無能力転生者はリリカルなのは世界で生き延びたい(令和版) 作:百男合
はやてさん、司郎君にガチ説教される。
機動六課が海所属で立ち上げると持ち上がる問題を次々言われる。
はやてさん何も言い返せない。ガチ論破してどうすんだお前。
機動六課の設立は海ではなく陸でする。
突然の八神はやての心変わりに、海の派閥は大わらわになった。
なにしろ陸の持ち場を荒らす先兵に仕立て上げようとしていたのだ。失敗したらそれまで。うまくいけば陸への発言にイニシアチブをとれるし、海の派閥としては万々歳の内容だったのに。
それに機動六課の代表はあの八神はやて。EXSEEDSでは総督を務め、数々の世界を救った英雄である。
まだ経験は浅いがその代わり戦績はピカイチ。だからこそ海の派閥はこうも思っていた。
ここいらで派手に伸びたこいつの鼻をへし折ってやろうと。
だから、機動六課が陸の妨害を受け失敗するのは織り込み済みだった。いわば捨て石にされたともいえる。
そのことに気づいたのか? と勘ぐった者たちもいたがそうではないらしい。
なんと副官についたとある局員の
というのもその局員は八神はやての命の恩人であり、頭が上がらない人物の1人らしい。
彼の所属がたまたま陸の部署で、海に対して悪感情があった。だから、彼に気に入られるために陸の所属で組織を立ち上げようとしたのだとか。
その事実にまだまだ甘いなと海の上層部は八神はやてを侮る。命の恩人への義理立てなどで1から組織づくりをやり直すとは。
と同時に与しやすい相手なのだと安心もした。いざという時は自分たちも命の恩人である「彼」を抱き込みさえすれば彼女を自在に操れるのだと。
こうして海の上層部は八神はやての嘆願を受け、いばらの道である陸での組織づくりを許すことにした。
大量の恩を着せてそれを裏切られたというこちら側に有利な駒を大量に抱えたうえで勝ち逃げできたのである。
だが、そう思わされているように誘導されたこと。それが1人の局員の入れ知恵であることに海の上層部たちは最後まで気づかなかった。
真木司郎の呼びかけに応じて集まった人物の数に、はやてはめまいがした。
まず首都防衛隊のトップ、レジアス・ゲイズ、自分もお世話になったゲンヤ・ナカジマ。さらに海での機動六課旗揚げに反対していた陸の魔導士の偉い人10人。他にも各部署の隊長格が20人以上いる。
(いくら何でも集めすぎや―!)
いろんな課を巡って弱みを握ったと言っていたが、いったいどれだけの弱みを握っているんだろう。
そこはかとなく彼の存在が恐ろしくなったはやてである。
(でも決めたんや。今度は失敗せんって。いや、私に失敗は許されんて)
「この度は私が立ち上げる機動六課の説明会に集まっていただき、ありがとうございます」
集まった人物たちの視線を受け、はやては挨拶をした。
それから行動理念の説明、盟友であるカリムのレアスキルの予言、陸で旗揚げすることの意味をつらつらとあげながら、反応を見る。
悪くない。悪くない、が決定打にかけるとは思われている。
焦る。このままではいけない。だがどうすれば。
考えている間にも時間は過ぎ、ついに最終弁論へと移行する。
はやては機動六課設立への自分の想いを語り、若輩の自分を助けてくれと頭を下げる。
反応は薄い。
「と言われてもねえ。海の時のようにまた手のひらを返されてはたまったものではないし」
声を上げたのは海での旗揚げの時に反対していた陸の偉い人の1人だ。
「どうせ困ったらまた海に泣きつくんでしょう? おたくは海の英雄さんですから」
はやての過去の経歴を上げ、馬鹿にするように言う。よくは思われていないと理解していたがここまであからさまなのかとはやては奥歯をかむ。
「その騎士カリムのレアスキルの予言だが、確かなものではないのだろう? だったら、我々が協力するのは意味がないのでは?」
もっともな意見。だが、そこを何とかお願いしますとしか言えないのがはやての辛いところだ。
「俺はいいと思うが」
と声を上げたのはゲンヤ・ナカジマだ。彼の言葉にぱっとはやての顔が明るくなる。
「ミッドチルダの守護が陸の基本理念のはずだ。だったら機動六課は仲間だ。海で旗揚げされるよりうちで旗揚げしたほうが情報を共有できるというのは理にかなってるし、人材の貸し出しもスムーズに行くと思うが」
「そう、その人材の貸し出しが問題なのですよ! 他の課のエースを引き抜いて、同じ陸である我々まで空や海ににらまれたら」
「それはあり得ません」
陸の隊長格から出た言葉に、副官である司郎がそれを否定した。
「現に高町なのは一等空尉とフェイト・テスタロッサ執務官、アリシア・テスタロッサ執務官。この3名の引き抜きに関しては上層部は快く快諾してくれました。ムラサメデバイスにログを共有しますね」
その言葉と同時に管理局員たちの持つ量産型ムラサメにデータが共有される。そのデータに唖然とした顔をする陸の隊長格を見ながら、はやては内心喝采を上げる。
(やってくれたな、司郎君)
彼の言葉通り、なのはを引き抜く際空からは何の抗議や抵抗も受けなかったとデータが証明している。
普通ならこうはいかない。何しろ貴重なエース。しかも一等空尉。空の魔導士連中は絶対手放したくないはずである。
それをどうやって? と問いかける隊長格たちの視線に、意味ありげな笑顔を見せる司郎。
(まさか、空のやつらも「握られた」のか?)
この場にいるほぼ全員が何らかの秘密や後ろ暗いことを彼に握られていることを思い、真木司郎の存在に震え上がる一同。
そのせいかさっきまで威勢の良かった八神はやて反対派の陸の偉い人が黙ってしまった。
「1つ、いいか」
手を上げたのはレジアス・ゲイズだ。「どうぞ」とはやては発言を許可する。
「お前たちは、俺たち陸がなぜ管理局で冷遇されているか。知っていてわざわざ海ではなく陸で組織の立ち上げを図っている。そういう判断でいいのか?」
重苦しい雰囲気にのまれないように、「はい」としっかりはやては返事をした。
顔はふてぶてしく、余裕のあるように。すべてわかっていますと言わんばかりの顔をして。
「そうか。ならいい」
そう言うとレジアスはマイクをゲンヤに渡し、立ち上がって陸の魔導士たちに呼びかける。
「海の英雄にここまで言わせたんだ。今度は我々が応えなければならんでしょう」
レジアスの呼びかけに「そうだ! そうだ!」と次々と声を上げる陸の魔導士たち。
それからレジアスははやての下に向かい、握手を求めた。
「いや、すまない。てっきり海の英雄様は陸の魔導士を下に見て与しやすいと思っているのかと思っていましてな。我々の非礼、ご容赦願いたい」
「こちらこそ、若輩の身ではありますが勉強させていただきます」
はやても手を取り拍手の嵐が室内に響く。
それに慌てている陸の偉い魔導士たちだが、この状況でNOとは今更言えないだろう。
(食えん人やでレジアスさん。台本通りとはいえ完璧に陸の総意としてまとめ上げよった)
先ほど声を上げた魔導士はレジアスと司郎の仕込みである。それを知ってるのは3人だけだ。
はやては自分にできない政治的手腕を発揮するレジアスに内心で舌を巻きながら感謝する。
一方でレジアスははやての隣にいる副官を見て、「これでうちに来たSランク魔導士の貸しはチャラだからな」と会議前ビデオ通話で話したことを思い出す。
その視線に律儀だなぁと思いながら、司郎は拍手するのだった。
「はふぅ~、めっちゃ疲れたー」
「お疲れ様です八神さん。これで陸からの妨害がなくむしろ支援してくれる立場で組織運営ができますね」
椅子に座り天井を見てため息をつくはやてに、司郎は飲み物を差し入れする。
「情報工作はどうなっとる?」
「順調です。管理局員はうわさが大好きですからね。特にゴシップは。八神さんが海で旗揚げしようとしてたけど副官の俺がゴネたってことで陸の旗揚げになったってもっぱらの噂です」
司郎の口から語られる噂の内容は決して真実ではない。むしろ逆なのに、とはやては思う。
「ごめんな、君の顔に泥を塗るようなことをして」
「失敗するのが俺の仕事ですから。で、しばらくして噂第2弾。実は八神はやては陸の現状を憂いていて海の功績を捨ててまで陸での旗揚げにこだわったって噂を流しますからそれで帳消しですよ」
帳消し? そんなわけはない。
はやてはそれで前の噂が払しょくされるかもしれないが、司郎はゴネたわがまま副官という噂が消えないままなのである。
甘えてるな、という自覚はある。世話になってばかりだという引け目も。
だが自分には彼に頼るという選択肢しかないのが現状だ。
「もっと、賢くならんとならんな私は」
はやてのいつになく真剣な表情に司郎は彼女を見る。
「レジアスさんを見て、ようわかった。うちには足らんものが多すぎる。とりあえず目標は君が悪く言われんように賢くなることや」
「八神さん、決意をくじくようですがリーダーに必要なものに賢さはありません。まあ、愚かよりははるかにいいですが」
そう言うと司郎は自分の分の飲み物を持ち、はやての隣に座る。
「リーダーに1番必要なものはクソ度胸です。たとえ間違っていても周囲にそれを気取られない胆力。周りがついていこうとするカリスマ。どれも言い換えればクソ度胸という言葉に落ち着きます。つまり、どんな時でも笑って隊員たちの背中を押してくれる存在でいればいいんですよ」
「他の細かいことは俺や守護騎士たちがやりますから」という司郎。
その言葉に一瞬ポカンとするはやてだったが、笑うと受け取った飲み物を一口飲んだ。
「あっっっま! なんやねんこれ⁉」
「リンディさんがよく飲んでた飲み物なんですけど、そんなに甘いんですか? あの人本当に根っからの甘党だなぁ」
「こんなん飲めへん。君のと交換してぇや」
「嫌ですよ。口付けちゃったでしょ。それ」
「私と君の仲やないの」
どんな仲ですかと半眼で司郎が問うと、「上官と副官や」と胸を張って言う。
「まあ、それなら仕方ないですね」
「やった」
彼の手から未開封の飲み物をもらってしまったとはやては思う。
彼が口をつけてから自分ももらうべきだったと。
「うわっ、本当にあっっっま! リンディさん赤血球の代わりに糖分が身体を回ってたんじゃない?」
頼りになる副官に、これからもよろしくなと心の中で告げるのだった。
それから陸での機動六課設立は順調すぎるくらい順調に進んだ。
ゲンヤ・ナカジマやあの時いた隊長格の魔導士の協力もあり、陸の一等地に居を構えることができた。
あとは人材。なのはさん、フェイトさん、アリシアの参加は決まっている。通信使のシャーリーことシャリオはフェイトさんの異動についてきたし、リンディさんの友人のレティさんの息子のグリフィス・ロウランも指揮官補佐として来てくれた。
通信士はアルト・クラエッタとルキノ・リリエがアースラから転属してくれた。こうしてみるとシャーリー以外全員アースラ関連の人間ばっかりだな。
クロノくん、後ろ盾を断ったのに人材を送ってくれるとはいい人だよ。
あ、ヴァイクの人ことヴァイスさんも一応いるよ。シグナムについてきた。
あとはEXSEEDSのシイナさんとセツナちゃん、トワさんと魔人狩り4人も呼ぶ予定。
陸で働くのに海の知り合いばっかり呼んでどうするんだ? って話だけど所属が陸ならオッケーオッケーってことで。
そうそう、聖王教会からシスターシャッハとマテリアルズも来てくれる予定。みんなあの頃より強くなってるから、なのはさんたち驚くと思う。
あ、ギンガも六課にはいることになった。貸し出しじゃなくてちゃんとした辞令で。
ゲンヤさんいわく、「お前さんのそばにいたほうがおとなしい」らしい。俺、飼い主認定されてる?
これであとはスバルとティアナ、エリオとキャロがそろえば原作キャラそろい踏みなんだけど、原作開始まであと2年あるからね。備えよう。
さて、ページが余ったので日常の話でもしよう。
桜が生まれて2年。つかまり立ちしだした時、Sランクオーバー娘たちの間でちょっとした駆け引きが起きた。
誰が桜に「ねーたん」もしくは「ねぇね」と呼ばれるかというレースだ。
「パパ」「ママ」はうちの両親が呼ばれ、「うちの娘は天才でちゅねー」と言われた日は舞い上がっていた。
続いて俺が「にぃに」と呼ばれてその映像をクロノくんとユーノくんに共有して自慢しまくることに。
で、残ったのは姉ポジ。誰が最初に姉認定されるかという密かな駆け引きが4人の間で繰り広げられていたのである。
「桜ちゃーん、なのはお姉さんだよー」
目の前で赤子に愛想を振りまくなのはさん。貴重な映像だ。撮らなきゃ。
「フェイトお姉さんだよー」
「アリシアおねえさんだよー」
同じ顔のテスタロッサ姉妹を不思議そうに見る桜。
「はやてお義姉さんやでー」
だから、あなた字が違いませんかね。と俺ははやてさんをジト目で見る。
「あう?」
それに対し不信感満々な顔をする桜。
まるでお前らを姉と呼ぶのははばかられるというように眉間にしわを寄せる。
「ご機嫌斜めかなー? でもそんなところもかわいいの」
「将来はルヴィアさんみたいになるのかなーこの子」
「じゃあ、しろうと同じデバイス技師だ。たのもしいなー」
「せやな。将来はうちで働いてもらおうか」
おいおい勝手なこと言わないでくださいよ。
桜が将来管理局で働くかどうかは未定なんですからね。
そういうの母さんが反対しそう……というか母さん以上に父さんが反対しそう。
「うちの娘を管理局には絶対やらん!」って言う姿がありありと想像できる。
そんなことを考えていると玄関に来客。見るとアルフがキャロを連れてやってきていた。
「悪いですね。いつも桜の事見てもらって」
「子供の面倒を見るのも1人や2人変わらないもんさ。あんたには世話になったからね」
アルフは両親がいない間キャロと一緒に俺の家に遊びに来て桜の面倒を見てもらっている。
普段はキャロと一緒に桜と遊んでいるのだが、今日は俺たちが帰ってくるということで1度テスタロッサ邸に帰ってから用事を済ませて再び訪問してくれたのだ。
普段会わない家族とゆっくり会う時間が必要だと気を使ってくれる。なんてできた使い魔なんだ。
「あーう」
アルフが来たことを気配で察知したのか、桜がつかまり立ちでこちらに向かってくる。
「おっとっと、お前さんまだちゃんと歩けないんだから。みんなを心配させるんじゃないよ」
それに対し素早く桜の元へ行き、抱き上げるロリアルフ。ちゃんとお姉ちゃんしてるなー。
「あーう、あーうーふ!」
「おっ、司郎! この子今アルフって言わなかったかい?」
「言った言った。すごいな桜」
俺に頭をなでられご機嫌な桜。しかし言葉はそれだけで終わらなかった。
「あうふ、ねーたん!」
「っ⁉」
なんだかSランク4人娘たちが愕然としてるが、俺たちは桜が初めてねーたんと呼んだことに拍手喝采だ。
「今、ねーたんって! ねーたんって言った」
「ああ、確かに言ったな!」
喜ぶアルフと俺。Sランク4人娘の空気が絶対零度なのだが気づかない。
それに「どうしたのー」と玄関でちゃんと靴をそろえてやってきたキャロを指差し、桜が。
「きゃおねーたん」
桜の言葉に小物が入ったポシェットを落とすキャロ。それからキラキラした目で「そうだよー。キャロおねえたんだよー」と桜のほっぺに頬を擦り付けすりすりする。
「まさかアルフとキャロに先を越されるなんて」
「想像してなかったね。考えてみれば2人はずっと桜ちゃんと一緒にいるから当たり前のはずなのに」
「これ、もう勝負ついちゃったかんじ?」
「まだや! この中で誰が最初にねーたんって言われるかの勝負はついてない!」
何やら燃えているオーバーランクS娘たち。まあ、こっちはお祝いモードでそれどころじゃないんだが。
(それにこれは逆に言えばチャンスなの)
(言葉を話せたってことは)
(わたしのことも名前で呼んでくれる、はず?)
(その可能性が高いっちゅうことや!)
お祝いムードの桜とキャロを囲むSランク4人娘。
「桜ちゃん、なのはって言ってみようか。なーのーは」
「フェイトだよ。桜ちゃん。フェーイト」
「ア、リ、シ、ア。ゆっくりでいいよー」
「はやてお義姉さんやでー。言ってみ?」
こらこら、何うちの妹に圧かけてるんですか。囲まれたキャロが「フェイトさん、アリシア姉さん怖いです」って怯えてるぞ。
桜はじっと4人娘を見て、顔をなのはさんに向ける。
「なーおは?」
「そうだよ。なのはだよー」
桜の言葉に大喜びのなのはさん。
「へーいと」
「あーうん、今はそれでいいかな。フェイトだよー」
舌ったらずな桜の言葉に若干落ち込みながら肯定するフェイトさん。
「あり……りあ!」
「惜しい! でもいいよかわいいからー」
桜と一緒にキャロを抱きしめるアリシア。
で、自分の番だとワクワクしているはやてさんに向かって、桜はただ一言。
「たぬき」
「なんでや⁉」
かすりもしとらんやんけと憤慨するはやてさんを見て俺たちは笑う。
で、その後言葉を覚え始め幼稚園に通うようになってからは皆のことをねーたん、ねぇねと呼ぶようになっていった。
「こんにちはです、なのはおねえちゃん」
「こんにちは桜ちゃん。ご挨拶できるようになったんだねー。えらいねー」
「こんにちは、フェイトねぇね」
「こんにちは桜ちゃん。司郎、今部屋にいる?」
「こんにちは。アリシアねーたん」
「こんにちは桜ちゃん。あいさつできたご褒美にお菓子を上げよう」
ただ1人、はやてさんを除いて。
「またきたの、たぬきのひと」
「桜ちゃん。君はいつになったら私の事お姉ちゃんって呼んでくれるんかなぁ?」
とはやてさんがうちに遊びに来るたびに桜と会話するのが我が家のいつもの光景になっていた。
はやて「うちもまだまだやなー」
司郎「そう思えるってことはまだまだ成長の余地があるってことです。失敗から学び次に生かしましょう」
はやて「せやな。うちには失敗の先輩が身近におるからな」
司郎「任せてください。細かい失敗から致命的な失敗まで何でもござれですよ」
はやて「だからいつも2か月で他の課に飛ばされるん?」
司郎「それもあります」
はやて(まあ、1番はあの陸戦魔導士たちの秘密を握っとるように管理局の後ろ暗いことを知った故なんやろうけど)
はやて「苦労しとるな、君は」
司郎「俺はそれを苦労とは思いません。思わなかったらそれは苦労じゃないんですよ。だから俺の代わりにそれを背負おうなんて思わないでくださいね」
はやて「はは、かなわんなぁ。ほんまに」
はやて「ところで桜ちゃんはうちのことをいつお義姉さんって呼んでくれるんやろ? アインスやシグナム、シャマルやヴィータ、リィンⅡでさえ「ねーたん」って呼ばれてるのに」
司郎「もうあきらめた方がいいんじゃないんですかね?」