい?」

ペ「もっちろん!いつでもいいよ!」

ア「今回は私たちも歩きましょう。皆さん、セクレトをお持ちではありませんし。」

オリヴィア「それは助かる。あの生き物の俊足を超えねばと戦々恐々としていたところだった。」

ペニーはワイルズのハンターとは違って生身で戦うのは不可能なのでもしもの時の護衛のため、SP//drに乗って最後尾をついて行くことになった。

エリック「それじゃ行こうか。」一行は簡易キャンプの建設予定地に向かった。

道中赤い水の川を通り、エリックは楽しそうに川が赤くなった理由の考察をしていた。その中で何と赤い水を飲んだとエリックが平然と言い放ったことにアルマは軽く引いていた。そんな他愛無い?話をしているとオリヴィアが急に話題を変えた。

オリヴィア「気付いているか?周囲に小型生物の気配を感じる。」

ペ「ホントに?」生命反応を確認する。たくさんの反応が出ると同時、

ア「確かに、さっきからちらほらと…。」ペニーも周囲を見渡し、確認するが自分の目では確認できなかった。ペニーは自分でこんな大自然に触れ合う機会が元の世界ではほとんどなく、アルマたちに比べて感覚が鈍いようだ。

ペ「感知はするんだけど…どこいるの?」

エリック「そうなの?ちょっと調べてもいい?」どうやら勘の鈍い方がもう1人いたようで自分がおかしいわけではないと少しホッとしていた。

オリヴィア「簡易キャンプを建ててからだ。だが…そうだな、敵意はなさそうだが警戒はしておこう。」オリヴィアは1ミリもブレていない様子。

エリックの調べたい欲が発動しつつ一行は簡易キャンプ設置予定地に辿り着いた。

エリック「ここだよ。」

オリヴィア「設営しよう。サポート部隊に合図を頼む。」

ペ「ハーイ!」ペニーは出発前に渡されていた信号弾を上空に飛ばす。するとどこからかテントとアイルー2匹が飛んできてあっという間に設営が完了してしまった。テントはベースキャンプのものに比べて簡素なものだったが、ペニーはこの速さでこのクオリティなら大満足だと感じていた。

ア「では、ドシャグマ調査を開始しましょう。」

エリック「“痕跡”を探すんだね。僕らも手伝うよ。」

ア「痕跡はベースキャンプからここまでの間にもありそうですね。そこから当たってみましょうか。」一行は踵を返し、来た道を辿り始めた。するとすぐそこに明らかにドシャグマのものであろう茶色い体毛が見つかった。

ア「見てください。茶色の体毛があります。」さらに進むとまた同じような毛が落ちていて、意外とすぐ近くにいるんじゃないかとペニーは考えた。

エリックは落ちている毛をよく観察し、

エリック「よく見ると長さや太さの違う体毛がまざってる。これは…群れを作っている可能性があるね。」と言った。

ペ「群れ?あんなに大きいモンスターが何のために?」などと思考するペニーを他所にまた新しい痕跡が見つかった。

オリヴィア「これはなんだ?ドシャグマのものではなさそうだが。」赤い綿毛のようなゴワゴワの毛だった。ペニーは念の為その毛をSP//drでスキャンしておくことにした。状況証拠から見てドシャグマが近くにいるのはほぼ確実なようなので近くをを探索することになった。

ペニーは少し離れた所にある大木に大きな爪で引っ掻いたような跡を発見した。

ペ「みんなー!爪痕あったよー!」ペニーが叫ぶと

ペ「この爪痕、すっごく大きいね!」ペニーが爪痕に注目しているとアルマがあることに気づく。

ア「落ちている体毛の色が少し違います。」

エリック「もしかすると、ボスのような存在がいるのかもしれないね。」

オリヴィア「この奥にも、導蟲が反応しているな。」オリヴィアが指差した方向に向かう。するとエリックが何かを拾い上げた。

エリック「これは…ラバラ・バリナの綿毛?」それは彼岸花のような形をしていたがペニーは彼岸花を知らないため赤い毛の塊にしか見えなかった。

ア「ラバラ・バリナとは?」

エリック「梜角種のモンスターだよ。ほら。」

ペニーたちはその毛の匂いを嗅いだ。それは長く嗅いでいると気分が悪くなるような嫌な匂いがした。

ペ「なにこれいやな匂い…。」嗅いだ者は「ウッ…」みたいな顔をしていた。

エリック「独特の麻痺毒臭。」その時、エリックは何かを見つけて嬉しそうに駆け出す。その方向にも同じ綿毛が落ちていた。

エリック「きっとそうだよ。ラバラ・バリナだ。」エリックはがっつり匂いを嗅いだ。

ペ「え!?嘘でしょ!?そこまでする?」

エリック「この匂いだと麻痺毒の含有量は少なそうかな。」冷静に分析するエリックを心の中で称賛しつつ、少し(だいぶ)ドン引きしたペニーだったが、エリックはまだ止まらない。さらに駆け出してまた見つける。

エリック「ほら、こっちにも。色褪せてない。」ノンストップで観察に入り分析をする。

ペ「色褪せてないってことは…まさか!」

エリック「住処が近い?いいよいいよ怒涛の収穫だよ。森ってやっぱり最高じゃない?」さらにテンションがあがるエリック

オリヴィア「頼もしいだろう?いつもああなんだ。」ペニーはオリヴィアにそう言われて

ペ「あれだけ生き物に詳しくても実物は興奮するんだ。」少し共感しつつオリヴィアさんの苦労に同情した。

チャ「あれ、いなくなっちゃたよ?」チャチャがいきなりそう発言する。みんなで周囲を見渡しエリックがいなくなっていることを確認する。

ア「まさか、1人で?」アルマは赤い川の方を見てそう言った頃ペニーたちはすでに走り出していた。少し行った所に明らかにラバラ・バリナの巣であろう赤い糸まみれの空間に辿り着いた。

チャ「いた!」エリックが赤い糸で編まれた繭のようなものに意識を失った状態でいるのを発見し、すぐに救出に向かおうとするチャチャをオリヴィアは静かに静止し、上を指さした。

すると大きな雲が鎮座しており、こちらに気づいているかは分からないがうるるる…と呻いていた。

ア「ラバラ・バリナの麻痺毒にやられて。」冷静にエリックの状態を観察する。

ペ「ラバラ・バリナって大蜘蛛だったの!?」ペニーは驚きつつも戦う覚悟を決めていた。

オリヴィア「巣に触れれば奴を呼び寄せるだろう。だが」

ペ「行くよ!助けなきゃ!」

オリヴィアは巣に触れないようにエリックがいる繭まで最短距離で向かう。オリヴィアがエリックを無事に救出するとエリックを持って行かれたラバラ・バリナが降りてきた。ペニーはオリヴィアたちが襲われないようにラバラ・バリナの前に立ち塞がる。

ペ「オリヴィアさん!ここは私に任せて行って!」

オリヴィア「すまない!」オリヴィアたちはエリックを担いでこの場から離れる。

次の瞬間ラバラ・バリナは怒り狂ってペニーに襲いかかった。

ペ「さぁ!私が相手だよっ!大蜘蛛さん!ってうわぁ!?いきなりだなぁ。」ペニーはいきなり飛びかかってきたラバラ・バリナを間一髪かわし距離をとる。

ラバラ・バリナは戦闘モードに入ったのだろう。ラバラ・バリナの腹部がいきなりめくれ、綺麗な赤い花のようなものが出てきた。

ペ「お花じゃ私には勝てないよ!」ペニーはスパイダーガールとして負けられない!と自分を奮い立たせラバラ・バリナに攻撃を仕掛けた。

ラバラ・バリナ「キュオォォ!」ラバラ・バリナも負けじと足を使って抵抗してきた。

ペ「当たらないよっ!お返しにっ!」ペニーはウェブショットを放ちラバラ・バリナの足2本を絡め取った。ラバラ・バリナはいきなり身動きが取れなくなったのに対応できずにバランスを崩して倒れ込む。そこにすかさず

ペ「そりゃー!!」ペニーはダウンしたラバラ・バリナにSP//drで猛攻を加えた。ペニーはSP//drの出力をさらに上げ、SP//drの太い腕で連続して攻撃を叩き込む。

ペ「これならどう!」ペニーは大きく飛び上がってフライング・スパイダーでラバラ・バリナを叩き潰す気のようだ。しかし、ラバラ・バリナはペニーの猛攻が途切れた瞬間足に絡まっている糸を狙ったかのように反対の脚で素早く切ってフライング・スパイダーを回避した。

ペ「嘘でしょ!?私の糸が!?」驚きつつ反撃に備えるペニーだったが体勢が悪かった。

ラバラ・バリナは腹部の下から太い毒針を出し、それをSP//drに突き立てた。ペニーは避けられず、咄嗟にガードした右腕に穴を開けられてしまう。

ペ「あーっ!やっちゃった!」ペニーは少し不機嫌になったが、幸い毒は機械なので一切効いていなかった。

ラバラ・バリナはさらに飛び跳ねて攻撃する。ペニーはこれをスパイダーセンスを用いて危なげなく回避し続ける。

ペ「ここっ!」ペニーはタイミングよくラバラ・バリナのスタンプ攻撃をガードした。腕の装甲が少し凹んだが、ラバラ・バリナはガードされた衝撃で地面に着地し、よろけた。

ペ「隙ありだよ!スパイダー・スピン!!」SP//drが回転しながら前に跳躍し、ドリルのようにラバラ・バリナに攻撃した。ラバラ・バリナは弱っているのか動きが鈍くなってきた。するとペニーはあることに気づく。

ペ「あそこ狙えそう!」ペニーは集中して観察し、ラバラ・バリナの足の傷口を発見し、直感でそこに攻撃を仕掛けた。

ペ「いっくよー!!」ペニーはSP//drの背中から爆弾を発射し、それに合わせて傷口に追撃する。

ペ「これで!!どうかなっ!」ペニーは発射した爆弾が地面に落ちる前に空中でキャッチし、それをノンストップで傷口に押し込んだ。ラバラ・バリナは回避しきれずまともに受けてしまう。

ペ「おしまいだよっ大蜘蛛さん!クモ対決は私の勝ち!」ペニーがラバラ・バリナから距離を取りそう宣言し、傷口に押し込んだ爆弾が時間差で起爆する。

         ドゴオォォォォォォン!!

ラバラ・バリナ「キュオォォオォエォォ…」奇声をあげてドサリと倒れ込むラバラ・バリナ

ペ「やったぁ!勝った!!やったね!SP//dr!!」ラバラ・バリナに勝利したペニーはその場で歓喜する。

ペニーはいつも通り剥ぎ取りとスキャンを済ませてオリヴィアたちと合流しようとするとちょうどアルマが戻ってきた。

ア「お疲れ様でした。ベースキャンプに戻りましょう。」

ペ「はーい!」慣れない大物、それも大きなクモとの戦闘に疲れたペニーはベースキャンプに戻り、オリヴィアたちと合流した。

オリヴィア「君たちのおかげでエリックが無事だった。本当にありがとう。」

ペ「どういたしまして!エリックさんも無事でよかった!」

エリック「おかげで助かったよ。実は今も麻痺毒の味が喉の奥に張り付いててさ。」エリックが怪我もしていないようでホッとするペニー

ア「それで…私たちはドシャグマの調査を続けます。皆さんは、どうなさいますか?」

オリヴィア「エリックも目を覚ましたし、白の孤影捜索に戻るつもりだ。そこでなのだが、先程、ナタと話をしてね。白の孤影を見つけたいという強い思いがあるようだ。」ペニーたちはいつも以上に真剣に話を聞く。

オリヴィア「どうだろう、一時私たちにナタを預けてくれないか?唯一の目撃者の力を貸していただきたい。」

ペ「ナタはどうしたいの?」

ナ「僕…手伝ってきます。皆さんの役に立ちたい。」ナタはオリヴィアについていくようだ。

オリヴィア「君は立派だ。これは君にしかできない。こころから感謝する。」

ア「分かった。頑張っておいで。」

ペ「応援してるね!」

ナ「うん!」ナタは決意を表し、強く返事をした。解散後、ペニーはラバラ・バリナとの戦闘で傷ついたSP//drの修理をしにベースキャンプの外のSP//drに向かった。先の銭湯でSP//drは右腕に針で装甲に穴を開けられて、ガードした腕が凹んでいたので装甲の取り替えをしようとした。しかし、元の世界のように設備がないのでジェマに相談に行く事にした。

ペ「ジェマさん!ちょっといいですか?」

ジェ「ペニー、どうしたの?何かあった?」

ペ「実は…」ペニーはラバラ・バリナとの戦闘でSP//drの破損した箇所を見せた。

ジェ「これをかぁ…ちょっと難しいかもねぇ。全く見た事ないものだから難しいかも。」

ペ「私も手伝います!」ペニーはやる気満々だ。

ジェ「いや、どうせなら!」ジェマは何か思いついたようで工房の奥の方に行き、何かを書き始めた。

ジェ「ペニー、こんなのはどう?」ジェマが自信満々に見せたのはSP//drの腕の改造案だった。腕の装甲は完璧には直らないがペニーとジェマでできる限り再現して修復する。そして、モンスターの攻撃を正面からガードしても大丈夫なように盾をつけようというらしい。

ペ「いいね!じゃ!何が必要?」ペニーは必要素材を聞く。

ジェ「それじゃあ鉄鉱石が8つと炎尾竜の皮3枚、炎尾竜の引火液2個持ってきて。それで作ろう。」しかし、まだ素材が少し足りなくて今は作れなかった。アルマたちをこれ以上待たせるわけにも行かないので装甲だけ直してドシャグマ調査に向かうことにした。

ペ「わかった、また取ってくるね!」

ジェ「気をつけてね!また壊れたらおいで!」

ペ「うん!わかったー!ありがとジェマさん!」ぺこりと一礼だけしてペニーはアルマたちの元に急ぐ。

ペニーはアルマたちと合流し簡易キャンプへと向かった。すると簡易キャンプの前に何かいるようだ。

ア「ん?キャンプの前に何かが…。」

ペ「ホントだ!1…2、3匹。何してるんだろ?」

ペニーたちは様子を見るべくキャンプに接近することにした。するとアイルー?のようなする背格好の生き物が内部を物色していた。

ア「これって。」するとその生き物はこちらに気付いたのかキャンプの中にいたのも出てきてギャオギャオとペニーたちに威嚇してきた。しかしアルマが見るにどうやら威嚇ではないようで(どう見てもペニーには威嚇にしか見えないが)

ア「ついて来いと言っているのでしょう。ここは私が。」アルマは謎の生き物たちに話しかける。

ア「こんにちは。挨拶もせずに申し訳ありませ……」アルマは話すのをやめテントの方を見た。すると謎の生き物が1匹何かを持っていてそれをいきなり空中に放り投げた!アルマはそれが大事なものなのか駆け寄ろうとしたが、結局謎の生き物が投げて自分でキャッチしたので壊れはしなかった。

チャ「大丈夫?」チャチャはアルマを気遣うがアルマは焦ったからかひどく息切れしている。そして真剣な顔で

ア「彼らの…言う通りにしましょうッ!」と言った。

モリバー「乗って乗って!」チャチャとアルマはセクレトに乗り込み謎の生き物(モリバー)が1匹ずつ乗った。ペニーのSP//drにも乗ろうとするモリバーがいたが、SP//drはモリバーには大きくて自力で乗れないようなのでペニーは「乗る?」とモリバーに確認しモリバーが頷いたのを確認してサッと拾い上げた。

モリバーの案内で森を進む中道中でモリバーはハチミツを取っていたり、森のあちこちで活動をしていた。

モリバー「ねぇ!着いたった!」どうやら目的地についたようだ。

ア「おおおお、こちらが…ッ!」さっきの(後期人型拾弐式蹲土偶というらしい)アルマの大事なものを案じているのか随分と気合が入っている様子。

モリバー「登って登って!」ペニーたちは言われた通りツタを登る。

モリバー「おいでよ!」SP//drに乗せていたモリバーが突然走っていく。しかし、かなり狭い建物?なので敵意がないことを確認してペニーは一度SP//drから降りて向かうことにした。

ア「この奥のようです。」

ペ「どこ行くんだろ?歓迎してくれるのかな?」当然そんなわけないが言われるがままついていく。奥にはその群れのボス?のような目立つ格好をした個体がいた。

モモムックリ「ほほう…ひれ伏せ。なさい。ものもの。ここは偉大なる我々のリウ、ルウ、ルウトー。この森は我々「モリバー」のもの。自由、許されません。」どうやら自分たちの縄張りで勝手に簡易キャンプを立てたことに怒っているようだ。

ア「これはかなり古い時代の言葉ですね。いろいろ混ざっていますが。」

ペ「だからところどころなに言ってるか分からなかったんだ!」

ア「えーと、ごきげんよう。我々は無害です。あの小さな家を返していただけませんか?」

モモムックリ「なりません。正当なるシャバダエです。ですが…取引しようよ。我々のハチミツの山に大きなもの、迷惑しています。あの桃色の毛は大層素晴らしい…。しかし、煙は匂いますね。とても。大きなものを追い払えば寛大な我らは、小さな家を返すをしましょう。」

ペ「シャ…えっとなんのこと?あと大きなものって?」ペニーはまだワイルズ世界に来て日が浅いのと、モモムックリの説明が不明瞭なことも相まってなんのことかよく分からなかった。

ア「桃色の毛とは「ババコンガ」でしょうか?」

チャ「こうなったら仕方ないね…。」

ペ「じゃあ早速いこー!」ペニーはアルマからババコンガは森の南にいるという情報をもらって早速そこに向かうことにした。

モリバーたちの集落から南に少し行ったところから謎の異音が聞こえてきた。

ア「何か聞こえますね。」

ペ「いびきみたい。寝てるのかな?」そっと近づく3人。すると甘い匂いが充満するハチミツの山の前に桃色の毛のゴリラのような生き物(ババコンガ)が寝ていた。

ペ「うわぁ…大きい。あのハチミツ全部独り占めするつもりなのかなぁ。でも、独り占めは良くないよね!」観察する3人の周辺のモリバーがやってきてペニーたちに何か言ってきた。するとモリバーたちはババコンガに近づいていき、毛をむしりはじめた!

ア「起きちゃう!」さらに調子に乗ったモリバーはババコンガに腹に乗り始めた。

ペ「早く下がって!危ないよ!」モリバーたちに呼びかけるペニーだったが聞こえてないのか腹の上で毛をむしろうとしたモリバーの持っている杖がババコンガの鼻をくすぐる形になってついにババコンガが起きてしまった。

モリバーたちは吹き飛ばされババコンガはお怒りの様子で雄叫びを上げた。

ババコンガ「ギャオォォアァァ!!」次の瞬間ババコンガは尻をこちらに向けて屁を放った。至近距離で食らったモリバーたちは吹き飛ばされ、ペニーたちもひどい匂いに鼻を抑えた。

ペ「うぅ…臭い、けど…!これならどう!?」ペニーは悪臭対策のためにチャチャをSP//drで拾って操縦席に乗せて、SP//drの操縦席を閉めた。アルマはペニーたちよりさらに後ろに下がっていたので比較的被害はマシだったが、

ア「くさい!鼻が取れそう!」と嘆きながらセクレトに乗り込み距離を取っていた。

ババコンガはペニーに標的を定め、雄叫びを上げて次の屁の準備をしていた。

チャ「ペニー!次が来るよ!」

ペ「大丈夫!ここなら匂いはこないから!」ペニーは恐れることなく向かっていく。

ババコンガ「ギャァァオ!」ババコンガは尻を放つが、やはりペニーたちには効果はなかった。そしてペニーは無防備なババコンガの尻にウェブショットを打ち込み、放屁攻撃を封じた。そしてババコンガに連打を食らわせた。

ペ「お猿さん!これで終わりだよ!」ババコンガは尻のウェブショットに気付いたようだが時すでに遅く、ペニーは次の攻撃を準備していた。

ペ「ガジェットランチャー!」ペニーの背中から小さなクモロボットが出てきた。そのロボットはババコンガに向かって飛びかかった。

ババコンガ「グゥゥゥ…!」ババコンガは顔付近を小さいクモロボット「ジャンピングスパイダー」に攻撃されてダメージ自体はほとんどなさそうだが鬱陶しそうにしていた。

ペニーはその隙を逃さずさらに攻撃する。

ペ「まだまだ行くよ!」ペニーはSP//drの出力をさらに上げてババコンガに重いパンチを食らわせた。すると痛かったのかババコンガは怯んだ。

ペ「スパイダースピン!」腕を高速で振り回してババコンガの側面に集中攻撃を喰らわせる。ここまでは一歩的にやられていたババコンガだが、今までのモンスターよりもタフでまだまだ余裕があった。

ペ「嘘でしょ?まだ動けるの?」ペニーはあれだけの猛攻を耐えられたことに驚いたが、ババコンガはそんなことはお構いなしに襲いかかってくる。

ババコンガ「ゴアオォォォオ!!」ババコンガは屁が効かない上に出せないことに気づき、純粋に攻撃をしてきた。

チャ「ペニー来るよっ!」

ペ「大丈夫!みてて!」ペニーはスパイダーセンスを駆使してババコンガの怒りのラッシュをかわす。前のラバラ・バリナでペニーは攻めのターンと回避のターンで分ける方が被弾が少なく済むことを体感ではあるが気づき始めていて、下手に攻撃せずに回避に集中した。するとババコンガは疲れたのか動きが遅くなった。

ペ「チャチャ!行くよ!しっかり掴まっててね!」

チャ「うん!分かった!」チャチャは操縦席の突起部分に掴まる

ペ「どすこーい!」ペニーは高く飛び上がり、SP//drの機能であるシールドを前方に出現させて「ジャンピングスパイダー」を放った。

ババコンガは避け切れず横っ腹にモロに食らってしまう。流石のババコンガも弱ってきているようで、次の大技で勝負が決まる!

ペ「チェンジ!SP//dr!!」SP//drはより攻撃的なフォルムに変わり、攻撃の用意に入った。

ペ「よーーい…ドーン!!」SP//drはババコンガに向かって回転しながら突っ込む。

ババコンガは対抗すべく腕を大きく振りかざし、SP//drを叩き潰そうとしている。お互いにぶつかり合いになったが、ペニーの攻撃がわずかに勝り、ババコンガのガラ空きな顔面にSP//drの攻撃が直撃する。

ババコンガ「グオオォォォ……ゥ……。」激闘の末ペニーが勝利し、ババコンガはついに倒れ込んだ。

チャ「すごいよ!ほとんど無傷で勝っちゃった!」

ペ「うん!損傷軽微!完璧な勝利よ!」ペニーたちは喜びながらババコンガの剥ぎ取り、スキャンを済ませ、操縦席の蓋を開けた。

ペ「うっ…!くさい!ハチミツの匂いにあの匂いが混じって…。」ペニーは外の空気がとんでもないことになっていることに気づかずに開けてしまってひどい目にあった。

ア「お疲れ様でした。モリバーたちに報告しましょう。」匂いが来ないように少し離れたところからアルマが話しかけてきた。

チャ「うぅ…臭かったぁ。」モリバーたちはペニーがやっつけたババコンガに群がりはじめた。

モモムックリ「聞きましたよ。ものもの。大きな桃色を打ち払ってくれた。」集落から来ていたモモムックリに声をかけられた。

ペ「か…コホン。じゃあ小さな家を返してくれる?」

モモムックリ「当然です、我々の友。森での自由も許しましょう。」

モモムックリ「今後も、また取引してよ。ふさふさの毛皮は大層素晴らしい。」

ア「例えば、ドシャグマの毛皮はお好きですか?茶色、大きな牙、額にこぶ。」

モモムックリ「なりません…茶色の毛皮は固い。それに近頃、数がとてもたくさんで迷惑です。」モリバーたちもドシャグマに悩まされているみたいだ。

モモムックリ「なにより、乱暴なボスー。ボスーは恐れない。何も。逆らえない。誰も。」

ペ「ボス…ホントにいたんだ!」

ア「森にどんなモンスターがいますか?長いものを引きずる白いモンスターを見たことは?」白の孤影のことのようだ。

モモムックリ「長いもの?引きずる?…ああ、あの恐ろしいもののことか?」心当たりがあるようだ!

ペ「え!?知ってるの?」

モモムックリ「白いのないキラキラを引きずることもよくある。空の底が抜けた時にやってきて、とても恐ろしいです。」

ア「空の底?」

モモムックリ「そう。空が落ちます。そしたら来ます。」モモムックリが言っているモンスターで合っているのかは分からないが、ひとまず進展したようだ。

ア「我々の言葉をどこで学んだのですか?大変お上手です。」

モモムックリ「ほほう…お目が高い。森のモリバーの中で、私が一番お上手です。この言葉は、古き我々がオスソリのズジサだった頃から伝わります。しかしそれも過去のこと。我々は取引してよのため砂のものものと言葉を使います。」

ア「クナファ村の方々と交流があるのですね。」

ペ「へぇ〜。なんかすっごいね!」

モモムックリ「そう。森に入る時はシャバダエを寄越せ。なさい。そうすれば、ものものを通してあげましょう。寛大。」モモムックリは大きく手を広げてアピールした。一通り話は聞いたのでこれでお暇することになった。

ア「それでは、お暇いたします。」

モモムックリ「また取引してよ。」

ペ「じゃあね!また会おうね!」その足でベースキャンプに戻り、一度ドシャグマについて話し合うことにした。

ア「ドシャグマは群れを作り、頭がいる可能性がある…。」

ア「群れは時に大胆な行動を起こします。更に、気の強い頭がいるとなると…。」

ペ「早くなんとかしよう!確認に行こう!」

ア「はい。一度簡易キャンプへ。」

ロッソ「あれっ。戻ってきたのか、鳥の隊。こっちはなんとかやってるよ。」ペニーは自分が鳥の隊に所属していることを初めて知った。

ロッソ「ベースキャンプも上手く回り始めたからその分困りごとの形がはっきりしてきたようだな。協力を求められたら応えてやろうじゃないか、なぁ、新人のハンターさん。」

ア「みなさんの困り事を聞きつつ、ドシャグマ調査の再会といたしましょうか。」

ペ「うん!次こそは見つけるよ!」

 

 

次回 やっとドシャグマですか?     11784文字…疲れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




急にアイルーの名前変えて変になってたらすいません。
恋愛要素はこれからもこれっぽっちも用意しないので変なカップリングに警戒しなくても大丈夫です。ご安心ください!
SP//drの強化、改造はSP//drがはちゃめちゃにならない程度にすこーしずつやります。
あと投稿頻度が落ちるかもしれないです。その代わり今回、たくさん書きましたので第4話はどうかお待ちください。

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