無能力転生者はリリカルなのは世界で生き延びたい(令和版) 作:百男合
原作ちゃん「また壊したんか」司郎「すまん、ほんますまんて」
Sランク娘たちに誕生日に指輪をねだられる。
ボディがほしいムラサメシリーズたち。
俺は授業中に書き上げたなのは同人をネットにアップし、一息ついた。
現在俺は5つの世界でリリカルなのはの同人誌をネットでアップしている。
目的はなのはさんの認知度アップ。彼女はこんなに優秀な魔導士なんですよと世に知らしめるため。
あと半分は完全に俺の趣味だ。
趣味なので現実の出来事より百合百合しくなっても問題ないよね?
というわけでネットにあげたリリカルなのは同人誌はなのフェイ成分多め。俺という観測者は漫画内にTSして存在するものの、おおむね2人を中心に物語は続いている。
いずれアニメ化し国営放送でリピート放送するのが夢だ。
地球でもミッドチルダでも瑞穂でも。
あ、春になったから新規採用の枠に混ざって管理局に再雇用してもらった。
武術大会で戦ったカグヤさんに会ったのは驚いたがお互い頑張ろうと握手しておく。
なんだか、彼女が俺を見る目が熱いんですが。再戦希望ということだろうか。
とりあえずいつでも受けて立てるようにGメモリの開発とヴィータの訓練を頑張ろう。
さて、学校だが3年生は受験シーズン。修学旅行終わりからピリピリしている。
まあ、俺とアリシアは管理局に就職済みなので関係ない話なんだが。
なのはさんのクラスも同じらしい。が、アリサ嬢とすずかちゃんはいつもと変わらないんだとか。
まあ、全国模試上位で学園のテスト満点組の2人からしたら行きたい高校の試験なんて楽勝なんだろうけど。
念には念を入れて今年の夏休みは自粛モード。海に遊びに行くことはなかった。
その反動か文化祭でははっちゃけてたけどね。
なんだよバニーボーイ喫茶って。バニーガールだけじゃ不公平だからってなんでボーイを前面に推していくんだよ。馬鹿じゃねえの?
ウケたけど。
なんでこんな催し物に客来るのってくらい客が来てた。男だけ逆バニーで接客とか狂ってる。
そしてメニューのキャロットゲームってなんだ。なんで男性キャスト限定メニューなんだ。
男が両側から人参スティックを食べ合う姿なんてどこに需要があるんだ。
めっちゃウケたけど!
女子はうさ耳バンドつけただけのなんちゃってバニーなのに。
せめてストッキングとスクール水着を着たなんちゃってバニー服であれよ。
世の中不公平だ。
なのはさんのクラスは去年に引き続き純喫茶「翠屋」出張店。
ただ今年は衣装がメイド服だった。
いいねいいね最高だね。
こういうのでいいんだよこういうので。
その写真はムラサメに余すことなく納めさせていただきました。
眼福眼福。
で、入学試験。みんな燃えていた。中にはプレッシャーからグロッキーになっている奴もいたが燃えていた。
念願の第一志望入れるといいなと思いながら俺とアリシアは見ていた。
それから合格発表を経て卒業式。
卒業式はホワイトデー前に行われたので今年は義理キャンディーは配れなかった。まあ、逆チョコだけで我慢してもらおう。
在校生答辞は小学生のときと同じくアリサ嬢が行っていた。すずかちゃんと同じく成績優秀だからね。入学式はどっちがあいさつするんだか。
卒業式後、なのはさん、フェイトさん、はやてさん、アリサ嬢、すずかちゃん、アリシアと俺で久しぶりに遊びに行った。
中学生がよくいきそうなボーリング場とか、カラオケ、やたら高いアイス専門店とかで駄弁って1日を大いに楽しんだ。
その時ああ、アリサ嬢とすずかちゃんはわかってるんだなと直感した。
こうして集まれるのも今日が最後なんだって。
その後、帰りに記念写真を俺が取ってみんなにデータを渡し、1日は終わった。
自分の家に帰っていく車に乗る2人は少し沈んだ……様子はみじんもなく、「またね」と笑顔で手を振っている。
あ、そういえばまだなのはさんの誕生日イベントがあったんだ。うっかりしてた。
てっきり今日がみんなで会える最後の日だと思ってちょっとうるっとしていた俺、馬鹿みたい。
で、なのはさんの誕生日。欲しいものを聞くと「ペアリングの指輪」と言われました。
士郎さんと恭也さんの視線が痛い。「お前わかってんな? 女にここまで言わせてわかってんな?」みたいな視線はやめてください。
神に等しいなのはさんと俺が付き合うなんておこがましいことなんですよ!
と言えたらどんなに良かったことか。
結局俺は指輪を錬成し、左手の薬指以外の指が全部指輪がはまってしまった。
俺に人権はないんですか? あ、ない。はい、わかりました。
そんなわけで15歳になった俺たちは晴れてミッドチルダで成人となり、本格的に時空管理局で働くことになる。
それから2年の時が流れた。
「今日からお世話になるギンガ・ナカジマです。皆さんよろしくお願いします」
はい、俺の働いてる部隊にギンガがやってきました。
というのも今現在俺が働いているのは陸士108部隊。ゲンヤ・ナカジマさんのいる部隊だ。
2年前新たに管理局に入局してからいろいろあったのよいろいろ。で、今はゲンヤさんのところでお世話になっているってわけ。
「よろしくお願いします。司郎さん……いえ、司郎先輩」
と手を差し出してくるギンガ。父親の次に挨拶するのが俺でいいのかね?
「よろしく。知り合いだからって手は抜かないからそこんところはよろしく」
「はい!」
うわっ、いい返事。なんだか気のせいか背後にフリフリ振ってるしっぽが見える。
あれー? あなたファザコンのギンガ姉でしたよねー?
もしかしてクイントさんが生きてるから原作壊しちゃった?
「ギンガ。しばらく真木の下についてうちのやり方を学べ。真木もいいな」
とゲンヤさん。え? 俺でいいんですか?
自慢じゃないけど俺、この部隊にいるの6か月しか経ってないですよ。あとここに飛ばされてくるの3度目です。
そんな人間に任せていいの? と問いかける俺の視線に頷くゲンヤさん。
「いいところも、悪いところも教えてやってくれ」
ああ、なるほど。そういうことですか。
俺はとりあえずギンガを連れてパトロールに行くことにした。
新人の希望というか、胸に抱いた正義感をぶち壊すために。
「司郎さ……先輩、ひったくりです。飛行魔法で逃げました。捕縛します!」
さっそく目の前で事件が起きる。ミッドで犯罪が減ったといってもまだまだこういう事件は多いね。
「焦るなギンガ。これは陸の管轄外だ」
「え?」
見てろと指差すと空戦魔導士が空に逃げたひったくりを捕まえ荷物を持ち主に返していた。
「ああいう空に逃げた犯罪者は空の担当。陸の俺たちが関与しちゃいけない。縄張り争いになるからな」
「そ、そうなんですか」
うん、その顔。納得いかないって顔。よくわかる。
俺も先に見つけたほうがバインドで捕まえりゃいいじゃん! って常々思ってるからね。でもこれは組織に入るなら身に着けておいた方がいい処世術だ。
「ちなみに空から逃げて地上に降りてきた相手でも場合によっては捕まえちゃいけないことがある。それはおいおい教えていくから、基本ルートのパトロールの道順を今日は覚えよう」
「はい!」
とりあえず俺は大通りと住宅地区を一回りし、最後に貧民街へ行って管理局が見てるぞとアピールして管理局に帰った。
ミッドチルダに貧民街やスラムがあるのってちょっとした闇だよなぁ。いくら治安が良くなっても収入格差から起きる事件はあるわけで。
「ゲンヤさん、戦闘訓練の教官はどうします? 俺が個別に教えるのか隊のみんなが教えるのか」
俺の疑問におお、そうだなと考え込むゲンヤさん。
「とりあえず今日はお前さんが教えてやってくれ。明日以降はローテーションで回していこうかと思う」
なるほど。了解です。
俺は訓練場にギンガを呼び出し、訓練を開始することにした。
内容は2人以上の犯人と遭遇したらだ。
俺はクレイゴーレムを作り出し、タイタスのメモリを首元に挿す。
俺自身は別のGメモリをムラサメに挿し、戦いに備える。
『スパロー!』
「使うデバイスはそれでいいのか?」
「はい!」
バリアジャケットに着替えたギンガの左手にはリボルバーナックル。クイントさん死んでなくても愛機なのか。
甲高い音が響き、試合開始の音が鳴る。
俺は障害物を使いタイタスの攻撃の合間にニードルガンをギンガにお見舞いしていくがさすがギンガ。ものともしない。
なのでクレイゴーレムのタイタスに突っ込んでもらう。
「くっ、この!」
タイタスのタックルにふらつくギンガ。そこを狙って逆手に持った短剣シグルブレイドで襲い掛かる。
「うっ、まいりました」
首元に刃を当てられ、ギンガは降参と手を上げた。
甲高い音が鳴り、試合終了の合図が鳴る。
俺はギンガに先ほどの戦いのどこが悪かったかと尋ねた。
「初手でニードルガンをはじいたことでしょうか? 大した威力じゃないと高をくくって受けたのは失敗だったと思います。よけられる攻撃なら避けるべきでした」
「うん。正解。ああいう飛び道具は毒を塗られてることも多いからな。けん制用の武器でもなめてかかると痛い目にあう」
俺の言葉に興味深そうにうなずくギンガ。
「それと、相手が2人という点に意識が向いてなかったというのが一番のマイナスだ。まあ、俺が1人で戦いながらゴーレムを操ってるからそういう風には考えられなかったのかもしれないが」
そこは俺の落ち度だ。とりあえず謝る。
「そ、そんな。教官に落ち度は何も」
「例えばさっきの戦い。君に向かっていったのは重量級のGメモリを使ったゴーレムだった。だったらそのゴーレムに隠れてもう1体の攻撃をやり過ごしたり、盾にしたりもできたはずだ。あるいは徹底的に破壊しもう1人の戦意をそぐとかいう方法もある」
俺の言葉に「それは、ただのケンカでは?」とギンガの疑問が飛ぶ。
「多対一なんて戦い、任務ではざらだ。今のうちに複数のパターンを覚えておいた方がいい。実戦は何より身につくからな。それと、「失敗は成功より2つ多く学べる」。俺の好きな言葉だ。2つの成功方法を知るより1つの「やっちゃいけないこと」をその身に刻んで憶えておけ。では、続いては2人とも遠距離攻撃型だった場合の対応法だ」
その日は就業時間ギリギリまでギンガに多対一の戦闘方法を教え込んだ。彼女がこの先生きていけるように。
で、次の日。ギンガとパトロールを終え通常業務をしていた俺にその知らせは届いた。
なんでもギンガが早くも教師役の局員をぶちのめしたらしい。
あの人に会える!
そのことでギンガの頭の中は一杯だった。
まだナカジマ家になじめなかった頃、自分にお姫様の人形を作ってくれた人。
全国格闘大会で負けた自分に「惜しかった。また頑張ろう」と励ましてくれた人。
優勝しても偉ぶらず、その場にいた全員に焼き肉をおごってくれた人。
そしてなにより、2年前の空港火災事件。
はぐれた妹を探すために煙に巻かれてもうだめだと思った自分を助けてくれた人。
あの出会いは運命だと思った。
彼のことは入局前に調べ上げた。
地球出身でデバイス技師のスペシャリストだということ。
同じ地球出身のオーバーSランクの4人の少女と仲がいいこと。
管理局の不正を暴き、しかし手柄は上官に譲り自分は恨まれるだけの立場に甘んじていること。
Gメモリを開発したがそれが原因で魔導ランク絶対主義者たちから恨まれ何度も命の危機を乗り切ったこと。
すごい人だと思った。同時にそんな人に教えを乞えることが嬉しかった。
今日もルンルン気分で出社したギンガは忘れていた。戦闘教官がローテーションであることを。
そして彼女が憧れている人間に悪意を持つ者が意外と近くにいるかもしれないことを。
「じゃあ、これからギンガは戦闘訓練だな。頑張れよ」
と、憧れの人の背中が遠ざかっていくのに最初首を傾げた。
あれ? あなたが訓練してくれるんじゃないですかと。
「おい、新人。いつまで待たせる気だ!」
トボトボと訓練場にたどり着いたギンガを迎えたのは横柄な態度の局員だった。
ここで彼の経歴を教えておこう。
魔力、Sランク。レアスキル:瞬間移動持ち。
入局テストでは優秀な成績をとり、第108部隊にいるのも出世するための腰掛けと思っている典型的な天狗職員である。
そんな彼なので実力ではなく「コネ」で働いている人間は唾棄すべきものであった。目の前の新人も、その彼女が慕う彼も。
「お父様が部隊長だといいですねぇお嬢様。学生気分がまだ抜けなくても軽い注意だけで済むんだから」
彼の言うことには語弊がある。断じてギンガは学生気分で仕事をしていない。
ただ、憧れの人物を前に舞い上がっているだけなのである。
一方天狗職員はにじみ出る「自分は優秀なんですよ」オーラから敵を作りやすく、特に入局直後上官と折り合いが悪かった。
なので1秒でも時間に遅れれば「教育」という名の理不尽なしごきなど当たり前。必要以上に厳しく当たられていたのである。
普通はそういったことがあれば丸くなるか反省して態度を改めるものだが、この男は逆にこじらせてしまった。
つまり、「優秀な人間である俺を妬んで周囲の人間が邪魔をしている」のだと。
そういった歪んだ職員が教育係だったのはギンガにとって不幸だった。
「俺は君の教育係ほど暇じゃないんだけどな。魔力ランクがBランクでも働けるなんて、管理局も落ちたもんだよ。俺だったら恥ずかしくて入試突破してても辞退してるね」
それ以上に不幸だったのは、教育係の男が彼女の逆鱗に触れたことだ。
「あ゛?」
「だってそうだろう? あのマギ・シロウとかいうSランク4人のおまけ。たまたま同じ地球出身ってだけでお情けで管理局に入局できただけの役立たずじゃないか。しかも入局できたのも開発課の祖父のコネだって話だ。ここにいていい人間じゃないんだよ」
一応言っておく。司郎の入局はコネではない。実力だ。
開発したムラサメデバイスに関しては誰もが知るところだし、デバイス技師としても1流。様々な経緯を経て管理局に入局したのだ。
まあ、Sランク4人組のおまけという風評は「その通りだ」と彼は言うかもしれないが。
「どうせ昨日の戦闘訓練も碌な内容じゃなかったんだろ。1日無駄にしたなお嬢さん。俺がしっかり稽古をつけてやるよ」
彼は気づかない。ギンガからあふれる殺意のオーラに。
彼女が本気で怒っていることに。
試合開始を告げる甲高い音と共に彼は防御魔法を展開する。
さて、どう料理してやろうか。
彼の頭の中には実戦を教えるという名目で相手をいたぶることしか頭にない。
強者ゆえの怠慢というのだろうか。
実際その時になるまで彼は自分が「狩られる側」であることなどついぞ気が付かなかった。
(馬鹿が、まっすぐ突っこんできやがる)
彼は最大火力の魔力弾を放つ。勝負はそれで終わるはずだ。
だが、次の瞬間彼は目を疑った。
「は?」
全力の魔力弾が、拳1つにはじかれた。
まるで邪魔な蚊でも追い払うように振られた拳で、魔力弾はあっさり軌道を変えたのだ。
目の前の光景が理解できず呆けている彼。それだけで時間は充分だった。
「ふんっ!」
防御魔法ごと、みぞおちを殴られた。
倒れたところをマウントをとられ、顔を思い切り殴られる。
なんだ? 何が起きてる?
頭の中に疑問符が浮かぶまま彼は昏倒した。
それを見下ろし、まるで興味がないとばかりに冷たい顔をしたギンガは、
「ありがとうございました。おかげで1日無駄にしてしまいました」
と告げたのだった。
問題がある局員だったがここまでやるとは。
俺はギンガに事情聴取し、記録カメラの映像と照合したところで指導局員による俺へのハラスメント行為の発言に裏は取れた。
だからってやりすぎだ。見ろ、明日お前を担当する教官役の職員が震えてゲンヤさんに辞退を告げに行ったぞ。
「え、じゃあ明日から先輩が私の戦闘教官になってくれるんですか?」じゃない。嬉しそうにするな。ゲンヤさんにも怒ってもらうからな。
あっ、ようやくシュンとした。そうだよ反省してね。俺はああいうこと言われ慣れてて気にしないんだから。
え?「先輩が気にしなくても私が気にする?」だからそれをやめなさいって話を今しててだね。
はい。何ですかゲンヤさん? 彼の処分? ハラスメント行為をしていたのは事実だから出るとこ出たら勝てるぞってあなたまで何言ってるんですか。
少なくともあの人レアスキル持ちの魔導ランクSでしょ。新人にあっさり負けたのはショックでしばらく立ち直れないかもしれませんが戦力としては破格ですよ破格。
え? 性格的にうちでは面倒見切れないから近々別の部署に飛ばそうと思ってた? そういうこと何度も部署を飛ばされてる俺の前で言ってもいいんですか?
じゃあレジアスさんに紹介状書いてあげてください。あの人なら性格に難のあるSランクでもうまく扱えるからピッタリですよ。異動じゃなくてレジアスさんからスカウトが来たという話にしておいた方がやる気が出ると思うのでそうしてください。
お前を悪く言った相手になんでそこまでするのかって? あんなの悪く言われたうちに入りませんよ。Sランク4人娘のおまけって言うのは事実ですし。こら、ギンガ。怒らない。
陸はミッドチルダを守る根幹なんですから優秀な人材が流出するのは控えるべきです。所属が違うだけで正常に機能してくれるなら万々歳じゃないですか。
なんですか笑って。レジアスがお前を気に入る理由が分かった? ぜひ教えてもらいたいところですが。
じゃあ、しばらく俺がギンガのバディとして仕事と戦闘面の教官でいいんですね? はい、わかりました。では定時なので帰らせていただきます。
ギンガ、この部署に来て1カ月で歓迎会するんだから今回みたいなのはこれっきりにしとけよ。基本的にみんないい人なんだから、歓迎会で気まずくなるのは嫌だろう?
え? なにみんな。歓迎会はサプライズにしたかった? あ、ごめーん。でもこれ言っておかないとギンガとみんなが気まずいままだと思って。ほら、みんないい人だろ? 今回は相手が悪かったんだ。
仲良くできるな? というか仲良くしなさい。先輩命令だ。
うん、よろしい。ご褒美にジュースおごってやろう。なにがいい?
ちなみにギンガがSランク魔導士の魔力弾をはじいたのは前日司郎に「格上の魔導士と戦うときの注意点」を教えてもらったから。
ギンガ「先輩、先輩、先輩」しっぽフリフリ
司郎(どうしてこうなった。原作ではパパ大好きっ娘なのに)
ギンガ「どうしました先輩?」
司郎「あー、ギンガ。ゲンヤさんのことはどう思ってる?」
ギンガ「尊敬すべき上官です!」
司郎「それ以上の感情は?」
ギンガ「? ありませんが」
司郎「そっかー」
司郎(これ、俺が原作壊したせいだよなぁ絶対)
ギンガ(先輩が何か悩んでる。私にできることは何か……あっ)
ギンガ「先輩!」
司郎「ん? なんだギンガ」
ギンガ「大丈夫ですか? おっぱい揉みます?」
司郎「……ギンガ、一応逆セクハラもハラスメント行為に抵触するんだぞ」
ギンガ「す、すみません。先輩が元気がないように見えて」
司郎「だとしても軽々しくそういうこと言わない。本気にする男がいたらどうするんだ」
ギンガ「先輩なら本気でもいいのに……」
ドカーン!
「また空の演習でケガ人がー!」「またか。教官は高町さんだろ」「あの人加減知らねーからな」
司郎「高町さん、また始末書だろうなぁ。ごめん、ギンガ。なんか言ってたか?」
ギンガ「い、いえ。大丈夫です」
ギンガ(あの教官、すごい目で私を見てた。もしかしてわざと⁉)