無能力転生者はリリカルなのは世界で生き延びたい(令和版) 作:百男合
クロノくんとエイミィ、結婚する。
ヴェロッサくん初登場。こんな登場の仕方でええんか?
クロノくんとエイミィ初夜。4Pとかうらやましすぎるだろ。
2年生になりました。
クラス替えでなのはさん、フェイトさん、はやてさん、アリサ嬢、すずかちゃんの組と俺とアリシアの組に別れました。
これにはアリシアガッツポーズ。初めて俺が同じクラスなのが相当嬉しいようで1日中ニコニコしていた。
俺としてはそろそろなのフェイ観察のためにフェードアウトの準備をしようと思っていたので渡りに船の出来事だったが。
さて、春と言えば身体測定の季節である。
身長、伸びました。
体重、増えました。
魔力ランク、B-になりました。
いやっふー! 魔力ランク上がったぜ!
そう思って何となく桜の魔力ランクをムラサメで測ってみたらA+だった。
世の中って理不尽だ。
それはそれとして中学2年生のリリカルなのは世界における一大イベントと言えばー?
はい、エリオ・モンディアルの保護だね。
キャロの保護のほうが先になっちゃったけど、これは原作イベント。慎重に対応しよう。
そう思ってムラサメネットワークを使いモンディアル家を注視してたんだけど、ついにやってきましたよイベントの兆しが。
モンディアル家に怪しげな連中がやってきてエリオ・モンディアルを研究施設に連れ去った。
俺ははやてさんに許しをもらいフェイトさんと一緒にその研究施設を襲撃。
中では非人道的な研究が行われた形跡があり、俺たちはその施設にいた研究員や職員を1人残らず捕縛した。
で、肝心のエリオだが……半日で人はここまで壊れるのかというくらい壊されていた。
人、特に大人を極端に恐れ、注射器などの医療道具を見れば発狂。食事を与えれば吐いて戻し、明かりを消せば発狂するので明かりをつけたまま寝させたほどだ。
これは、目算が甘かったとしか言いようがない。あいつら、クローンには何をしてもいいと思ってやがる連中だった。
その様子に1番心を痛めていたのはフェイトさんだった。
同じクローンという境遇も理由の1つだったんだろうけど基本優しすぎるくらいに優しい人だからなフェイトさんは。
献身的にエリオの世話を焼き、食事の乗ったトレーを投げつけるエリオにも怒らず恐れず話をし、理解を深めていった。
あ、組織はちゃんとなのはさんと守護騎士がぺんぺん草も生えないくらいきれいに滅ぼしてくれたよ。
モンディアル夫妻にも違法なプロジェクトFATEの技術を使ったことへの聞き取り。罰が与えられた。
でもそれだけじゃ収まらないんだろうなぁ。
家族に騙されてたというか、家族に捨てられた傷は相当深いはずだ。
エリオに必要なのは時間。傷を受け入れ癒すための時間だというのは重々わかっている。
だが、推しに対し暴言を言ったり反抗する姿は許せん。
なので俺は間違うことにした。
「おはようエリオ」
ベッドの上でシーツにくるまって籠城するエリオに声をかける。
「だれだおまえ」
トゲトゲしさが隠しきれていない声。これが6年後には好青年に変化するなんて信じられないね。
「君を退屈から救いに来たんだ」
と腕を伸ばす俺。シーツから伸びた手で払われた。
「だれにもあいたくないんだ! かえれ!」
これでも大分回復したほうなんですよ皆さん。
最初の頃なんかは誰かが横切るだけで「あー! あー!」ってパニックになるような子だったんです。
それが会話できるぐらいまでになったのはフェイトさんの献身のおかげだね。
でも、献身と甘やかすのは違うと思うわけだよ。
なので、連れ出す。
「な、なにするんだよ! はなせよ!」
俺はシーツをエリオから引きはがし、病室の窓を開ける。
それからGメモリをムラサメに挿しゴーレムを身にまとうとエリオを脇に抱え空へ飛び出した。
「うわぁあああああ⁉」
エリオが悲鳴を上げる。なんだ、そんな大声も出せるんじゃないか。
いつもブツブツ言って
『ウイングゼロ!』
俺はクローでエリオが着る病院着の襟をつまみ、そのまま急発進する。
なんだか病室に来た看護士が窓際まで来て叫んでいたり、はやてさんやフェイトさんから緊急連絡が来てるが無視だ無視。
「たすけて―! ころされるー!」
おっと、エリオ。その叫び声はあまり意味がない。
そういった叫び声は通行人は「俺は関わり合いたくない」と思わせるからNGなんだ。
だから火事だー! とか事故だー! とか言ったほうが人は助けたり通報してくれる。わかったかね?
「いやだたすけてー! さらわれるー!」
わかっていただけてないようだ。しばらくそのままわめいていてくれ。
たどり着いたのはミッドの郊外。いわゆるドのつく田舎だ。
バスも日に3本しか通らないし、店なんか個人経営の店しかない。
だが、どうだ! 都会にはないおいしい空気があるじゃないか。
そう思わないか、エリオ。
「かえりたい……うちにかえりたい」
なぜか膝を抱えてグロッキーになっていた。
「といってもなぁエリオ。お前の帰る家はもうないんだ」
俺は残酷な真実を何でもないように言う。
「君の両親、モルディアル夫妻は禁じられた技術、プロジェクトFATEに関わったとして管理局から厳しい沙汰が下るだろう。家も差し押さえられるかもしれない。だから今現在、君に帰る場所はない」
「そんな! とうさんとかあさんはわるいことはなにも」
言いかけて、エリオは黙った。
「ぼくが」
うん? なんだって? 俺は待つよ。君が言葉を出すまで。
「ぼくがいたから。ぼくがクローンだからとうさんとかあさんは」
「それは違う」
そこだけは自信をもって否定する。
「彼らが罰を受けるのは禁じられた技術に手を出したこと。そして君を研究施設に渡したことが原因だ。決して君が……エリオ自身が原因じゃない」
「だって、それは! ……それはぼくがクローンだから」
最後の言葉は消え入るようだった。
なんだ、そんなこと気にしてたのか。
「クローンなのの何が問題なんだ?」
「え?」
俺の言葉に驚いた様子のエリオ。
「そりゃデザインチャイルドみたいに遺伝子情報組み替えてキメラみたいな超人作ったとかなら犯罪に当たるかもしれないけど、クローンって同じ遺伝子情報を持った兄弟みたいなものだろう? 双子と何が違うんだ?」
俺の言葉に言い返せないエリオ。
「夫妻が罪に問われたのは未成年のお前を研究施設に渡したことが原因だ。そこにお前がクローンだからというのは問題じゃない」
俺はそう言って膝を抱えているエリオを立たせる。
「要するにだ。子供を売り渡す親って悪だよねって話だ。たとえそれがオーバーSランクの魔導士の卵でも、世界を壊しかねない魔王の卵でも変わりはないって話だ」
そう言って個人経営の店に連れて行き、ジュースと水を買う。
大声で叫んだあと泣きはらした子供には水分補給が必要だと思ったからだ。
「で、どこにいくんだよ」
ジュースと水を飲んで元気になったエリオを連れて俺は山を登っていた。
落ち込んだ時は山に登るに限ると某アルピニストの言葉を思い出したからだ。
だから、俺は山を登る。そこにいるエリオに元気を上げるために。
さて、ここからは本格的な登山ゾーンだ。
「エリオ、前に行け。俺は後ろからついていくから」
「なんでだよ!」
そこまで怒れる元気があるなら十分登山はできるな。ヨシ!
「山登りは経験者が後ろを歩くのが鉄則だからだ。お前が後ろにいると速攻で俺に置いていかれるぞ」
その言葉にさんざん抵抗したが意味がないと分かると仕方なく前を歩き始めるエリオ。俺もその後に続く。
とはいえ4歳の足だ。ナメクジが這うような遅さで一歩一歩登山道を登っていく。
気が付けば夕暮れになっていた。
「もう、あるけない」
「頑張れエリオ。もうちょっとだ」
「それ、さっきもきいた」と不貞腐れるエリオ。その場に座り込んでてこでも動かない様子。
仕方ない。少し休むか。
俺が腰を下ろすと、エリオの腹がくぅ~っと鳴る。
「っ!」
「笑ったりしないからにらむな」
顔を真っ赤にして俺をにらむエリオ。仕方ないな。
「ムラサメ、いざという時はプロテクションでエリオを守れ。俺はちょっと食材を取りに行ってくる」
『構いませんがよろしいのですか主?』
だいじょぶじょぶだよ! シイナさんにハンターの心得というかヴィータにもサバイバル訓練させられたし。
食材の調達なんてちょちょいのちょいですよ。
などと思っていた俺の姿はお笑いだったぜ。
結局トカゲや蛇は見つからず、水場に行ってガチンコ漁で4匹ほど魚を取ってエリオの元へ帰った。
『遅いお帰りですね、主』
きっと顔があったらジト目なんだろうなと思いながら、俺はエリオに待たせたなと魚を見せる。
お? なんか腹を叩いてきたぞ。
「っとおもった」
え? なんだって?
「おいて、かえったのかとおもった」
「そんなことするわけないだろ」
何でもないように言う俺だが、エリオの身になって考えるとそう思うのも仕方ないかもしれん。
いきなり拉致られて見覚えのない場所に1人きり。逃げ出そうにもデバイスが見張りをしてて逃げられない。
これは、10:0で俺が悪い?
まあ、過ぎたことだ。気にするな。
『ドラゴン!』
俺は両手が龍のゴーレムに仕込まれた火炎放射で薪に火をつけ、魚を焼き始めた。
目をそらすなエリオ。これが命をいただくということだ。
というわけで魚の解体現場をしっかり見せる。命の重みを知ることは大事だからな。
で、内臓の処理をして串にさし、遠火で魚を焼く俺たち。
こういう時の話題、何がいいんだろうな。10歳くらい年の離れた相手との会話って難しい。
「このさかな」
そんなことを考えているとエリオが言葉を発した。
「クローンじゃないのに、たべていいの?」
何を言ってるんだこいつは?
「クローンだからどうとか、そういう考えはよせ。視野が狭くなる。この魚は運悪く俺たちに見つかった。で、俺たちは運よくこいつらの命をいただいて生きていく」
俺の言葉に何か考えるような顔をするエリオ。おっ、口から汁が出てきた。そろそろ食べごろだぞ。
俺は焼けた魚をエリオに渡す。エリオはどうやって食べたらいいかわからない様子だったので手本を見せると思いっきり魚の腹にかじりついた。
「おい、しい」
「そりゃそうだろ。病院食だけだったら気が滅入る。たまにはこういう食事をとらないとな」
俺の言葉に『わざわざ狩猟の必要はないと思いますが』と水を差すムラサメ。にゃ、にゃにおー!
見るとエリオは2本目の魚を食べた後俺の分のもう1本をじーっと見てる。
そういえばエリオは大食いキャラだったな。
「ああ、食え食え。子供は一杯食べて大きくなるもんだ」
そう言って渡すと笑顔で頭までバリバリ食べやがったよ。
『主、夜が更けてきました。病院まで撤退することをお勧めします』
と俺に進言するムラサメ。
ところでムラサメ、聞いてなかったけどフェイトさんから俺宛のメール何通来てる?
『60通までは意味のある言語で書かれた言葉でしたがそれ以降は意味をなさない文言だったので迷惑メールフォルダに入れています。現在も1秒に1通のペースで送られ続けていますが読み上げますか?』
いや、いい。それを聞いて病院に帰るという選択肢はなくなった。
今帰ったら間違いなくブチギレたフェイトさんの相手をすることになるだろうから明日以降の頭が冷えたフェイトさんになるまで待とう。
これは決してフェイトさんが怖いからじゃない。論理的な戦略的撤退だ。
そう決めた時光る複数の目がこちらを見つめていた。
『主』
「わかってる。エリオ、俺から離れるなよ」
『マスター!』
近距離格闘用のゴーレムを身にまとい、背後にエリオを隠す。
闇から野犬が出てきた。犬種は様々で山に捨てられた野良犬が野犬化したものだろう。
「ガウゥッ!」
汚れて白い部分が消えどこまでが模様なのかわからないダルメシアンみたいな犬がとびかかってきた。
俺はビームクロスで口を縛り、バインドで身体を拘束して足元に転がす。
それを見て他の犬は唸り声を上げながらグルグルと焚火の周りをまわりだした。
「こ、こわいよぉ」
俺の後ろで震えるエリオ。そうか。まだ4歳だもんな。
自分と同じくらいの大きさの犬が襲ってくる姿は怖かろう。
「グゥオウ!」
「ガウガウ!」
今度は2方向から同時。俺は両手からビームクロスを出し口を縛り先ほどの犬と同じように転がす。
殺すのはショッキングだからなしだ。これ以上エリオにトラウマを刻み付けるわけにはいかない。
そこからは四方八方から野良犬が襲い掛かってきた。
俺はビームクロスでまとめて拘束したり、近づいてきたやつらは手刀で気絶させたりしてエリオを守った。
ムラサメのサポートがなかったら首にかみつかれて野良犬にまとわりつかれて団子状態になっていただろうな。
で、30匹以上いたそいつらを全員ビームクロスで口を縛ってバインドで拘束。保護施設に送る手はずをムラサメを使って今行っている。
「す、すごい」
どうしたエリオ。そんな目をキラキラさせて?
「おにいちゃん、つよいんだね」
「いや、強くないが?」
俺の言葉に「え?」と固まるエリオ。
「俺の本業はデバイス技師だからな。非戦闘員だ。高町さんやテスタロッサさん……お前をよく訪ねてくる長い金髪で目が赤い女の人のほうが俺の100倍強い。だから、怒らせないほうがいいぞ」
俺の言葉に今度はガタガタ震え出したエリオ。
なんだ? 怒らせるようなことをした覚えがあるのか? それはかわいそうに。
『主、今の言葉は少々大人げないと思いますが』
「だって俺まだ子供だもん。ミッドの法でも未成年」
ムラサメの言葉に事実を伝える俺。
日が暮れたので山登りは中止し、バインドで固めた野良犬を毛布代わりにして俺たちは夜を明かすことにした。
で、翌朝。日が昇る前にエリオを背中におぶって山を登る俺。
野良犬たちは置いてきた。この登山についてこれそうになかったからな。
という冗談は置いておいてちゃんと長時間用のバインドで拘束している。山から下りるまでは解けないはずだ。
「ん」
お、起きたか。ちょうど頂上に来たところでエリオが背中で身もだえしだした。
「ちょうどいい時に起きたな。エリオ、見てみろ」
俺はエリオを揺らして目を覚まさせ、地面に下すと目の前の光景を見せた。
「わぁ……」
地平線の向こうから朝日が昇ってきている。
山の頂上と言うこともあり空気は澄んでおり、より一層神秘的な雰囲気を感じさせた。
欲を言えば満天の星空も見せたかったんだがな。エリオの体力を考慮に入れなかった俺が悪いだろう。
「で、どうだエリオ」
俺の言葉に首をかしげるエリオに、俺は言う。
「生きる力、沸いてきたか?」
その言葉に少し考える様子のエリオ。しばらくして「うん!」と力強くうなずいたのだった。
「で、言い訳を聞こうか。司郎」
エリオと山の頂上から昇っていく朝日を見た後、登山道に戻り野良犬を保護施設に渡した俺たちの前に現れたのはフェイトさんだった。
それはもう一目で見てブチギレてるというのがわかる風貌で。
「すみませんでしたー!」
俺、土下座。恥も外聞もなく、隣にエリオもいるのに土下座。
その姿にフェイトさんと俺を交互に見るエリオ。
心配ないよ。いつものことだから。
「エリオには入院が必要なんだよ。彼の受けた精神的外傷は根が深く、治すのに時間がかかるんだから」
「はい、知ってます」
「だったらなんで病院から連れ出したの!」
はい、落ちました。フェイトさんの雷。
これにはいままで優しいお姉さんの顔しか知らなかったエリオもびっくりである。
「ずっと病院にいたら気が滅入るかなって」
「それは司郎の勝手な判断でしょ! お医者様の言うことを聞きなさい!」
一方的に俺をしかりつけるフェイトさんの姿に呆然とするエリオ。
「それに、はやてや私のメール無視したよね。なんでかな? 緊急性のある物だったらどうするつもりだったの?」
「ムラサメに確認させて緊急性はないって判断したから。というか、1秒ごとに送信するのはどうかと思うんだけど」
「だまらっしゃい!」
はい、真木司郎黙ります。
10:0で俺の方が悪いからね。仕方ないね。
「そもそも司郎はいつもいつも! くどくどくどくど」
そして始まる怒涛の説教タイム。今回の事から普段の俺の生活態度、過去に起こしたやらかしなど持ってきて延々と説教するフェイトさん。
結構たまってたんだなぁフェイトさん。と俺は1人冷静に思う。
一方その光景を見て恐れおののくエリオ。
彼の中であの時言った「フェイトさんは俺の100倍強い」という言葉が現実として定着した瞬間だった。
「わかった⁉ 司郎!」
「はい、全面的にわたくしが悪うございました」
俺の言葉に「よろしい」と頷くフェイトさん。
それからエリオを見て、気まずそうな顔をした。
「ごめんね、エリオ。このお兄さんに怖いことされなかった?」
「はい、ぼくはだいじょうぶです」
エリオの態度におや? と首をかしげるフェイト。
口を開けば「でていけ」だの「あのときたすけてくれなかったくせに」といった暴言しか吐かなかった子がどういう心境の変化だろう?
「え、エリオー? どうしたのかな? あのお兄さんに何か言われた?」
なるべく笑顔を作り目線を合わせて話しかけるがエリオはどこかおびえた様子で、
「いえ、しろうおにいさんにはよくしてもらいました。フェイトさんにはいままでしつれいなたいどをとってすみません。ごめんなさい」
司郎に習って土下座をするエリオに「え? え?」と困惑するフェイト。
「これからはフェイトさんのいうことをききます。わがままいいません。だから、だからどうか」
蹴ったり殴らないでください。
エリオから出た言葉に硬直するフェイト。それに1人笑いをこらえている男が1人。
「し、司郎ー! エリオに何言ったのー!」
フェイト・テスタロッサの絶叫が響く。
その後エリオ・モンディアルの精神は順調に回復し、病院食もしっかりとりフェイトさんの言うことも素直に聞くようになったとか。
フェイト「エリオが、エリオが私の事怖がってるよー」
はやて「災難やなフェイトちゃん」
なのは「でも、司郎君が心を開くきっかけを作ったんでしょ?」
フェイト「やり方が問題なの! むりやり病室から連れ出すなんて」
はやて「まあまあ、保護者なんてちょっと怖がられるくらいがちょうどいいもんや。そやろ?」
フェイト「それは、そうかもしれないけど」
なのは「なんにせよ、司郎君には感謝だね」
はやて「いや、それとこれとは話が別や」
フェイト「だね!」
なのは「ありゃりゃ」
はやて「うちの連絡を無視するとは許せん」
フェイト「わかるよはやて。私も司郎とエリオのことが心配で何も手がつかなかったんだから。せめて無事かどうかだけでも教えてくれたら」
なのは「それはそれとして、1秒間に1通連絡はやりすぎだと思うの」
はやて「え? なにそれ。ヤバイ女やん」
フェイト「……私、ヤバイ女なのかな?」
はやて「そ、そんなことないで。フェイトちゃんは心配からそうしただけやろうし」
フェイト「だよね! 私怖くもヤバくもないよね!」
なのは「う、うん」
はやて「せ、せやなー」
フェイト「うわーん! 2人が目をそらして生返事するよー!」
この後アリシアに無茶苦茶慰めてもらった。