ドゥーのリベリオン 作:夏で腐ったチキン南蛮
帰投コースに乗った軽キャノンは、緩やかな加速で宙域を進んでいた。イズマ・コロニーの巨大な外殻が、少しずつ視界の中で大きくなっていく。
ドゥーはしばらく黙ったまま、モニターの隅に残る記録映像――外壁に残された光の粒の模様――をちらちらと見ていた。
「ねえ、ゲーツ」
「なんだ」
「また出るかな」
「分からない」
「出たら?」
「観測する」
「……それだけ?」
「それだけだ」
素っ気ない返事だった。ドゥーは唇を軽く尖らせたが、それ以上は食い下がらなかった。分かりきった答えを、分かりきった上で聞いているだけだった。
「もっと近くで見たいんだけどな」
「今のところ予定はない」
「知りたいこと、いっぱいあるのに」
その声には、いつもの気だるい不満とは少し違う響きがあった。ドゥーは自分の胸の奥に手を当てるようにして、小さく息を吸う。
知りたい、というより――足りない、という感覚に近かった。
あの光の粒を見た瞬間から、ずっと胸の内側で何かがざわめいている。それが治まらない。もっと近づけば、もっとはっきりするかもしれない。もっと触れれば、この落ち着かなさが消えるかもしれない。そんな根拠のない確信だけが、体の中心に居座っていた。
「記録は蓄積している。焦る必要はない」
ゲーツの声は、いつも通り平坦だった。ドゥーは制服のポケットに手を入れ、そこに畳んで入れてある小さな布に指先で触れた。何度も同じ動作を繰り返している癖だった。
コロニーの外殻が、視界いっぱいに広がってくる。軽キャノンは指定された港湾区画のハッチへと吸い込まれるように進入していった。
半年前、ここへ来たばかりの頃は、格納庫を出た後の空気はもっと張り詰めていた。だが、ポケットの中の布に指先で触れる、この癖そのものは、もっとずっと前――イズマへ来るよりも、地球を離れるよりも前からのものだった。
ムラサメ研究所にいた頃、ドゥーはいつもマスクをつけていた。
理由を、当時のドゥーはあまり深く考えていなかった。研究員に言われるがまま、薬液を染み込ませたマスクを顔に当てて過ごすのが習慣になっていた。「キラキラ」への渇望――名前のつけられない、胸の奥から突き上げてくる衝動――が強くなりすぎたとき、それを鼻先に当てると、頭の芯にかかった熱のようなものが、少しだけ引いていく。研究所の白い部屋の中で、ドゥーはそのマスクなしでは、まともに座っていられない時期すらあった。
あの渇望は、赤いガンダムを知るよりずっと前から、ドゥーの中にあったものだった。何に対する渇望なのか、当時のドゥーには分かっていなかった。ただ、満たされない、何かが足りない、という感覚だけが、いつも胸の奥にわだかまっていた。研究員たちは、それを「キラキラへの依存傾向」と呼んでいた気がする。詳しい意味は、今もよく分かっていない。
イズマ・コロニーに来て、学生として市井に紛れ込むことになったとき、ゲーツから最初に言われたのが、そのマスクのことだった。
「あれは着けるな」
「なんで」
「目立つ。ここでは誰もつけていない」
病人でもないのに常時マスクをつけている生徒がいれば、それだけでクラスの中で浮く。潜入生活における偽装としては、明らかに不都合だった。かわりに用意されたのが、同じ薬液を染み込ませた小さなハンカチだった。ポケットに入れておける。取り出して鼻先に当てても、ただハンカチを使っているようにしか見えない。
形は変わっても、中身は同じだった。
ドゥーはそれを、お守りのように制服のポケットに入れて持ち歩くようになっていた。ゲーツにはその存在を知られている。何も言われたことはないが、時折、ドゥーの手がポケットに伸びるたび、ゲーツの視線がわずかにそちらへ向くのを、ドゥーは知っていた。
ロッカールームで、ドゥーはパイロットスーツを脱いだ。中から出てきたのは、どこにでもあるような学生服だった。半年着続けて、もうすっかり馴染んでいる。鏡の前で軽く髪を整えると、そこに映っているのは、ついさっきまで軽キャノンの操縦桿を握っていた少女とは、まるで別人のようだった。
いや、別人ではない。
ただの切り替えだった。任務が終わったから、学校へ行く。それだけのことだ。半年繰り返してきたことに、今更迷う理由はない。
イズマ・コロニーの朝は、いつも通りだった。
円筒形の内部空間に人工太陽光が満ち、遠くの居住区画までくっきりと見渡せる。整然と区画された住宅街、緑地帯、商業エリア。中央を貫く運河沿いには、朝の通勤・通学の人波ができていた。
バスの窓から見える景色は、もう半年も見続けて、すっかり見慣れたものになっていた。
整った街並みの向こうに、ときおり古い建物や、明らかに継ぎ接ぎで作られたような構造物が見える。コロニーの端、あるいは上部居住区から外れた一角に、そういう場所が固まっているらしい。詳しいことは知らないが、戦争で行き場を失った人々が流れ着いている場所だという話は、学校でも小耳に挟んだことがあった。
サイド6は、一年戦争の直接的な被害を受けなかった。だからこそ、こうして整った街並みが保たれている。だが、その裏側に、逃げてきた人間たちがいる。
そのことについて、ドゥーは特に何かを思うわけではなかった。ただ、そういう場所がある、ということを知っているだけだった。
バスを降り、学校までの道を歩く。周囲には同じ制服を着た生徒たちがいて、ドゥーはその中に紛れるようにして歩いていく。
「ドゥー、おはよ」
声をかけてきたのは、同じクラスの生徒だった。半年もいれば、それなりに顔なじみもできる。
「おはよう」
「今日、小テストあるの覚えてる?」
「……あ」
一瞬、記憶を探る間があった。すっかり忘れていた。
「……わすれてた」
「ドゥーっていつもそれだよね」
クラスメイトは笑いながら先に歩いていく。ドゥーは俯いて顔を少し赤くして、いそいそとその後を追った。
教室に入り、席につく。窓の外には、コロニー内部の緩やかな曲線を描く景色が広がっている。授業が始まり、教師の声が単調に響く。
ドゥーはノートを開いたが、しばらくすると、ペン先が意味もなく紙の端を彷徨い始めた。
気がつくと、ノートの隅に、小さな粒のようなものをいくつも描いていた。丸を重ねたような、光が瞬くような形。特に意味を込めたつもりはなかった。ただ、手が勝手に動いていただけだった。
自分が何を描いているのか気づいて、ドゥーはふと思った。
――なんで、これ描いてるんだろ。
深く考えるほどのことでもない。それでも、指先はもう一つ、二つと、光の粒を描き足そうとしていた。
ドゥーは慌ててその落書きを手のひらでこすって消した。手のひらの下で、紙の繊維が擦れる感触がする。
それだけのことなのに、胸の奥が、ちりちりと焦げつくような感覚を覚える。もっと描きたい。もっとちゃんと、あの光の形を思い出したい。あの光に、また近づきたい。
ドゥーはポケットの中の布に、そっと指先を触れさせた。
深呼吸を一つ。それだけで、ざわめきは少しだけ収まった。
教師の声が、また耳に入ってくる。何事もなかったかのように、ドゥーはシャープペンシルを握り直した。
夕方、ドゥーは真っ直ぐに帰路についた。
住んでいるのは、コロニー内の中層区画にある集合住宅の一室だった。表向きは、民間企業に勤めるゲーツと、その被保護者であるドゥーという体裁になっている。半年住み続けて、この部屋にも、この生活にも、体は馴染んでいた。
部屋のドアを開けると、リビングにゲーツの姿があった。テーブルの上には、書類のようなものが広げられている。
「ただいま」
「おかえり」
ゲーツは書類から視線を上げることなく、短く応じた。ドゥーは鞄を椅子の背にかけながら、キッチンの方を覗き込んだ。
「今日、何か変わったことは?」
「ない」
「本当に?」
「授業で眠かった」
ドゥーはそう言いながら、冷蔵庫を開けて中を確認する。ゲーツは小さく息を吐いた。
「小テストがあったはずだが」
「……なんで知ってるの」
「知っていて当然だ」
ドゥーは眉をひそめたが、それ以上は追及しなかった。ゲーツが自分の学校の予定表まで把握していることは、今更驚くようなことでもない。
「宿題はあるか?」
「ちょっとだけ」
「先にやれ」
「分かってるってば」
ドゥーはテーブルの端に鞄から取り出した教科書とノートを広げた。ゲーツはそれを横目で確認しながら、自分の書類に視線を戻す。
しばらくの間、部屋には紙をめくる音とペンの音だけが響いていた。
夕食は、簡単な調理済みの食品を温めただけのものだった。二人で向かい合って食べる。会話はほとんどない。それでも、気まずいというほどでもなかった。半年かけて、そういう間合いができあがっていた。
「今日の分の報告は?」
「本部に送った」
「反応は?」
「まだない」
ゲーツはそう言って、皿を片付け始めた。ドゥーは椅子の背にもたれながら、天井を見上げる。
「ねえ、ゲーツ」
「なんだ」
「ボクたち、何であんな遠くから見てるだけなの」
「観測任務だからだ」
「そうじゃなくて。なんで赤いガンダムを追ってるのか、って話」
ゲーツは手を止め、皿を持ったまま、しばらく黙っていた。詳細を話すつもりはない、という顔だった。だが、やがて小さく息を吐いて、皿をシンクに置いた。
「一年戦争の末期、ソロモン攻略を巡る戦闘で、シャア・アズナブルの乗った赤いガンダムが、謎の消失現象を起こして消えた。ゼクノヴァと呼ばれている」
「知ってる。学校でも習った」
「その赤いガンダムと酷似した機体が、最近になってこのイズマ周辺に出没するようになった」
「……同じやつ、ってこと?」
「分からない。だから追っている」
ゲーツは椅子に座り直し、ドゥーの方を見た。
「もし本当に同一の機体、あるいはそれに準ずるものなら、六年前に何が起きたのかを解明する手がかりになる。ゼクノヴァの原理が分かれば、連邦にとって大きな意味を持つ」
「シャアが乗ってるの?」
「それも分からない。パイロットの正体は不明だ」
ドゥーは頬杖をついた。
「じゃあ、あたしたちが追ってるのは、赤いガンダムそのものっていうより――」
「何が起きたのか、だ」
ゲーツは短く言い切った。
「情報部にとっては、機体そのものより、その現象の解明の方が重要だ。お前が追いたいものとは、種類が違う」
その言葉に、ドゥーは何も返さなかった。ゲーツの言う「重要」と、自分の中にある渇望とは、確かに種類が違う。ゲーツは意味を知りたがっている。ドゥーは――ただ、あの光に触れたい。
説明できない部分を、ドゥーは黙って飲み込んだ。
「他の人たちは、何してるの」
「他の人たち?」
「情報部の人。ここに他にもいるんでしょ」
ゲーツは少し間を置いてから答えた。
「別班が、市街のいくつかの拠点で情報収集をしている。お前が気にすることじゃない」
「気になるじゃん」
「気にする必要はない、という意味だ」
ドゥーは肩をすくめた。詳しいことを聞かされないのは、いつものことだった。ただ、このコロニーの中に、自分たちのほかにも同じ任務に関わっている人間がいる、ということだけは、これまでの生活の中で何となく察していた。時折、ゲーツの端末に短い連絡が入ることがある。「報告が一件」「外周の確認が取れた」――そういった断片的な言葉から、組織だった動きがあることは分かっていた。
自分たちは、勝手に赤いガンダムを追っているわけではない。
それが、ドゥーの中にある、漠然とした理解だった。
夜、自室のベッドに横になったドゥーは、しばらく天井を見上げていた。
昼間、授業中に無意識にノートへ描いてしまった光の粒の落書きが、ふと頭をよぎる。
なぜあんなものを描いたのか、自分でもよく分からない。別に描く必要なんてなかった。あのハンカチを嗅げば、キラキラは鮮明に頭の中で思い出せる。ただ、目を閉じると、まぶたの裏に、コロニーの外壁に残されたあの光景が浮かんでくる。
瞬くように現れ、ゆっくりと形を作っていった光の粒。
「……キラキラ」
声に出すつもりはなかったが、口から自然とこぼれていた。
それが何なのか、言語化はできない。ゲーツに聞かれても、答えられなかった。それでも、確かにそこにあった、という感覚だけは、はっきりと胸の中に残っている。
胸の奥が、また少し疼く。ドゥーは枕元に置いた薬液のハンカチに手を伸ばしかけて、途中で止めた。今はまだ、それほどではない。我慢できる程度だった。
手を引っ込め、ドゥーは寝返りを打って目を閉じた。
明日もまた、同じような一日が続くのだろうと、何となくそう思っていた。
その予感は、二日と経たないうちに崩れることになる。
その日の朝、ドゥーが登校の支度をしていると、リビングの端末が短く音を立てた。ゲーツが素早くそれを確認する。表情に変化はなかったが、指先の動きがいつもよりわずかに速かった。
ドゥーは制服のリボンを結びながら、その様子を見ていた。
「何かあった?」
「……少し待て」
ゲーツは端末の画面を見つめたまま、しばらく黙り込んだ。表示されているのは、簡潔な文字列の羅列だった。ドゥーには詳細までは読み取れない。
やがてゲーツが、抑えた声で言った。
「ソドンが動いた」
「ソドン?」
聞き覚えのない単語ではなかった。学校の授業で、一年戦争当時の艦艇の名前として、一度か二度耳にしたことがある気がする。地球連邦軍かジオン軍か……確かどっちかの強襲揚陸艦――だったはずだ。
「連邦の船?」
「今はジオンの艦だ。戦争で鹵獲されている」
ゲーツは端末を閉じ、立ち上がった。
「イズマの外周宙域に接近しているのが確認された」
「……それって」
「詳細は分からない。だが、無視できる艦じゃない」
ドゥーは鞄を持つ手を止めた。これまでのイズマは、ドゥーにとって「学校へ行き、普通に生活する場所」だった。だが、その言葉を聞いた瞬間、何か違う質感の空気が部屋に流れ込んだ気がした。
「何しに来たの」
「推測はできるが……最悪の想定はすべきだな」
ゲーツは端末を操作しながら答えた。その手つきには、いつもの淡々とした事務的な速度とは違う、微かな焦りのようなものが混じっていた。
「戦争になったりする?」
ドゥーが聞くと、ゲーツは一瞬手を止め、それから小さくかぶりを振った。
「そこまではならない。サイド6は地位協定の対象だ。ジオン側も主権を尊重していて、大っぴらな軍事行動は取りにくい」
「地位協定?」
「ジオンの軍人は、現行犯でなければこちらの司法に触れない。その代わり、コロニー側にも、無用な刺激をしない義務がある。……以前、別のコロニーで、その均衡を破ったことがあった」
「破ったって?」
「17バンチ事件というやつだ。詳細は伏せられているが、ジオン側が地位協定に反する形で、コロニー内に強引に干渉した。結果は、あまり良いものではなかったらしい」
ゲーツの声は、それ以上を語らなかった。ドゥーもそれ以上は聞かなかった。ただ、その一言だけで、ソドンという艦が、簡単にはこちらのコロニーへ土足で踏み込んでこられるわけではない、ということは伝わってきた。
「だから、今はまだ様子見だ」
ゲーツはそう言って、玄関へ向かうドゥーを見送るように立った。
「学校は」
「今日は普通に行け。何かあれば連絡する」
「……分かった」
釈然としないまま、ドゥーは玄関に向かった。ドアを開ける直前、振り返る。
「ねえ、ゲーツ」
「なんだ」
「ソドンって、何しに来たんだと思う?」
ゲーツは一瞬、答えを選ぶような間を置いた。
「――さっきも言ったが、これはあくまで推測だ……最悪を想定するなら、赤いガンダムを追っている可能性がある」
その一言に、ドゥーの中の何かが反応した。
「赤いガンダムを?」
「だから、まだ推測の段階だ。行け」
ドゥーは渋々頷き、部屋を出た。
学校までの道すがら、頭の中を占めていたのは、小テストのことでも、クラスメイトとの会話でもなかった。
自分たちが追っているものに、別の誰かが――それも、軍艦を伴うほどの規模で――近づいてきている。
その事実だけが、ドゥーの意識の中で、じわじわと存在感を増していった。ポケットの中の薬液のハンカチに、無意識のうちに指先が伸びていた。
放課後、ドゥーが集合住宅に戻ると、部屋の中は朝よりも慌ただしい空気に包まれていた。
ゲーツは端末を片手に、誰かと短く通信をしていた。ドゥーが入ってきたのに気づくと、片手で待つように合図をする。
「――ああ、確認した。外周の監視班にも共有しろ」
通信を切ったゲーツは、ようやくドゥーの方を向いた。
「おかえり」
「ただいま。……で?」
「ソドンは、正式にイズマの外縁宙域に留まっている。今のところ、地位協定を無視してまでコロニー内へ突入する動きはない」
「赤いガンダムのことは」
「まだ分からない。だが、向こうもこちらと同じ対象を追っている可能性は高い」
ドゥーは椅子に鞄を置きながら、窓の外を見た。ここからでは、外の宙域は見えない。それでも、意識は自然とそちらへ向いていた。
「じゃあ、赤いガンダムが出たら?」
「観測するだけだ」
「また?」
「まただ」
ドゥーは小さく息を吐いた。何度も聞いてきたやり取りだった。だが、今日はその言葉に、いつもとは違う重さがある気がした。
「あのさ」
「なんだ」
「ソドンって、大きいの?」
「相応に大きい」
「見てみたい」
ゲーツは書類から視線を上げ、ドゥーを見た。
「観測任務でなら、いずれ視界に入るだろう」
「それだけ?」
「それだけだ」
いつもの答え。ドゥーはそれ以上何も言わず、椅子に座り込んだ。
その日の夕方、コロニー内の一部区画に、緊急の通行規制が敷かれたという情報が流れてきた。理由は明言されていなかったが、宇宙港に近い区画を中心に、軍警の車両が普段より多く行き交っているのが、窓越しにも見て取れた。
ドゥーはベランダに出て、コロニーの構造越しに見える宙域の方角を見つめた。
肉眼で何かが見えるわけではない。それでも、そこに何か大きなものが浮かんでいる、という感覚だけは、確かにあった。
「ドゥー」
背後から、ゲーツの声がした。
「しばらく待機だ」
「……分かってる」
「勝手に動くな」
「分かってるってば」
いつものやり取りだった。だが、ドゥーの視線は、宙域の方角から離れなかった。
これで、赤いガンダムも出てくるだろうか。
そんなことを、ぼんやりと考えていた。ポケットの中の布に、指先がまた触れる。まだ、我慢できる。
これまで半年間、静かだったイズマの空に、これまでとは違う何かの気配が、確かに差し込み始めていた。
17バンチ事件って何だよ、と思ってはいますが、ジークアクスのこーいう用語は正史のパロディとして解釈して、あんまり深く考えない方がいいんだろうなーと、なる。